となりの工具箱

 年末はバタバタと忙しかったので、年が明けてから仕事で使っている工具箱の掃除と整理整頓をしました。今日はその中身を大公開!



 右上の青いボックスは配線作業などに使うギボシや電工ペンチなどが入っています。



 1段目。ドライバーやT型レンチ、エアガンなどが入っています。ドライバーはほとんどスナップオンです。PBというメーカーのドライバーが一番使いやすいと言われますが、あのドライバーを工具箱にしまっておくと、何故かものすごく臭くなります。原因不明です。酸っぱい匂いがします。だから私は使いません。スナップオンのドライバーの柄は四角いので作業中にコロコロ転がりません。



 2段目。ラチェット、ボックスレンチ、コンビネーションレンチ等が入っています。こうやって整然と並べると「デキる奴」みたいです。



 3段目。ニッパー、ラジオペンチ、ハサミ、カッター、モンキレンチ、ハンマー等が入っています。どんな工具にも言えることですが、特に刃物系のクオリティが悪いと仕事がはかどりません。



 4段目。バール、インパクトレンチ、タイミングライト、ハンダゴテなど、大型の工具入れ。ミッションやエンジンを下ろすような大作業の時、バールがいろんなところで役立ちます。ヘンなバールは滑ったりして怪我をすることがあります。右上の手や視界の届かない場所を見る為のミラーはフィットのミラーです(笑)。



 5段目。使用頻度の少ない工具や、余ったネジ、部品等を入れています。いわゆる「ガチャ入れ」。「いつか使うやろ」と思ってとっておくのですが、なかなかその機会がなく、挙げ句にはそこにあるのを忘れてしまうことも。この段は定期的に整理整頓しておかないと、すぐに「ゴミ入れ」みたいになってしまいます。

 工具って揃えだすとキリがありませんが、後は共用工具だったり専用工具などがあるので、今のところこれだけで事は足りています。

 私は無駄が嫌いなタイプなので、使わない工具や稼働率の低い工具はすぐに工具箱から削除します。いわばここに紹介した工具達は選りすぐりの精鋭部隊で、私とその家族の生活を支えている命の源です。汚れたらすぐに拭きますし、地べたに置くなんてことは絶対しません。私が死んだら棺桶の中に入れて欲しいぐらいです。

 多分燃え残るでしょうが(笑)。

好景気の波

 経済のことなんて全くわからない私でも、なんとなく景気は上向きになってきているなあ、ぐらいのことはわかる。正月だからと言って散財しなかった私が、今年は結構お金を使ってしまったことも、景気が回復傾向にあるからではないだろうか、と勝手に思っている。好景気の波がすぐそこまで来ているとするならば、波乗り用のサーフボードはそろそろ用意しておかないといけないだろう。

 ホンダは今年の3月から、プリモ、ベルノ、クリオの販売チャンネルを全て統合し、取り扱い車種を分け隔てなく販売することにより、さらなるホンダユーザーの拡大を狙っている。さらに2008年にはヨーロッパなどで展開していたアキュラブランドを日本でも導入するそうだ。トヨタのレクサスみたいな感じになると思う。波乗りの準備は着々と進んでいるようだ。

 プリモ店では取り扱いのなかったレジェンドやS2000、インテグラやCR−Vなどの商品知識も勉強しないといけないし、ハイブリッドや燃料電池車のことも、さらにはロボットやロケットのことまで勉強しなければいけない時代もきっとやってくるだろう。そんなに遠い未来ではないと思う。

 結婚し、子供が生まれ、30年ローンも組んだ。最近の私は「これからどうなっていくのだろうか」ということを良く考えるようになった。最低でも30年間、家族を路頭に迷わせることなく、食いっぱぐれることもなく、健康で楽しい生活を続けていく為に、ホンダが用意したサーフボードにうまく飛び乗ることができるよう、日々精進しなければ。

無事故無違反でありますように

 大型連休明けに入庫するクルマのほとんどは事故修理である。年末年始は折からの寒波により路面が凍結している地域が多いらしく、スリップしてクルマのいろんな部分をぶつけてヘコませたお客さんの来店が続いている。中にはエアバッグを派手に展開させたクルマや、乗員のものと思われる血がついたクルマもある。みなさん高速道路を使って帰省されたり旅行されたりするので、普段の事故よりもスピードが高く、ダメージが大きいようだ。

 仕事柄、自分のクルマよりも他人のクルマに乗ることが多い私は、交通事故については人一倍気を付けているつもりでいる。もちろんそれは仕事中だけでなく、プライベートでクルマを運転する時も同様である。

 大人数の友人と旅行に出掛けたり、私の場合なら自転車のイベント等で、他人のクルマを、高速道路を使って、長距離を走るということは、しょっちゅうということはないにしろ、年に何度かはある。

 それぞれ運転技術のレベルやクルマの性能に違いがあるにもかかわらず、みんなに合わせて走るということは結構疲れる。「はぐれてはいけない」とか「みんなを運んでる」などのプレッシャーが、そのうち大きな事故につながってしまうのではないかと心配してしまう。

 私は諸般の事情により冬のシクロクロス参戦はできないが、参戦されている方々はおそらくクルマに人と自転車を積み、数台連なって冬の高速道路(ましてやまだ暗い明け方や夕方)を走っておられることと思う。運転要員に抜擢される方々は十分に注意していただきたい。

 「無事故無違反でありますように」

 冗談でもなんでもなく、私はいつもクルマのエンジンをかける前にこうお祈りする。

パラシュート部隊

 先日、USJで買ったバックトゥザフューチャーのジャンパーを来て自転車通勤している(ていうか、いくらファッションセンスの無い私でも、あのジャンパーを普段着にする勇気は無い。着れてもUSJ内だけである)。

 ビニール素材で少々の雨ならはじきそうだし、内側にはメッシュがあり、汗をかいてもベタつくこともなく、背中にはポケットがついていて小物を入れることができる。なかなか気に入っている。

 すんばらしいDHバーのおかげもあって、快調に飛ばすことができ、劇中のデロリアンのようにこのままタイムスリップしてしまうんではないかという妄想にとらわれることもしばしば。

 ところが難点がひとつあって、別に使うこともない申し訳程度についているパーカーが、DHポジションからさらに伏せた姿勢をした時に、風をはらんでバサバサするのである。まるで戦闘機などのエアブレーキ状態。向かい風にでもなろうものなら後ろから首を絞められてるみたいになる。

 せっかくDHバーで空気抵抗を減らしたのに、パーカーでチャラにしてどないすんねん。

 早急に改善策を妄想するつもり。

新作発表!

 さてみなさん、下の2つの物体はなんでしょうか?

 そう!そこのアナタ!正解!!「ヒジ置き」です!

 ホームセンターで買って来たスポンジ板と塩ビの部品を両面テープで貼り合わせ、スポンジを丸く加工、ハンドルバーに「カポッ」とハメるだけです。

 もう誰が見てもどこから見てもDHバー!!ヒジがまるでフカフカの座布団に座っているかのような置き心地!上りの時は外してマイヨポケットへ。上りが終わったら「カポッ」とセット。すんばらしい!!

 製作費用・・・約200円
 製作時間・・・約10分
 材料購入場所・・・コーナン生駒店
 店内ウロウロ時間・・・約1時間
 あれこれ妄想時間・・・約4時間
 嫁の評価・・・「なんかカワイイやん」

 年明け早々、アタマの冴え渡り具合に酔いしれております。

プラレールの山

 以前、まあくんにもらったたくさんの「プラレールきかんしゃトーマスシリーズ」。私も息子もトーマスが大好きなので、「全部あげる」と言われた時には飛び上がって喜んだ。

 しかし息子はまだ1歳4ヵ月。自分で線路を組み立て、電池を入れて走らせるなんていう高度な脳みそはまだ形成されていない。私が適当に線路を作って走らせても、喜ぶことは喜ぶが、すぐにトーマスを触って脱線させてしまう。おとなしく座って眺めるということが出来ない。

 全てつなげれば町内一周できるんじゃないかと思われる程の大量な線路と、50台ぐらいあるんではないかと思われる機関車達。それらを息子の手の届く所に置いておくと、どこに持って行くかわからない。家中にプラレールが散らばり、さながら宝探しである。この間はツナギのポケットから短い線路が出てきた。嫁のバッグからはゴードンが出てきたそうだ。

 このようなハイレベルなオモチャはまだ早い。それまで残念ながら押し入れのコヤシ状態となっている。全部タダでもらっておきながらこんなこと言うのもなんだが、ハッキリ言って邪魔である(小粋なジョークなので怒らんとってや〜)。

 まあくんのお母さんが私にプラレールを手渡す時、「ニヤリ」としていた理由が今ようやくわかった・・・。



 こんなことしょっちゅうです。

早急の改善が必要

 ショックである。年末に100km近くの距離を走ったのだが、DHバーの具合が良くない。

 イヤ、DHバーそのものは良いのだが、「ヒジ置き」が無いので、ハンドルバーの上にヒジを置いて使用していた。通勤ぐらいの距離ならそれで何の問題も無かったのだけど、今回まとまった距離を走ったら、腕の血管が圧迫され続け、手首が痺れてきてブレーキやシフト操作をすると痛みが出てきた。

 向かい風はキツイのにDHポジションを取ることが出来ないし、手首はジンジン痛いし、もう最悪だった。使い物にならない不細工な自作DHバーを見ていると、外して木津川に投げ捨ててやろうかとも思った。

 こんなヘタなDIYで喜んでいた自分が情けない。ちゃんとしたDHバー買おうかな。どうせならTT用エアロハンドルにしようかな。

 しかしこの正月で散財してしまったので、そんなもの買う余裕など無い。これからもきっと無い。今年からスプリンターに転向する私にとって、もはやDHバーは必需品となってしまったのだ。DHバーが無い頃にはもう戻れない。こうなったら作るしか無いのである。とうとう恐怖のDIYスパイラルに巻き込まれてしまった。

 仕事が終わったらホームセンターに行って来ます。嫁には残業だと偽って。

日本一周自転車の旅

 地図を見るのが好きだ。ボケーっと地図を眺めていると、そこに行った気になれるのだから、これ以上の節約旅行はない。

 正月休みの間は自転車で海岸線を走り、日本一周してきた。約2時間かかった。

 大阪北港から南下し、ず〜っと海岸線で。太平洋側を北上し、リアス式海岸もジグザグに進み、青森からフェリーで北海道、ぐるっと回って本州に帰ってきて日本海側を南下、能登半島もきっちり海沿い。鳥取砂丘も過ぎ、九州へ。長崎辺りで道に迷い、鹿児島辺りで嫌気が差し、それでもなんとか本州に戻り、しまなみ海道で四国。左回りして再びしまなみ海道で本州入り。神戸辺りでなんだか感動してきて、大阪に着いたら目頭が熱くなってしまった。

 実際にやると何日かかるのだろうか。お金はいくらかかるのだろうか。距離はどれくらいだろうか。そもそもそんなこと私に可能なのだろうか。

 それらを確かめるべく、きっといつか実現させてみたい。いつになるかわからないが、その時が来るまで体力と気力だけは持ち続けていたい。

あけましておめでとうございます

 今年もどうぞよろしくお願いします。

 大晦日は嫁と2人でUSJカウントダウン。年が明けてすぐに木馬店長にご長男が誕生。2006年は素晴らしい幕開けとなった。

 嫁の実家で呑んだり、ウチの実家で食ったりと、自転車にも乗らず、のんべんだらりんと過ごしていたので、どこまでウェイトが増えているかが気になるところではあるが、まあ「メデタイ!」っちゅうことでヨシとする。

 息子もおじいちゃんおばあちゃん、さらには親戚達に散々可愛がられ、お年玉をもらったりオモチャを買ってもらったりと「超」が付く程甘やかされていて、ゴキゲンそのものだった。ちなみにクリスマスから正月にかけて、息子が買ってもらった物をリストアップすると、
 ・服8着
 ・クツ1足
 ・絵本1冊
 ・オモチャ7種類(内トミカ8台)
 うらやましい限りである。

 そうは言っても、私も結構買い物をした。木馬ではシクロタイヤにサングラス(タイヤは早速MTBへ。なかなかカッコイイ。サングラスは安かった割にはぴったりフィットして具合が良い)。USJではバックトゥザフューチャー1・2・3のデロリアンチョロQ3台セット(息子に見つからないように隠している)。同じくバックトゥザフューチャーのUSJ限定ジャンパー(その時はテンションが上がっていたのでわからなかったが、家で見るとダサイ。背中にプルトニウムのマークがデカデカと描かれている)。などなど。珍しく親戚にお年玉をあげたりしたので財布はもうすでにスッカラカンである。

 でもまあ、毎年正月だからと言ってもあまり散財しなかった私が今年はここまでしたのだ。この正月で私の使った金額などたかが知れているが、それでも少しぐらいは景気回復の助けになるだろうと自分を納得させておく。

 今年2006年は、2人目が誕生予定だし、地獄の30年ローンも始まるし、ますます遊んでばかりいられなくなる。ホンダの体制も大きく変わるらしいので、仕事の面でもいろんな影響があるだろう。

 でも、ホントにイイ正月だった。ホントに幸せな正月だった(おみくじで大吉だったし)。せっかく好スタートを切れたので、この調子で突っ走りたい。

人生折り返し

 マラソンで、自分よりも早く折り返し地点を過ぎた選手とすれ違うと、「スゴイなあ。速いなあ」と思う。

 逆に自分が折り返した後にすれ違う選手には、「遅いなあ、ダメやなあ」と思う。

 それを人生の折り返し地点に例えると、他人のやっていることを見て、「スゴイなあ」とか「かっこええなあ」「オレもあんなふうになりたいなあ」と思う人は、まだまだ折り返し地点は先である。

 他人のやっていることを見て、「遅いなあ」とか「どんくさいのー」「はよせんかい」と思う人は、すでに人生の折り返しを過ぎた人である。

 人間としてまだまだ成長する「伸びしろ」があるのは前者で、後者は今までの経験のみで物事を判断する、了見の狭い人間である。

 寿命的な「人生折り返し地点」ならともかく、経験値的なそれはまだまだ来なくてもいい。死ぬまで学習していたいなら、折り返し地点などいらないし、そういう気持ちで生きている人達には多分それは無い。

 「謙虚に、奢らず、感謝して」

 来年からはこれでいきます。