be a driver!

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 MAZDAのキャッチコピーみたいですが。
 
 パワーウィンドウが動かなくなったということで、弟のミニで出勤。真面目に診断するのがめんどくさいのでWeb検索したら出てくる出てくる。
 
 「叩いたら直る」
 
 だそうです。半信半疑でドアスピーカーの横辺りをドン!と叩いてみたら・・・・動いた。
 
 ま、私もプロなのでこれでヨシ!とは言いませんが、弟のクルマなのでヨシとします(すんのかい)。
 
 ミニのことは良くわからないけど、このモデルはスーパーチャージャー付きのクーパーSというグレードで、マフラーやサスもカスタムされている。おかげでうるさいわ乗り心地わるいわ、クラッチ重いわハンドル重いわで長距離は疲れるクルマに仕上がっている。
 
 しっかし運転していて楽しいとはこのことなんだろうなと再確認した感じ。自分の手で足で、クルマを操っている感がハンパない。
 
 もう10年以上前になるけど私もクラシックのミニに乗っていた。アレも運転していて楽しいクルマだった。そのDNAが受け継がれているのかな、なんてちょっとクサイことを思ってしまったではないか。
 
 正直現在のホンダ車にそういうクルマがあるのかと聞かれると・・・・ない。かろうじてCR-Zがその部類かなと思うけど、別にハイブリッドでなくてもいいんじゃないかなとも思うし。
 
 S660に期待したい。

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ほしいもの

 友達の金谷氏に新車をご購入頂きました。どうもありがとうございました。今後も宜しくお願いします。で、気になる車種はFITシャトルハイブリッドである。10年選手の旧型FITからの正常進化とも言えるお乗り替えで、またこれからの10年しっかり働いて頂けるのではないかと思っている。
 
 昨今の若者のクルマ離れなんていうことがよく言われているけど、我々のようなアラフォー世代にとってクルマやバイクというものは、「持っているだけでモテる」アイテムであり、衣食住に困っていてもクルマやバイクには金をかけるというのが常識であった。金谷氏も私もどっぷりその世代なのだが、果たしてこの世代の男子は、本当に欲しいクルマを買うことが出来ているのだろうか。
 
 日々仕事をしていてつくづく思うが、最近のクルマの乗り替えなんて、車検や故障のタイミングであったり、補助金やら減税措置やらの駆け込みであったりする。我々が若者だった一昔前は、「本当に欲しいクルマが出た」から買うのであって、そこに値段や燃費や乗車人数なんて関係なかった。とにかく見た目がかっこよくて、馬力があって、速い、というのが3大条件であったが、今の時代にそれらの理由でクルマを選ぶことのできる幸せな人間がいるのだろうか。少なくとも弊社にはそんなお客様のご来店は無い。というよりもそんなシビレるような車種が無いというのも事実。
 
 金谷氏だって本当はFJクルーザーやミニクロスオーバーが欲しいはずで、FITシャトルなんて完全にアウトオブ眼中であったはずだ。しかし自分の生活環境を第3者目線で落ち着いてよく観察したら、FITシャトル以外に適正なクルマが見当たらなかったという感じがビンビンにする。取り扱い説明を流し聞きしている様子が物語っている。いやそれは金谷氏だけではなくて、弊社で新車をご購入される我々世代の男性のほとんどがそうである。クルマが好きで好きで仕方がなく、自分が運転するクルマのことは隅から隅まで知っておかなくては気持ちが悪いというぐらいの人間が、こと「自分の買い物」ではなくなった途端に興味がなくなってしまい、まるで洗濯機か炊飯器を買い替えたかのような感動の無さである。
 
 そんな感動の無い買い物に、何百万もの大金を支払う釈然としない気持ちはよく分かる。クルマそのものに魅力を感じられないまま、オレはこんな買い物をしていいのかという葛藤の中で、色々と気持ちに折り合いをつけてこれからの数ヶ月を過ごすのであろう。しかし、クルマを販売する側の人間から一言だけ言わせてもらえれば、「結局はその選択に間違いは無かった」と感じて頂ける日が来るのである。必ず来る。家族の反対を押し切って変なクルマを買わなくて良かったと胸をなで下ろす日がきっと来る。
 
 あなたの生活にフィットする。それがFITである。

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The Power of Dreams

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 久しぶりにクルマの話題です。
 
 もうすぐ東京モーターショーが開催され、我らがHONDAもいろんなコンセプトカーを出展する。毎年この時期になるとすごい技術やデザインのクルマやバイクに、クルマ好きならずともワクワクします。
 
 今のところHONDAの出展車の中で目を引くのが『CR-Z』ですかね。とっても未来的なデザインでコンパクトハイブリッドスポーツカーとくれば、ホンダファンにはたまらん一品でしょうか。実はこれは来年2月に市販が決まってます。「ホンダは最近ミニバンしかないやんけ」とか「ホンダのクルマは夢を失った」とか言う方は是非買ってください(笑)。
 
 私も含めて、HONDAには是非スポーツカーを作って欲しいと願っている。だけどこのご時世そういうわけにもいかず、ミニバンやコンパクトカーのラインナップが多い。
 
 だけど、だけどね。我々の世代が子育てを終え、ええオッサンになった頃、またスポーツカーに乗れる。そういう夢を持ってミニバンに乗ればいいじゃない。ミニバンだからって恥じることはないよ。「ミニバンには夢がない」と言うたらあかん。ミニバンの中にも夢を見付けな。
 
 ワタクシは軽で夢ばっかり見てますが。

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新型インサイト


 新型ハイブリッドカー『インサイト』の新機種講習に行ってきた。雑誌や広告でも写真が出てるのでここで公開してももういいでしょう。
 
 今回のインサイトはなんといっても価格を抑えて(200万円以下)の登場であるから、興味はあったけど高いし・・・・というお客様層のハートをがっちり掴んでいる。ウチのような小型の販売店でも発表前なのに予約の注文が入ってるぐらいだから、久しぶりのヒット商品になってくれる予感がする。
 
 現行のシビックハイブリッドよりもモーターとバッテリーの容量を少なくしてコスト削減、新たに『ecoアシスト機能』を装備し、運転の状況をドライバーに直接伝えることで、低燃費運転を習得できるというものである(←テキストそのまんま)。急発進すると燃費が悪いのは当然のこと、急停車でも燃料カットしている時間とエネルギーを回生する時間が少ないので、とにかくなめらかな走行が低燃費運転のカギを握っているというワケです。
 
 あと、信号待ちの間に自動的にエンジンを切るアイドリングストップ機能も進化して、さらにアイドリングストップしている時間を長くしたり、アイドリングストップする条件を増やしたりして燃費を上げている。
 
 モーターでアシストする領域を増やしたり、エンジン気筒休止している時間を延ばしたり、もうこうなってくると「どれだけ長くエンジンを止めていられるか勝負」である。
 
 メーカーのヒトが言ってた。
 
 「エンジンが止まってるときが一番燃費がいいのです」
 
 当たり前やー。
 
 
 20世紀の経済を支えてきた内燃機関というものが、21世紀になってここまで毛嫌いされるとは、オットーさんも想像しなかっただろう。
 
 バッテリーとモーターの進化は日進月歩で進んでいる。エンジンがなくなる日もそう遠くはないと思う。「自転車は、エンジン、男気、感謝」の社是を掲げているローラー興業社も、近い将来、「自転車は、DCブラシレスモーター、ニッケル水素バッテリー、感謝」になるかもしれない。「感謝」はいつの時代も同じであって欲しい。