ヤビツの乱

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 そして23日(水)、アタッカーズの歴史に残る記念すべき関東進出第1弾、『ヤビツの乱』である。
 
 宿からクルマでヤビツ峠頂上まで移動、そこから下まで下りきってタイムアタック。サポートカーがついて荷物やら上着やらを運んでくれるという、これも乱史上サイコーのセレブシステム。
 
 各自の能力に合わせてスタート地点を自由に設定したが、私を含め乱主要メンバーはもちろん「一番下」から。R246交差点からスタート!コンビニで最後の軽量化をしている間にみんなスタートしてしまって、ほとんど最後尾からスタート。
 
 前日の深酒が少々心配だったが、心拍の反応もよく調子は良い。軽いギヤを出し惜しみすることなく積極的に使い、一定のケイデンスを保ってひたすら登る。
 
 鶴見辰吾さん(これから念のため“さん”付けでイク)のチームジャージの方々がたくさんいて、すれ違うごとに恥ずかしいところを見られてはアレだと思いギンギンで漕ぎ続けた。
 
 今回も当然、乱での正装である水玉ジャージで挑んだ。ホームである清滝でこのジャージを着てるとバトルを申し込まれることが多々あるが、関東ではバトルを申し込まれるどころか含み笑いや苦笑い、中には大笑いされる方もいらっしゃった。ノリが違うのか。それとも水玉ジャージという神聖なモノに対しての考え方が関西はバカマジメで、関東はクソマジメなのだろうか(←どう違うねん)。これから関東では水玉ジャージの着用は避けようと思う。
 
 とにかく漕ぎまくる。上ハンもって腹筋で回す感じ。しかし調子が良いのは勘違いだった。ヤビツを前にテンションが上がってただけで実はカラダはしっかり二日酔い。なんちゅうても登りながら喉が渇きまくり。水飲み過ぎてハラがチャプチャプしてきたし。
 
 斜度は普通。キツイところもあれば、なだらかでスピードに乗るところもある。メリハリのあるヒルクライムができるので飽きない。十三峠は激坂続きでダラけてくるが、ヤビツにはそれがない。約12km、40分ほどのヒルクライムは楽しかった。
 
 ゴール地点では鶴見辰吾さんのLEGONチームがたむろしてて、我が木馬チームは隅っこにいてた。その他の関東のローディーたちも隅っこにいてた。おそらくLEGONはものごっつい権力のあるチームなのではないだろうか。やはり芸能人がメインでいてると違う。他の素人メンバーさえも芸能人のようだ。LEGONにさえ所属してたら峠まるまる一個占領できるのか。是非入会したい(爆)。
 
 その真ん中をアホな水玉を来たヤツがラストスパートで突っ切ったのだからKYである。その勇気アル姿をみて感銘を受けたのか、地元の大学に通う学生が話しかけてきた。逆ナンである。拠点が大阪なのを理由に断ったが、クライマー体型でなかなか有望そうな青年であった。次に会ってLEGONのジャージ着てたらビビるでほんま。
 
 二日酔いのせいで(←ここ強調)パッとせんタイム(41分そこそこ)だが、満足のいく乱だった。みんなも完走していい笑顔。チェーン切れたアニキもいてたけど、程よく見捨てた。アタック優先(ごめん)。
 
 ここで関東組とはお別れ。日野ピンには2日間にわたっていろいろとサポートしていただきました。ありがとうございます。大阪に来たらヒーローなのに、なんで厳しい関東を選ぶのか。関東人は変わり者が多い。
 
 というわけで、『ヤビツの乱』は滞りなく終了いたしました。参加者の皆様、お疲れ様でした!
 
 画像の丸いヒトは、最後のゴールスプリントを楽しむINOさん。
 
 
 
 p.s.
 鶴見辰吾さんのブログをみたら、一切アタッカーズのことには触れていませんでした(笑)。悔しいようなホッとしたような・・・・・。