さて、明日は休みだ。夕方からは用事が出来てしまったので自転車に乗るチャンスは午前中から昼過ぎぐらいである。
その限られた時間を利用して、先日妄想したコースに実際に行こうと考えている。
もしよろしければ誰かご一緒しませんか?集合時間や場所は追って決定します。
さて、明日は休みだ。夕方からは用事が出来てしまったので自転車に乗るチャンスは午前中から昼過ぎぐらいである。
その限られた時間を利用して、先日妄想したコースに実際に行こうと考えている。
もしよろしければ誰かご一緒しませんか?集合時間や場所は追って決定します。
INOさんの「ロプロス」に取り付けるDHバーのヒジ置き部分の製作に取り掛かる。ここではその製作方法を紹介する。
材料はこれだけ。ホームセンターで約200円程で購入できる。さて、これらの部品を、切ったり貼ったりしてこのような完成品にするわけだが、
ここに至るまでに、もうひと手間ふた手間かけることによって、さらに完成度の高いヒジ置き、イヤ、「アームレスト」が出来上がるのである。本当はこの製作過程は極秘にしておきたかったのだが、今後DHバーの受注が増えてもアレ(まあ平たく言えばメンドクサイ)なので、ここに紹介しておくから欲しい方は是非自分でチャレンジして頂きたい。
まずは強火で10分間煮つめる。
鍋から取り上げたら十分に脱水をする。
トースターで5分間焼く。
一見、意味の無いように思えるこれらの作業をクソ真面目にすることによって、すんばらしいDHバーになるわけである。DHバーを製作、販売しているメーカーはたくさんあるが、ここまで手間ヒマかけて製作しているのは私ぐらいのものであろう。
注意すべき点は、「嫁に見つからないこと」である。
どうやら私は「ウソ」とか「隠し事」が出来ないようである。
自転車なんかに興味が無いから、黙ってりゃ絶対に気付かれることなんてないのに、タイムペダルを購入したことを嫁に白状してしまった。
「隠し事」をしている間はとても「精神的にしんどい」のである。ルックからタイムにクリートが変わったから、ハイツの階段を上がる時、当然ながら足音が変わった。
A「もしかしたら足音の変化で気付かれるんちゃうか」
B「いやいや大丈夫やろ。そんなに注意力のあるヤツちゃうで」
A「いや、意外とヘンなとこで敏感やからなー」
B「大丈夫やって。アホやから何もわからんて」
A「いや、でも最悪バレた時のことも想定しといた方がええんちゃうか」
B「そうやな。それは言えてるな」
てな具合に、結局Bの自分はAの自分に言い包められてしまうのである。大体AとBのそんなやり取りを妄想している間に、不意に嫁に話しかけられたりすると「あわわわわ」となってしまうのだ。損な性格である。
まあ、「Aが勝ってる間は家庭円満。Bが勝つようになってきたら何かが狂ってきている」のだと思う。私の初心表明として、ここに書き残しておくことにする。
中学生の頃行った修学旅行で、宿泊したホテルのロビーにフォークギターが置いてあり、弾けもしないのに手に取って「ボロロロ〜ン」と鳴らした。その音色の美しさにいっぺんに惚れてしまって、旅行から帰ってからオカンに頼み込んで安い(3万円ぐらい)のギターを買ってもらった。
「ギターが弾けたら絶対モテる」という信念の元、毎日毎日必死で練習して、初めて弾き語れるようになった曲は長渕剛の『とんぼ』。次は同じく長渕の『ろくなもんじゃねえ』。とにかく長渕を練習しまくった。ギター弾きながらブルースハープを吹き鳴らして『巡恋歌』を文化祭でソロで熱唱したこともあった。
長渕の曲をシングル曲からアルバム曲まで全て弾けるようになって初めて気が付いた。
「長渕ではモテない」
それでも私は「楽器が弾けたらモテる」という信念を持ち続け、次に目に付いた楽器はピアノだった。高校時代からの親友の結婚式披露宴で、私がピアノ演奏するということになったのが全ての始まりである。酔った勢いで言ったのに、友人は披露宴会場に1回のレンタル料5万円の高級ピアノを予約してしまった。
こうなったら断るわけにもいかず、友達から安モンの電子ピアノを借りて来て、当時キムタクがドラマで弾いてた『セナのピアノ』を必死で独学で練習した。楽譜には全て「ド」とか「ファ」とか書き込み、反復記号の意味がわからないからCDを何度も聞いて「耳コピ」して、何とか披露宴当日は大成功に終わった。新郎新婦よりも注目を集めた。今だから言うがあの時は悪いけど、
「ホンマにモテた」
長渕の比では無い。しかし私はそんなことで寄って来るオンナには目もくれず、初めて弾いた「本物のピアノ」に惚れ込んでしまい、ピアノを習いに行くことにした。確か25歳だったと思う。それからは真面目にピアノに打ち込み、発表会には2回出た。1回目はベートーベンの『月光』で。2回目はショパンの『ノクターン』で。
モテ続けた。ピアノはおススメである。
「ピアノが弾けるオトコ」に引っかかった女性の一人「嫁」。その嫁と結婚する際に、調子に乗って披露宴で弾いた曲が『ノクターン9の2』。ところが、緊張しまくって
「大失敗!!」
それ以来ピアノからは足を洗った。
今日、仕事から帰宅したら珍しく嫁がピアノクラシックのCDをかけていた。いつもはしょーもないテレビ番組なのに。なんだか懐かしくて聞き入ってしまって、「ピアノもう一度やってみようかな」って気になった。息子に教えてやれるぐらいにはなろうかな。
いままで私を突き動かして来たものは「モテたい」という気持ちだったかもしれない。
でも今は、確実に息子である。
〜マラソン編〜
なけなしの小遣いをはたいてランニングシューズを買った。嬉しくて嬉しくて早速河川敷に走りに行った。普通、夢の中で走るとなんだか水の中を走っているような重たい感覚なのに、なぜか今回はとても軽やかで、かなりのペースだというのに息も乱れず、子供の頃のようにいつまでも走り続けることが出来た。久しぶりに気持ちいい夢だった。
〜タカラヅカ編〜
タカラヅカのトップスターになっていた。男性である私がタカラヅカに入団している時点でおかしいのだが、それも夢の醍醐味である。とある公演で、舞台が終わってからタカラジェンヌ達が客席になぜかミカンを投げるというファンサービスをしていた。セコイことにミカンの数が決まっていてあんまり投げすぎたらミカンが足りなくなってしまうということだったので、みんな半分に割って投げていた。私の投げたミカンがお客さんのアタマに直撃して気を失ってしまった。私は背中にタカラヅカトップスターが舞台の最後に背中につける羽根がたくさんついたバカデカイ飾りをつけたままそのお客さんを担架に乗せた。
〜春リッツ編〜
春リッツに出場した。体調は万全で、嫁も子供も親戚も友人も応援にかけつけてくれて、かなりみなぎっていた。ところがスタートすると、足はクルクル回るのになかなか前に進まない。自分のクランクを見るとなんと息子の三輪車の超ショートクランクがついていた。必死でもがいてなんとか7位だった。さっちゃんが生まれたばかりの赤ん坊にお乳をやりながら、「ゴルアァーー!!Mーー!!もっとまくらんかー!!」と叫んでいたのがなぜか今でも耳に残っている。
木馬店長のお下がりをタダでもらってからずっと愛用していたLOOKクリート互換のシマノペダルを、コツコツと貯めた小遣いでタイムのペダルに交換した。
さすがにトップエンドのチタンシャフトモデルは買えなかったが、それでも今までのものに比べたら、ペダル一個分ぐらいはラクショーで軽い。まだ通勤でしか使っていないので詳しいことはわからないが、とりあえず今の時点で感じたことを書いてみる。
まずハメる時。ルックシマノが「パコン」ならば、タイムは「パチン」。
漕ぐ時。ルックシマノが「グイグイ」ならば、タイムは「クルクル」。
外す時。ルックシマノが「パコッ」ならば、タイムは「ペチッ」。
歩く時。ルックシマノが「コツコツ」ならば、タイムは「コトコト」。
単品で持った時。ルックシマノが「へ〜」ならば、タイムは「おぉ〜」。
嫁の反応(予想)。ルックシマノが「タダ?へ〜、ラッキーやん」ならば、タイムは「2万円もすんの!?アホちゃう!?もっと考えてお金使いや。ペダルなんか別に壊れたワケやないんやろ。使えるもんは使ったらええやん。壊れてから買えばええやん。アタシなんか家事育児ばっかりで小遣いなんか無いんやで。ツーリングとかレースとかでお金無いとか言うても知らんで。大体アンタはお金あったらある分だけ・・・」。
フェードアウトします。
ヨメコドモを連れて、天王寺動物園に行ってきた。
20年ぶりぐらいである。
園内は動物の匂いよりも、昭和の匂いの方が強い。
動物と自分との距離が遠いので、子供はビミョーな反応だった。
歩き回って非常に疲れた。
次来るときは20年後でいいと思った。
箕面モンキーズ隊長INOさんの自転車「ロプロス」を預かってきた。私のオリジナルDHバーを製作、取り付けする為である。
彼は口癖のように言う。「DHバーをつけたらオレも晴れてクライマーだ」と。
作ってからクレームが来てもアレなので今のウチ言っておきたい。
「上り坂の時のDHバーは邪魔者 以外の何者でも無い」
ということを。
INOさん、ノークレームノーリターンでお願いします(笑)。
私が愛用している自転車「ケルビム号」は、息子が生まれる2〜3日前に納車されたから、もう1年と5ヵ月の付き合いである。その間、いろんな消耗部品やパーツのグレードアップなどを重ね、そしていろんな所へツーリングやレースなどに行き、今や私が所有したことのある「モノ」の中で1位2位を争う愛着の湧きようである。
回転木馬様により完璧に組み上げられた私のケルビム号は、決して丁寧とは言い難い取り扱いにも関わらず、故障らしい故障を一度もしたことが無い。非常に調子良く走ってくれるので「自分が最速や!」っていう妄想に取り憑かれるのもムリはない。イヤホント、クロモリが大好きになるよ。マジで。
それでも1年以上も乗っていると、故障とまではいかないにしろ、ある程度の「コツ」みたいなものが必要になってきた。私のケルビム号に至っては、フロントの変速ワイヤーが伸びたのか何なのか、フロントインナーで走行中に後ろのギヤを重くしていくとチェーンがカラカラと音をたてる。左のシフトレバーを微妙に操作してその音が出ないようにすれば何の問題も無く走行できるので、ディレイラーの調整などする気も起こらないし、修理に持って行く気もしない。
自転車だけに限らず、クルマやバイク、テレビやラジカセ、その他様々な「機械モノ」というヤツは、昨日今日買って来たばかりならともかく、長く使っていたり古くなってきたりすると、どうしてもそんな「コツ」みたいなものが必要になってくる。大抵の人々はそれを「故障」ではなく「コツ」としてとらえ、「まあ別に不便じゃないし」とか「いちいち修理に出すほど新しいわけでもないし」という理由で済ませてしまうのである。
他人から見れば不便極まりない「コツ」も、本人にとっては「自分専用」とか「オレしか使いこなせないんだぜ」などの、ある意味「自己満足」もしくは「自慢」になってくるのだからタチが悪い。例えば、某自転車屋さんが10年以上愛用している某旧型日産車は、もう随分前からドアロックの調子が悪いにもかかわらず「あっ、そのドアロックちょっとコツがいるねん。ははは。」などと言いながら、嬉しそうにコチョコチョと他人にはわからない秘密の「ワザ」でドアロックを解除する。私が以前乗っていたミニクーパーはウェーバーキャブレターのせいで、エンジンをかけるのがなかなか困難で、ある一定の「儀式」が必要であった。高校生の頃乗っていたNSRを自分専用にするべく、わざわざチェンジペダルのリンクの取り付け位置を変更して「逆シフト」にし、一人で悦に浸ったものだ。でもそれが「機械好き」にとって「ヨロコビ」だったりするのである。
「コツ」なんて無いに越したことはない。もともと「コツ」が必要なようには製造されているハズがなく、誰が使っても使いやすいように作られているのが当然である。だけど私は「コツ」は必要だと思う。もちろんそれは、製造過程で用意された人工的なものではなく、長年使用している内に自然に発生するものでなくてはならない。
みなさんが愛用している「モノ」の中に、「コツ」が必要なものがありますか?
それがたとえ「小さなコツ」でも、「モノ」を愛する「小さな一歩」なのです。
今日、仕事で試運転に出かけたら、会社の近所にある純和風の料理店の前で、そこのおかみさんや従業員と思われる女性数人が、お客さんをお出迎えに店の外へ出て来ていた。
みなさん和服を着ており、「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」なんてことを言っておられるのだと思う。和服の女性を見るのがなんだか新鮮で、運転中だというのに少しの間見とれてしまった。
そーいえば以前嫁が「アタシは和服が似合う」なんて豪語していたことを思い出した。嫁に和服が似合うかどうかはさて置いても、仕事から帰って来て、和服の女性に「お帰りなさいませ」なんて言われると、結構癒されるのではないだろうか。少なくともメイド服の女性よりは癒されるハズだ。帰宅してから言ってみた。
私「お前和服着ろや」
嫁「なんで?」
私「なんかええやんけ」
嫁「このクソ寒い時になんで和服やねんな」
私「ええやんけ。自分で似合うって言うてたやんけ」
嫁「なんで急にそんなこと言い出すの」
私「なんかええやんけっちゅうてんねん」
嫁「そやけどアタシ、そんな趣味ないで」
私「趣味とかそんなんちゃうやん。日本女性の本来の姿やん」
嫁「そやけどどうせ脱がす為やろ?」
私「ちゃうわー!アホー!誰がコスプレのハナシしてんねん!」
嫁「そやけどアンタ始めっからそんな目付きしてたやん」
私「してへんわ!お前がそう取るからアカンねん!」
嫁「なんや。そやったら和服も考えとくわ」
私「もうええわ!なんか興醒めやわ!」
嫁「ほれ見てみ。やっぱりスケベ心やんか」
私「もうええっちゅうてんじゃー!!」
息子がじぃぃ〜〜っと見ていた。