絶対完走

 なんと大阪マラソンまであと38日である。焦っても仕方ないので出来るだけのことはやろう。
 
 とりあえず今月中は10km前後の距離をなるべく毎日走って、ランの脚の感覚に戻す。
 
 10月に入ったら20km~30kmの長距離の練習。去年の奈良マラソンで思ったけど、とにかく脚が痛くなるので長時間のランニングに耐えることのできる脚にしないといけない。
 
 目標5時間切り!遅っ!

出るからには

 いつまでもダラダラしててもしゃーないので、ランニングの練習を開始することにした。大阪マラソンに向けて、そして奈良マラソンに向けて、少しでも楽に走れるようにはなっておきたい。エエ加減な練習で挑んで途中棄権するなどは、出たくても抽選で外れてしまった人たちに申し訳ない。練習期間は短いけれど、できるだけのことはやろうと思う。
 
 と、いうわけで家族が寝静まっている早朝にイソイソと準備をして家出。久しぶりにランシューを履く。去年の大阪ハーフで大失敗して使うことのなかったNIKE+を使ってみる。もう二度と使うことはないと思っていたけど、iPhoneにNIKE+のアプリが標準装備だったし、最近ようやくiPodの使い方を覚えた(遅!)ので、「音楽を聞きながらランニング」という、私にとっては夢のような行為を思い立ったからである。
 
 iPhoneのNIKE+は、測定した距離やペースが実際の距離とペースに一致しているかどうかを調整できるようになっていて、失敗した時のように「実際のペースは表示されているペースより遅かった」などという最悪の事態は予め回避できるようになっている。これは計器頼りになってしまいがちな私のようなシロートランナーにはありがたい。
 
 今のところiPodにはマイケル・ジャクソン、extreme、B-52’s、ヒューイ・ルイスなどが入っているけど、ランに合うような曲はないかな。マイケルとジャネットの『Screme』はまあまあかな。当たり前やけど、一定のリズムでズンドコズンドコする曲がイイ。家で聞いていいなと思う曲と、ランで聞いていいなと思う曲はちょっと違うな。
 
 耳の形が悪いのか、イヤフォンがぴったりフィットしなくて集中力が途切れがち。コードもプラプラと体の前で揺れるのでうっとおしい。あと、汗ぐらいは跳ね返す防水性は是非とも備えて頂きたい。それから「パワーソング」なる機能が付いており、恐らく自分でテンションの上がる曲を予め設定しておき、ココや!という時にそれを流すというものなのだろうと思うけど、マニュアル操作なのがイタダケない。ハイテクデジタル装置(少なくとも私にとっては)なのだから、今まで流した曲と、ランナーのペースの上り下りを総合的に判断し、「この曲流したったら頑張りよるやろなー」という曲を、ペースが落ちる頃に自動的に流すぐらいのことはできると思う。頑張れNIKE+iPod。
 
 ま、こんな感じで10kmほど。今日は程良い筋肉痛。本番までの期間が短いので来月ぐらいには30km走なんかも取り入れていく予定。

2011大阪ハーフ

 1年ぶりの大阪ハーフ。去年はローディーのお遊び的感覚で参加、ペースが掴めずに閉まり行く関門との戦いとなったが、今年は準備万端、自他共に認めるランナーとして参加してきた。
 
 水曜から禁酒して丸3日間も肝臓を休ませた。食事も炭水化物中心とし、前夜にはカキフライを食すという徹底ぶり。今までアルコールを分解するという仕事しかしていなかった肝臓が本来の仕事をしている感覚が手に取るようにわかる。筋肉にはグリコーゲンが蓄積され、今にもバクハツしそうな感じである。
 
 スタート地点の大阪城公園までは自宅から約1時間歩いた。かなり気温は低くとても寒かったが歩いているうちに温もってきて調度良かった。受付と着替えを済ませ、木馬メンバーと合流。私も申告タイムを少々偽って前の方でスタートする魂胆だったが、他のメンバーは私のさらに上を行く偽りにより、Bグループスタートというツワモノもいた。私はDグループである。大阪ハーフで記録を出すには嘘も方便というところか。
 
 12時10分スタート。
 
 しばらくは渋滞の為に自分のペースでは走れない。今年は大阪城公園スタートとなったので道幅が狭く、カーブも多くて転倒者が結構いた。来年には改善して欲しい部分である。しばらくは集団のペースで走る。結構速いと感じた。でもこのまま着いて行こう。しんどいと言ってもたった2時間弱である。ガマンガマン。
 
 いやホントね、今年は非常に調子が良くて、心配していた関門プレイなどなく、ブロガーとしては見せ場の少ないレポートです(笑)。
 
 約半分の10km地点、そろそろバテてきているランナーを横目にペースを上げる。とっても調子が良い。ようやくカラダがほぐれてきた感じさえする。肘を後ろへ引き、胸を開いて前傾姿勢を取るとペースが上がる。これは先日2時間走ったときに発見した。私にはこの走り方が合っているのだろう。
 
 アミノバイタルゼリーをチビチビ飲みながら走る。これも良かった。ハンガー気味になることもなく、一定のペースを維持できた。落ちてきたランナーをどんどん抜かす。コレだよコレ!オレがやりたかった後半ごぼう抜きはコレだよ!とか思ってニヤニヤしながら走る。しかし残り3km地点、長居競技場に入る頃に少々脚が辛くなってくる。このへんでちょっとペース落ちた。とにかく長居競技場に入ってからが長かった。
 
 同じ1kmでも、「知らん間に走ってた」というのと、「あと500m、あと200m…」と刻んでいくのとでは精神的ダメージが全く異なる。最後の2kmはまさに後者。いつになったらゴールするのか不安になる。このまま走り続けられるのか…。
 
 それでも競技場のトラックの中に入るとすごいテンションが上がった。視野が一気に開けて、オレンジ色のトラックと、晴れ渡った青空と、そして歓声。スゲー。広い~。
 
 最後の100mは全力ダッシュ。最後のごぼう抜きを満喫してゴール!振り向いて帽子を取ってコースにお礼。
 
 
 自己ベストを10分以上も上回った。手元の時計は1時間48分。公式記録は1時間50分。やった~。夢のハーフ2時間切り達成できた~~。
 
 各地で応援してくださったアニキアネキ、寒い中ありがとうございました。おかげで良い記録が出せました。

6

奈良マラソン2010

 いよいよである。中学の頃からマラソン嫌いだった私が、ウケ狙いとモテ期狙いだけでダラダラと練習し、酔った勢いで申し込んだフルマラソンの本番である。会場はものすごい人で、少々カオス状態だったが、運営がものすごく良くて何事もスムーズに行ってる印象がした。
 
 雰囲気に飲まれつつ朝9時にスタート。
 
 作戦は『前半温存、後半爆発』である。テンションが上がってビュンビュン飛ばしていく人を、「後でぶち抜いたるからな~」と思いながら見送るガマンの走り。30km地点でみんなヘロヘロになっているのを横目に快走してやることだけを妄想し、とにかく黙々と距離を稼ぎ、しっかりと補給しながら走る。
 
 スタートしてすぐ、高橋尚子が「みんな頑張って!頑張って!」とハイタッチしながらバビュ~~ん!!と走っていった。何食べてるんやろ。そういや納豆とひじきとレバーは毎日食べてると言っていた。真似しよ。
 
 4.8km時点の給水所はパス。6km地点でカリカリ梅1個補給。折り返して新大宮付近のGSがバナナを配っていたので一切れもらう。11km地点の給水所で水をもらい、梅丹のドロッとしたナニカを補給。・・・・ああ~、もう何をどの地点で補給したかなんて忘れかけてる。もうそんなんどうでもええわ~。
 
 相変わらず抜かされていく人数の方が多い。「今に見とれよ」と淡々と自分のペースを守る。30km地点に来たらこっちのもんじゃい。見とれよ~見とれよ~。せいぜい今のうちに飛ばしとけよ~。
 
 約16km地点、窪之庄南を左折して、いよいよ天理に向かう上り坂の始まり。「よっしゃココからが本番や」と言い聞かせる。ただひたすらマイペースで歩を進める。意外と調子が良い。スタート前に飲んだアミノバイタルプロが効いている。これまでも水分などは定期的に補給しているので体調的には全く問題なし。脚も痛いとことか全然なし。非常に調子が良い。
 
 でもまだ早い。ここでランナーズハイになって飛ばしたらオワリである。言うてもまだ16km。半分以上ある。まだまだや、まだまだガマンや・・・・。
 
 等間隔にセンターラインにならんだボランティアの高校生が大きな声で応援してくれる。ほんとに心強い。応援で元気100倍になったらそれはマンガだが、それでも10%ぐらいは回復するのは本当だ。清志郎のメイクをして踊っている地元のおじいちゃんがいて、それにも元気づけられた。たまらんなあ~。
 
 あと太鼓の音な。不思議と太鼓の音ってのは元気がでる。吹奏楽も良かったなあ。『負けないで』の演奏のときは立ち止まって聞いたろかなと思うぐらい。
 
 しっかしこの山道はどこまで続くんじゃいというぐらい長い。果てしなく長い。コースマップでは「ここだけが難所やなあ」というぐらいの印象だったが、走ってみて大間違い。ここだけでも十分レースできるやろというぐらいに長い。で、この山道の途中に、半分の21km地点と、今日のポイントである30km地点がある。マラソンで一番心が折れると思われる半分の地点と、「魔物が住んでいる」と誰もが言う30km地点がここにあるのだ。奈良マラソンのコースを考えたヤツは間違いなく“ドS”だ。
 
 当初ペースアップの予定だった30km地点が坂道だったので、アタック開始はちょっと遅らせて平坦になったところにしようと予定変更。平坦に戻るのはだいたい32km地点ぐらいだから残り10kmもあったらええやろ。ウケケ。のこり10kmぐらい屁ェである。なんせいつも練習で走ってる距離が10kmだ。小1時間頑張ったらごぼう抜きでゴールだ。ウケケケケケ。
 
 そんなことを妄想しながら歩を進める。妄想のし過ぎでペースが徐々に落ちていることに気付く余裕すらなく・・・・・。
 
 
 ★心の会話
 「よし、32km地点。残り10kmやぞ!」
 「そ、そうやね・・・・」
 「どうした?ペースアップするんちゃうか?」
 「ま、まあもうちょっとあとでもええんちゃうか・・・・」
 「そ、そうか・・・・」
 「うん、のこり5kmからでも十分ごぼう抜きできると思うわ・・・・」
 
 というわけで、さらに予定変更。残り5kmからのアタックとなった。そうと決まれば最後の5kmでしっかり走れるように、残った補給食を全部食べ、時々歩いたり、立ち止まってストレッチしたりして備える。うん、この歩行は残り5kmのためだ、と自分に言い聞かせて歩きまくる。歩いて歩いて歩きまくる。
 
 沿道の人々に「がんばれー!のこりもうちょっとー!」と言われまくるが、ええねんええねん、オレは体力を温存させてんのや。速いオレを見たかったらゴール付近まで移動することやな、と余裕をカマして歩きまくる。
 
 足さえ止めなければ、イヤでもゴールは近付いてくるもんである。そして残り5km地点。
 
 「おい、のこり5kmやぞ。そろそろ行こか」
 「ちょ、ちょっと待って、足冷えた」
 「冷えたてお前、そら歩きまくってたから冷えたんや」
 「ま、まあちょっと待てや。今からちょっと上げるから」
 「おい、ひこにゃんにもアヒルにもクレオパトラにも抜かれたやんけ」
 「あんなイチビリほっとけ。のこり3kmでなんとかしたる」
 
 さらに予定変更。のこり3kmでのアタック開始となった。そしてのこり3km地点。
 
 「よっしゃ!行くぞ!」
 「おいちょっと待てや、最後の最後で上りやんけ」
 「それはみんな一緒や。よし行くぞ!」
 「むりむりむりむり。上りで飛ばしたらフクラハギ痙るから」
 「じゃあどこでアタックすんねん!」
 「ゴール手前でええやろ」
 
 というわけで、ゴール手前50mをダッシュし、前方の75歳ランナーひとりをごぼう抜きしてゴールしました。5時間22分もかかりましたとさ。
 
 

6

CAMELBAK


 
 bfzアニキの勧めでCAMELBAKのウエストバッグをポチった。昨晩は付属のボトルに水を満タンに入れて1時間ちょっと走ってみた。
 
 心配していたユッサユッサの揺れはほとんど無く、なかなか快適な走り心地。水が満タンに入ってるとやっぱりちょっと重いけど、こまめに水分補給できるのは精神上とても安心する。ボトルと共に走り続ける自転車乗りにとっては重要なこと。水飲み場を探しながら走るのとでは大違いだということに気が付いた。
 
 NIKEのニューシューズもなかなか調子が良い。カカト部分の衝撃吸収性が良く、土踏まずはプラスチックのバネになっているので、以前履いていたものよりは随分ラク。あんまり練習で使うとカカトが減ってくるので本番までに温存させたいぐらい。
 
 なぜか赤いものを身につけるとテンションが上がるのだ。水玉なら尚更(笑)。
 

4

21km2時間30分orz

 フルマラソン本番までに一度は42kmという距離を体感しておきたかったので、6時に起床7時出発。いつもの淀川河川敷豊里~赤川1周6kmのコースを7周したろと鼻息荒く家出。
 
 ヨメのサンリオキャラのウエストバッグに、MeitanCGとMeitanCCGを1包ずつ、アミノバイタルプロ1包、ヤマザキランチパック1つを入れる。腰に巻くとユッサユッサ揺れて走りにくいのでタスキ掛けにした。揺れは殆ど無いので走りやすかったが、長時間だと肩が疲れてくるので定期的に右肩と左肩を入れ替える必要がある。みなさんフルを走るときの補給食はどうやって持っているのでしょう。
 
 序盤からゆっくり走る。km/6分30秒ぐらい。そのまま2周目に突入。バスケ部の高校生20人位にごぼう抜きにされるがなるべく意識せずに無我の境地で走り続ける。2周目を終えて少しストレッチして休憩。ヤマザキランチパックを1枚補給。この時点で激しく飽きてくる。まだ2周目・・・・。あと5周・・・・。
 
 なんとか3周目に突入するも、走ってるのか歩いてるのかわからんペース。心肺は全く余裕だが、脚が重い。バネ感がなく、段差も何もないのにつまづく始末。ヒザのすぐ横の筋肉と、ふくらはぎが痛くなってくる。多分本番では攣るやろな。補給食も塩気の効いたものが欲しい。おにぎりなんかサイコーちゃうかな。
 
 前夜飲み過ぎたのもあかん。12月に入ったら完全に禁酒してカーボローディング。靴もクッション性の高い初心者用にしよう。今から焦ってもランニングの能力は上げられないと思うので、今ある能力をきちんと全部出し切れるように調整したい。雨の王滝100kmよりも辛いレースになるだろう。心の準備も万全に。
 
 後から知ったけど、私のつぶやきを見てカナタニさんが差し入れを持って河川敷に来てくれたそうだ。しかし私は3周でリタイヤして帰路についている頃だった。大変申し訳無かったです。
 
 結局21kmを走ったり歩いたりで2時間30分もかかっていた。ハーフすら走れないようではヤバイな・・・・。

心のエンジン

 ようやく心のエンジンがかかってきたようで、2日連続ランニングした。まあ7~8kmぐらいだが。42kmってしかしどんな距離やねんと思う。多分30km地点で記憶がなくなっているだろう。30kmまで走れたらのハナシではあるが。
 
 で、やっぱり走っているうちにペースが上がってしまい、最終的には桜宮高校の野球部員と一緒に走ってたから相当な速さだったのではないだろうか。こんなことなら野球部に入っとくべきだったぜ(意味不明)。
 
 淀川の河川敷を毛馬方面に向けて走ると、我が母校である桜宮高校がある。運動部はグランドや体育館が使えない日は河川敷に出てきて走ったり筋トレしたりする。我々バレー部もその例に漏れず、体育館がバスケ部に占領されてる日はここで坂道ダッシュとかやらされたわけだが、あれから20年経った今も、運動部はここで走ったり筋トレしたりしている。
 
 そんな光景を眺めながら走るのはとても楽しい。ついついペースを落としてしまい、先輩風を吹かせて練習にチャチャの一つでも入れたろかいと思うのを必死で我慢して走るのだ。
 
 中には怪我かなんかの故障中と思われる部員が、ここぞとばかりにかわいい女子マネージャーとダベっておる。練習できないストレスを、ソッチの方面へ晴らすヤツは大人になっても大したヤツにはならないだろう。故障中は動かすことが出来る部位の筋トレをするべきである。たしか体育館の校舎に筋トレマシンが置いてあるフロアがあったはずだから、そこに行けばいいのに。防寒着を着込んでヘラヘラしながら女子とイチャイチャしている姿は若い頃の私を見ているようで少々恥ずかしい。
 
 そんなこんなでラン終了。最近は酒の量も減らしてすこぶる体調が良い。この調子が続けばいいな。まあ自分次第やな。
 
 

走ってない

 最近ぜんぜん走ってない。先日ラン仲間と河川敷を走った以来ぜんぜん走ってない。
 
走ってない

焦る

休みの日にまとめて走る

どこか痛める

しばらく走らない

繰り返し

 である。
 
 あと1ヶ月ちょっとでフルマラソンに初出場しようとしている人間がこんなことでいいのだろうか。
 
 
 ま、ええやろ。別に記録狙ってるわけじゃないし。あせるなあせるな。ぼちぼち行こう。

走れてナンボ

 某人妻にお誘い頂いて、屈強なランナーが集まる練習会に参加してみた。 距離は15kmちょっとで、おしゃべりしながらということだったのでイケるかな~と思っていたが甘かった。最後はヘロヘロで脚も上がらん状態。
 
 なんでこんなに走れないのだろうかと悩む。私よりずっと歳上の人でも、背の小さな女性でも、体型がポッチャリしててもガリガリくんでも、ランナーと呼ばれる人たちは確実に私より速い。テンポ良く歩を刻みジリジリと離されて行く。少し歩幅を広げれば・・・・、少しピッチを上げれば・・・・といつも思うが、それができない。できたとしても1分ぐらいしかもたない。
 
 「ソコソコのローディーなのに・・・」という奢りがいけないのかもしれない。自転車はいうても機材スポーツである。速く走らせたり遠くまで行ったりするにはもちろん体力は要るが、自転車という機材に騙されている部分がある。自転車において所謂“体力”が必要なのは、上り坂だけではないだろうか。下りなんか何もしないでいいし、平地だって自分のペースで走り続ける分には正直そんなに体力なんて使っていない。
 
 私も片道26kmの自転車通勤でイケてるように思えるが、そう考えたら実際に体力を使っているのは清滝峠での正味3km程度だ。これはちょっとランに対しての考え方を改めないと、いつまでも「おかしいな、俺はソコソコのローディーやのに・・・」と勘違いしたまま、苦しいランを続けることになるかもしれない。現に、ランをやっててもなんもオモロイことはない。早くゴールに到着せえへんかなと考えているだけである。
 
 ランナーの皆さんは走りながらとても楽しそうであった。走りながら「気持ちエエわ~」と言ってる人もいた。早くそう思えるようなレベル到達したいなあ。心もカラダも、ランナーになるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
 
 

背中を伸ばす

0

 なかなかゆっくりとランニング出来る時間が取れなくて、どうしても休みの日にまとめて走ってしまってカラダが痛くなる、ということを繰り返している。昨日も休みだったが自由時間は午前中のわずかな時間だけだったので、あわててペースを上げて1時間ほど走ったが、案の定背中の筋肉が張って痛くなってきた。
 
 まあほっといても治ると思ったけど、歯医者に行くついでだということで整骨院に行ってみた。そしたら大江裕そっくりな先生が私の背中を触って、「伸ばす方向の柔軟性がないですね」と言った。
 
 ねじる方向と、前屈方向には結構柔らかい方なのだが、上体反らし方向には確かに固い。ロードバイクばっかり乗っていたらそうなってしまうのかな。いわば猫背ということだ。家に帰って早速子供のサッカーボールを背中に敷いて仰向けになってストレッチ。
 
 そしたら背中からポキポキと音がして、嘘みたいに筋肉の張りがマシになった。ランニングのフォームも猫背にならないように注意しながら走っているつもりだったが、やはり後半になればなるほどフォームが崩れてくる。そうなった途端にカラダにダメージが蓄積されていくんだろう。左膝ばかりが痛くなるのもやはりカラダのバランスがどこかおかしいのだと思う。
 
 まずはカラダの歪みをまっすぐにすること。人間フレーム修正機みたいなんがあったらいっぺんセットしてもらいたい。