7

朝か夜か

 そろそろ足の筋肉痛も治まってきたので今日辺りからランニングを再開したいと思っている。筋肉痛が回復したということは筋肉が新たに作られたということ(と、どこかで聞いた)だから、今夜のランアタックはこれまたドエライタイムが記録されるのではないかと今からヘラヘラしている。
 
 いつもは仕事から帰って来てから着替えて走り出すのだが、もうこの季節になると外は真っ暗である。ホームコースである淀川の河川敷も、真っ暗闇とまではいかないが、すれ違うヒトの顔とか、時計の数値などは明るい街灯があるところしか見えない。
 
 これもどこかで聞いたハナシだが、ラン愛好家の人口は自転車のそれとは比べ物にならないぐらいに多く、特に若い女性が多いとのことである。そしてランさえやっていれば“モテる”とも聞いた。
 
 しかし真っ暗な河川敷を走る若い女性がいるだろうか。そんなもんおるわけがない。実際夜の河川敷を走っているのは、本気の男子陸上部員かメタボなおっさんだけである。メタボなおっさんはスピィドが遅いので避けれるが、男子陸上部員はものごっつい速いので、暗い色のウェアなんかを着ているとぶつかりそうになる。モテるために走っているとは言わないけど、男子と夜中の河川敷で抱き合いたくはない。
 
 だからいっぺん早起きして朝走ってみます。おそらく早朝の河川敷にはワタシの知らないピンクの世界が広がっているのだろうと思う。しかしその為には前夜の飲酒を控えねば・・・・。
 
 控える控える!

筋肉痛・・・・だといいけど。

 新しい靴を買った喜びのあまり調子に乗り、初日からギンギンに飛ばしてしまったツケがやってきた。激しい筋肉痛である。
 
 太ももの横、ふくらばぎがイタイ。足だけじゃない。腕も筋肉痛。腹筋も筋肉痛です。
 
 ふくらはぎなんかちょっとヘコんでる気がするのでもしかして肉離れか!?と思ったけど、まあそんな高級な故障をするほどのセレブな足ではないので深く考えないことにしよう。
 
 筋肉痛になっている部位はつまり、ランに必要な筋肉であるということだから、これらが痛くなくなってきたらようやくワタシもランナーの仲間入りということだろう。前向きに考える。
 
 昨晩もアクティブリカバリーのつもりでゆっくり30分ほど走った。今はとにかく走りたい気持ちが勝ってる。でもちょっと休憩しよう。「もうちょっとやりたいな」と思うところでやめとけば、次に繋がる。今までは全部やりきってしまってたから、最後までモチベーションがもたなかった。
 
 なんでもそうだと思うけど、特にランはイキナリ速くはならない。地道な努力を絵に描いたような競技だと思う。

2

ランの乱に向けて

 ハーフとはいえ21kmである。私は自慢じゃないが21kmも走ったことがない。しかし出ると決めた以上、練習しないわけにはいかない。(ジブンにとっては)超高額なエントリーフィーを支払ったのだから、DNSはおろかDNFすら許されない。
 
 大阪ハーフというレースは結構タイム制限が厳しく、2時間以内で走りきらなければ回収される。正直今のワタクシのレベルでは難しい。
 
 昨日から練習を始めたが、いきなり6kmTTの自己ベストを更新するなど手ごたえはマンカイである。この調子で続けたい。
 
 でも、いつも調子に乗って練習しまくり、怪我したり本番前にモチベーションが下がってしまうといういつものパターンにならないためにも、ここに約束事を書いておく。
 
 1・・・・絶対にムリをしない。
 2・・・・風邪をひかない。
 3・・・・酒はやめない。
 
 この3箇条を守り、ノボより前でゴールテープを切れるように頑張りたい。
 
 

9

飛び道具

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 1月31日のマラソンデビュー戦に向けて練習しないといけないところだが、あいにくの雨。というわけでランニングシューズを買いに行った。
 
 店員さんに、「この冬からマラソンを始めるんですけどどれがお勧めですか?」と正直に聞いてみた。
 
 そしたら丁寧にいろいろと教えてくださって、クッション性が高く、日本人の足に合った横幅に余裕のあるモデルを勧めてくれた。
 
 ほほう・・・。ランシューを買うなんて初めてのことやからなあ。ふんふん・・・。と興味深くお話を聞いていたのだが、店員さんのお勧めするシューズの隣に、どうもワタシの気を惹くシュっとしたデザインのシューズが展示されている。
 
 「これはお勧めではないのかい?」と聞くと、
 
 「そ、それは・・・・・。上級者向けレーシングモデルですよ・・・・」
 
 
 レーシングモデル~~~。萌え~~~。
 
 「それを先に勧めんかい。ワシはアタッカーズ隊長やぞ!」
 
 とはモチロン言ってないが、手に持っていたエントリーモデルを置き、すぐにレーシングモデルに持ち替えたのは言うまでも無い。ていうかレーシングモデルの方がちょっと値段安いし。なんでか知らんけど。
 
 今まで購入した靴の中でイチバン軽いのではないだろうか。これぞ飛び道具!
 
 そして、家に持って帰ってきて始めて気が付いたが、左の靴の中敷を外すと靴底になにやら窪みがあって、なんかのセンサーを埋め込むことができるようになっている。
 
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 調べるとナイキプラスというヤツらしい。さっすがレーシングモデル!・・・iPod持ってへんけど。
 
 まあええわい!コレで大阪ハーフ完走ジャイ!(←目標低い)

3

ナビ

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 先日イベントで同乗させて頂いた某氏のクルマにはナビが付いていなかった。私自身、御殿場やヤビツ方面は初めてだったので、ナビがないことは少々不安だったが、某氏があらかじめ用意してくれていた地図により、そんな不安は全く無く、運転を交代しても安心して走行することができた。
 
 クルマ屋さんに勤める人間がこういうことを言ってしまってはどうかと思うが、私は以前からナビゲーションシステムというものにどうも馴染めないでいる。確かに初めて訪れる場所のドライブには重宝するかもしれないけれど、個人的にはあの小窓のような小さな地図では、現在地と目的地の位置関係がどうにも理解しにくく感じる。
 
 目的地に着いてもなんだか「連れて来られた感」がどうしてもする。どういう道のりでやって来たのかのイメージがつかないのである。
 
 某氏は、SAで無料配布しているハイウェイマップを各エリア(中国・近畿・中部・関東など)毎にキレイに整理してコンソールに備えていて、分岐するジャンクションや休憩するSAや出口なども完全に、そして簡単に把握できるようにしておられた。
 
 バサーっと開くと結構な大きさになるから、いま自分たちは日本のどの辺りを走行しているのかのイメージもつきやすい。SAで配布されている地図だから常に最新の道路が載っているし、建設予定の道路まで一目でわかる。非常に便利である。なんちゅうても無料ってのがエライ。
 
 これらを揃えておいて、後は目的地周辺の地図さえ用意しておけば(これも道の駅とかで無料配布されているかもしれない)ナビなんて必要ないと思った。
 
 近いうちに家族が増えるのでクルマの乗り換えを検討しているが、今やナビ装着は常識になってしまった。「ナビ無し」を選択するには勇気が要るという、不思議な状態である。しかし今回の某氏のような方法でいけば、自信を持って「ナビ無し」を選択することができる。メーカーオプションだったらナビが付くだけで20万円以上違うからね。それが節約できるなら、もう1グレード上の車種でもイケるということだ。 
 
 人間は地図を読む能力を失ってはいけないと思う。
 
 
 
 画像は富士山ツーリング。本栖湖の湖畔。ポンプ井上とネイチャー香山。

酔うと長文になる傾向

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 タイヤが減って困る。特にリヤタイヤが減る。通勤で使うとイチコロである。
 
 タイヤは安くない。軽自動車のタイヤが余裕で買える。チューブラーは高い。安いチューブラーでもいいのだが、安いヤツは延長バルブかつけられないからコマル。なんとかならないもんですか。
 
 コルナゴ貯金が貯まるペースと、タイヤにかかるお金のペースがトントンってどういうことやねん!と叫びたい。これからワタシは一生、タイヤの為にコルナゴ貯金を続けるのか。それはコルナゴ貯金ではなくタイヤ貯金なのではないのか。
 
 しかしまあ直径2cmやそこらの接地面積で、ワタシの強大(?)な脚のチカラを推進力に換えているのだからしゃーないと言えばしゃーない。ワタシの自転車ライフは直径2cm程度に支えられているのだ。それが無ければ走ることはもちろん止まることも曲がることもできない。
 
 そんなことを考えながら走ってると、自転車ってホンマにすごいと思う。
 
 脚でペダルを踏んづける。そしたらそのチカラは、シューズの底から最後に路面に伝わるまで、どこををどうやって伝わって行くか・・・・なんて考えたことあります?
 
 シューズの底→クリート→ペダル→ペダルシャフト→クランク→スパイダ→スパイダボルト→チェーンリング→チェーンピン→チェーンプレート→チェーンピン→チェーンプレート(20回ぐらい繰り返し)→リヤカセット・・・・全部書くのめんどくさなってきた。でもここまで書いたら頑張ってみる。
 
 フリーボディ→ラチェット→ハブ→スポーク→ニップル→リム→タイヤ→やっと路面。嗚呼めんどくさ。これだけめんどくさい通路を通って、サイクリストの皆様のパワーは路面に伝わっているのです。専門家に言わせたらもっと細かくなるかもね。
 
 何がすごいって、それぞれの部品がめっさ小さいこと。チェーンピンなんてあんなもん1本ぐらいなら間違えて飲み込んでも多分カラダには何の影響も無いと思うよ(飲めへんけど)。そんな細かい部品がひとつひとつ正しく機能するからこそ、清滝アタックもヤビツアタックもできるっちゅうハナシである。
 
 
 そろそろ叔母さんに頂いたブランデーが回ってきましたよ。
 
 
 ちょっと待ってくださいよ。自転車は加速するだけじゃなくて、ブレーキもするし、カーブもするし、カーブしながら加速したり、立ち漕ぎしたりする。
 
 ライダーの脚のチカラを路面に伝えるだけじゃなくて、ライダーの腕のチカラをフレームに伝えたり、路面からのチカラをライダーに伝えたり、路面からの衝撃を伝えたり伝えなかったり、遠心力とか慣性力とかそういう自然のチカラを“いなしたり”してる。
 
 それらのチカラの伝達ルートを考えながら走ったことありますか!?
 
 ものごっつい仕事してますよ自転車って。多分オートバイとかクルマとかよりややこしい仕事してますよ。そーゆーことに気が付けば、「コルナゴ100万円!」も高くはないように感じるから不思議ですな。おいヨメ!気付け!(←酔うとグチっぽくなる傾向)
 
 そーゆーややこしい仕事が最後の最後に集まってきて、全てのシワ寄せを全て受け入れて、身を粉にして働いてるタイヤって素ん晴らしい!なんか他人とは思えなくなってきました。
 
 タイヤ交換しよ。
 
 
 ちなみに画像はヤビツの乱のときのん。

ヤビツの乱

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 そして23日(水)、アタッカーズの歴史に残る記念すべき関東進出第1弾、『ヤビツの乱』である。
 
 宿からクルマでヤビツ峠頂上まで移動、そこから下まで下りきってタイムアタック。サポートカーがついて荷物やら上着やらを運んでくれるという、これも乱史上サイコーのセレブシステム。
 
 各自の能力に合わせてスタート地点を自由に設定したが、私を含め乱主要メンバーはもちろん「一番下」から。R246交差点からスタート!コンビニで最後の軽量化をしている間にみんなスタートしてしまって、ほとんど最後尾からスタート。
 
 前日の深酒が少々心配だったが、心拍の反応もよく調子は良い。軽いギヤを出し惜しみすることなく積極的に使い、一定のケイデンスを保ってひたすら登る。
 
 鶴見辰吾さん(これから念のため“さん”付けでイク)のチームジャージの方々がたくさんいて、すれ違うごとに恥ずかしいところを見られてはアレだと思いギンギンで漕ぎ続けた。
 
 今回も当然、乱での正装である水玉ジャージで挑んだ。ホームである清滝でこのジャージを着てるとバトルを申し込まれることが多々あるが、関東ではバトルを申し込まれるどころか含み笑いや苦笑い、中には大笑いされる方もいらっしゃった。ノリが違うのか。それとも水玉ジャージという神聖なモノに対しての考え方が関西はバカマジメで、関東はクソマジメなのだろうか(←どう違うねん)。これから関東では水玉ジャージの着用は避けようと思う。
 
 とにかく漕ぎまくる。上ハンもって腹筋で回す感じ。しかし調子が良いのは勘違いだった。ヤビツを前にテンションが上がってただけで実はカラダはしっかり二日酔い。なんちゅうても登りながら喉が渇きまくり。水飲み過ぎてハラがチャプチャプしてきたし。
 
 斜度は普通。キツイところもあれば、なだらかでスピードに乗るところもある。メリハリのあるヒルクライムができるので飽きない。十三峠は激坂続きでダラけてくるが、ヤビツにはそれがない。約12km、40分ほどのヒルクライムは楽しかった。
 
 ゴール地点では鶴見辰吾さんのLEGONチームがたむろしてて、我が木馬チームは隅っこにいてた。その他の関東のローディーたちも隅っこにいてた。おそらくLEGONはものごっつい権力のあるチームなのではないだろうか。やはり芸能人がメインでいてると違う。他の素人メンバーさえも芸能人のようだ。LEGONにさえ所属してたら峠まるまる一個占領できるのか。是非入会したい(爆)。
 
 その真ん中をアホな水玉を来たヤツがラストスパートで突っ切ったのだからKYである。その勇気アル姿をみて感銘を受けたのか、地元の大学に通う学生が話しかけてきた。逆ナンである。拠点が大阪なのを理由に断ったが、クライマー体型でなかなか有望そうな青年であった。次に会ってLEGONのジャージ着てたらビビるでほんま。
 
 二日酔いのせいで(←ここ強調)パッとせんタイム(41分そこそこ)だが、満足のいく乱だった。みんなも完走していい笑顔。チェーン切れたアニキもいてたけど、程よく見捨てた。アタック優先(ごめん)。
 
 ここで関東組とはお別れ。日野ピンには2日間にわたっていろいろとサポートしていただきました。ありがとうございます。大阪に来たらヒーローなのに、なんで厳しい関東を選ぶのか。関東人は変わり者が多い。
 
 というわけで、『ヤビツの乱』は滞りなく終了いたしました。参加者の皆様、お疲れ様でした!
 
 画像の丸いヒトは、最後のゴールスプリントを楽しむINOさん。
 
 
 
 p.s.
 鶴見辰吾さんのブログをみたら、一切アタッカーズのことには触れていませんでした(笑)。悔しいようなホッとしたような・・・・・。

3

富士山一周140km

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 22時半ごろ出発。近畿~名神~京滋~新名神~伊勢湾岸~東名とつないで御殿場まで。御殿場駅前には6時ごろ到着。すでに到着していた関東組と合流していよいよ一周スタート。
 
 山中湖~河口湖~西湖~精進湖~本栖湖と、富士五湖を全部廻り、北海道みたいな景色の道路を南下してきて左回りのぐるり約140km。
 
 天気は曇りで気温は穏やか。暑くもなく寒くもなくちょうど良い。富士山は見えなかった。途中でチラリと見えたがあれは見えたうちには入らんやろね。
 
 西湖ぐらいまでは白鳥のボートがウヨウヨ浮かんでて賑わっていたが、精進湖から本栖湖はなんだか閑散としてて暗い雰囲気。そこから富士ミルクランド前後の道は北海道のよう。延々と続くアップダウンをひたすら漕ぎ続けるだけの道。左右は草原が広がり、牛のニオイがする。
 
 時間の都合上、富士山スカイラインはキャンセルとなったが、迂回ルートのR469もなかなかハードなアップダウンだった。かなもっちゃん、トライアスリートのS藤さんと3人で苦し楽しい時間を過ごす。
 
 登りきったところでパラパラと雨が落ちてきたが、本降りにはならず無事宿まで到着!お疲れ様でした。荷物をまとめて部屋に入り、銭湯に行って食事して、宴会して記憶も飛びつつ23時ごろ就寝。
 
 画像はウワサの女子部列車。『フォーメーションA』というらしい。とにかくエースのノンちゃんを完全アシストしている。ノンちゃんが前に出てもすぐに交代!そしてこの後の坂道でノンちゃんが発射され、きうちんは撃沈した。

2

富士山一周~ヤビツの乱

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 とりあえず3枚だけアップ。
 
 事故や怪我などなく、みんな無事に帰って来ました。参加者の皆様、店長FUNさんハジメちゃん、運転要員の方々、本当にお疲れ様でした。ものっそい楽しかったです。エエ思い出ができました。ありがとうございました。
 
 詳しくは後日書きます。

イベントブルー

 最近大きなイベントが近付くとちょっとだけブルーになる。
 
 今晩から富士山に向けて出発するけど、雨降るんちゃうかとか、妊婦と子供2人ほったらかしでええのかとか、小遣いないのに独身者たちと同じように遊んでてええのかとか、ヒャクパー渋滞にハマるやろなとか、帰りの時間遅なったら次の日の仕事しんどいなあとか。
 
 タマにドタキャンしたろかなと思うこともある。そこまで悩むなら行かんとこか、みたいな。
 
 まあ、行ったら行ったでおもくそ楽しいんですが。難しいお年頃です。