新型ハイブリッドカー『インサイト』の新機種講習に行ってきた。雑誌や広告でも写真が出てるのでここで公開してももういいでしょう。
今回のインサイトはなんといっても価格を抑えて(200万円以下)の登場であるから、興味はあったけど高いし・・・・というお客様層のハートをがっちり掴んでいる。ウチのような小型の販売店でも発表前なのに予約の注文が入ってるぐらいだから、久しぶりのヒット商品になってくれる予感がする。
現行のシビックハイブリッドよりもモーターとバッテリーの容量を少なくしてコスト削減、新たに『ecoアシスト機能』を装備し、運転の状況をドライバーに直接伝えることで、低燃費運転を習得できるというものである(←テキストそのまんま)。急発進すると燃費が悪いのは当然のこと、急停車でも燃料カットしている時間とエネルギーを回生する時間が少ないので、とにかくなめらかな走行が低燃費運転のカギを握っているというワケです。
あと、信号待ちの間に自動的にエンジンを切るアイドリングストップ機能も進化して、さらにアイドリングストップしている時間を長くしたり、アイドリングストップする条件を増やしたりして燃費を上げている。
モーターでアシストする領域を増やしたり、エンジン気筒休止している時間を延ばしたり、もうこうなってくると「どれだけ長くエンジンを止めていられるか勝負」である。
メーカーのヒトが言ってた。
「エンジンが止まってるときが一番燃費がいいのです」
当たり前やー。
20世紀の経済を支えてきた内燃機関というものが、21世紀になってここまで毛嫌いされるとは、オットーさんも想像しなかっただろう。
バッテリーとモーターの進化は日進月歩で進んでいる。エンジンがなくなる日もそう遠くはないと思う。「自転車は、エンジン、男気、感謝」の社是を掲げているローラー興業社も、近い将来、「自転車は、DCブラシレスモーター、ニッケル水素バッテリー、感謝」になるかもしれない。「感謝」はいつの時代も同じであって欲しい。
“新型インサイト” への6件のフィードバック
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今度のインサイト、デザインよくなったね。ほんまに売れそう。安いし・・・。
しかし整備士も電気の知識がどんどん必要になるね。
アフターパーツでチューニングモーターなんかが出てきたりして・・・。
オットーサイクルなつかしい。
”F-1のHONDA”からイメージはなれて
しまって、少し寂しいよん。
うちの入ってるオフィスビル2階の会議室で、
”ホンダカーズ~拠点長・工場長会議”いうのを大々的に
今、やってましたよ。
「売るでぇ~~~~!」と激飛ばしてるんすかね。
●ひとちゃん
テスターとか外部診断機使えないサービスマンは使いもんになりません。ていうか最近工具触ってない気がします(笑)。
チューニングモーターは是非マブチ製で!
●ロラアニキ
景気がようなったらF1もバリバリ復帰しますって!
それまでお待ちを!
一つ質問なんですが、バッテリーの寿命がきて交換となったとき金額はどれくらいになるのでしょう?
ノートパソコンのバッテリー値段でもビビってる小心者なんで思いっきり気になってます。
●AUenoアニキ
シビックハイブリッドの場合、バッテリーは工賃込みで約20万円します(汗)。
5年10万キロ保証です。10年経つと性能は落ちてますね。メーカー側は10年ぐらい問題ないと言ってますが。
新車時に延長保証に入っておいて、10年目で新品に交換するとバッチリです。