チームTTの行方

 先日の一件で鈴ひろさんの腰の具合が悪くなり、鈴鹿までの完治は難しく、非常に残念ではあるがチームから離脱ということになった。4人で走るところを3人でとなると苦しさも倍増するのでなんとか鈴鹿までに少しでも腰の具合が良くなれば・・・・と期待するが、まあ言うても我々の苦しさはたったの鈴鹿3周分であるが、鈴ひろさんの苦しさは日常生活から何から何までなので、あんまり無理強いしてストレスをかけるのも良くない。ゆっくり治して頂いて、また来年も4人で走りたいもんである。 

 鈴ひろさん離脱を受けて、代わりのメンバーを迎え入れるという案も出たが、やはり今までずっと4人でやって来た仲間を今更外すのは・・・・という心情的な理由と、ここで新たに新メンバーを入れたとしても練習回数に限りがあるし、ただでさえテクニカルな鈴鹿をぶっつけ本番に近い状態で走るのは困難であろうという物理的な理由とで、今回は誰も迎え入れることはせず3人で走ろうということになった。各方面にお声がけさせて頂き、戸惑わせてしまった方々には申し訳ないですけど、そういうことですのでご了承下さい。これがシーズン始めごろなら考えも変わったかもしれないけれど、ちょっと時期が時期なだけにすいません。また機会があれば一緒にやりましょう。 

 ということでいつまでも停滞しているわけにはいかない。明らかに今年は去年より練習不足であり、実力的にも確実に去年より劣っているであろう。去年は力が付いてきているという手ごたえみたいなものがあったが、今年は皆無である(笑)。ましてや3人であの暑い鈴鹿を走るとなると、去年のタイムを上回ることは難しいだろう。しかしだからと言ってもう今年は何もしないということはない。なんだかもうすでにカラダがそれを求めているというか、「去年より速くはならんからやんぴ」とならないのが自分でも不思議である。 

 3年目の鈴鹿チームTT。 

 チーム結成当初は「表彰台3年計画」などと謳い、焦らずじっくりと上位を狙えるチームにしていこうと誓ったものであるが、1年目はDNF、2年目はなんとか完走。そして仕上げの3年目となる今年は6月辺りから少しずつ歯車が狂い始めた。鈴鹿直前にして表彰台はおろか完走さえ危ぶまれる状況になった今、「3年計画」など水に流して4年目頑張ろうや!・・・・とも言えない自分がいる。 

 たぶんこれからもチームTTは続けていくだろう。おそらくメンバーの入替えなどもなく、見た目には4年目も5年目も変わらずにやっていくだろうし、やっていきたいと思う。しかし一応この「3年計画」には終止符を打ち、4年目からは少し違ったアプローチの仕方で上位を目指したいと、漠然とではあるがそう考えている。 

 そう、「上位を目指す」ことには変わりない。「仲間が楽しい」とか「自転車が好き」とか「ビールが美味い」とか、まあいろんな理由はあるんだが、やっぱり男の子として生まれたからには他人より速く走りたいのである。 

 そこに拘らんことにはなんにも始まらんのである。 

 そしてこの「3年計画」をきっちり終わらせて次へ繋げるためにも、3人だからと言って手を抜いて走るわけにはいけない。

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第19回チームTT練習

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 さすがに今日は鈴ひろさんはお休み。その代わり、東の町から夏休み中のイノウエさんがゲストとして来てくれた。彼とは2007年のツールド沖縄にてデッドヒートを繰り広げたもんであるが、今やその見る影も無く、顔も腹もみごとなオデブちゃんとなってしまった。声までもがオデブちゃんのそれである。でもまあ毎年我々のチームTTを応援してくれるし、こうやって大阪に帰ってきたときにはちゃんと一緒に走る時間を作ってくれる。大切な友人のひとり。
 
 NAMくんの秘密兵器スイッチをイノウエさんのリドレーに取り付け走り出す。「40なんて出ないよ!」なんて言っていたが、しっかり40オーバーで引き倒され、ヘロヘロになっておった(笑)。千切れそうになるとスイッチを押し、NAMくんのヘルメットのLEDが光る。その度に列車の速度は35ぐらいまで落ち、しばらくして40ぐらいに上げられる。運動不足の彼にとっては地獄の特訓みたいなものであっただろう。LEDランプがしょっちゅう光るので、「良いテストができた」とNAMくんは大喜びだった。
 
 一方我々としては35~40ぐらいの速度だったので練習というよりは流しみたいな感じになって、まあそれはそれで良かったのかなと思う。しかし35で巡航することがこれだけ難しいとは(笑)。勝手に速度が上がっていってしまうのでイノウエさんには悪いことをしたかな?
 
 ともあれチームTTの列車に体験乗車できたことで喜んでいただいたようだ。一応ローテーションにも加わってもらったし、大阪での夏休みの良い思いでになったのではないかと自負している。
 
 そして今夜はイノウエさんも交えてチームTTメンバーと「すっぽんフルコース」である。本日は2回目の土用の丑の日とのことだが、いくら鰻がすごいといってもすっぽんには及ばないだろうと思っている。夏バテを吹っ飛ばして、これからも頑張っていきたい。イノウエさん、お疲れ様でした。

第18回チームTT練習

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 天候曇り。無風。所々に少しの水溜りがあるけどコンディションはGOOD。水曜日なので私は休日。エロヘルワンピのフル装備で出掛ける。相変わらずサドルがギシギシ言うがもう慣れた。先日少しサドルを下げて(まだ試行錯誤中…)脚の回りが良くなったのでクルクル回転系で集合場所へ。
 
 520集合のところ505ぐらいに到着しみんなを待つ。まずは鈴ひろさん登場。次にNAMくん登場。少し間を置いてにしやん登場。4人揃う。量産体制に入ったNAMくんの秘密兵器を全員のバイクに取り付ける。電動コンポのバイクは最早ワイヤーよりも配線の方が多い。そういう我がバイクの姿には萌える。スイッチを押してNAMくんのLEDが光ることを確認しスタート。
 
 序盤からハイペース。まずは私が40ぐらいで様子見。次にNAMくんがいきなり45ぐらいに上げる。続いてにしやんがそれをキープ。鈴ひろさんのところで42ぐらいになる。調子悪いんかな?そう思って再度私に回ってきた時に42をキープ。徐々に上げて45でNAMくんにパス。まあそんな感じで、NAMくん→にしやん→鈴ひろさん→私という隊列で安定する。
 
 少し道幅が狭くなってカーブになり、数カ所の段差とほんのちょっとの登りがあるセクションで私が先頭。いつもここでペースが38ぐらいに落ちるのでそれを嫌って意図的にペースを上げた。この時なんだか脚とギヤがうまくかかった感じがして42ぐらいで加速しながら通過。よし!と思ってその後先頭を譲ろうとしたら後続が離れていた。他の3人は安全を優先したのか恐らく38ぐらいで通過したのだと思う。私が3人を千切った格好になったので少しペースを落として後続を待ち、4人揃ってペースを整えてから先頭をNAMくんに譲った。
 
 NAMくんは私の意図しているところを汲み取ってくれたようで、先頭に立つとすぐさま45にまで上げ(もしかしたら秘密兵器の動作確認をしたくて故意に切り離しにかかったのかもしれないw)、最高のペースで列車は突き進んだ。私が列車の最後尾に付けていると、前に いる鈴ひろさんとその前の西やんの間が少し開いた。やっぱり鈴ひろさんの調子が悪いのかな?と思ったがすぐに復帰し、最初の車止めが現れるまでの、我々が「第1区間」と呼ぶ区間最後でのS字コーナーへ突入した。
 
 まずは橋の段差をクリア。次に右へカーブ。先頭のNAMくんと2番手の西やんはピッタリ付いて素晴らしいバンク角で綺麗に曲がっていく。少しだけ3番手の鈴ひろさんが離れて右へバンク。私は少し息切れもあって3人よりは少し離れてカーブへ入った。まあすぐに車止めが出てくるのでそこで追いつきゃいいやって感じ。右カーブを抜けて次の左カーブまでの10数mの直線でNAMくんと西やんペースアップ。いつもならここは車止めまで流して息を整える場所なのだが、先ほどのペースダウンセクションで私が千切りにかかったこともあってだろうか。まるで鈴鹿のヘアピン立ち上がりよろしく加速。それならば!と鈴ひろさんも私も頑張って追い付こうと加速した。
 
 その瞬間前方を見ると、左コーナーに突入しようと綺麗に2人並んでいたNAMくんと西やんが急にバラけた。生い茂った夏草の陰からイヤホンをしてよそ見をしたまま走行してくるローディーが現れたのだ。急減速してローディーをかわす西やんに、加速中だった鈴ひろさんが接触。あっと思った直後には鈴ひろさんのバイクが後輪を上にした格好で浮き上がり・・・・。
 
 当然ながらここで練習は終了。幸い人間にもバイクにもひどい怪我はなく、自走で帰宅できたので良かった。何よりも他の通行人を巻き込まなくて本当に良かったと思う。もしも高齢の歩行者などを巻き込んで大怪我などさせてしまったら、チームTTの存続危機どころか新聞沙汰である。スポーツ自転車への社会的風当たりはますます強くなり、淀川CRは自転車通行禁止、多くの自転車愛好家に迷惑をかけてしまうところであった。
 
 今こうやって当時を思い返して書いていると、少しづつ少しづつ着実に運命の分岐点を進み、あたかもそうなることを我々自らの手で選んだかのように感じる。数々のアンラッキーが重なったことには間違いないが、今まで楽しくやってこれたのは、ただ単にラッキーがアンラッキーを上回っていただけのことで、実は安全と危険は表裏一体であったということを忘れてしまっていたなあと思う。
 
 落車にすら気付かず走り去っていったよそ見ローディーに文句の一つでも言ってやりたいところだが、まあ彼が引き金になったというだけで、弾丸を充填していたのは他ならぬ自分たちであったことに反省し、今後の教訓にしていきたい。鈴ひろさんだけにその責任を負わせた形となってしまって申し訳ない。またやり直しましょう。
 

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第17回チームTT練習

 今日は、お子様発熱とのことで西やんお休み。3人で回す。今回も集合場所までクルマで行ったのでちょっと早めに着いてアップでもしようかなと思ったけど、思ったより時間が無くちょっとしかアップできなかった。
 
 NAMくんがまたまた秘密兵器を開発。要は「切れそうになったら押すスイッチ」である。 
 
 列車から遅れそうになったらハンドルの任意の場所に取り付けたスイッチを押す。すると無線により他メンバーの視界に入る場所(ゴーグル付近等)に取り付けたLEDが光る、というものである。まだ試作段階なので1セットしかないが、完成すればこれを4人全員に装備。個人個人のLEDには4色あって、誰がどの色のLEDかを記憶しておけば、誰が列車から切れそうなのかが残りの3人へ瞬時に知らせることができる。
 
 今日は私のアップが十分ではなかったので、試作品を私のバイクに取り付けた。私が切れそうになってスイッチを押せば、NAMくんのヘルメットに付けたLEDが光り、大声を出して「待って!」とか言わなくてもNAMくんが列車の速度を調整してくれる手筈となっているわけだ。
 
 ところがこういう時に限って調子が良い(笑)。3人の列車は41を割ること無く、42~45ぐらいのペースを常に維持し、最後までバラバラになることなく練習は終了した。せっかくなので巡航中にスイッチを押してみたが、いきなり視界に青色のLEDが光るので、「びっくりした」とは本人談である。
 
 なぜNAMくんはこうも無線にこだわるのか。去年も同じような装置を試作したが、電波のとどく範囲が短すぎて使い物にならないという失敗があったにも関わらず、今回は強力な電波を駆使して再挑戦してきた。私はかねてより、「チリンチリンでええやん」と言い続けている。昔ながらのチリンチリンをメンバーに配ったところまで行ったのだが、見た目にこだわるNAMくんに一向に「チリンチリン案」は受け入れてもらえない。
 
 チームの列車が美しい隊列を保つためには、メンバーの走行中の意思疎通が不可欠である。ほとんどのチームが大声で「ちょっと待ってーー!!」と叫んでいる中で、チームTTがブームとなりつつある昨今、そろそろチリンチリンを装備してくるチームも出てくるものと思われる。ハンドルに秘密のスイッチが取り付けられ、各メンバーのヘルメットのLEDがチカチカ点滅しているチームは日本中のどこを探しても我々ぐらいであろう。
 
 改めてチームTTの美しさを極めようとするNAMくんの情熱に脱帽である。でも、できれば本番では使いたくない(笑)。
 

第16回チームTT練習

 今が第何回なのかの確認をするために、自分のログではなくメンバーのログを確認しないといけない悲しい現状。それぐらい今年は私の参加率が低い。今日のライドも約1週間ぶりにもなり若干の焦りもあるが、まあ毎年この時期は少し落ち込むので、焦りすぎて変なことをしないように気をつけたい。
 
 と言うわけで合同では第16回。4人元気に集まった。私は仕事で、夕方から夕立の可能性があるということなので、集合場所までクルマで行った。ラクチンである。しかしアップが全くできないので序盤はゆっくりにしてもらう。
 
 導入は40ぐらい。中盤から安定しだして42~44ぐらいで巡航。なかなか良いペースである。私も結構余裕があり、46ぐらいでも破綻せずに出せる感じ。やっぱりこのクソ暑い時期は、変に距離を稼いで乗ったつもりになるよりも涼しい時間に短い時間集中してやるほうがいいのかもしれない。通勤往復による余計な疲れを溜めず、乗るコースだけきっちりとメニューを組んで・・・・。考えてみよう。
 
 最近ちょっと列車がフラフラすることがあるかな?あと、少し間延びしたり詰め過ぎたりして変なインターバルも発生してる気がする。日本一美しい列車を組むアマチュアチームでありたい。

柳生ループ

 火曜は親戚が住む奈良ベース泊。ヨメコドモ抜きで行ったので夜の居酒屋が思いの外盛り上がり(^^;;、水曜は若干の二日酔い気味で起床。行こうかどうしようか迷ったが、チームTTメンバーはいつもの朝練をしているので自分だけサボるわけにもいかず、なんとか重いカラダに鞭打って出発。
 
 奈良公園の近所に位置する奈良ベースは良い。家からちょっと走れば山の中である。天理・福住・柳生・笠置・和束・信楽など、大阪から走るのはちょっとした覚悟が必要なスポットまでもあっという間である。ついでに会社からも近いという好条件なので、何故30年ものローンを組んでわざわざ大阪に住んでいるのかという疑問が沸かないわけでもないが、余計なことは考えないでおく(笑)。
 
 先日からTTバイクのタイヤの調子が悪く、うまくエアが入らない。この日もなんだかきっちりとエアを充填できないままにスタートしたが、どうも好みの空気圧でないために調子が出ず(もちろん前夜の酒が残っていたということもあろうが)、水間峠を越えて柳生の辺りで一旦ストップして、CO2ボンベで最充填を試みた。
 
 そしたらなんと・・・!CO2ボンベが古すぎてカラッポではないか!
 
 バルブエクステンダーを装着した際に前後ともエアが抜け切ってしまった。「俺だけはパンクしない」という根拠のない自信を持ち続けているせいで、普段からCO2ボンベ1本しか持っていないために、前後ともタイヤがぺったんこになったまま途方にくれてしまった。
 
 なんとか近所のガソリンスタンドを見つけてエアガンでも貸してもらおうと訪ねるも、そこは田舎のスタンドである。8時開店にもかかわらず誰もいない。8時半ごろになってようやくオッサンが現れ、エアガンで空気を入れてリスタートすることができた。ありがとうオッサン。
 
 ここから布目ダムでも周回したろかと思っていたのだが、時間が限られてるのとココロが折れてしまったせいで、笠置を抜けてR163をつかって最短距離で帰ってきた。終始調子が悪く、あんまり身になったライドとはいえない。こういうときに交通事故なんかに逢うことがあるので、タイヤトラブルだけで済んだのはラッキーであった。
 
 50kmほど。暑かった。
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 ガソリンスタンド開店待ち・・・(笑)

第12回・13回チームTT練習

 7月6日(土)第12回練習。520集合地点へ向かう道すがら、鈴ひろさんと一緒になる。この日は追い風で、単独でも結構な速度で巡航することができたのだが、鈴ひろさんの後ろに付いていいるとぐんぐん引っ張ってくれた。私の調子自体は悪くはなく、4日ぶりぐらいのライドであったから休養も十分。結構気合が入った状態だった。
 
 練習が始まって第3区間までは調子が良かった。第3区間の最後でいつものように鈴ひろさんが自滅覚悟のゴールスプリントを始め、その後方に付けていた私も加速。メーターは56ぐらいを示していて、さらにそこから追い抜きをかけようと横に飛び出して加速。ここで折り返し。ところがそのハーフゴールスプリントで一気に脚に乳酸が溜まり、全く力が入らない状態になってしまった。
 
 折り返して第4区間の途中まではなんとか付いて行ったけど、先頭に出ても35ぐらいしか出ず、後方に下がって列車の後ろに付けようとしても加速ができず、あえなく千切れてしまった。そこからは一人旅。独りで走ると長い長い。すでにゴールしていたメンバー3人が途中まで折り返してきてくれて合流。なにがそんなに調子が悪かったのか自分でもわからない感じ。無茶なスプリントは避けたほうが良いということかな。まあ練習なんだし滅茶苦茶に走るのもたまにはいいのかなと納得しておく。
 
 メンバーと離れて私はそのまま出勤。いつものように枚方市街地を抜けて磐船街道、R163を登り、富雄川沿いを走る。道中、サドルの先に当たる尿道がかなり痛くなってきて、どうにかこうにか痛いポイントをずらすように漕いでいたが、たまらずバイクを降りてサドル位置確認。少しだけ高さを上げ、少しだけ前下りにして、少しだけサドルを前に出した。
 
 おかげで尿道の圧迫もマシになり、なんとか漕げるようになった。漕げるようになったどころか重いギヤもぐんぐん踏めるようになり、調子が悪かったのはサドルの位置が悪かったのかなあと思ったりもする。やはりまだまだTTポジションを確実に自分のモノにできていないようだ。内灘以降に変更したサドルポジションで、「これはサイコーや!」と思っていたのに、今日また変更してしまった。しかも方向性は内灘で失敗したはずのポジションに戻すような感じ。自分で自分のポジションがわからなくなってきた。まあとにかく乗り込みだな。練習、通勤問わず、しばらくは全てのライドをTTバイクで行おうと思う。
 
 で、仕事を終えて帰宅。清滝を下ってR163を大阪方面に走っている頃に、急に空が暗くなって土砂降りの雨が。慌てて雨宿りして命より大切なiPhoneちゃんを防水し、小降りになるのを待ってリスタート。それが悪かったのか、今朝は少し体調不良。というわけで、今朝の第13回チームTT練習はお休みさせて頂きました。メンバーのみんな、お疲れ様でした~。
 

第11回チームTT練習

 今日は全員集合。
 
 内灘以降、少しサドルを下げてお腹に力が入るようにしたらなかなか調子が良い。ケイデンスも上がった。今までは真上からゴリ押しで踏み抜く感じだったが、今ではクルクルと回すことができる。40ぐらいの巡航なら楽勝である。今日は往路が少し向い風だった。
 
 今日はみんな調子が良いみたいで、向い風の中でも42ぐらいで進む。西やん鈴ひろさんも、あかんあかんと言いながら結構な速度で引いてくれる。私は相変わらず普通。でもとにかく絶対千切れないように心がける。
 
 往路の最後に鈴ひろさんがダッシュ!自滅覚悟(?)で50ぐらいまで上げる。なんとか付いて行くが最後は踏み切れなかった。復路は若干追い風。45ぐらいの巡航で列車は進む。時折47ぐらいに上がり、このペースで内灘走れたらなあと思ってしまう(笑)。
 
 またまた最後の区間で鈴ひろさんがダッシュ!後ろから見てるとふくらはぎの筋が急にいきり立つのでびびる(笑)。しかしわずか数十秒で撃沈。続いてNAMくんがダッシュ。なんとか最後まで付いていけた。絶対千切れない諦めない縛りはなんとか守れた。
 
 レース後1週間ぐらいは何故か調子が良い。時には心肺に強烈な負荷を与えるといいのだろうか。昔NSR250Rに乗っているとき、町中でノロノロ走っているとエンジンの調子が悪くなってくるので、時々高速に乗って高回転までぶん回してやった。そしたらアイドリングも安定して回転の上がり下がりもスムーズになったのだが、人間もそんなことがあるのだろうか。
 
 今日の咳き込み具合はマシだった。でもゴールスプリントのあとは少し咳き込む。そして酸欠のせいか強烈に頭が痛くなる。すぐに治まるけど。

第10回チームTT練習

 公式にはもう10回目になるのか。まだ数回しか参加していない気がする・・・・(笑)。ともかく520集合。仕事の都合で西やんおやすみ。西やんはここんところワークロードがソーヘビーだそうで、体調的なものや精神的なものが壊れないように適度に手を抜いて頑張っていただきたい。
 
 ワタクシの調子は普通。実はメクラ滅法で合わせたサドル高さが合っていなかったようで、内灘個人TTは流しただけのような結果になってしまった。少しサドルを下げ、お腹に力が入るようなポジションに。なかなか良い感じである。しかしなんだか使う筋肉の位置が変わったみたいで、44以上になると途端に脚に負荷がかかる。NAMくんに長めに引いてもらい(相変わらず速い)、なんとか付いていけるって感じ。
 
 鈴ひろさんは第3区間で列車から離れてしまった。クレフィール以降から調子を落としているようだけど、まあ鈴鹿には合わせてくるでしょう。夏のオトコって感じですから。私も最後は40で引くのが精一杯で、脚の筋肉不足を感じた。このポジションで筋力トレーニングしないとな。まあやるべきことがわかってると精神的には楽である。
 
 
 個人的近況
 
 ●口内炎は完全に治った。10日もかかってしまった。処方された薬は欠かさず服用し続け、市販の塗り薬(ケナログ)を1日に何回も塗りたくり、刺すような痛みにひたすら耐え、もうコリゴリである。これからは口内に出来物ができても触らないことにする。
 
 ●骨髄バンクからの依頼は「患者様都合で中止になりました」とのこと。ちょっと拍子抜けのような気がしないでもないが、まあそれ以上は詮索しないようにしよう。とにかく全身麻酔や入院などの心配はなくなったということだ。
 
 ●毎週水曜日の休みだが、実質の自由時間は14時までである。ていうか、朝から洗濯やら掃除やら子供たちの送り出しやらで、どこからどこまでが自由時間か良く分からん。とりあえず家族が寝ている時間は自由なので、やはり早朝から活動するのが良いと思っていつも400ごろに起きるのだが、雨のために何も出来ず。ちょっとストレス溜まり気味の水曜日が続いている。
 
 ●やはりちょっと喘息気味のような気がするのできっちりと対処しようと思う。今朝の練習でも、後半追い込んだ後にリバース気味に咳き込んでしまった。これを治すだけでもだいぶパフォーマンスは上がる気がする。近所の呼吸器科をGoogle先生に聞いてみたら、驚くほど近くにあってビックリした。次の休みにアタックしてみる。

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内灘タイムトライアル2013

 今年も内灘チームTTに出場してきた。去年は土曜日に内灘入りして倶利伽羅で1泊したけど、今年は仕事の都合で土曜の夜に出発。仮眠を何度か取りながら早朝に内灘入りとなった。体調・体力的なことを懸念していたが、レースに影響するほどのことでもなさそう。普段からあり得ない時間に早起きして朝練している成果なのかな?
 
 会場について早朝からコースを2周ほど試走。少しでも心拍を上げると咳き込んでしまうのでゆっくり時間をかけて焦らずに走る・・・つもりが結構上げてしまい、心臓と脚がびっくりしてしまった。まあ後から思えば良かったのかも。時間が経って気温が上がってくると咳き込み度合いも落ち着いてきた。試走とアップを終えて前泊しているメンバーと合流。前日からパンクなどがあったようで、鈴ひろさんはコースでの試走をしていないそうだ。ま、宿からここまで約10kmを自走してきてるのでアップは十分でしょう。
 
 あっという間に出走時間が迫ってきてスタートラインに並ぶ。NAMくん→私→鈴ひろさん→西やんの順。まあいつもの練習でも自然とこの隊列になる。
 
 「ここはドコだ?」とNAMくんが言う。
 「いつもの淀川さ」と自分が言う。「いつもの調子で楽しんでいこう」
 
 そしてスタート。導入は42ぐらい。いつもの練習の感じ。心臓も脚もビックリしていない。NAMくん相変わらずナイスな導入である。42で先頭をパスされて44ぐらいまで上げて早めに鈴ひろさんへパス。ところが、序盤は早めに先頭交代してレースペースに慣れようという協定がスタート前にあったはずだが、それがどうもきちんと伝わっていなかったみたいで、私が30秒足らずで先頭を鈴ひろさんに譲ると、鈴ひろさんは私の調子が悪いのかと勘違いして意図的に長めに引いてくれた。結果余計に鈴ひろさんの脚を使うことになってしまった。この辺りから不協和音が流れ始める・・・・。
 
 コーナーの立ち上がりごとに列車から落ちかけるメンバーが出てくる。これもレース後半ならわからないでもないが、第2第3コーナーぐらいからそんな状況が始まった。NAMくんはいつも通り速い。私も今日は大変調子が良い。西やんと鈴ひろさんが苦しそう。調子の良い2人→調子の悪い2人、という隊列だったので、4人の力を平均させなければいけないチームTTにも関わらず、速度が非常にギクシャクした感じになってしまい、総合的なペースがなかなか上がらない。
 
 NAMくんが先頭から下がるときに、メンバーの消耗度合いを大声で確認しながら報告してくれた。ペースが比較的遅かったせいか私は不思議なぐらいに調子がよく、後ろに付いている間は鼻呼吸できるぐらいに余裕があった。したがって先頭を長めに引いてみるものの、「ちょっと待ってー!」という声が飛んできて、なかなかレースペースにならない。鈴ひろさんが苦しそうなので西やんが間に入ってくれた。
 
 コーナー立ち上がり毎に列車が間延びする。海側セクションのコーナーワークでついに鈴ひろさんが切れてしまった。西やんも今にも切れそう・・・・。NAMくんが声をかけてなんとか奮い立たせている。最終コーナーを曲がりスプリントを駆けようと加速。しかし私がぶっ千切ってゴールしても3人目のゴールがチームのタイムになるので意味が無い。なんとかNAMくんと私とで西やんを引きずり倒してゴールしたという感じ。
 
 結果はやはり去年より悪く22位という不本意な成績。コナさんチームに8秒負けてしまった。「あー勝っちゃったよー」とせせら笑うコナさんの顔が印象的(笑)。マニアさんチームにも負けてしまい、今年はあかん年だった。
 
 色々と要因はあると思うが、ただ単純に練習不足だったと思う。私を除く他のメンバーは前の週にクレフィールもあったし、その後雨も続いたということもあってなかなか揃った練習ができなかった。仕事や家庭を省みず練習に明け暮れる日々が正しいとは全く思わないが、それらを言い訳にしないと決め、その中でできることをやろうと言ったわりには、それすらやらなかったのではないかと、ここ数週間の自分をみて思う。 
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 強豪チームの中には落車してDNFとなったチームもあるようだ。落車して監督らしき人から叱られている人もいた。ホビーレーサーなのに「そこまでせなアカンか」という気がした。私はどちらかというと、“そこまでのアツさ”は必要ないと思っている。所詮趣味である。家庭や仕事を省みず、自転車に明け暮れる生活が正しいとは決して思わない。 

 だけど、レース後の満足感や達成感を得るための真剣さが少し足りなかったかなと思う。僕らは恐らくもう少し上のレベルに上がるときなんだと思う。自転車はもちろん、仕事も家庭も、もうワンランク上の取り組み方を考える時期なのかなと思う。やっぱレースが好きだ。チームTTが面白い。
 
 やめないから、上に行こう。