鈴鹿チームTTで、藁にもすがる気持ちで借りた謎のアイテム『SEV』。アンケートに真面目に住所を書いたので、その後定期的にSEVから手書きのダイレクトメールが届く。
すでに5~6通ほどのDMが私の手元に届いたが、つい先日のDMに掲載された驚きの新商品に目を奪われた。『SEVランズS』というこの商品、なんとクルマのフロント部分に貼り付けるだけでパワーアップするのだと言う。29400円である。
「SEV電子シャワー」なるものが、クルマのエンジンだけでなく、サスペンションや空気抵抗までをもコントロールするのだとか。そんなすんばらしい技術がたったの29400円。ピストンのスカート部をほんのちょっと加工して摺動抵抗を軽減したり、ブレーキランプをLED化して電力を下げたり、少しでも粘度の低いオイルを開発して燃費を良くしたり、日々寝ないでクルマを開発している人々を( ゚д゚)ポカーンとさせてしまうような驚きの新商品である。それがたったの29400円!税込!
この商品をここで紹介するにあたって、SEVの自動車用製品を色々と調べてみたら、もっとDQNな強力な(効果的にも値段的にも)商品が多数ラインナップされていて更に驚く。そしてそのほとんどが“置くだけ”とか“貼るだけ”である。
たったこれだけでパワーアップしたり性能が良くなったりするんだったら、もういっそのこと総理大臣に貼ったったらどうや。
新しい自転車と洗濯機
じいじに新しい自転車を買ってもらってからというもの、毎晩私が帰宅すると「自転車乗りに行こう!」と連れ出される。ずっとお兄ちゃんからのお下がりだったので嬉しくてたまらないのだろう。いくつになっても新しい自転車というものは嬉しいものである。
新しいと言えば先日買った洗濯機が届いた。8年間で3回ほどしか使わなかった乾燥機機能を省略したモデルなので、容量は1kg分増えたがボディは一回り小さくなり、重量も随分と軽い。今朝から早速初仕事をしてもらい、出来上がった洗濯物を干しながら初仕事の出来栄えを確認。
以前使用していたサンヨーのビートウォッシュはかなり節水能力が高く、風呂の水を吸い上げるホースを湯船に突っ込んでおいても、洗濯終了後の湯船の水位が少ししか減っていないことに驚く。しかし風呂の水の再利用がほとんどの我が家では、別に節水しなくてもいいから大量の水でどんどん洗って頂きたいのである。現に子供の服に付いたご飯粒が取れていないことがよくあった。
今回導入したパナソニックのモデルはサンヨーに比べると節水能力は劣るようだ。風呂の水をほとんど使い切っていた。しかし我が家はそんなことはどうでもよい。やはり大量の水を使ってザブザブと洗ってくれたほうが「洗濯してます~!」という感じで気持ちが良い。ご飯粒もきれいに除去できていてなかなか洗浄能力は高いとみた。しかしイイ香りのする柔軟剤を入れても大量の水でザブザブしてしまうので、“残り香”までも洗い流しているように感じた。まあ柔軟剤の量を調節すればいいだけのレベルである。
ただし気を付けなければいけないのは「ポケットに入れたままのティッシュ」。節水型のものは意外と被害が少なく済んで胸をなで下ろすことが良くあったが、今回のものはタダじゃ済まないだろう。大量の水によりグチャグチャになったティッシュが全ての洗濯物を台無しにする可能性が大である。もしかしたら洗濯機そのものにもダメージを与えることになりかねない。家族には十分留意させておきたい。
と、いうわけで洗濯機にお金を使ってしまった我が家。私が密かに暖めていたiPad導入計画は先延ばしにされた。iPhoneだって早く5にしたいのだけど、カーナビが5に対応しないことには先走ってもしょうがない。世の中のインフラの整備って、結局は最有力企業の先走りに世の中が、「も~また新しくしやがって~めんどくさいの~」と言いながらイヤイヤ着いて行ってるかのように思える。いや絶対そうだろう。ちょっと開発はしばらくストップして、環境が整うのを待ったらどやねん、と思う今日この頃である。
コスモスはもう終わりか?
先日100km走ってなんだか良いペダリングのイメージが残っていたので今朝は少し早起きして、淀川沿い~朝練集合場所~枚方市街地~磐船街道~富雄川のコースで通勤。淀川沿いにコスモスがキレイに咲いているところがあったので見たかったのだがまだそこを通る時点で真っ暗(^^;; 枚方大橋付近でようやく明るくなってきて(600過ぎ)、磐船街道を登る。
富雄川沿いにも地元の方々がコスモスを植えてきれいに整備してくれているので楽しみに走っていたら、どこにもコスモスが見当たらない。今年は植えなかったのかそれとももう終わったのか?川沿いにず~っとコスモスが咲いててとても気に入ってる場所だったのでちょっと残念。近いうちにまた淀川にでも行くか。
肝心のペダリングは70点ほど。「スッスッ、ハッハーッ、スッスッ、ハッハーッ」という呼吸のリズムに合わせてギヤを選択していると気持よくそこそこの速度で登ることができる。それは良いのだけど、どうもサドルとお尻の位置が決まらず、そして結構早い段階から痛くなってくる。
ちょっと座る位置をずらして痛くないところへ移動させたら、ちょっとハンドルが遠くなる。それはステムの高さ調整なんかの程度で可能だけど、いやいやちょっと待て、それをやってしまうとそもそもからおかしくなる。今更ながらこのC59のフレームサイズは本当に自分に合っているのか、そんなことまで心配になってくる。サドルが合わないのか、冬用レーパンにしてパッドの厚みが変わったからなのか…。ドツボにハマりそうな予感である。
体の柔軟性や体重も関係してくるだろうから、しばらく様子を見ることにする。
行く季節
FBでアップ済みの使い回し画像で申し訳ないけど、先日の木馬朝練の時の集合場所。朝の6時20分ごろ。気温はおそらく10℃を少し下回るぐらい。秋が行ってしまって冬がやってくる。久しぶりに冬の朝の雰囲気を思い出させるような空気だった。
今朝のラジオで言っていたことだけど、四季の中で、「行ってしまう」と憂いを感じる季節は秋なのだそうで、昔から俳句などでも秋が「行ってしまう」ことを詠った句が多いとのことである。確かに春や夏、冬に関しては「来た」というイメージがある。しかし「秋が来た!」という感じはしない。「行ってしまう」と感じる部分は夏にもあるけれど、「行ってしまう」というよりも、どちらかと言うと「終わってしまう」と言うほうがピッタリする。なにか一つの大きなイベントが終わってしまうかのような喪失感が夏にはある。
その点、秋の「行ってしまう」感はもっと上品で、和服の檀れいみたいな美人が、置き土産に冬を残していくようである。そこには汗臭さも湿気も余韻も無く、ただ静かに去りゆく秋は非常に上品だ。
小学生の頃に必死で覚えた超有名短歌。
『秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ』(天智天皇)
今フト思い出したので書いてみたけど、意味を調べてみたら晩秋の夜の話なんですね。
→http://www.ogurasansou.co.jp/site/hyakunin/001.html
ま、短歌のひとつでも調べてみようと、そんな上品な気持ちにさせてくれる季節は秋。
木馬朝練
日吉応援は時間の都合によりDNS。ツールド沖縄に出るということで、ここんとこ木馬メンバーは毎週真面目に(笑)朝練をしている。昨日の日曜日はたまたま休みだったので参加。630アプロを出発して清滝方面へ。
通勤ではないので当然背負う荷物がない。今日は西やんとバトルしたろと密かに意気込んでいたら西やんの顔色が悪い。ポンポンが痛いようで途中のトイレに駆け込んでいた(笑)。仕方がないので単独でヒルクライム。タイムは測り忘れたがここ最近では軽やかに登れた感じ。R163を下って木津方面へ。ここから離脱して川沿いで帰って来ようかと思っていたが、天気も良くて気持ちいいので和束まで行く事に。R163から5号線で和束へ。
西やんと2人でかなもっちゃんとK本さんを引く。是非沖縄では良い成績を残して欲しい。悔いの無いレースをして欲しい。行けない人間の分まで頑張ってきて欲しいという願いを込めて引き続けたのだが、いつの間にかいない(^^;; 仕方がないので西やんと掛け合いっこ。楽しかった。
MTBの方もいらっしゃったので和束ローソンの時点で9時過ぎ。西やんが「11時には帰れる」と自宅に電話をしていた。無理やろと思ったが何事もチャレンジは大切だ。私は「12時に帰れる」とTEL(笑)。
犬打峠の激坂をなんとか登り、自ら設定したシンデレラタイム厳守のため木馬メンバーから西やんと2人で離脱。R307からサイクリングロードを繋いで帰路を急ぐ。コンビニ休憩を挟んでチームTT朝練コースを走る。ところが日曜の午後近くともなると歩行者が多く思ったように走れない。おまけに淀川市民マラソンと重なってしまったようで、ドエライ数のランナーさんの間を縫うようにしか走れず、11時どころか私のシンデレラタイムも10分ほどオーバーしてしまった。
ちょうど100kmぐらい。630に出発して1210自宅着。まあ今日は木馬メンバーもいたのでこんなもんだけど、もうちょっと早く帰らねば。午後からは洗濯機を買いに家電量販店をハシゴ。正直どれも一緒。乾燥は使わないのでドラム式は却下。店員さんによってオススメのメーカーが違うので迷った。結局P社で決めた。実家で夕食を食べて帰宅。疲れ果てた。
にしやんと
今日の通勤アタックには久しぶりに西やんが来てくれた。独りだと心が折れがちであるが、誰かが来てくれるとサボれないので助かる。どうもありがとう。ここんとこ仕事も忙しく、奥様も出産間近ということで乗れない日々が続いているとのことだが、「そんだけ乗れたら十分やろ」というぐらいの速さで清滝を登っていった。いま大切なことは家庭と仕事。自転車なんか3番目か4番目ぐらいでいいでしょう。
さて、明日はシクロクロス日吉ステージ。出場はしないが応援は行きたいなあと思っている。できれば自走でと考えているけど、子供たちも連れて行って欲しいみたいなのでクルマで行くかな。
なんか最近、パパの趣味に家族を巻き込んでしまおうという気持ちが芽生えている。そんな自分の魂胆に自分で気付いてしまって我ながら嫌気が差すことがある。今がそう。行きたいなら独りで行けばいいんだし、子供を連れて行って「家族のこともないがしろにしてないよ」的アピールはもうええやろと自分に言いたい。
家族が気になるんだったら乗らない!
乗るんだったら集中して乗る!
こんな分かりきったことが分からんようになるんだから情けない。で、こういうことに気付かせてくれるのはよく似た家族環境の仲間たち。西やんとか鈴ひろさんとかが身近にいてくれて良かった。自分はまだまだパパになりきれてないのかな。
新しい営業方法
2週間ほど前だったか、レンタカー会社の営業マンが来た。彼は私のコルナゴを見ると「自転車やってるんですか?」と聞いてきた。なんでも同じ営業所にロードバイクにハマってる奴がいて、大阪を拠点にしているチームに所属していると言うからもしかしたらどこかで会ってるかも知れませんね今度連れてきます、とのことであった。
で、昨日。
ほんまに連れて来た(笑)。残念ながら存じ上げはしなかったが、大阪の某有名チームで練習している若いローディーさんだった。昨日は路面ウェットと寒さに心が折れてクルマ通勤だったから自慢のC59をお見せできなかったのだが、ひとしきり自転車の話題で盛り上がった。
「Mさんの脚質は?」と訊いてきたのには笑った。横で聞いていた担当営業マンは( ゚д゚)ポカーンである。ローディー営業マンの彼は見るからにクライマー体型で、清滝なら10分台で登りそうな感じだ。「私もクライマーです」と言うと十三峠とかのタイムを聞かれそうだったので躊躇せずに「スプリンターです」と応えておいた(笑)。
接客中などに「私もロードバイク乗ってますねん」と話しかけてくる人と会話していると、どうやら私は自分でも意識していなかったのだがベテランの域に入るぐらいの経験者のようで、出たことのあるレース、行ったことのある場所、所有している自転車の種類など、ほとんどの人を驚かせてしまう。まあ長くやってればいいというものでもないし、長くやってる奴がエライというわけでもない。
バリバリのローディーなんて基本的に自転車ショップにしか出没しなかったけど、ここ最近は自転車人口が増えたことにより一般のステージでも見かけるようになった。もしかしたら人ごみに石を投げればローディーに当たるのではないだろうか。その辺のスラリとした若者を捕まえると、ズボンの裾をまくればスネ毛は無く、腕まくりすればキズパワーパッドが貼ってあり、「脚質は?」と訊くと間髪入れずに応える。そんな人間は意外と多いのかもしれない。
そんな昨今の自転車ブームを活動方法に取り入れた担当営業マンは、アホなのかカシコなのか。それは私が注文するかしないかにかかっているのだろう。カシコにしてやりたい気持ちはあるが、それはそれ、これはこれである。なかなか難しい。
「今度レーパンで自転車に乗って営業しに来ます!」と言ったローディー営業マンのほうはアホである(笑)。
ドーピング
ここ数日、特にサイクリストの間で話題になっているのが、ランス・アームストロングのドーピング疑惑。ツール・ド・フランス7連覇の剥奪、獲得賞金の返還、自転車界からの追放など、前代未聞のかなり厳しい処分となったようだ。
我々サイクリストはやはりランスを擁護する意見が多い。私も擁護派である。当時の検査に引っかからなかったのだからもうそれはそれでええやんと言いたい。今更になって周りの証言等で「やっぱりクロ!」と言われたらタマランだろう。なんとか勘弁してやって欲しいものである。
今まで多くのプロレーサーがドーピング疑惑により姿を消した。私が大好きだった山岳賞ヒルクライマーのミカエル・ラスムッセンもドーピング疑惑により追放された。自分の好きだった選手がドーピングしていたとなると少なからずショックではある。しかし、バレたらとてつもない代償を支払わなければならないことをわかっていてやってしまう、そんな人間の心の弱さを、頭ごなしに否定することは私にはできない。
レース前になると仲間と冗談交じりで、「今日だけ速くなれるドーピングがあったらやりたいなあ」と話すことがある。チームTTの時もそんな話をした。あの4人の中で、本気でドーピングしたいと考えていたのは私であると自信を持って言える(どんな自信やねん)。まあ私は練習不足によって遅いわけだから言い訳の余地などないが、そらもう寝ても覚めてもレースのことばっかり、家族の生活のために命を削って仕事をしているプロレーサーが、極限の練習を重ねに重ねて、それでも勝てない!ってなったとき・・・・・。
ま、ルールでダメと決められてるからダメはダメなんだけどね。個人的には人間味に溢れててオモロイと思うけどね。
そろそろ紅葉
シクロクロスが面白いとか言いながら、ここんとこロードばっかり。やはりこの速さは何者にも代えがたい。今朝も秋晴れの中、爽やかに自転車通勤(涙)。
ロードとクロス、若干ポジションが違うのだが、もしかしたらクロス車のポジションの方が自分には合ってるのかもしれない。骨盤を立てて、腹筋からお尻の筋肉を総動員してペダルを踏むことができるので、クロス車の重さでも意外と登れる。これをC59でやるとすれば、デベソになってるコラムスペーサーを外し、ハンドルバーを少し上に、そしてブラケットをほんの少しだけシャクらせるとそのポジションが取れると思う。
なんだかんだ言って木馬でやってるポジション合わせプログラムを未だにしていない。あれを実施することにより自分に合った素晴らしいポジションが確定するのだろうと思うけど、自分みたいに、気分や体調や季節やその他によって一番出力できる(と思っている)ポジションがころころ変わるようなシロートにとって、自転車側がバッチリ決まってしまうことによって言い訳の余地がなくなってしまうのではないかという懸念がある。
だって今のC59のポジションも木馬で組んでくれた時のポジションとは少し変えてあって、変えた時は「これはエエわ!」と言っていたのである。それが今になって「ちょっと違うかも…」である。我ながら自分のポジションって一体なんやねんと言いたくなる。
もし、「貴方にバッチリなポジションはコレです!」と提示され、それに乗って驚くような自己ベストが出ればもちろん嬉しいし、「なんや今までと変わらんやんか」となってしまったとしても、それはそれで、自分で自分を客観的に評価する能力があったということだと思うし。
ちょっとポジションを変えて、そして乗った瞬間に「あ、ちょっと違う!踏める!」とか思えるシロートで良かったと思う。飽きたらまた変えたらいいんだし。ま、今日にでもちょっと変えてみるか。
そろそろ山は紅葉。
C59 de 出勤
久しぶりにC59出動。クロス車での100km超が結構脚にキテて、軽い自転車に乗ってリカバリーしたかったので。まあしかし軽い。ブロックタイヤと比べたら当然だが、そらもう滑るように走る。どんだけスピィド出てるねんやろウケケとメーターを見ると、「すべてゼロ」。駄メーター様の君臨である。スピードセンサー電池切れでヤル気もゼロか。
嫁さんの猫目は5年ぐらい放置してるけどこの前部屋を片付けるのに動かしたらまだちゃんと表示してた。こちらは天下のS野様だというのにさすがにちょっと電池切れが早過ぎやしないか?何にそんなに電気食うねんと言いたい。節電節電とうるさく叫ばれる昨今、天下のS野様がそんなことでどうするのだ。まさか私が寝てる間に宇宙と交信でもしてるのではあるまいな。磁石が猛スピードで行ったり来たりしてるんだから発電ぐらいしてもよさそうだが。
話は変わるけど今回リヤタイヤに選んだコンチネンタルのスプリンター。いつに間にかロゴのデザインが変わってる。しかもトレッドパターンも変わってる。以前はダイヤモンドの粒みたいなパターンだったかと思う。まあ今のところ機嫌よく回っているので今後はコレでいく。