ワールドサイクルカップ2012の個人TTに行ってくる。機材もカラダも完璧な状態ではないけれど、TTシーズンの開幕戦なのでしっかりと走りたい。今年のテーマは「場慣れ」。アップのタイミングと時間、スタート前の緊張、ゴールまでのペース配分、レーススピードでのバイクコントロール等々、いろんな非日常のひとつひとつを経験値として蓄積できればいいかなと思っている。
今日は仕事。何事もなく終わって帰宅して、ちょっとバイクメンテナンスしてから早く寝たい。
どろぼうひげ
(タイトルと画像は以下の本文には一切関係ありませんw)
最近はTT仕様にしたケルビム号を通勤に使って身体をTTに慣らせている毎日だが、未だにC59のほうが戦闘力は高いのじゃないかと悩んだりしている。クロモリで行くかカーボンで行くか…。そんなとき、尊敬するお笑い芸人ケンドーコバヤシ氏の言葉を思い出した。あくまでケンドーコバヤシの言葉である(ここ強調)。
「セックスの後半におっぱいは必要ない」
ハッとした。つまりはレース後半やゴールスプリントなどの所謂フルモガキ中は鉄もカーボンもないということである。確かにそうだ。私も幾つかのレースに出場させて頂いているが、最後の最後のKYアタックの際、「あーここでフレームがカーボンやったらなあ」なんて考えが湧いてきたことはない。
逆に言えば、形も大きさも固さも最高のおっぱいであった場合、序盤から中盤にかけて頑張りすぎてしまい、ライバルよりも先に果ててしまうということもあり得るのだ。C59にDi2という最高の機材に乗っていながら未だにパッとした成績が残せていないのはそのせいかもしれない。頂上に着くまでにバテてしまったり、鈴鹿の1周目で千切れてしまったり、心当たりは多数ある。
アミノバイタルプロを飲んでいい気になっていたが、本当に必要なのは赤まむしドリンクだったのである。
4月27日(金)晴れ。通勤往復。ワーサイ行けることになりました。おばあちゃんに感謝です。
今日から半袖半パン
花粉やら黄砂やらと天気のいい日にいつまでもクルマ通勤してるのはもったいないので、マスクしたまま自転車乗ってみた。ちょっと高いマスク(ひつこい)なのでサングラスがあんまり曇らずに快適だったが、やはり坂になるとハアハアして苦しい。さすがに登りだけは外した。
今日も気温が高くなるとのことだったので本日から半袖半パンに衣替え。日に焼ける前の白い脚をあらわにするのは少々恥ずかしいが、まあすぐに黒くなるだろう。しばらくの辛抱である。
ところで今週末のワーサイ個人TT出場が黄信号。龍神村のおばあちゃんが危ないらしい。事情が事情だけにレースを優先するわけにもいかず、かと言って来るべき日を待ちわびてるのかと言うと勿論そんな筈もなく……。直接血の継った祖母ではないので別にレース優先でいいよと言われてはいるが、本当の自分の気持ちはどうなんだろうと悩んでしまう。
本当に出たいレースなのか
おばあちゃんを理由にサボリたいだけなのか
エントリーフィーが無駄になるじゃないか
レースが本当に好きなのか
めんどくさいという気持ちはないか
人の死に際に一番多い後悔は「自分のやりたいように生きれば良かった」というものだそうだ。私はそうしているつもりでいるが、やはり社会生活の中でそういうわけにもいかないことが多く、自分の中で我慢したり折り合いをつけて納得させたりしている部分が多々ある。それも無意識のうちにだ。「趣味と危篤」…。これのどちらが大切かなんて社会的には分かりきったことだけど、今の自分は趣味も危篤もどちらも選べないでいる。これが情けないではないか。何を置いても突き進めるぐらいの情熱と根性と決断力が欲しい。
ふう、つらつらと書いてたらなんだかスッキリしてきたよ。この週末はレースはやめて、おばあちゃんに会いに龍神村へ行くか。自転車でな(笑)。
4月25日(水)晴れ。通勤往復。
徒然黄砂

●昨日辺りから黄砂が吹いているようだ。私は幸いなことに花粉症ではないが、どうも黄砂だけは相性が悪いのか喉…
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ツノつけた
ケルビム号にDHバーを付けてみた。ついでにステムを1.5cmほど下げてさらに前傾姿勢を取れるようにした。コラムのデベソが気になるが気にしない。
訳あって快晴の土曜日は乗れなかった。日曜は雨。よって本日の通勤が久しぶりのDHポジションでの今シーズン初ライドとなった。プラシーボによるものなのかもしれないけど、DHバーを握ると速い。スピードのノリが違う。ただ、C59にDHバーを付けていたときよりも直進安定性が乏しく、風や路面の凹凸によりふらつくことがあった。この辺は慣れの部分が大きいと思うけど、後半ヘロヘロになったときにバランスを崩しやすかったりするので注意が必要かな。
去年C59ではDHバーの先っぽに変速用サテライトスイッチを付けてたけど、ケルビムはワイヤー式なので変速時は当然DHバーから手を離す。これがなかなか煩わしい。まあ将来的にはTTハンドル一式に交換するつもりなのでバーコンを付けて問題改善なのだが、これだけ煩わしいとは意識していなかった。
あとは前傾がきつくなった分、視界の広いサングラスが欲しいな。欲しいモンばっかり。
4月22日(日)ローラー活動40kmほど。
4月23日(月)通勤往復。
本妻にまたがってみる
まだ漠然と考えているだけだが、今年はケルビム号をTT仕様に改造しようと思っているので、その前にちょっと乗り味を思い出してみようと約1年ぶりにホコリを被ったケルビム号を引っぱり出してきた。
「クロモリフレームを本妻、最新カーボンフレームを愛人」とはよく言ったもので、両者のインプレなんてその言葉だけで集約されてしまうのではないかというぐらいである。久しぶりに本妻にまたがってみて改めてそう思う。清滝を登りながら明らかに違う乗り味を最確認し、クロモリとカーボンの違いをどうやって文章にしようかなと考えていたが、もうアホらしいのでやんぴ。本妻と愛人ですわ。
で、どっちがTTに合うねんということだが、どう改造しようと両者ともそもそもTTバイクではないので、結論から言えば「どっちも合わん」である。どっちも合わんということならどっちでもええということ。愛人は愛人のまま大事に置いときたいので、大概のことをやっても許される(と、勘違いしている自分は棚に上げるけど)本妻に整形手術を施そうと思う。
ま、もう1人別にTT用の愛人が欲しいのが本音。
4月19日(木)通勤往復。
場慣れ
こっつぁんちの晩御飯。ヘルシーでオイシーです。
ヒルクライムレースも終わり、お次はチームTTへ向けて準備が始まる時期となった。去年は6月からの始動だったので随分と早い始動ではあるが、今年は4月末から色々とTTイベントへ出ようと思っている。今年のテーマは『場慣れ』である。ケンカでもレースでも何でもやはり場慣れしている奴は強い。本番で実力の全てを出し切る為には場慣れであるということを去年の失敗で悟った。ブログやコミュニティで文章だけ虚勢を張っても恥ずかしいだけである。今年はいっぱい走るぞー(メンバーへ)。
調べてみると結構たくさんのTTレースがある。4月5月6月と、その気になれば毎月1~2回のペースで出場することができる。もちろんそれら全てに出場できるに越したことはないが、まあなんちゅうても家族持ちのサラリーマンである。家庭や仕事や小遣いなんかと上手に折り合いをつけて、どれに出場するか慎重に選びたい。
さあ、TTバイクどうするかなー。
4月17日(火)通勤往復。R163のトンネルで事故でもあったんかな?清滝峠は大渋滞。こんな日に自転車通勤した自分を褒めたい。
2012ツール・ド・八ヶ岳
4月14日(土)八ヶ岳へ向けてひたすら移動。道中はずっと雨が降っており、受付会場である八千穂高原スキー場では雨が雪に変わり積もっている。日曜日は晴れ予報だが、このまま夜になると凍結は確実。開催が危ぶまれるのではないかとメンバーの中に安堵と不安が混ざり合ったビミョーな空気がほんのりと漂う。
4月15日(日)予報通り快晴。夜中の3時から地元の人々が除雪作業を頑張ってくれたそうだが自然の力には勝てず、全てハーフコース15kmの開催となった。26km登るつもりでいたので正直気が抜けたが、序盤からペースアップして全力を出し切れるように走ろう。「せめてハーフだけでも走ってもらおう!」という関係者の意気込みがとても感じられた。地元の皆さん、関係者の皆さん、どうもありがとうございました。
予定より30分遅れでスタート。序盤から飛ばすと言っても15kmあるのでペース配分は大切。抑えるところは抑えて淡々と登る。今年はサエキさんの提案もあり、宿泊した「こっつぁんち」からスタート地点までの約20kmを自走した。ほぼ下り基調で寒かったからアップにはならないかなと思っていたけど、やはり朝一にぶっつけで乗るよりは良かった。去年よりも脚が回っている感覚がある。
速い人、遅い人を見送りながらじっくり淡々と登る。今年はC59に乗ってる人が増えたように思う。ロゴがなんにも入ってないカーボン素地のバイクも…。所謂中華カーボンか。大変興味があるので(笑)そのフレームの実力を見せて欲しかったのだが、あっさりと抜いてしまった。ま、速い人はフレームを選ばんということか。
中盤以降、待ちに待った平坦&下り区間が現れる。登りで抜かされた人々を平坦と下りでごぼう抜きする。そして登りが始まってまた抜かれ、平坦で抜き返すという、おデブちゃんが得意な走り方をしてしまっている自分がなんともアレである。まあ得意ステージがあるということはいいことだ。40km/hぐらいで集団を先頭引きしたりして散々いちびる。
残り3kmぐらいから周りのペースが上がる。いつもなら見送る私だが、ヘラヘラ走っていてはコース整備してくれたスタッフに申し訳ない。必死のモモヒキ(パクリ)で付いて行く。幸いなことに後半は斜度が緩くてスピードに乗る区間だったのでなんとかレースごっこな雰囲気を味わうことが出来た。ゴール直前でKYなアタックをカマし、前走者を一人抜いてゴール。手元の時計は50分ちょうどぐらいだった。タイムは相変わらず大したことはないが、前半抑えて後半ペースアップし、ゴールで全力を出し切るという理想的な配分が出来たように思う。
ゴール後は後続の人たちを応援する。大声で応援すると最後のフルモガキ(ワルアガキ?)でスパートをしてくれる人がたくさんいて楽しかった。ラストスパートする人の大半はおデブちゃんで(笑)、その部分だけを見たらどんなスプリンターやねんというぐらいの力強い加速である。リヤタイヤがホイールスピンして煙が上がるかというぐらい。
上はTシャツに木馬冬ジャージ、下は冬用長レーパンという、レースらしからぬ出で立ちで走った私だが、スタートの待機中は寒かったし、距離も短かったので暑すぎるということもなくちょうど良かった。長距離の移動も無事故無違反、大きな渋滞にハマることもなく無事に帰って来れた。改めてメンバーやスタッフには感謝である。土日に遊ばせてくれた家族や会社にも感謝。
ググってもわからないもの
インターネットが普及した昨今、分からないことや知りたいことがあればGoogleで検索すればだいたいのことはわかる。私も何か調べたいことがあったらまずはググってみる癖がついてしまった。しかし残念ながら妻の誕生日だけはググってもわからない。長澤まさみの誕生日はわかっても妻の誕生日はわからない。Googleがんばれとエールを送りたい。
なので、2日も早くプレゼントをあげてしまったではないか。まあ早い分には「ちょっと早いけど」とかなんとか言っておけばよいが、遅くならずに済んだことは大変ラッキーだった。おそらく自己防衛本能が起動したのであろう。バンザイ自分。
最近肩こりがひどいとおっしゃるのでピップマグネループをプレゼント。1800円で喜んでくれたので安上がりである。本当はホームベーカリーが欲しいと言っていたが、種類が多くどれも一長一短でよくわからない。「やっぱりドライイースト自動投入のパナソニックがええで」と言われてもなんのこっちゃよくわからん。その点ピップマグネループは非常にわかりやすい。
ともあれこれで八ヶ岳への遠征は心置きなく楽しめるだろう。ま、こういう時に限って子供が熱を出したりするのだが…。今のところ元気なのでその心配もないだろう。ていうか自分が熱出さないようにしないとな。
4月12日(木)通勤往復。今日からインナーを1枚減らした。
チョモ練
今日は雨。乗れないことがわかってたので、昨日の仕事帰りは久しぶりに宝山寺へチョモ練。チョモランマ級の厳しさということで付けられた名前だが、ここを登るようになった数年前から比べると道路のデコボコが整備されて非常に登りやすくなった。坂の斜度が変わるわけはないが、それでも道路が綺麗だと少し斜度がマシになったように思える。今のワタクシには十三峠のほうがキツイ(笑)。
39X19でじっくりと登っているとスーッとペダルが吸い込まれていく感覚があった。これこれ。これが感じられるようになったら調子が上がってきてる証拠。「ちょっと重いかなー?」ってぐらいのギヤで登るほうがいいみたい。斜度が緩くなったときの加速もスムーズ。八ヶ岳は平坦や若干の下りもあるのでこの登り方で行こう。
妻の機嫌も良くなってきたので今度の土日は気兼ねなく楽しむつもり。あの辺りは景色がなんだか北海道に似ていてとても気に入っている。レース自体もほのぼのとした雰囲気だし。久しぶりにこっつぁんに会えるのも楽しみ。