ひっさしぶりのロードバイクでの通勤だったので帰りもテンションが上がってしまいチョモ練コースへ向かう。MTBで激坂に登る機会が多かったからか、イイ意味で体内の坂センサーが狂っており、チョモ坂もそんなにキツイとは思わなかった。調子が良いので料金所まで全チョモ。
宝山寺から料金所までのアップダウンは、それまでの激坂とは違って斜度が適度でインターバル練習に良い。激坂をクリアしてきたカラダにとってここでのインターバルは、すぐに脳内アホ領域に入れるのでなかなかのお気に入りである。
しかしこのコースは真っ暗!その時の天候や月が出てるかどうかで随分明るさは違うのだが、昨晩は暗かった。MTBだと速度が遅いんでめちゃくちゃ怖いが、ロードだと速度が速いので、オバケとかに追いかけられたとしても逃げ切れる自信がある。だからこそ練習になる。トロトロ漕いでいてはヤラれるのである。私は幸いにも霊感がマッタク無いので「見る」ことはないのだが、やっぱりそれでも怖い。どんな人間でも暗闇は怖いもんだ。
で・・・・でもね・・・・・。
昨日は・・・・。
なんか白い布切れみたいなのが・・・・・、
100mぐらい前方に見えた・・・・・・。
気がするのよ・・・・・・。
スーって道路を横切るように移動して行ったの・・・・・。
チョモ練しばらく禁止・・・・・・。
王滝申し込み!
1月31日(土)、木馬でヘラヘラして酔っ払って深夜に帰宅、すぐにPCを開いて王滝申し込み!
酔っぱらった危うい指の動きでゆっくり操作・・・・。しかしのんびりしすぎて定員一杯になってしまってもコマル。焦りながら、しかし自分を落ち着かせながら申し込みに必要な事柄を書いて行く・・・・。
もうすでに申し込みを済ませた王滝ラバーの皆様の間で話題になってるが、システムのエラーでエントリーフィーが「210円」と表示された。本来なら10000円と手数料となるはずなのだが、これはきっとジブンが酔っ払ってるせいだと何度も目をこすって画面を見つめ直す・・・・。しかしあんまりゆっくり眺めているワケにもいかない!なんせ人気の王滝である。悠長なことをしていては定員が一杯になってしまう。
何度もやり直し、考え直し、「もしかしたらホンマに210円になったんちゃうんか!?」とか、すでに寝ていたヨメを叩き起こして見てもらったり。主催者側から訂正とお詫びメールが来た今となっては笑い話だが、あの時のジブンは半泣き状態。しっかりせいよ>MSPO
すでに王滝に翻弄されているジブン・・・・・。ヤな予感・・・・・。
CHERUBIM-NEO 完成!
我が愛車、ケルビム号が10速になって帰ってきた!
7.94kgとナカナカの数字である。クロモリフレームで(辛うじて)7kg台ってのは上出来かと思う。まだまだ軽量化のパーツの余地はあるのでこれかもじっくりと楽しめる。一気にハイエンドにしてしまうと後が楽しくないからね。ていうかそんなお金も無いのだけど。
まだ近所をちょこっと乗っただけなので何もわからないけど、とりあえずデュラエースのSTIは変速の感触がイイ。アルテグラは「パチパチッ」という感じだったが、デュラエースは「コツコツ」っという感じで、レバーをクリックしているようだ。それが非常に小気味よくて無駄に変速してしまう。
それと、MTBに乗りなれたカラダにとって、当たり前のことで月並みな表現だけど、軽くて速い!ロードノイズなど、ローディーのワタシにとって聞き慣れた音のハズなのにそれが新鮮。明日からロードで通勤して、合宿に備えてロード感覚を取り戻そう。
一緒に考えてください
ヒマなときにじっくり読んでください。
先日ダート工業へ王滝練習へ行った際、ちょっと大き目の石ころや深めの轍に、ちょうど下死点に来たぺダルが引っかかり、文字通り足をすくわれる形になって足を着いてしまうことが多々ありました。運の良い日はペダルが上死点に来て何事もなくクリアできるのですが、先日はなんでやねんというぐらい引っかかりました。
それからですね。いろいろと無い知恵絞って考えたのですよ。それが上の画像です。PCで図を描いたことがないのでノートに描いたのを写真に撮るという、ぶっさいくな方法でこっぱずかしいのですが、見難くても見てください。力作です(笑)。
いいですか(←本人が良くわかってないので自分に言い聞かせるように説明してます)。円周上にある一点は、その円が転がると上の図のように移動します。よね?うん。するする。これを『サイクロイド曲線』って言うらしいです。
この円をクランクに例えるとですね。(私の場合)クランクが175mmなので半径175mmの円が常に転がってるワケですよ。半径175mmだったら円周は1099mmです。ペダルが1回転すると1099mm進むのです。自転車って転がってるのはタイヤだけじゃないんですねえ。クランクも転がってるのです。
でも、クランクってタイヤみたいに地面に接してるワケじゃないんで、実際には空中に浮きながら転がってます。私のバイクの場合はペダル下死点から地面まで約12cmです。乗車状態では10cmぐらいかと思います。だからクランクは地面から10cm上空をクルクル回転してるのです。だからペダルが1回転して進む実際の距離は、その時選んでるギヤによって変わるワケです。
ここからややこしくなってくるのですが、大抵の自転車はホイールよりもクランクの方が径が小さいので、地面に対しては上のサイクロイド曲線ではなくて、下のような波線に近い形になるのです。うん。なるなる。これをカシコの人のHPによると『トロコイド曲線』と呼ぶそうです。軽いギヤであればあるほどトロコイド曲線はサイクロイド曲線に近付き、重いギヤほど横にびよ~んと長いトロコイド曲線になります。よね?なるなる。ていうか私の拙い説明でココまで理解できました?
だから結局ナニが言いたいかと申しますと、ペダルが下死点に来てる時間を少なくすれば石ころに引っかかることも少なくなるんちゃうんかということです。ペダルが横に長いトロコイド曲線を描けば描くほど、ペダルが路面に近い所を通過する時間が長いのです。つまり石ころに引っかかるチャンスがそれだけ多くなってしまうということです。調子乗って重いギヤをぐいぐい踏んで登っていても、ロードならそれもアリですが、MTBでは時と場合によってギヤも使い分けないといけないということです!(←言い切った!)
ロードバイクの場合はどんな斜度でもケイデンスがある程度一定になるようにギヤを選びますが、MTBの場合は斜度だけでなく、路面状況も考慮してギヤを選び、さらにその速度を維持できるようにケイデンスの変化も許容できるように脚を鍛えないといけないのですよアナタ!MTBは奥が深いでしょうよ!こんだけイロイロ考えながら練習してるMTBerが他にいますかってんだ!!
酔いながら書いたワリにはリッパな論文だと思うんですが誰か褒めてください・・・・・。
王滝練習 その3
↑試しにやってみたらうまいことバランス取りよった。
今週の休みも王滝練習へGO!ゴー郷!(ひつこい)。
セッティングは先週とほぼ同じ。ただしタイヤの空気圧は少し高めにフロント2.0、リヤ2.3にした。高めといっても普通ぐらい。だけど先週みたいに不思議と乗りにくいという感覚はなかった。グリップが悪いとかハネるとか、なんであんなに高めを嫌ってたのだろう。サスは上から140、下から120。リバウンド調整は先週から触らず。
今回は登りがうまいこといけた。難しいセクションも勢いをつけて乗り越えられたし、1秒ほどスタンディングして体重移動してからトルクをかけて脱出したり、プチトライアルをしてるみたいで楽しかった。後半は斜度が緩くなって速度を上げる。コーナー毎にバンクを利用して速度が上がる感覚がサイコー。レーシングXCバイクは水を得た魚のように走ってくれた。
下りもそこそこ順調。「内側のグリップを握り込む感じで」とのアドバイスを受け、コーナーではバイクの中心に乗り、リーンアウトと同時に内側グリップを意識。「握り込む」と言うとチカラが入ってしまいそうなので、『外側のグリップから手を離す』みたいな感じでやってみた。
そしたらバイクが内側にぐりん!と切れ込んで恐ろしいぐらいに曲がるようになった。速度とコーナー半径に、バイクのバンク角が見合ってない。もっと速度が出てるときはものすごい効果的なワザなのでは!?ワタシの場合には速度がまだまだ遅いので怖かったが、もっと練習を積んだらもっと速くなれることがわかった。ものすごい嬉しい。
下りの中盤から後半にかけて、先週にはなかった手のひらの痛みが出てきた。フロントがショックを吸収してない。タイヤの空気圧が高いせいかな?と思いながらだましまだし下ってたけど、左右の切り替えし等でトッ散らかることが多くなってきて、こうなったらオモシロくなくなってくる。下りきってからサスを見たらストロークが極端に短くなってて(出発時105mm→75mm)びっくりした。なんでやろ。エア漏れかな?ちょっと様子を見てみよう。
今日は晴天。放射冷却で朝は冷え込んだ。日陰部分は霜が降りてて落ち葉とはまた違う「サクサク音」。速く走っても遅く走っても、MTBは楽しいなあ。
ケルビム号入院
特にネタもないのだが、いつまでも落ちた国家試験のことがトップに来てるのもアレなんでとっとと更新する(笑)。
ついにケルビム号が10速になる日が近付いてきた。ここんとこMTBばっかりでオキナワ以降ほったらかしになっていたが、心優しいアニキたちから譲っていただいたパーツと、最小限の出費(ここ重要)により、いよいよ9速から10速にグレードアップである。すでに11速の自転車が走っている昨今ではあるが、自転車はエンジン!ミッションじゃねえ!とジブンに言い聞かせて、木馬から出来上がって来る日を楽しみに待ちたいと思う。
入院とはいえ、後はワイヤー張ったりバーテープ巻いたりするぐらいなので自分でもやろうと思えばできるのだが、やっぱこういうのはプロにやってもらったほうが確実・安心。特にブレーキ周りはキッチリしとかないと、我々シロートがやって事故でも起こったら、かえって高くついたりすることがある。自分の専門外のことはプロに任せる!それが本当のプロというものだきっと。多分・・・・。
とにかく今シーズンは10速にリニューアルしたケルビム号で程よく戦うぜ!
なんか久しぶりにウキウキしてきた・・・・。
残念ながら・・・・
国家試験落ちましてん・・・・・。
合格率の低い学科試験は通ってただけに、悔しいの一言。合否発表の電話を受けたときは思わずヘナヘナとその場にへたり込んだ。そんなマンガみたいなことあるんやね。ホンマに座り込んだ。
自信があっただけに余計に残念。よっぽどドエライちょんぼカマしたのかなあ。もしかしたら名前書き忘れたとか。それはないわ。でも口述試験は得点や採点方法が公表されてないだけに、何がアカンかったのか全くわからん。
会社の人たちには本当に申し訳ない。仕事の時間を割いて研修に行かしてくれたり、学科試験が通った時点で社長も「ウチから1級整備士が出た」っていろんなとこで言いふらしてたのに。
でも社長に言うたら、「まあええやん。次頑張れよ」と言うてくれた。事務のおばちゃんも、「何でもトントン拍子に行ったらアカンよっていう神様からの教訓や」って言うてくれたし。いつもはハラタツ会社の面々だが、立場が逆転するとカシコく思えるもんやねんなあと思った。すんません。いつも「アホやの~」と思いながら仕事してました(笑)。
まあ学科試験合格の猶予が2年あるから完全にゼロからスタートというわけではない。今回はダメだったが次回は絶対に受かったる!それだけ値打ちのある資格やということ。簡単に取れたらオモロない。資格は来年までおあずけ。それまで普段の業務に集中する。
もう1年、余分に勉強できると思って、精進します。
王滝練習その2
7時に起床して王滝練習へGO!郷!
まずは関目で朝から牛丼並補給。コレが効いた。ダート工業逆走→阪奈道路下り→少しホテル街を抜けて→単車のトライアルやってるとこらへんを抜けて→ダート工業下り。
サスのエア・・・・上から140psi、下から120psi。
リバウンド・・・・一番締めたとこから1.5回転戻し。
タイヤのエア・・・・前後共2.0
タイヤのエアが少々高い感じがしたので現場でプシューと抜く。多分リヤ1.8ぐらい、フロント1.7ぐらいになったと思う。走りやすなった。低目が好みだが、これはなんぼなんでも低すぎるかな?グリップが悪いなあと思って低めにするのだが、タイヤのブロックもだいぶ減ってきたのでそろそろ交換時期かな。
今日の登りはアカンかったなあ。ダートの場合はテクニックも大事やけどやっぱりエンジン。軽いギヤでタラタラ登ってても登れることは登れるが、ちょっとした段差や石ころでタイヤを取られるし、轍から脱出できへんし、フラフラして足着いてばっかり。やっぱりホイールにある程度遠心力つけて走らんと二輪車は安定しません。
そのかわり下りはかなりイケてた。今まで下った中で一番イケてたんちゃうかな。店長とかD上さんとかに見せたかったぜ。ムリにでもリーンアウトの体勢をとってタイヤサイドのブロックが高くなってる部分を使い切った方がええわ。いつもは腰を引いてリヤ加重やけど、今日はちょっと冒険してフロント加重にしてみた。よく曲がる。バイクコントロールもしやすい。実はそんなにフロント加重にはなってないのかもしれへんけど、バイクの真ん中に重心が来たのが良かったのかも。
課題・・・・エンジンが衰えてるので鍛えなおし。グローブが薄すぎて手が凍り、シフトチェンジがうまくいかなかった。早く春よ来い。
正論は時に残酷
MTBにはサイクルメーターが付いていない。付いてたけどヨメに取られた。でもまあ去年の王滝もメーターなしで走ったし、あったらあったでいいとは思うけど、数字に惑わされたり気が散ったりするのでこれからも付ける予定はなし。
ケルビム号にはフライトデッキが付いていたけど、10速化を機会にこちらもメーターなしにしようかなと思っている。さすがにギヤ位置は知りたいので、ワイヤーの途中に付ける赤い玉がスコスコ移動するシフトインジケーターは付けるつもり。発注済。
なんかスッキリした。
速度や距離だけでなく、心拍数やW数まで測れるメーターがホビーレーサーの間で流行っている昨今、時代の流れに逆走してやる!と言えば格好はいいけど、新しいメーター買うお金がないのと、説明書読むのがめんどくさいのと、なにより「メーターは正直すぎる」という点が気に入らなかったのだ。
清滝をガムシャラになって漕いでいるのに、『9km/h』と無情に表示するメーターのなんと冷酷なことか。
「今日は走ったで~」と走行距離を確認したら、『50km』と無情に表示するメーターのなんと冷酷なことか。
メーターの表示する数値を見て、我が目を疑ったことのある人は多いはず。何故か良い方に裏切られることは少なく、悪い方にしか裏切らない。
私の知るサイクリストのほとんどがサイクルメーターを付けておられるが、なんでそんなに自分を裏切って本当のことを涼しい顔してズバズバ言うてくるモンを後生大事にハンドルの上のイチバン目に付きやすい特等席に取り付けているのだろうか。
正論は時に残酷である。適当にウソも必要なのである。ヨメが作った料理がマズかったとして、
「どう?おいしい?」と聞かれたらどうします?
「めっさマズイ!」というとギスギスしますやん!?
「ホンマのこと言うただけやんけ!」なんて言うたらアッと言う間に修羅場です。
サイクルメーターはそれをやっとるのです。サイクリストはそんなヤツに何万も出してるのです。サイクリストってなんてMなんだろう。そう考えると私はなんでそんなもんと共にサイクリングをしていたのだろうかと思うのです。
でも、実際には10km/hしか出てなくても、私の頑張ってる様子を見て、「15km/h」とか適当にウソを表示してくれるファジーなメーターが出たら買う。
新型インサイト
新型ハイブリッドカー『インサイト』の新機種講習に行ってきた。雑誌や広告でも写真が出てるのでここで公開してももういいでしょう。
今回のインサイトはなんといっても価格を抑えて(200万円以下)の登場であるから、興味はあったけど高いし・・・・というお客様層のハートをがっちり掴んでいる。ウチのような小型の販売店でも発表前なのに予約の注文が入ってるぐらいだから、久しぶりのヒット商品になってくれる予感がする。
現行のシビックハイブリッドよりもモーターとバッテリーの容量を少なくしてコスト削減、新たに『ecoアシスト機能』を装備し、運転の状況をドライバーに直接伝えることで、低燃費運転を習得できるというものである(←テキストそのまんま)。急発進すると燃費が悪いのは当然のこと、急停車でも燃料カットしている時間とエネルギーを回生する時間が少ないので、とにかくなめらかな走行が低燃費運転のカギを握っているというワケです。
あと、信号待ちの間に自動的にエンジンを切るアイドリングストップ機能も進化して、さらにアイドリングストップしている時間を長くしたり、アイドリングストップする条件を増やしたりして燃費を上げている。
モーターでアシストする領域を増やしたり、エンジン気筒休止している時間を延ばしたり、もうこうなってくると「どれだけ長くエンジンを止めていられるか勝負」である。
メーカーのヒトが言ってた。
「エンジンが止まってるときが一番燃費がいいのです」
当たり前やー。
20世紀の経済を支えてきた内燃機関というものが、21世紀になってここまで毛嫌いされるとは、オットーさんも想像しなかっただろう。
バッテリーとモーターの進化は日進月歩で進んでいる。エンジンがなくなる日もそう遠くはないと思う。「自転車は、エンジン、男気、感謝」の社是を掲げているローラー興業社も、近い将来、「自転車は、DCブラシレスモーター、ニッケル水素バッテリー、感謝」になるかもしれない。「感謝」はいつの時代も同じであって欲しい。