出るからには

 いつまでもダラダラしててもしゃーないので、ランニングの練習を開始することにした。大阪マラソンに向けて、そして奈良マラソンに向けて、少しでも楽に走れるようにはなっておきたい。エエ加減な練習で挑んで途中棄権するなどは、出たくても抽選で外れてしまった人たちに申し訳ない。練習期間は短いけれど、できるだけのことはやろうと思う。
 
 と、いうわけで家族が寝静まっている早朝にイソイソと準備をして家出。久しぶりにランシューを履く。去年の大阪ハーフで大失敗して使うことのなかったNIKE+を使ってみる。もう二度と使うことはないと思っていたけど、iPhoneにNIKE+のアプリが標準装備だったし、最近ようやくiPodの使い方を覚えた(遅!)ので、「音楽を聞きながらランニング」という、私にとっては夢のような行為を思い立ったからである。
 
 iPhoneのNIKE+は、測定した距離やペースが実際の距離とペースに一致しているかどうかを調整できるようになっていて、失敗した時のように「実際のペースは表示されているペースより遅かった」などという最悪の事態は予め回避できるようになっている。これは計器頼りになってしまいがちな私のようなシロートランナーにはありがたい。
 
 今のところiPodにはマイケル・ジャクソン、extreme、B-52’s、ヒューイ・ルイスなどが入っているけど、ランに合うような曲はないかな。マイケルとジャネットの『Screme』はまあまあかな。当たり前やけど、一定のリズムでズンドコズンドコする曲がイイ。家で聞いていいなと思う曲と、ランで聞いていいなと思う曲はちょっと違うな。
 
 耳の形が悪いのか、イヤフォンがぴったりフィットしなくて集中力が途切れがち。コードもプラプラと体の前で揺れるのでうっとおしい。あと、汗ぐらいは跳ね返す防水性は是非とも備えて頂きたい。それから「パワーソング」なる機能が付いており、恐らく自分でテンションの上がる曲を予め設定しておき、ココや!という時にそれを流すというものなのだろうと思うけど、マニュアル操作なのがイタダケない。ハイテクデジタル装置(少なくとも私にとっては)なのだから、今まで流した曲と、ランナーのペースの上り下りを総合的に判断し、「この曲流したったら頑張りよるやろなー」という曲を、ペースが落ちる頃に自動的に流すぐらいのことはできると思う。頑張れNIKE+iPod。
 
 ま、こんな感じで10kmほど。今日は程良い筋肉痛。本番までの期間が短いので来月ぐらいには30km走なんかも取り入れていく予定。