お知らせ

 回転木馬のBBSにも書きましたが、明後日の11月3日(金・祝)に『十三峠練習ツアー』をやろうと思っています。

 朝7時に回転木馬前に集合し、十三峠目指して走ります。ルートはBBSの書き込みを参照してください。下見も兼ねますので全体的にゆっくり行くつもりです。初心者・女性・十三峠未経験者大歓迎。

 12月3日の『十三峠の乱』に向けてアタッカーズはそろそろ始動します。

量産型との違い

 清滝を下る際、スタート地点まで下りきってしまわずに、ホテル前を左に曲がり橋を渡ってぐるりんとR163に合流する。最近トンネル出口の工事が終わって片側2車線になり道路幅も広くなったため自転車でも走りやすい。見通しの良い直線だから気持ち良くカッ飛ぶことが出来る。ラッキーだったら蔀屋の交差点までノーブレーキで行けるから、ブレーキシューとカーボンリムの節約にもつながる。オススメですよ。

 で、昨日も仕事帰りに気持ち良くR163をカッ飛んでいたら、後ろからケタタマしい異音を上げながら近付いてくる物体が。

 ボロい原チャリ。

 今にも壊れそうな音を立てて私を追い抜こうとしている。65km/h。私のメーターでそれだから、原チャリのスピードメーターは完全に振り切っていると思われる。限界を大きく超えたボロ原チャリはゆっくりと私の横に並び、速度差2〜3km/hでじりじりと私を引き離しにかかっている。

 なんだよその音は。今にも空中分解しそうやんけ。オレのバイクを見よ!ほとんど無音で走行する姿はまるで空を飛んでいるかのようではないか!スマートとはこういうことを言うんだよ!量産型とは違うんだよ!アイーンダヨ!(好きやな)


 アタッカーズ活動報告

 アタック場所・・・R163下り。
 バトル相手・・・ボロ原チャリ。
 勝敗・・・いいトコまでいったが結局離された。負け。
 感想・・・やはりアウター50Tではツライ。52Tにして再チャレンジするつもり。それまでエンジンブローせんように大事に乗れよ!

親の気持ち子知らず

 昨晩、息子がなかなか寝付かずに部屋を走り回ったりしていたので、結構大きな声で叱り付け、まだダンボールが積み上げられたままの真っ暗な部屋へ放り込んでやった。

 扉の向こうで号泣している息子の声を、私は扉のすぐ前で息を殺してじっと聞いていたのだけど、その間に自分が子供の頃を思い出した。

 父親の右肩に抱えられ、近所の神社の裏の茂みに投げ捨てられたことがあった。真っ暗な上に神社というシチュエーションである。私はこれでもかというぐらいの大きな泣き声を上げたのだけど、大人のものすごい力にどうしようもなく、自分の非力さと恐怖でガタガタ泣きながら震えていた。

 その時のことはとてもハッキリと記憶に残っているのだけど、自分が「何をやらかした」のかは全く憶えていない。ただ、「めっちゃ怒られた」「怖かった」ということだけが私の脳裏に刻まれているのである。

 2歳になったばかりのまだまだアカンボウである。「何故自分が怒られているか」なんて理解できないだろう。つまり、今私が子供に対して行っていることは、「コレをしたら叱られる」という意味を教える本当の「しつけ」ではなく、大人がその力や威厳を子供に対して示し、そして自分でそれを確認しているだけで、ただ単に征服欲を満足させたいだけなのではないだろうか。もっと言うと「虐待」に近いかもしれない。

 結局息子は嫁に助け出されたのだけど、その後の息子が私を見る目つきが少し変わった。やはりビビられている。ビビらせるためにやったのに、実際に息子にそんな目で見られると、自責の念で一杯である。

 私の父親もそんなことを思ったのだろうか。その後2〜3日の間、父親の顔も見れないぐらいにビビっている私を見て、ホクホクしながら自分のエゴに浸っていたのか、それとも今の私のように自責の念で一杯だったのか。

 私が父の心を知らないのと同じで、息子も私の心を知らないだろう。ゆっくりと時が経つのを待つだけである。

実家

 昨晩は実家で焼肉を食べた。

 大阪市内に引っ越してから、会社までは遠くなったけど実家まではママチャリで5分程度の近さとなった。しかし不思議なことに実家から離れて暮らしている頃は、「実家に帰る」という感覚だったのだけど、実家の近所に引っ越してからは「実家に行く」という感覚になった。近くに住んでいるのに遠くになってしまった気がする。

 そもそも実家のことを「実家」と言うようになったのは実家を出て独り暮らしを始めた頃だと思うのだけど、しょっちゅう晩飯を食べに帰ったりとか食料をもらったりだとかしていたので、独り暮らしといっても別の場所に自分の部屋を用意したぐらいのものであり、「自立」というのには程遠かったし、今まで住んでいた家のことを「実家」と呼ぶのはなんだか抵抗があった。

 ところが結婚して子供が出来て、自分で家庭というものを築くようになってくると、いままで自分の家の一部だった実家が「他人の家」とはいかないまでも、やはり自分の家ではない所にお邪魔するような感じに変わってきた。2歳を過ぎた息子が「ばあちゃんとこいく〜」としゃべるようになってから余計にそう感じる。息子にとっては「帰る」ではなく「行く」である。

 今住んでいる自宅が子供達にとっては当然「実家」となるわけで、私の実家はそう遠くない未来、無くなってしまうものなのかなと思うと、まだ来ぬ不幸に考えが及ぶことがあって少し悲しくなったりする。

 いつまでもみんなでこうやって焼肉が出来たらいいのに。

タイプRポストカード

 メーカーから新型シビックTYPE−Rのポストカードが届いた。

 ウチの会社まで自転車で来てくれた人には無料で差し上げます。クルマはダメよ!



 ステッカーもついてるよ!

懐かしのメッセンジャー時代

 今朝、いつものように自転車で通勤していたら、R163と中環の交差点で、昔のメッセンジャー仲間カワノくんにばったり会った。先日の鈴鹿でも会ったので「久しぶり!」というわけではないが、こんな時間にこんな所で会うとは奇遇である。彼は今でも現役でメッセンジャーをやっており、その仲間たちとツーリングに出掛けるため奈良の東大寺で集合するとのこと。そこまで私の会社が通り道なので一緒に走ることとなった。

 清滝峠をいろんな話をしながら登る。メッセンジャー仲間の近況であるとか思い出話とか。みんな元気にやっているようである。

 私がメッセンジャーをやっていた期間なんてたったの1年ぐらいだったから、「元メッセンジャーです」なんて言うのは今でも現役でやっている人に悪くて何だか恐れ多いのだけど、それでもあの1年間は私にとって本当に大切な1年間となった。

 勤めていた会社を辞め、今の会社に入るまでの所謂“ツナギ”的な感覚で始めたのだけど、なかなか奥が深くてやりがいのある仕事だった。そこで知り合った仲間とは今でもこうして仲良くさせてもらっているし、回転木馬に行くようになったのもこの頃だったから、いい加減な気持ちで始めた割に得るものはとても大きかったラッキーな1年である。

 高校を卒業して、自動車整備の専門学校に入り、就職して、もしそのままずっと一つの会社で働き続けていたら、勤続13年にはなるから結構な地位に就くことも可能だったかもしれない。そういう意味ではメッセンジャーをやっていた期間というのは「ガマン弱いヤツのワガママ期間」であり、「人生の寄り道」以外の何者でもないのだけど、あの1年が無ければ自転車にも乗っていなかっただろうし、今のたくさんの友達とは知り合いになれなかっただろうし、こうやってブログなんて書いていなかったに違いない。

 誰もが言うことだけど、人生なんてどこでどうターニングポイントが転がっているかわからない。だけど、ラッキーなことにそのターニングポイントを上手にクリア出来た人々の一人としてエラソーなことを言わせてもらえば、「寄り道もええんちゃうん」ということである。人生に思い悩んだら、一度その波から降りてしまえばいいんだよ。思い切って違うことにチャレンジすればいいんだよ。アイーンダヨ!

 昔のメッセンジャー仲間が結構このブログを読んでくれているようである。感謝の気持ちを込めて、この場を借りて彼らにメッセージを送る。

●ナガヤくん、いつでも清滝バトルオッケー!挑戦待ってるぜ!十三峠近いよな?『十三峠の乱』の参加も待ってるぜ!
●ハラちゃん、ちゃんとゴハン食べてるかい?また六甲山登りたいな。グローブ持って行くからキャッチボールしようぜ!
●カワゴシくん、レースシーンでは結構有名になってきてるで!メッセンジャー業務気をつけろよ!事故するなよ!
●アシダくん、メッセンジャー業務を教えてくれた初日は今でもハッキリ覚えてるよ!今でも続けてるねんてな!事故に気をつけて頑張れ!
●サトウくん、木馬では有名人だぜ!「フクラバギがきれいなヤツ」で(笑)。また今度モミモミさせてくれ!
●サカノくん、今何やってんの?絵日記書いてるのかい?連絡待ってるぜ!
●ニシナガくん、放浪の旅は一段落したかい?大阪に来ることがあったら連絡してくれ!
●カワノくん、メッセンジャー辞めたら新聞配達またやるんやろ?その時はオレのとこにも配達ヨロシク!

 またみんなで淡路島ツーリング行きたいね。



 カワノくんのルック。本人は立ちション中・・・。

決戦用

 私の愛車ケルビム号は、通勤にも使うし練習にも使うしレースにも使う。非常にハードな使い方だと思う。だからケルビム号を練習用か決戦用のどちらかにして、もう1台ロードバイクが欲しいのだけど、まあそう簡単にはいかないのが現実。私もちょっとはカシコクなったので、我が家計からどれだけ絞り出してもロードバイク1台買えるか買えないかぐらいはわかる。

 そんなわけだからケルビム号にはもっと頑張ってもらわないといけない。事故・落車・メンテ不良など以ての外である。

 鈴鹿8耐が終わって、今シーズンの私の自転車の予定は12月3日に行われる『十三峠の乱』ぐらいのもので、特にレースに出たり大きなツーリングに行ったりする予定も今の所ないから、必然的に通勤メインの使い方になる。だから今ケルビムに履かせているコリマのカーボンホイールも、さっさとキシリウムエキップに戻してハードな通勤に備えないといけないのだけど、なかなか手が動かない。

 もちろん「メンドクサイ」というのが最大の理由なのだけど、もう一つの理由は「カッコエエから」である。

 やはりこのホイール、めっさカッコ良い。私の赤いケルビムに黒いディープリムがものすごく似合っていると思う。壁に立てかけた我が自転車をニヤニヤしながら眺めてしまうこと多々。走行中にショーウインドーに映る姿に見とれてしまってオカマ掘りそうになること多々。出来ればこのままずっと履いていたいのだが、リムの消耗が気になるし、チューブラーも高いし、パンクしたら面倒だし、もし割れたりなんかしたらショックでブログの更新もストップするだろう。

 だけどやっぱり「カッコ良いモノ」に乗ってるというだけで溢れてくるモチベーションが正直ある。ただそれだけで自分が高められるというか、男気がアップするというか、モテ期がやってくるというか・・・。うまいこと言えないケド。なんかあるやん。高いブランドの靴履いてたらウキウキする、みたいなん。

 そう考えたら私もそんなに若くないんだから、いつまでもユニクロの2000円しないズボンを何度も試着して悩んだ末に購入するなんてショボイことはヤメて、1本1万以上するようなジーンズを履きこなすぐらいの甲斐性が無いとアカンなあと思う今日この頃である。

 自転車も男気も、常に「決戦用」であれ!オッサン!!

居酒屋回転木馬

 今日は休み。午前中から子供2人の子守をしたり、家の用事やらなんやを済まし、子供も早くにゴハンを食べさせ風呂に入れて、準備万端である。

 何がって?居酒屋回転木馬に行く準備だよ。

 今まで自由にしていた時間が、完全に嫁にマークされてしまっている。自由時間を作りたいのなら、それに見合った拘束時間を増やさないといけない。例えば8時間耐久レースに出るというのなら、8時間耐久で子供の面倒を見るとか、嫁の会話の相手をするとかが必要になるわけである。

「パパこれ見て!“フツーに洗うだけで排水溝も洗浄してくれる洗剤”やて!スゴイと思えへん!?」

 こんなハナシに8時間も付き合わされる身にもなって頂きたい。彼女はいた方がそりゃー良いが、結婚なんてオススメ出来るものでは無い。これだけ言ってるのにも関わらず、来月にはアタッカーズ作戦部長のn原くんが結婚するのである。何を考えているんだろうか。作戦部長のクセに人生の作戦は大失敗・・・、とならないように祈りたい。

 「結婚おめでとう!」という言葉は一つだが、未婚者と既婚者では意味が全く違う。既婚者の言うそれには、「仲間が増えたやん!やったぜオレ!」というような、自分への「おめでとう」が込められている。

 昼間の私の頑張りが足りなかったのか、木馬に行こうと玄関まで出たら、「パパ!宗一郎連れて行って!」だと。


「子供を居酒屋に連れて行け=早よ帰って来い」である(涙)。


 くっそーボケアホ〜〜〜!!木馬に集うヒマな独身男子コラ〜!店長もヨメコドモおるんやぞ〜!きっと家ではオレらには言えないプレッシャーかけられてるねんぞ〜!ビールとかおつまみとか差し入れて店長喜ばしてどないすんじゃオラ〜!早よ帰らしてヨメコドモの面倒見さしたったらええんじゃ〜〜!!!

 家で飲み直してたらタダの八つ当たり日記になっちゃった。エヘ☆

ごめんね〜

 子供を公園なんかに連れて行ってたら、ウチの子とヨソの子がオモチャとかを取り合いしたりして、お互い、もしくはどちらかが泣いてしまったりすることがある。そんな時、どちらの親も自分の子に向かって「『ごめんね〜』は?」とか「『いいよ〜』は?」なんて言い、それぞれの子供に仲直りを促す。

 まだまだ素直な年頃の子供達は、親に言われたままに「ごめんね〜」「いいよ〜」と言い合って、数分後には何事も無かったようにまた一緒に遊び始める。

 そういう光景を見ていると、「ホントに子供っていいな」って思う。大人だって「ごめんね〜」「いいよ〜」で済むならどれだけ楽で、どれだけ平和だろうか。

 「オイコラ!どこ見て歩いとんねん!」
 「ごめんね〜」
 「いいよ〜」

 「この人チカンです!」
 「ごめんね〜」
 「いいよ〜」

 「核実験すな言うたやろ!」
 「ごめんね〜」
 「いいよ〜」

 う〜ん、平和だ。警察も軍隊も大量破壊兵器も必要無い。夢のストレスフリーな世界である。

 世の大人達よ!子供の心を持とうではないか!素直な心と心で接しようではないか!

 「アンタ!アタシのキャラメルコーン食べたやろ!!」
 「ごめんね〜」
 「ゴメンやないで!ホンマにアンタはいっつもいっつも・・・(以下略)」

 ・・・まずは嫁からである。