懐かしのメッセンジャー時代

 今朝、いつものように自転車で通勤していたら、R163と中環の交差点で、昔のメッセンジャー仲間カワノくんにばったり会った。先日の鈴鹿でも会ったので「久しぶり!」というわけではないが、こんな時間にこんな所で会うとは奇遇である。彼は今でも現役でメッセンジャーをやっており、その仲間たちとツーリングに出掛けるため奈良の東大寺で集合するとのこと。そこまで私の会社が通り道なので一緒に走ることとなった。

 清滝峠をいろんな話をしながら登る。メッセンジャー仲間の近況であるとか思い出話とか。みんな元気にやっているようである。

 私がメッセンジャーをやっていた期間なんてたったの1年ぐらいだったから、「元メッセンジャーです」なんて言うのは今でも現役でやっている人に悪くて何だか恐れ多いのだけど、それでもあの1年間は私にとって本当に大切な1年間となった。

 勤めていた会社を辞め、今の会社に入るまでの所謂“ツナギ”的な感覚で始めたのだけど、なかなか奥が深くてやりがいのある仕事だった。そこで知り合った仲間とは今でもこうして仲良くさせてもらっているし、回転木馬に行くようになったのもこの頃だったから、いい加減な気持ちで始めた割に得るものはとても大きかったラッキーな1年である。

 高校を卒業して、自動車整備の専門学校に入り、就職して、もしそのままずっと一つの会社で働き続けていたら、勤続13年にはなるから結構な地位に就くことも可能だったかもしれない。そういう意味ではメッセンジャーをやっていた期間というのは「ガマン弱いヤツのワガママ期間」であり、「人生の寄り道」以外の何者でもないのだけど、あの1年が無ければ自転車にも乗っていなかっただろうし、今のたくさんの友達とは知り合いになれなかっただろうし、こうやってブログなんて書いていなかったに違いない。

 誰もが言うことだけど、人生なんてどこでどうターニングポイントが転がっているかわからない。だけど、ラッキーなことにそのターニングポイントを上手にクリア出来た人々の一人としてエラソーなことを言わせてもらえば、「寄り道もええんちゃうん」ということである。人生に思い悩んだら、一度その波から降りてしまえばいいんだよ。思い切って違うことにチャレンジすればいいんだよ。アイーンダヨ!

 昔のメッセンジャー仲間が結構このブログを読んでくれているようである。感謝の気持ちを込めて、この場を借りて彼らにメッセージを送る。

●ナガヤくん、いつでも清滝バトルオッケー!挑戦待ってるぜ!十三峠近いよな?『十三峠の乱』の参加も待ってるぜ!
●ハラちゃん、ちゃんとゴハン食べてるかい?また六甲山登りたいな。グローブ持って行くからキャッチボールしようぜ!
●カワゴシくん、レースシーンでは結構有名になってきてるで!メッセンジャー業務気をつけろよ!事故するなよ!
●アシダくん、メッセンジャー業務を教えてくれた初日は今でもハッキリ覚えてるよ!今でも続けてるねんてな!事故に気をつけて頑張れ!
●サトウくん、木馬では有名人だぜ!「フクラバギがきれいなヤツ」で(笑)。また今度モミモミさせてくれ!
●サカノくん、今何やってんの?絵日記書いてるのかい?連絡待ってるぜ!
●ニシナガくん、放浪の旅は一段落したかい?大阪に来ることがあったら連絡してくれ!
●カワノくん、メッセンジャー辞めたら新聞配達またやるんやろ?その時はオレのとこにも配達ヨロシク!

 またみんなで淡路島ツーリング行きたいね。



 カワノくんのルック。本人は立ちション中・・・。