パラシュート部隊

 先日、USJで買ったバックトゥザフューチャーのジャンパーを来て自転車通勤している(ていうか、いくらファッションセンスの無い私でも、あのジャンパーを普段着にする勇気は無い。着れてもUSJ内だけである)。

 ビニール素材で少々の雨ならはじきそうだし、内側にはメッシュがあり、汗をかいてもベタつくこともなく、背中にはポケットがついていて小物を入れることができる。なかなか気に入っている。

 すんばらしいDHバーのおかげもあって、快調に飛ばすことができ、劇中のデロリアンのようにこのままタイムスリップしてしまうんではないかという妄想にとらわれることもしばしば。

 ところが難点がひとつあって、別に使うこともない申し訳程度についているパーカーが、DHポジションからさらに伏せた姿勢をした時に、風をはらんでバサバサするのである。まるで戦闘機などのエアブレーキ状態。向かい風にでもなろうものなら後ろから首を絞められてるみたいになる。

 せっかくDHバーで空気抵抗を減らしたのに、パーカーでチャラにしてどないすんねん。

 早急に改善策を妄想するつもり。

新作発表!

 さてみなさん、下の2つの物体はなんでしょうか?

 そう!そこのアナタ!正解!!「ヒジ置き」です!

 ホームセンターで買って来たスポンジ板と塩ビの部品を両面テープで貼り合わせ、スポンジを丸く加工、ハンドルバーに「カポッ」とハメるだけです。

 もう誰が見てもどこから見てもDHバー!!ヒジがまるでフカフカの座布団に座っているかのような置き心地!上りの時は外してマイヨポケットへ。上りが終わったら「カポッ」とセット。すんばらしい!!

 製作費用・・・約200円
 製作時間・・・約10分
 材料購入場所・・・コーナン生駒店
 店内ウロウロ時間・・・約1時間
 あれこれ妄想時間・・・約4時間
 嫁の評価・・・「なんかカワイイやん」

 年明け早々、アタマの冴え渡り具合に酔いしれております。

プラレールの山

 以前、まあくんにもらったたくさんの「プラレールきかんしゃトーマスシリーズ」。私も息子もトーマスが大好きなので、「全部あげる」と言われた時には飛び上がって喜んだ。

 しかし息子はまだ1歳4ヵ月。自分で線路を組み立て、電池を入れて走らせるなんていう高度な脳みそはまだ形成されていない。私が適当に線路を作って走らせても、喜ぶことは喜ぶが、すぐにトーマスを触って脱線させてしまう。おとなしく座って眺めるということが出来ない。

 全てつなげれば町内一周できるんじゃないかと思われる程の大量な線路と、50台ぐらいあるんではないかと思われる機関車達。それらを息子の手の届く所に置いておくと、どこに持って行くかわからない。家中にプラレールが散らばり、さながら宝探しである。この間はツナギのポケットから短い線路が出てきた。嫁のバッグからはゴードンが出てきたそうだ。

 このようなハイレベルなオモチャはまだ早い。それまで残念ながら押し入れのコヤシ状態となっている。全部タダでもらっておきながらこんなこと言うのもなんだが、ハッキリ言って邪魔である(小粋なジョークなので怒らんとってや〜)。

 まあくんのお母さんが私にプラレールを手渡す時、「ニヤリ」としていた理由が今ようやくわかった・・・。



 こんなことしょっちゅうです。

早急の改善が必要

 ショックである。年末に100km近くの距離を走ったのだが、DHバーの具合が良くない。

 イヤ、DHバーそのものは良いのだが、「ヒジ置き」が無いので、ハンドルバーの上にヒジを置いて使用していた。通勤ぐらいの距離ならそれで何の問題も無かったのだけど、今回まとまった距離を走ったら、腕の血管が圧迫され続け、手首が痺れてきてブレーキやシフト操作をすると痛みが出てきた。

 向かい風はキツイのにDHポジションを取ることが出来ないし、手首はジンジン痛いし、もう最悪だった。使い物にならない不細工な自作DHバーを見ていると、外して木津川に投げ捨ててやろうかとも思った。

 こんなヘタなDIYで喜んでいた自分が情けない。ちゃんとしたDHバー買おうかな。どうせならTT用エアロハンドルにしようかな。

 しかしこの正月で散財してしまったので、そんなもの買う余裕など無い。これからもきっと無い。今年からスプリンターに転向する私にとって、もはやDHバーは必需品となってしまったのだ。DHバーが無い頃にはもう戻れない。こうなったら作るしか無いのである。とうとう恐怖のDIYスパイラルに巻き込まれてしまった。

 仕事が終わったらホームセンターに行って来ます。嫁には残業だと偽って。

日本一周自転車の旅

 地図を見るのが好きだ。ボケーっと地図を眺めていると、そこに行った気になれるのだから、これ以上の節約旅行はない。

 正月休みの間は自転車で海岸線を走り、日本一周してきた。約2時間かかった。

 大阪北港から南下し、ず〜っと海岸線で。太平洋側を北上し、リアス式海岸もジグザグに進み、青森からフェリーで北海道、ぐるっと回って本州に帰ってきて日本海側を南下、能登半島もきっちり海沿い。鳥取砂丘も過ぎ、九州へ。長崎辺りで道に迷い、鹿児島辺りで嫌気が差し、それでもなんとか本州に戻り、しまなみ海道で四国。左回りして再びしまなみ海道で本州入り。神戸辺りでなんだか感動してきて、大阪に着いたら目頭が熱くなってしまった。

 実際にやると何日かかるのだろうか。お金はいくらかかるのだろうか。距離はどれくらいだろうか。そもそもそんなこと私に可能なのだろうか。

 それらを確かめるべく、きっといつか実現させてみたい。いつになるかわからないが、その時が来るまで体力と気力だけは持ち続けていたい。

あけましておめでとうございます

 今年もどうぞよろしくお願いします。

 大晦日は嫁と2人でUSJカウントダウン。年が明けてすぐに木馬店長にご長男が誕生。2006年は素晴らしい幕開けとなった。

 嫁の実家で呑んだり、ウチの実家で食ったりと、自転車にも乗らず、のんべんだらりんと過ごしていたので、どこまでウェイトが増えているかが気になるところではあるが、まあ「メデタイ!」っちゅうことでヨシとする。

 息子もおじいちゃんおばあちゃん、さらには親戚達に散々可愛がられ、お年玉をもらったりオモチャを買ってもらったりと「超」が付く程甘やかされていて、ゴキゲンそのものだった。ちなみにクリスマスから正月にかけて、息子が買ってもらった物をリストアップすると、
 ・服8着
 ・クツ1足
 ・絵本1冊
 ・オモチャ7種類(内トミカ8台)
 うらやましい限りである。

 そうは言っても、私も結構買い物をした。木馬ではシクロタイヤにサングラス(タイヤは早速MTBへ。なかなかカッコイイ。サングラスは安かった割にはぴったりフィットして具合が良い)。USJではバックトゥザフューチャー1・2・3のデロリアンチョロQ3台セット(息子に見つからないように隠している)。同じくバックトゥザフューチャーのUSJ限定ジャンパー(その時はテンションが上がっていたのでわからなかったが、家で見るとダサイ。背中にプルトニウムのマークがデカデカと描かれている)。などなど。珍しく親戚にお年玉をあげたりしたので財布はもうすでにスッカラカンである。

 でもまあ、毎年正月だからと言ってもあまり散財しなかった私が今年はここまでしたのだ。この正月で私の使った金額などたかが知れているが、それでも少しぐらいは景気回復の助けになるだろうと自分を納得させておく。

 今年2006年は、2人目が誕生予定だし、地獄の30年ローンも始まるし、ますます遊んでばかりいられなくなる。ホンダの体制も大きく変わるらしいので、仕事の面でもいろんな影響があるだろう。

 でも、ホントにイイ正月だった。ホントに幸せな正月だった(おみくじで大吉だったし)。せっかく好スタートを切れたので、この調子で突っ走りたい。

人生折り返し

 マラソンで、自分よりも早く折り返し地点を過ぎた選手とすれ違うと、「スゴイなあ。速いなあ」と思う。

 逆に自分が折り返した後にすれ違う選手には、「遅いなあ、ダメやなあ」と思う。

 それを人生の折り返し地点に例えると、他人のやっていることを見て、「スゴイなあ」とか「かっこええなあ」「オレもあんなふうになりたいなあ」と思う人は、まだまだ折り返し地点は先である。

 他人のやっていることを見て、「遅いなあ」とか「どんくさいのー」「はよせんかい」と思う人は、すでに人生の折り返しを過ぎた人である。

 人間としてまだまだ成長する「伸びしろ」があるのは前者で、後者は今までの経験のみで物事を判断する、了見の狭い人間である。

 寿命的な「人生折り返し地点」ならともかく、経験値的なそれはまだまだ来なくてもいい。死ぬまで学習していたいなら、折り返し地点などいらないし、そういう気持ちで生きている人達には多分それは無い。

 「謙虚に、奢らず、感謝して」

 来年からはこれでいきます。

2005年締めくくりアタック

 今年最後の清滝アタックは11分57秒だった。ベストより約1分10秒の遅れ。今年中の記録更新は残念ながら出来なかった。

 しかしベストタイム時に比べ、約3kgのバラストを積んでいることを思えば、なかなかの好記録ということになるのではないだろうか。イヤ、間違いなく好記録である。うんそうだ。

 逆に3kgアップとDHバーのおかげで下りはかなり速くなった。来年はスプリンターへ転向予定だから、さらなる飛躍を暗示する良い締めくくりとなったのでないだろうか。イヤ、間違いなく良い締めくくりだった。うんそうだ。

 清滝の最後の直線で、タマタマすれ違った地元の小学生2人が、ラストスパートする私を見て、「うわっ!スゲー」「めっちゃ速い!」と言った。きっと彼らの無垢な瞳には、風のように走り去る私の姿が焼き付き、そして純粋なハートには自転車選手になるという「夢」が芽生えたハズである。

 「お父さん!ボクも自転車欲しい!」
 「こないだおばあちゃんに買ってもらったコーナンのマウンテンバイクがあるやろ」
 「ちゃうねん!あんなんちゃうねん!もっと速いヤツやねん」
 「ああ、ロードレーサーっちゅうヤツのこと言うてるねんな」
 「そう!ボクあれ欲しいねん!」
 「欲しい言うてもあれめっちゃ高いねんぞ」
 「なんぼすんの?」
 「こないだ清志郎のヤツが160万っちゅうてたからなー」
 「ひゃ、160万円!?」
 「そうや。ええ自転車は高いんや」
 「でっ、でもええねん!来年のサンタに頼むねん!」
 「サ、サンタっちゅうてもいろいろレベルがあってやなー」
 「サンタにレベルなんかない!きっとサンタは何でも持って来てくれる!」
 「まあそのうち気ィ変わるやろ(ボソ)」
 「ボクは自転車の選手になるねん!そんでフランスとかイタリアとか走るねん!」
 「おーおー。そんときはお父さんも連れて行ってくれや」
 「うんええよ!そんで金髪の女の人と・・・」

 妄想劇場はフェードアウトします・・・。

年末年始の予定

 28日(水)・・・昨晩の会社忘年会の酒が残り、なんにもせず。
 29日(木)・・・午前中100kmラン。途中木馬に寄ってシクロタイヤ受け取り。午後は子供を公園に連れて行き、子供をダシに若奥様をナンパ。
 30日(金)・・・木馬の餅つき大会に参加。しかし連日の暴飲暴食により夏に比べて3kgもウェイトアップ。餅とビールはほどほどにするつもり。
 31日(土)・・・子供を実家に預けて嫁と2人でUSJカウントダウンへ。こんなこともタマにはする。人混みが嫌いだから実は憂鬱。
 1日(日)・・・嫁の実家で新年会。タダ酒タダ飯摂取し放題。
 2日(月)・・・ウチの実家で新年会。タダ酒タダ飯摂取し放題。
 3日(火)・・・明日からの仕事に備え、自宅で静かに体調を整える。体重計には乗らない。

シビックハイブリッド

 今日で今年の仕事は終わり。いよいよ明日からは一週間の正月休みである。

 ハナシは変わるが、先日ようやく1台売れたシビックハイブリッドに試乗してみた(もちろんお客さんの了承を得て)。私なりのインプレッションを。

 まず最初に感じたのは「速い!」ということ。2000ccクラスの加速をしてくれる(実際には1300cc)。昔のハイブリッドカー(インサイトなど)に比べて「モーターで押されてる感」が少なくなったので、ホントに2000ccのクルマに乗っているような感じである。

 「サスが硬い」という歴代のシビックの特長はそのまま。阪奈道路を何度も往復してみたが、ヘタな走り屋よりもはるかに速い。もともと1BOXやミニバンのように背が高くてフラフラするクルマが嫌いなので、カーブをスイスイ曲がっていくこの感覚はとても気に入った。

 信号待ちで停車すると勝手にアイドリングストップし、ブレーキペダルを離すとまた自動的に再始動する。エンジンが再始動するタイミングがとても素早くて、ブレーキからアクセルにすぐに踏み変えてもエンジンがモタつくこともなく、「エンジンが止まってる」ことすら気付かない人もいるのではないだろうか。もちろんエアコンは効いたままである。

 デザインもカタログや雑誌等で見るシビックはなんかヘンはカタチだが、実際見てみると、どっしりしていて、シュッとしていて、上品で、かと言っておっさん臭くもなく、「新しいクルマ」ってイメージがする。

 こんだけ乱暴に走っても燃費は約15km/L!高速道路を走ったらどれぐらい伸びるのだろう。

 イイっすよ。シビックハイブリッド。これ欲しい。