隊長練in箕面

 8時セブンイレブン前集合。ぞくぞくと集まる速そうな面子にビビる。十三峠の乱どころの比ではない。今日は180km以上走るようだが、ヨメコドモの世話をしないといけない両隊長は高山公民館までがリミットである。ああ残念だ。残念ザンネン・・・。

 だからと言っちゃあナンだが今日は全力を出し切るつもりだ。特急だろうと新幹線だろうとゼッタイに振り落とされない是!

 しかし我々両隊長は“京阪電車準急レベル”。完全に無我の境地に入ってしまった。猿隊長に「あの人(BR-1選手)マーク!」とか言われたので頑張ってマークし続けた。それはやり遂げたつもり。かなり引き離されてもとりあえずマークはしておいたから。休憩場所でもマークし続けた。もう片想いに近い。

 工事現場の相互通行の信号待ち地点で猿隊長と並んで停まっていたら、カリスマ店長の山崎さんに話しかけられた。

 「2人ともケルビムやね〜。イイね〜」

 おお!感動や!!あの有名人から話しかけられるなんて!もうテンションは最高潮。そこからは山崎店長の近くをチョロチョロしてアピールしておいた。タマに追い越したりして・・・。インフルエンザでマスクをしながら走っておられたが、それは見ないことにして「おお!オレってあのカリスマ店長抜かした!」とかホクホクしながら。

 高山公民館にフラフラになって到着。ここでこの特急列車とお別れというのはツライ。ヨメコドモさえいなければ・・・。イヤイヤそれは考えないことにする。ヨメコドモのおかげで地獄のセミロングに行かなくて済むのである。ていうか180kmオーバーで“セミロング”って・・・。

 帰路は猿隊長と2人で惰性で走った。この道は昔バイクで走ったなあ。ここの下りの急カーブが苦手だったなあ。NSRに乗ってたのにモトクロスに抜かれたときはショックやったなあ。今も苦手だけど。まさかここを猿隊長と自転車で走るとはな。人生ワカランもんである。

 「9時半までに帰らないとコレ(自転車)がカボチャになる」とシンデレラ隊長は言っていたが、どう見てもバナナやろ。ウェアも黄色やし。まあそういう私も10時半がタイムリミットである。それを過ぎたってカボチャにもバナナにもならないが、オキナワが遠のくだけだ。箕面市役所で解散。お互いスッ飛ばして帰宅。

 走行距離64km。おどんの乱以来MTBばっかりだったので久しぶりのロードだった。楽しかった。お疲れ様でした。

おとうさんスイッチその後

 こころに作ってやったのにメインで遊んでるのは宗一郎。予想通りっちゃあ予想通りだけど文字ピースをバラバラにばら撒くから、与えてから1日目で既に数個どっか行った。

 これも予想通りっちゃあ予想通りだけど、文字ピースをこころが口に入れるからヨダレでボヨボヨ・・・。ていうか飲み込んだら危ない。

 「バラバラにするから片付けが大変や。コレ嫌い。」って嫁に言われるし・・・。

 もう作ったれへんボケーー!!


 話は変わりますが、皆さん『おとうさんスイッチのテーマ』及び『おとうさんスイッチの作り方のテーマ』が頭から離れないことはないですか?私は先日から離れません。ずっと頭の中でリフレインされています。

 「おとーさんスイッチの、つくりかた〜♪」

 ・・・助けてください。

これもDIYじゃ



 初節句を迎えるこころのお祝いに「おとうさんスイッチ」を作ってやった。しかも山岳賞バージョン! 喜ぶだろうなきっと。ウシシシ・・・。

 で、この「おとうさんスイッチ」の最大の特長は、フタを開けると文字ピースが入っていて、マジックテープで付けたり外したりできるから「あ行」だけでなく、全ての行が可能だということ。「そ・う・い・ち・ろ・う」とか「こ・こ・ろ」とかも組み合わせれるように、「う」と「こ」は2個づつ入ってるところがイケてる。



 ちなみにフタを開けたとこにあるメーターは「おとうさんメーター」。おとうさんである私のテンションを示している。指針が青を指しているときは文字通り「ブルー」なので「おとうさんスイッチ『あ』!」とか言われても反応しないのである。

 ああ、DHバー以来の傑作やー。

500円玉貯金

 500円玉貯金に対しての諸アニキ達の熱い想いがビンビンに伝わってきます。

 私も「30万円貯まる貯金箱」を100円ショップで購入しましたが、今のところ2〜3万ってトコでしょうか。これもいつ使い込みしてしまうかわかりません。缶切りでブチ開けてしまえば終わりですから。

 そこで考えたんですけど、貯金箱自体が“100円”っていうのがアカンのではないでしょうかねー。「30万円貯まる貯金箱」じゃなくて、「30万円する30万円貯まる貯金箱」っちゅうのがあれば、そう簡単には開けられません。

 貯金箱が満パイになったとき、貯金箱代とチャラになるっちゅうわけです。

 ・・・・・ムナしいっすね。

冬も終わりか

 今日は久しぶりに寒い。今日で冬らしい気温は終わりらしい。これからはだんだんと暖かくなってきて、晴れの日とか暖かい日とか条件の良い日を選んで走ることの出来る幸せなホビーレーサーの季節である。

 で、いよいよ本格始動といきたい。イヤ。いくべし。これから春にかけての自転車予定を書いておくから、アタッカーズメンバーは参考にすべし。

●3月4日(日)・・・猿隊長と練習。箕面市役所付近を8時に出発する特急列車に乗り込むつもりらしい。振り落とされるの覚悟で。雛人形片付けなアカンから早めに帰るつもり。

●3月21日(水・祝)・・・行けたら淡路島一周(木馬イベント)。嫁は「行っていいよ」と言っている。しかも快く。この言葉の裏に何があるのか若輩者の私にはわからない。コワイから慎重にいきたい。

●4月1日(日)・・・ママチャリの乱。淀川沿いを一周(枚方大橋〜赤川鉄橋)の予定。集合時間・場所は後日連絡します。ママチャリ歓迎、子連れ大歓迎!ヨメカノジョ連れ大々歓迎!

●4月7日(土)or8日(日)・・・PEANA2さん企画の琵琶湖一周。諸般の事情により参加はビミョー。でも是非行きたい。

●4月14日(土)〜4月15日(日)・・・鈴鹿サーキットへ家族親戚旅行。私だけ現地まで自転車で行くつもり。片道約100kmちょっとの道のりをなるべくノンストップで。クルマとどちらが早いか密かに競争心を燃やしている。


 今のところこんな感じですわ。

 あ、それから自転車通勤率をおもくそ増やしたい。自転車通勤1回につき500円貯金してるから(ガソリン代と見立てて)、それでオキナワ代を払う予定。旅行代理店のカウンターで貯金箱割るつもり。

空気圧

 自分で言うのもナンですが、息子とトミカ(ミニカーね)で遊ぶ私は良いパパだ。部屋の端から端まで何台ものトミカを走らせて2人で盛り上がる。気が付くと部屋中トミカだらけである。

 そんなときフト気付く。

 車種によって同じ力で走らせても、長く走るやつとそんなに長く走らないやつがいる。長く走るやつは「シャーーーッ!」っと小気味良い走行音を発しながら部屋の端までラクショーで進む。そうでないやつは「ガ〜〜ッ」っと少々重たい感じのロードノイズを発しながら走行し、部屋の端まで届かずに途中でストップする。

 トミカって、車種によってサスペンションが付いてるのと付いてないのとがあるのね。パトカーとかセダンとか乗用車タイプにはサスが付いてて、消防車とかトラックとかのタイプには付いてないのよ。で、サスが付いてるやつは「シャーーーッ!」っと走るんだけど、付いてないやつは「ガ〜〜ッ」なのだ。

 恐らくフローリングの継ぎ目とか、真円ではないであろうプラスチックのタイヤの振動を、サスが吸収しているからあのスムーズな走行が可能なのだろう。トミー(現タカラトミー)の開発陣がそんなことをエラソーに語ってたテレビを見たことがある。じゃあトラックとかバスとかにも付けたれよー。サス。

 「サスがある方が良く走る」。これはわかる。クルマやバイクにもサスが付いてる。タマにサスをガチガチに固めたクルマや、リヤリジット(サス無し)にしたアメリカンバイクを見かけるが、どう見たって「ガ〜〜〜」の方である。スムーズな走りとは言い難い。

 じゃあサスが無いロードバイクはどうするか。フレームの材質や太さや形などがサスになってるのだと思うが、もっと簡単に言うとタイヤである。タイヤが路面の細かなデコボコを吸収してくれているからこそ、ロードバイクはあんなにスムーズに走るのである。

 今更こんなことを言うのもアレだけど、だからこそ空気圧ってめっさ大切だと思う。出先でパンク修理して、ハンドポンプで少ない目にしかエアを入れられなくても、走り出すと結構スムーズに走ってくれて逆に調子良かったりした経験はありません?

 私が使ってるチューブラーには「MAX 14BAR」と書かれている。そう書かれているとついつい「そこまで入れなアカン」気がするが、もちろん入れ過ぎ。私の体重の場合なら7キロぐらいが丁度良いのではないだろうか。

 「10は入れ過ぎやろうから9ぐらいにしとこか」っていう人、多いと思う(たぶん)。きっと9でも多いぞ!いっぺん6ぐらいで走ってみてみてみ。なかなか良かったりするから。

 ああこれでオレも最速や〜。空気圧の秘密をトミカで発見するとは思わなかった〜。

 こうしてホビーレーサーは妄想の中でのみ速くなっていくのだ。

幸せである

 なかなか寝付かない時はダッコして近所を散歩するんだ。ジャンパーにくるんで鼻歌を歌いながらゆっくりと歩いていたら、いつの間にかぐっすり眠っているんだ。

 ジャンパーの中で、小さな手が私の両脇をしっかりと掴んでいる。私がいなければ死んでしまう。ここに置き去りにしたら死んでしまう。私を頼り切っているんだ。そんな小さくて儚い命が私の腕の中にあるんだ。

 こんな幸せが他にあるだろうか。

 こんな時間がいつまでも続くことを祈るったら祈る。

赤い水玉パワー

 家→バイト→家→バイト→家→学校→バイト→家→バイト・・・・・なんていう日常を過ごしているグータラ大学生の従弟をムリヤリ自転車に乗せ、御幸橋近くにある祖父母のお墓まで墓参りに行って来た。

 決戦用ケルビム号をフラットペダルに交換し、山岳賞ヘルメット・山岳賞ジャージ・レーパンまで貸してやった。こんな水玉セットなかなか着られへんねんぞー(いろんな意味で)。

 往復約60km。アベ20km/h。そんなのんびりペースで走っていても、すれ違うローディーは従弟をチラチラと見ている。やはりこのコスチュームは目立つ。山岳賞とかそんなことを知らない人でも振り返る(ていうか何も知らない人の方が振り返る)。猫も杓子も振り返る。とにかくめっさ目立つ。

 従弟はあの有名な自転車漫画『シャカリキ!』を読んだことがあるそうで、赤い水玉の説明は不要だった。そういった予備知識があったからかも知れないが、始めはイヤイヤだったクセに、「自分が目立っている」ことに気付き始めると、なんだかフォームがサマになってきて、彼なりに頑張っているのがこちらにまで伝わって来るようになる。

 やはり赤い水玉には不思議なチカラがあるんだと思う。山岳賞浴衣作ろうかな。