第17回チームTT練習

 今日は、お子様発熱とのことで西やんお休み。3人で回す。今回も集合場所までクルマで行ったのでちょっと早めに着いてアップでもしようかなと思ったけど、思ったより時間が無くちょっとしかアップできなかった。
 
 NAMくんがまたまた秘密兵器を開発。要は「切れそうになったら押すスイッチ」である。 
 
 列車から遅れそうになったらハンドルの任意の場所に取り付けたスイッチを押す。すると無線により他メンバーの視界に入る場所(ゴーグル付近等)に取り付けたLEDが光る、というものである。まだ試作段階なので1セットしかないが、完成すればこれを4人全員に装備。個人個人のLEDには4色あって、誰がどの色のLEDかを記憶しておけば、誰が列車から切れそうなのかが残りの3人へ瞬時に知らせることができる。
 
 今日は私のアップが十分ではなかったので、試作品を私のバイクに取り付けた。私が切れそうになってスイッチを押せば、NAMくんのヘルメットに付けたLEDが光り、大声を出して「待って!」とか言わなくてもNAMくんが列車の速度を調整してくれる手筈となっているわけだ。
 
 ところがこういう時に限って調子が良い(笑)。3人の列車は41を割ること無く、42~45ぐらいのペースを常に維持し、最後までバラバラになることなく練習は終了した。せっかくなので巡航中にスイッチを押してみたが、いきなり視界に青色のLEDが光るので、「びっくりした」とは本人談である。
 
 なぜNAMくんはこうも無線にこだわるのか。去年も同じような装置を試作したが、電波のとどく範囲が短すぎて使い物にならないという失敗があったにも関わらず、今回は強力な電波を駆使して再挑戦してきた。私はかねてより、「チリンチリンでええやん」と言い続けている。昔ながらのチリンチリンをメンバーに配ったところまで行ったのだが、見た目にこだわるNAMくんに一向に「チリンチリン案」は受け入れてもらえない。
 
 チームの列車が美しい隊列を保つためには、メンバーの走行中の意思疎通が不可欠である。ほとんどのチームが大声で「ちょっと待ってーー!!」と叫んでいる中で、チームTTがブームとなりつつある昨今、そろそろチリンチリンを装備してくるチームも出てくるものと思われる。ハンドルに秘密のスイッチが取り付けられ、各メンバーのヘルメットのLEDがチカチカ点滅しているチームは日本中のどこを探しても我々ぐらいであろう。
 
 改めてチームTTの美しさを極めようとするNAMくんの情熱に脱帽である。でも、できれば本番では使いたくない(笑)。
 

第17回チームTT練習” への2件のフィードバック

コメントは停止中です。