水曜単独練

 朝4時起床、4時半出発。我ながらこのモチベーションはどこから来るんやと言いたい。乗れへん時は全然乗れへんのに、乗り出したら毎日でも乗る。まあ考えてもしゃあないので乗りたい時に乗りたいだけ乗る。
 
 十三峠に向けて走りだすが当然真っ暗でめちゃめちゃ寒い。十三峠も真っ暗やろな~怖いな~おばけとか出てきたらどうしよう~とか思っていたらホントに怖くなってきて、外環沿いのマクドで時間を潰す。明るくなってきた6時頃リスタート。
 
 明るくなってきても寒いもんは寒い。暖を取るイメージで登り始める。いつもは嫌いな十三峠だが、今回は暖房のような感じでありがたかった。登頂してすぐさま下る。東山方面へ下ってR308を行く。南生駒付近から強烈な坂を押して登って(ここは登り切ったことがないw)、追分梅林で小休止。
 

 
 梅の花は桜みたいにブワ~~ッ!という感じではなく、プチプチしてて可愛らしいと思う。
 
 奈良市街地を抜けて奥山ドライブウェイから水間峠を目指す。奥山ドライブウェイの入り口を過ぎた辺りに岩井川ダムがある。ダム好きにしかわからんようなちっさいダムである。
 

 

 
 しかしダム上から下を見下ろすとなかなかのチンサム度である。下を覗き込んでヒヤ~と言いながら頭を引っ込め、そしてまた下を覗き込んでヒヤ~と言う。高所恐怖症ならではのダムの楽しみ方を十分満喫したあと、ダムカードをもらいにダム管理事務所へ行った。
 
 ところがなんと、このダム管理事務所には普段人はおらず、南紀寺にあるという奈良土木事務所へ行かないと貰えないそうだ。ダムカードは現場で配るもんやろ!サボリもええとこである。このダムはわりかし最近できたダムで、管理事務所の建設中もここを何度か走ったことがある。なんか温泉施設でもできるんかなあと思っていたらダム管理事務所だった。そこに人が常駐していないだなんて、何のためのダム管理事務所だ。完全に税金の無駄遣いである。自分の税金がこんなサボリ管理者の給料になってるなんて思ったら奈良県民やめたなるわ。奈良県民ちゃうけど。
 
 気を取り直して走り始める。マクドやら梅やらダムやらで時間を食ってしまって、ようやく本格的に練習開始という感じである。おそ。
 
 時間の都合で水間峠へは向かわず、県道47号線で柳生へ向けてショートカットする。初めて通った道だがなかなかハイスピードアップダウンなコース。インターバルで死ねる。一発ガツンと登るか、細かくアップダウンするか好みの分かれるところ。どこを道走ったかあんまり覚えてないけど気がついたら笠置まで来てた。そこからR163で帰路へ。
 
 ところがここからがキツかった。とにかく風が強くて強くて全然前に進まない。平地でも20km/hぐらいしか出ない。木津からも風の勢いは増すばかりで、もういっそのことUターンして追い風に乗り、どこまでも行ってしもたろかなとさえ思う。シンデレラタイムも大幅にオーバーし、風を浴びすぎて顔がヒリヒリしながらようやく帰宅。なんか木津からのR163は楽なイメージがない。R163に出た時点で心が油断するんやろな。115kmだったが200kmぐらい走った疲労感。
 
 また来週も走ろう。こんどは久しぶりに和束から信楽へ行こう。

2

ダムカードもらいつくし


 
 明日祝日は珍しくお休みなので、自慢のステップワゴン(?)で日帰り家族旅行である。龍神村の龍神温泉美人の湯で美人になってくる予定。紅葉も見頃だろう。楽しみである。
 
 何が楽しみ言うて、自転車ではなかなか行けない場所のダムへ3箇所も行けるからだ。祝日でダムカードを配布してもらえない心配もあったが、事前に各ダム管理事務所へ電話して確認済み。ほとんどのダムは土日祝お休みやけど、守衛さんがいてるのでもらえます。
 
 広川ダム~椿山ダム~龍神温泉~護摩壇山~二川ダム。一気に3枚ものダムカードGETである。コレクションが増える喜びったらないぜ。オキナワのレース中に普久川ダムのダムカードもらいに寄り道するのが夢。
 
 しっかし上のルート、自転車だったらなかなかハードでそそるコース。山岳超級コースやな。

2

高山ダム

 一庫ダム以来しばらくブリだったダム練。ようやく自由な(とは言っても午前中のみだが)休日になったのでここぞとばかりに行ってきた。
 
 あんまり早く起きて出発してもダム管理事務所が開いていない可能性があるので比較的朝はゆっくり。7時半ぐらいに出発する。高山ダムまでの道のりは簡単。ただひたすらにR163を進むだけだ。笠置のトンネルを抜けてちょっと行った信号を右に曲がり、山道をクネクネと登ったら到着。
 
 津まで往復した実績を持つ屈強なローディーであるワタクシが、笠置往復やそこら屁ェでもないわい!と、楽観的に出発したが、高山ダムまではビミョーに登り基調で、しかも向かい風がきつく、DHバーを持っていても思うようにスピードが乗らない。さらに笠置を越えてからもダムまでは意外と遠く、片道52kmほどの距離で結構消耗してしまった。
 
 それでもダムが近付くとテンションが上がる。
damu2
↑高山ダム全景。重力型アーチ式ダムという型式で、全国的にも珍しいそうだ。
 
 ダムに行くと必ずすること、それはダムの上から下を覗いてチンサムを楽しむということだ。しかし高山ダムはダム上の道路に透明の柵がしてあって景色を楽しむことはできるが下を覗き込むことができない。しかもなんかの工事中のようで現場のおっちゃんがたくさんいて、ラボバンク姿でヘラヘラしてるとオカシなヤツだと思われかねない。さらにダム湖の水位が低く、ダムのコッチとアッチでの水面の落差を見てさらにチンサム度をアップさせるということもあまり出来なかった。今回は心行くまで楽しんだ、とは正直言えなかった。
 
 まあでもそれはダムが悪いということではない。いろんなダムがあっていいのだ。さて、気を取り直してダムカードをゲットすべくダム管理事務所へ向かうがそれがまた意外と遠く、上の画像の位置からダム道路を通って向こう側に渡り、さらに0.5清滝ぐらいの坂道を登らないと到着しない。ここまで予想外の消耗だったので、管理事務所に着く頃には結構ヘロっていた。
 
 どこのダムでもそうだが、管理事務所というところはなんだか敷居が高い。玄関にはダムの紹介ビデオが流れていたり、ダム湖に住む魚を飼っている水槽とかがあって、「社会見学等はいつでもいらっしゃい」な雰囲気を醸し出そうと努力している跡は見られるが、そこは歳のいった公務員のすることである。どうもフレンドリーさに欠けるというか、中途半端というか、もっと言うと「パラダイス」的に見えないこともない。もうちょっと入りやすい雰囲気作りに努力して頂きたいと思う。
 
damu3
↑ダムカードGET!
 
 私がダムカードを集め始めた頃に比べたら、ダムカードはメジャーになりつつあるように思う。昔は「ダムカードください」と言っても、「は?ダムカード?おおい○○さん、ダムカードなんてあるのか?」みたいな応対だったが、最近はインターホンで「ダムカードを・・・・」と言うだけで、「はいはい~」と言ってすっと出てくる。ダムカードをもらいに来る人が増えたのだろうか。嬉しいような寂しいような微妙な気分である。
 
 帰路は予想通り追い風で、下り基調なこともあってスピーディーに帰ってきた。ほんまに来た道を帰ってるのかというぐらい早かった。
 
 金麦やに寄ったら偶然D上さんがいて、昼から生中2杯もイってしもた。
 
 距離108kmぐらい
 アベ27km/hぐらい
 走行時間4時間ちょっと
 最高速度76km/hぐらい
 補給は玉子サンドとからあげクンとコーラ
 
 

2

おみやげ

100727_0845~01
 
 夏合宿に行ってたかなもっちゃんからおみやげを頂いた。長野県木曽郡木祖村にある味噌川ダムのダムカードである。
 
 ダムカードに限らず収集物というものは、自分の手で集めるのが基本だと思うが、なかなか長野県まで行くこともないし、なにより旅先で自分のことを思い出してくれたということが嬉しい。かなもっちゃんどうもありがとう。
 
 回転木馬に預けてもらってたダムカードをもらいに行くと、わざわざ便箋に包んでくれていた。アラフォー男子らしからぬ心遣いに感動と若干の抵抗を感じつつ、ありがたくコレクションに追加させていただきました。

ダムが見たくなった

 2日ほど前から急にダムに会いたくなったので近所のダムを探す。勝尾寺から少し足を伸ばせば『箕面川ダム』があり、そのまま高山から野間峠を越えたら『一庫ダム』。一気に2枚のダムカードゲットである。ようしこのコースに決めた!
 
 ダムカードの配布は朝9時からとのことなので、9時過ぎに到着するように7時45分ごろ出発。勝尾寺まで淡々と進む。西田橋もスルーしてそのまま登る。途中で阪大の学生ローディーに抜かれる。追いかけようと思ったが今日はダムカードメインなので無視。
 
 勝尾寺もスルー。なんせダムカードメインだから。
 
2010-06-02 004
 
 高山方面へ向けて走ってすぐ、トンネルの手前が『箕面川ダム』。箕面から高山付近を走られる方にはお馴染みの光景かもしれない。一見ダムっぽくない感じだが、これはロックフィルダムと言って石を積み上げただけ(実際にはそうではないけど)のダム。
 
 早速ダムカードをもらうべくダム管理事務所へ行く。
 
 ところが入り口に鍵がかかっている。人のいる気配がない。近くにいた工事関係者に聞くと、「ここの人ら、いつも10時過ぎにしか来ませんよ」とのこと。
 
 なんと!もう9時半やぞ!HPでは「ダムカードの配布は9時から」って書いてあるやんけ。ダムマニアなめてんのか~~~。ちゃんと仕事せい!お前らなんか仕分けられてしまえ~~~!!もういらん。箕面川ダムなんか無視や。 
 
2010-06-02 003
 
 気を取り直して高山方面へ走る。高山公民館もスルーして野間峠を登る。ここは初めて。なかなかの斜度である。ピークのトンネルを抜けてダウンヒル。恐らく一庫方面から登るのが一般的なのかな。でも今日はそんな九十九折れを軽快に下っていく。
 
2010-06-02 006
 
 しばらく走ってようやく一庫ダム。今度は立派なダムである。重力式コンクリートダムという一般的な形式。ここは社会見学なんかもやっていてとてもしっかりしている印象。そうそう、ちゃんと仕事してるその姿勢に好感が持てる。
 
2010-06-02 005
 
 ダムのてっぺんから下を覗くとそのスケールのでかさに足がすくむ。私は高所恐怖症気味だが、それでも下を覗き込んでしまうのは何故だろうか。怖い。怖いけどやめられない!下を覗いて「ひや~~」と言い顔を引っ込め、そしてまた覗いて「ひや~~」と言う。独りで。ああたのし。
 
 うわっ!もう10時半やんけ!シンデレラタイムまであと1時間半である。超特急で帰る!ここからは市街地ばっかりでおもろない。それでも時間内に帰らないとあかんので最短距離をすっ飛ばす。
 
 12時6分に帰宅。暑かったので一気に日焼けした。約80km。お疲れ様でした。
 
2010-06-02 001

4

肉練レポート

 いろんな意味でしんどかった“肉練”。「もう若くない」ということをハッキリと悟った練習であった。
 
 とりあえず時系列に。
 
 朝は5時20分起床。5時40分家出。記念すべき第1回目の肉練ということで、まずは関目の吉野家で並と卵をイッとく。
nikurenn 001
 
 しかしこの時点ですでに“しんどい”。あれ?吉牛の並ぐらい屁ェのハズやのに・・・・。とにかく思わぬ時間を要しながら完食し、ダッシュで十三峠へ。7時ちょっと過ぎに大竹7に到着。すでにカワマタさんが待っておられた。
 
 しっかし、1日1万PV(ウソ)の我がブログで参加者を募ったワリには誰も来ていない。肉食系男子はもはや絶滅危惧種なのか。
 
 気を取り直して十三峠を登り始める。しばらくブリのカワマタさんは顔が心なしか丸くなっておられ、十三峠もワタクシと一緒のペースで登っておる。談笑しながらとはいえ、ヒトが堕ちるのは早い・・・・。
 
 23分という脅威のタイムで登頂!
nikurenn 002 
↑ギヤをよく見よ!アウタートップだぜ!さすが肉練。
 
 十三峠を天理方面へ下り、市街地をクネクネと抜け天理ダムへ。へろへろと登り、1年越しの夢が今日叶った。
nikurenn 006
↑ダムカードGET!
 
nikurenn 004
↑天理ダムを下から。
 
nikurenn 007
↑天理ダム上から。天理ダムはダム上の道路が国道であるという全国的にも珍しいダムです。ダムはィイ。ついつい巨大建造物に萌えてしまうジブンがいる。
 
 天理ダムを過ぎたら登り。結構長くてキツイ登りが続く。しかしそこは肉食系男子。談笑しながらのんびり登る。
 
 登りきったら、福住~針~柳生~笠置と快調に飛ばして距離を稼ぐ。途中、蜂が顔に飛んできて右のチャリ毛の辺りを刺されるが、大した症状でもないのでここではスルーする。森の中を抜け、郡山市街地を抜け、いよいよ肉練本番である。ココまで100kmを走ってきてこのメニューはキツイ!!
nikurenn 014
↑チキンカツ定食大。昼時だったのでお客さんが多く、カナリ恥ずかしかった。とにかくデカイ!並でエエと言ったのに、ここまで来てそれは恥やでとカワマタさんに言われ大に。
 
 当然の事ながら完食はムリ。無料で頂けるパックに食べ残しのカツをガンガンに詰めるが入りきらない。「もう一つパックもらえますか?」と聞くと「パックはお一人様一つまでです」と言われ愕然となる。サコッシュ持って来て良かった。
nikurenn 015
↑惨敗。
 
 そこからは腹が苦しすぎてヘロヘロの最短距離で帰路へ。ハンガーノックの逆なんて初体験である。
 
 14時半に帰宅。140kmぐらい。
 
 肉練、しんど楽しかった!休みを取ってくれたカワマタさんに感謝!
 
nikurenn 016

2

久しぶりのロング

 先日の極悪呑み会で、酔うたイキオイでカワマタさんに「オマエには(沖縄で)絶対負けへん!」と言ってみた。酔うたイキオイなので大目に見てくれるかと思ったが、酔うたイキオイで許してもらえるのは相手がシラフだった場合のみで、相手がカワマタさんのようにジブンよりも酔うてる場合には許してもらえないことが今日わかった。
 
 わざわざ水曜日に休みを取って頂き、私をコテンパンにするためにコース設定まで全部やってくれた。奈良方面坂ばっかりコースである。十三峠→天理→福住→水間→布目→柳生→加茂→木津→清滝。140kmぐらい。
 
 下りと平地はソコソコいけるのだが、少しでも路面に斜度がつくとたちまち置いていかれる。去年の今頃は逆だった。イノウエさんと走ってるときも、平地ではなんでこんなに速いねんと思ってたのに坂になった途端に遅れだす。今年は私がそんな体質になってしまったようだ。
 
 とは言っても体重は64kgと、なかなかの数字で挑んだ今日の練習だった。それでも坂になると遅い。明らかに足の筋肉落ちてる。心肺は鼻呼吸できるぐらいに落ち着いてるのに、足にチカラが全然入らん。斜度がきつくなるとギヤが足らん。コンパクトドライブの導入を真剣に考えながらヒーコラ登っていたが、やっぱ自転車はエンジン。ミッションに頼っていてはキリが無い気がするのだ。
 
 だから、明日から秘密兵器で通勤します。足の筋肉鍛えなおしだ。
 沖縄まで1ヶ月。何を今さら・・・って感じもするが、なんもせんよりはマシ。
 あれやっとけばよかったとか、こうしといたらよかったとか思いたくない。
 そんなことに改めて気付かせてくれたカワマタさんに感謝。
 わざわざ休んでくれて本当に感謝。
 それをふまえて、「オマエには絶対負けへん!」
 
 画像は布目ダムのダムカードを手に入れて喜ぶカワマタさん。