家→バイト→家→バイト→家→学校→バイト→家→バイト・・・・・なんていう日常を過ごしているグータラ大学生の従弟をムリヤリ自転車に乗せ、御幸橋近くにある祖父母のお墓まで墓参りに行って来た。
決戦用ケルビム号をフラットペダルに交換し、山岳賞ヘルメット・山岳賞ジャージ・レーパンまで貸してやった。こんな水玉セットなかなか着られへんねんぞー(いろんな意味で)。
往復約60km。アベ20km/h。そんなのんびりペースで走っていても、すれ違うローディーは従弟をチラチラと見ている。やはりこのコスチュームは目立つ。山岳賞とかそんなことを知らない人でも振り返る(ていうか何も知らない人の方が振り返る)。猫も杓子も振り返る。とにかくめっさ目立つ。
従弟はあの有名な自転車漫画『シャカリキ!』を読んだことがあるそうで、赤い水玉の説明は不要だった。そういった予備知識があったからかも知れないが、始めはイヤイヤだったクセに、「自分が目立っている」ことに気付き始めると、なんだかフォームがサマになってきて、彼なりに頑張っているのがこちらにまで伝わって来るようになる。
やはり赤い水玉には不思議なチカラがあるんだと思う。山岳賞浴衣作ろうかな。