ケルビムをTT用にしていつでも出動できるようにしたので、C59と合わせて夢の2台体勢となった。一応MTBとピストもあるので4台持ってることになるのだが、すぐに動けるのはこの2台のみ。ペダルも同じなのでライト類を移設するだけで乗り分けできるのは嬉しい。シアワセな話である。
ケルビムのサドル高を上げたいのだが、シートチューブとシートポストが固着してて動かん。以前にもだいぶ苦労してアレやコレやと試してみたが全く動かん。これは由々しき事態である。圧迫されてタマランほどの立派な局部を持っていないのでさして問題はないが、もうちょっとココやったらなあ~という部分があって、そこにヒットさせるにはどうしてもサドル高を変えなければいけない。今のところ浸透スプレーをビタビタにかけて、サドルを引っ掛けてぶら下げ二晩置いているが何の変化もない。さてどうなることやら。
中2日明けての通勤アタックであったが、なぜか疲れが抜けていなくて今日は流し。天気が良くて気持ちがよい。そろそろチェーン周りのメンテナンス時期かな。
5月17日(木)晴れ。通勤往復。
若気
学校を卒業してから6年ほど務めたディーラーを退職し、とあるプロショップへ転職した経験がある。整備士免許も持ってるし、6年もの整備経験と接客経験をもってすれば出来んことはないやろと、当時は随分と慢心していたなあと今になって思い返すことがある。自分の中ではどれだけ経験を積んだつもりであっても、別の会社に来ればそれは新人であり、もう少し謙虚な気持ちがあればもっと別の経験が出来たのではないかと思う。
そのプロショップには勤続20年近くにもなる大先輩がいて、とにかく整備技術がすごかった。プロショップなのでディーラーではあまりやらない整備(エンジンオーバーホールやレストアなど)が多く、そういった仕事を手抜きなく、素早く、とても丁寧に仕上げ、その技術目当てで来られるお客さんが多かった。私はメカニックとしてその先輩を尊敬していたが、そこは自分の経験にも自身を持っている若造である。素直になって技術を盗めばいいものを、「自分ならこうする」「もっとこうやったら良くなるはず」などと、自分なりのアレンジを加えてやろうとするものだから失敗ばっかりであった。
で、それを注意されるとなんだか自分の経験や人格までをも否定されたように勘違いして腐ってしまう。そんなことの繰り返しで、入社当初は楽しかったがしばらくして雰囲気にも慣れてくると、認めてもらえない歯がゆさに耐えられず、2年ほどで辞めてしまった。
我々の職種はよく、「手に職が付いているからいいね」なんて言われることがある。確かに資格や経験が必要な職種であるから、それらが何もない場合よりは独立も再就職もしやすかろう。しかし、資格や経験が直接金を生むわけではない。本当に必要なのは順応性であると思う。順応性が無ければ本来自分を助けるはずの資格や経験が、逆に抵抗になったりする。武器が重すぎて身動きが取れない兵士のようだ。そして厄介なのは、手に職を持った技術者にはそういう人間が多いということだ。離職率の高さが証明している。
我が社にもある程度経験を積んだ新人整備士がやってきた。即戦力になるので喜んでいたが、しばらくするとその順応性の無さに閉口する場面がちょくちょくと出てきた。と同時に彼もまた、私が経験した歯がゆさを感じ始めている時期なのかもしれない。昔の自分の姿と照らし合わせながら、その武器を一番良いほうへ向けてあげたい。
徒然雑感
先日の土曜日、回転木馬の玄関口で作業をさせてもらっていると次から次へとお客さんがやってきて、接客応対にバタバタしている店長に話しかけるのもはばかられる程であった。旧店舗は良くも悪くもわかりにくい場所にあったので、地図で調べて迷いながらも根性で来店するお客さんは本気で自転車のことを考えている方が多かったが、新店舗は商店街の真ん中にあるので、それこそ猫も杓子もやってくる。そんな中から自転車に興味を持って買ってくれる人がいるだろう。店長やFUNさんをはじめスタッフの皆さんにおかれましては、とりあえずの接客は大変だろうけど新規客開拓には欠かせないことなので頑張っていただきたい。
しかし猫も杓子もやってくるということは、同時にワケのわからん奴が出没する確率も上がるというわけである。Twitterなんかでも自転車盗難の情報収集ツイートが拡散されることが多々あるが、盗難現場が自転車屋の店の前であることが意外にも多い。駅やコンビニに置く時は厳重にロックするが、行きつけの自転車屋さんに停める時は心に隙が出来るのだろう。そこを狙われるというわけだ。お店側には何の罪もないのにお店が悪いような印象になってしまう。自分の自転車は自分で守る。私も含め、回転木馬で遊ぶ人たちは十分注意しなければいけない。
で、そんなことを考えながら作業を続けていると、家は近所なのにしばらく会っていなかった従兄弟がやってきた。幾日か前に回転木馬でクロスバイクを購入したのだそうだ。全くの偶然である。ディレイラーの調整をやってもらって何点かメンテパーツを買っていた。これから自転車にハマるであろう典型的な買い物で、そんな光景を微笑ましく眺めていた。
私の従兄弟は父方母方合わせると十数人いる。バリバリのローディーはさすがにいないが、私の弟も最近クロスバイクを購入して通勤に使っているし、スポーツ自転車を乗り回しているという者が多くなってきたので、従兄弟どうしで琵琶湖でも一周できたらいいなと思う。正月や法事などでしか合わない従兄弟が自転車を通じてコミュニケーションをとるということは素晴らしい。改めて自転車ってイイなと思える出来事だったのだが、これがゴルフでもスキーでも別にいいわけである。つまり流行っているものには疎遠になっている者同士を呼び寄せる力があるのだ。そういう意識を持って自転車を見たことがなかったので新鮮だった。
5月14日(月)晴れ。通勤往復。
第1回チームTT朝練
チームTTファンの皆様お待たせしました(笑)。本日からチームTT朝練開始。にしやんのTTバイクも私のケルビムTT号もなんとか間に合い、今年も元気な顔とバイクが4人分揃って嬉しい。リヤホイールのバルブの具合とか、メーターの電池切れとかちょこちょことマイナートラブルはあったけど、細かいポジションなんかと合わせてこれからきっちりと調整していきたい。
5:30にいつもの場所に集合し、少し雑談してスタート。初日なので流しのつもりで回すが、結構上がってたみたい。なんせメーター電池切れでスピードがわからん。初日の第一印象は「去年より楽」ということ。自分が速くなったというわけではなかろうがなぜかそう感じた。特に、にしやんのTTバイクの後ろについた時にはすっぽりと空気のポケットの中に入った感じでとてもペダルが軽かった。TTバイクが空気を綺麗に整流しているからなのだろうか。
今日は縦縞アニキもセクシーアネキもいなかったが、これからまた夏に向けて縦縞もセクシーも犬ダッコおっちゃんもみんな蠢き出すだろう。40km/hオーバーのスピードですれ違ったり追い越されたりすると少なからずの恐怖を与えているだろうから、なるべく平和を保てるように共存していきたいと考えている。あのコースが走れないようになったらどこで練習したらええねんという話である。
ケルビムTT号の調子は良い。もう少しサドルを前に、そして上にしてみたい。まあ今のまんまでも特に不自由はないけど、やはり疲れてくるとお尻がサドルの前側に落ちそうになるので。今後ゆっくりと合わせていく。ディスクホイールのプラシーボ効果は今までの散財の中で最強レベルである。普通に走っているときはそうでもないが、立ち漕ぎした時や壁際を走った時は何処かで戦争でも始まったんかというぐらいジェット機のような音がする。ゴーワゴーワゴーワ!テンション上がらいでか!
にしやんのTTバイクに少し跨らせてもらったが、ママチャリから初めてロードバイクに乗った時のようなものすごい違和感である。BBの真上に乗っているようなサドル位置なので、強烈な下り坂を走っているようで前転してしまいそうな感じがする。でもこれに慣れたら最強だろうなと思う。なんせ平地でも下り坂なのだ。まだ乗りこなせていないようだが、ライダーとバイクが分かり合える時が来たらバンバン前を引いてもらいたい。
まあこんな感じでやって行きます。くれぐれも事故や怪我のないように。家族や仲間に感謝を忘れないように。そして男気全開で頑張って行きたい。
5月13日(日)晴れ。チームTT朝練+通勤往復。
箱入り娘
姿が見えず急に静かになったなあと思ったら、引き出しのものをほとんど出してベッドにして寝てた。閉めたろか。
しっかし今朝は寒い。いつものように起き抜けの格好(Tシャツ)で洗濯物干してたら寒すぎてトレーナーを着た。自転車は長袖長裾のジャージで走りだしたけど、指切りのグローブだったので手が冷たかった。それでもなんとか身体を温めて、下ハン握って頑張って重いギヤを踏む。
清滝ではずっと下ハン。筋トレのつもり。我慢して下ハンを握り続けてると、逆に上ハンに握り替えた時に違和感がある。普通上り坂は上ハンを握った方が楽なんだが、下ハンの方が楽に感じてくるから人体は不思議である。上ハンか下ハンかなんて、地面に対して腰から上の角度が変わるだけのように思えるが、やっぱり微妙に使う筋肉の部位が異なるということなんだろう。
普通のドロップハンドルにDHバーを取り付けた場合、下ハンを握っているのとほとんど前傾の角度は変わらない(ぼくの場合)。前衛投影面積が少なくなるのでスピードは上がるが、出力が上がってスピードが上がってるのではないから、もっとスピード出したれと下心を出してさらに前傾を深くしても(ハンドルを下げても)、脚の可動域とかを考えるとあんまり意味がない。
つまりTTバイクが買えないからロードバイクをTT仕様に改造しようとするとき、闇雲にハンドルを下げて前傾をきつくしてホクホクするよりも、そもそも普通に下ハン握ったときに最大出力が出るようにポジショニングしているのだから、それでええやんかということである。そんなことよりも、変速する時に余計な風を受けないようにバーコン付けるとか、ジャージがバタバタしないようにぴっちり着るとか、エロヘルかぶるとか、スネ毛剃るとか(?)、限られた出力をロスしないような方向で改造したほうがいいことに気がついた。うわーいまさらーーー。
5月11日(金)通勤往復。これを書くまで今日は木曜だと思ってた(^^;)
サワガニの天ぷら
龍神村で捕ってきたサワガニ。いつか天ぷらにして食ってやろうと目論んでいたが、水を換えて餌をやってと何日か世話をしていると愛着が湧いてきて可愛くなってしまった。生まれたばかりの赤ちゃんカニもいるので大きく育って欲しいと思う。
我が家はマンションながらペットを飼うことができる。まだ子供が小さいので犬や猫を飼う余裕はないが、何かを飼育するということは教育上もよろしいのではと思っていたところだった。これが金魚なら飼育するという感じではないし、小鳥やハムスターなんかもまだちょっと早いかな。サワガニなんかはサイズや手間の加減がちょうど良い。ヘタに触ったら挟まれるかもしれないという恐怖心も適度にあってサイコーである。
水槽には砂利と拾ってきた流木と付属のプラスチックの丘を入れてある。水は水道水を深さ3cmほど。カニの隠れ場所はここがいいかな、チビガニはここで寝たらええかなと、流木や丘を置くレイアウトを考えていると小さなジオラマを作っているような感じがして楽しい。水温や室温、餌の種類や脱皮のこと、冬は冬眠させて卵を産ませてなどとネットで調べているうちに、子供よりもパパのほうが楽しんでいることに気がついた。知ってました?オスは右のハサミだけ大きいんですよー(笑)。
さて、今日から予定していたチームTT朝練は天候不順のため延期。日曜から始めることとした。いきなり出鼻をくじかれる形となってしまったが、まあ焦らずじっくりとトレーニングしていこう。
サワガニの大群に襲われる夢見た。
黄砂たまらん
昨日の夕方ぐらいから黄砂がひどい。ベタな表現だが全ての風景が淡黄色に見える(二日酔いではない)。自転車に乗っているとすぐに咳き込んでしまうし目もいつもより疲れる感じがする。なんとかならんか。ならんわな。
さて、明日の水曜日からいよいよチームTT朝練を開始することとなった。去年より1ヶ月も収集が早い。他メンバーはTTバイクを準備したり機材を買い揃えたりと、貧乏人のヒガミが60%ほど含まれた発言となるが、みんなヤケクソちゃうんかと言いたい。とか言いながらディスクホイールをポチったのは何を隠そうワタクシ。バルブのアタッチメントが無くて空気を入れられないというトホホなミスで未だに実走はしていないが、ヤケクソなのは私も一緒である。
というわけでケルビム号は改造のためしばらくお休み。C59で出動。やっぱりC59好きだわ。
おんなじ40km/hでもケルビムは静かにスムーズに40、という感じで、C59はドリャー!っという感じで40である。ワカルカナー。はっきり言ってドリャーっという走りはしんどい。しんどいけど楽しい。仲間との掛け合いっこみたいな時や、単調な通勤路に刺激を入れたいときなんか最高。乗っててしんどいけど楽しい自転車だ。こういう嬉しい買い物は一生のうちに何度もないだろう。とても良かった。
5月7日(月)…通勤往復。夜20:00ごろ龍神村から入電。スクランブル準備。
5月8日(火)…通勤往復。iPhoneホームボタンの調子が最悪。イーっとなるぜ。
乗らないGW
なんだかんだで結局GWの5連休は1mmも乗れず。まあ自分のせいもあったのでヤイヤイ言うつもりはないけど、久しぶりの自転車が本日連休明けの通勤ライドとは自分らしくて泣かせる。皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。
5月2日(水)…近年稀に見る二日酔い。連休に入る嬉しさから飲み過ぎる傾向にあるので今後注意。結局何もできずに静かに体調回復を祈るだけの日となった。幼稚園保育園のお迎え、イオンで買い物、耳鼻科に連れて行く等家の用事だけは必死のパッチで遂行。
5月3日(木)…朝5時出発で龍神村へ。渋滞も無く順調に行った。10時前に着いておばあちゃんのお見舞いに行ったり川で遊んだり昼寝したりしてゆっくり過ごす。スクランブル発進の可能性があるので自転車は持って来れなかった。
5月4日(金)…特になにもせずに龍神村を満喫する。子供と一緒にサワガニを大量捕獲。昼寝したり。
5月5日(土)…11時頃龍神村出発。梅樹庵という近所のカフェで昼食。クロカンメイゲル(サンドイッチみたいなん)とチーズケーキセット。美味しいです。その後またおばあちゃんをお見舞いして帰路へ。高速はずっと渋滞してて疲れ果てた。
5月6日(日)…サワガニの飼育セットを買ってきてサワガニ引越し。家の掃除とか買い物とかしながらじっくりと体力を回復させる。こころの誕生日の1日前なのでケーキでパーティー。
まあベッタベタな連休となったのだがヨシとしよう。毎回大型連休が近付くと、どこへロング行ったろかなと妄想するのだが結局実現できずに終わってしまう。しかしつまりはそれが自分自身の生活であり自分自身のスタイルなのかなと思えるようになってきた。
龍神村のおばあちゃんはもっとヤバイのかなと思ってたけどまだまだ元気そう。でも寝たきりが改善することはおそらく無いので、さらに長生きして欲しいとは思わない。だからと言って早く逝ってくださいというわけでもなく、複雑である。人の生き死ににコメントできるような筆力は無い。ただ、今の時間は今だけ。
風薫る5月
毎度の事ながら画像と本文は関係ありません。さて、今日から5月。すでに連休が始まっている方々も多いと思われますが、私は今日まで仕事で明日から5連休。4月の総走行距離はたったの818kmだった。でもまあこの中にはレースが2回もあったので、通勤だけの月よりも内容はあったのではないかな。とはいえ1000kmの大台には乗るように今月も頑張りたい。
5月2日…家の用事。淀川TT練習コース往復ぐらいはできるかな。
5月3日…おそらく龍神村へ自走で出発。久しぶりにC59で走ろう。龍神泊。
5月4日…未定。もう1泊するかもしれんし帰るかもしれんし。
5月5日…未定。木馬イベントの日本海往復の片道だけでも行けたらいいな。
5月6日…未定。
GWの予定は後半が未定。龍神村のおばあちゃんの体調による。龍神に何泊もするようだったらあの辺りを走り回りたいなと考えている。毎回龍神に行く予定を立てるときはいつも自走を計画するのだが、これが叶った試しがない。今回は実現したいと思っているが、まあこればっかりはどうなるかわからん。
皆さんも楽しいGWをお過ごしくださいませ。くれぐれも事故や怪我のないように。
ワールドサイクルカップ2012個人TT
3:30起床。4:10出発。4:20大日で鈴ひろさんピックアップ。近畿~名神で桂川SAに5:00。5:30NAMくんピックアップ。6:30会場着。いそいそと準備をして試走20kmほど。コース1周1.7km(TTのみ)。平坦でほぼオーバルだが、2つのコーナーはなかなかキツくて大幅な減速が必要。天気快晴、気温最適、無風。レース日和である。
5周回する個人TT。30秒おきのスタートなので先にスタートした人と後からスタートした人が重なってぐちゃぐちゃになるかなと思ってたけどうまいことバラけてて混雑するということはなかった。私は3組目のトップスタートだったのでしばらくはオールクリアな状態で走ることが出来た。
1周目…係員が後ろを持っててくれたので両方のクリートを嵌めて待機。発射台になるスロープはなかった。笛の合図で地味にスタートw。初めから飛ばすとタレるのは目に見えているので序盤は抑え気味に。それでもメーター読みで45km/hぐらい出たので落ち着いて42km/hぐらいに落とす。
2周目…アップは十二分に行ったつもり(スタート直前3分前までローラーに乗ってた)だったが、レーススピードでのアップはしていなかったので心拍が上がってくるとさすがにしんどい。途中で咳き込んだりしてしまってちょっとペースが落ちた。40km/hぐらい。
3周目…そろそろ苦しくなってくる。コーナーからの立ち上がりではなんだかうまくスピードが乗らず、40km/hに到達するまでに次のコーナーがやってくるという感じ。もうちょっと真っ直ぐが続けばな~と思う。直線番長である。
4周目…輪をかけて苦しくなってくる。巡航速度が38km/hぐらいになってる。あかんと思いフンガー!と踏むと40km/hぐらいにはなるが維持できない。ケルビム号の巡航速度は38km/hか。遅いがな。淀川でTT練習してる時は42km/hぐらいで巡航できるのに、今日はあかん日なのか何なのか。どうもスピードのノリが良くない。
5周目…後発スタートの速い人が追い抜いていったのでそれを目標に漕いでみると43km/hぐらいまで上がった。やっぱりなにか目標があれば伸びる。しばらくその人を目標にして速度を稼ぐ。最終コーナーを曲がってスプリントしてゴール。
ペース配分について…一応最後にモガいたので出し切ったように思えるが、周回中は終始安全ゾーンで走っていたように思う。まあ安全ゾーンが悪いということではないけど、あんまり怖がって抑えすぎても良くないし、ペース配分というのは本当に難しい。個人TTなので甘えたければ甘えればいいし、ぶっ飛びたければぶっ飛べばいい。好きなように走れるので楽しいことは楽しい。
アップについて…試走を十分にやったし、スタート直前までローラーを回してたのでアップは十分だったが、一度180bpmぐらいまで上げておく必要があったかも。脚はびっくりしなかったけど心臓がびっくりしてた。で、心臓がびっくりしたら連鎖反応で脚がびっくりし出すというパターンに。ペース配分と共に、アップについても大変難しくて興味深い。
ポジションについて…TTポジションは奥が深い。序盤の元気なうちはポジションに気をつけて漕いでいるが、後半苦しくなってくるとだんだんとお尻がサドルの前方へズレてきて落ちそうになってしまう。あかんと思って元に戻すと出力が出ない。これの繰り返し。もうちょっと詰めればその辺はなんとかなると思うけど、やっぱりロードバイクをどれだけイジってもTTバイクには敵わない。ヘタに改造費にお金をかけるよりも、安いTTバイクを買ったほうが絶対速いと思う。
レースイベントとして…個人TTは一番早い時間のスタートなので、パッと走ってパッと帰れる。少々勿体無い気がしないでもないが、会場を10時前に出発して帰宅したのが12時過ぎだったので、この時間的余裕は魅力。TTシーズンの幕開けにはちょうど良いイベントだと思う。また来年も出てみたい。
その他…TTだけでなくクリテリウムも行われていたので、様々な決戦用バイクを見ることが出来て目の保養になった。みんな自転車が好きなんだなあと思う。それぞれのマシンに思い入れが感じられて、それを見ているだけでも楽しい。自分ももうちょっとレースに向けて機材の完調というものを考えなおさなければいけない。
ええ加減なポジション合わせ、汚れ放題のチェーン、通勤で磨り減ったタイヤ等々。せっかく仕事の休みを取って、家族にもワガママを言って出掛けてきているのだから、ちょっとした悔いも残さないようにするべきである。残念な結果でもブログに面白おかしく書いてネタになればいいや~なんて思っているフシが多々あって反省しきりだ。次は内灘。機材やなんや言うてないで、今ある条件の最大性能を発揮するのがホビーレーサーの努めだと思う。
レース中に応援してくれたお知り合いの方々、どうもありがとうございました。