子供を公園なんかに連れて行ってたら、ウチの子とヨソの子がオモチャとかを取り合いしたりして、お互い、もしくはどちらかが泣いてしまったりすることがある。そんな時、どちらの親も自分の子に向かって「『ごめんね〜』は?」とか「『いいよ〜』は?」なんて言い、それぞれの子供に仲直りを促す。
まだまだ素直な年頃の子供達は、親に言われたままに「ごめんね〜」「いいよ〜」と言い合って、数分後には何事も無かったようにまた一緒に遊び始める。
そういう光景を見ていると、「ホントに子供っていいな」って思う。大人だって「ごめんね〜」「いいよ〜」で済むならどれだけ楽で、どれだけ平和だろうか。
「オイコラ!どこ見て歩いとんねん!」
「ごめんね〜」
「いいよ〜」
「この人チカンです!」
「ごめんね〜」
「いいよ〜」
「核実験すな言うたやろ!」
「ごめんね〜」
「いいよ〜」
う〜ん、平和だ。警察も軍隊も大量破壊兵器も必要無い。夢のストレスフリーな世界である。
世の大人達よ!子供の心を持とうではないか!素直な心と心で接しようではないか!
「アンタ!アタシのキャラメルコーン食べたやろ!!」
「ごめんね〜」
「ゴメンやないで!ホンマにアンタはいっつもいっつも・・・(以下略)」
・・・まずは嫁からである。