戦闘機はコクピットが重要やなあと思う今日この頃。ちょっと気分を変えたくてDHバーを外してみた。
ヒルクライム用サテライトスイッチを所定の場所に取り付け、新品になって帰ってきたフライトデッキをセッティング。バイクの中心からメーター部が少し右にズレてしまうが、まあ許したろ。君の仕事は中心に位置することではないからな。正しく数値を表示すれば良いのだ。それが出来へんかったら2軍落ちやぞ~。
BOMAホイールは完全に2軍落ちした。ちょっとファームで調整してもらお。変わってコリマが2軍から上がってきたわけだが、安もんタイヤにも関わらずなかなかイイ仕事をしてくれた。やっぱりラチェット音は静かなほうが好きやな。スムーズに回ってる気がする。
で、久々に普通のドロップハンドルで通勤アタックと相成ったわけであるが、平坦や下りでスピードに乗ってくるとついついDHポジションを取ろうとする自分がいてた。おっとそうだった。DHバーは無いんやったと思う場面が2~3度。習慣というものは恐ろしい。
ヒルクライム用サテライトスイッチは本来の場所に取り付けられたせいか、なかなかの操作性であった。上ハンを持ってる時にちょうど右手の親指がスイッチのところに来る。もうちょっとスイッチは小さくてもええかなと思うが、天下のシマノ様が開発したんやから、この一見ブサイクな形にも意味があるのだろうと信じてみる。ちなみに左側の飛び出してるスイッチがシフトアップ。右側の低いほうがシフトダウン。配線は本来はバーテープの内側に巻くのだけど、またDHバーを付けるのでブランブラン状態。手を引っ掛けないように注意。
モチベーション下がり気味だったが、これを機に上がって行く予定。予定はあくまで予定ではあるけれども。
「ロード」カテゴリーアーカイブ
チームTTに向けて物欲バクハツ
例年より10日以上も早く梅雨入りしたこともあって、私のような軟弱ローディーはシーズン中休みとなりそうなところであるが、今年もまた鈴鹿チームTTに出場することになったので、先日6月1日、本格的な鈴鹿対策水曜朝練が始まった。
今年のメンバーは、スプリンター鈴ひろさん、エースNAMくん、ニューカマーのにしやん、そして私で構成される。今考えられる最強の(?)メンバーである。去年のカワマタさんの席へにしやんがコンバートされたわけだが、彼のポテンシャルは計り知れない。いつも通勤アシストでは置いていかれるし、清滝は常に11分台を叩き出している。
それを受けてか、私を含めたメンバーのチームTTへのモチベーションが去年以上である。梅雨にもかかわらず3ヶ月も前からチーム練を始めることもそうだが、それが物欲方面へも走っているのでコマル。ある人はディスクホイールの導入を真剣に考えている。ある人はエアロヘルメットの導入を真剣に考えている。
チームTTは文字通りチーム戦であり、チームワークが欠かせない。しかし物欲まで共有せなあかんというルールはない。
しかししかし、
「俺、ディスクホイールいくわ」とか「エロヘル買うわ」というその興奮が、他のチームメイトに伝染しないわけがない。そんな興奮にほだされて、何を隠そうこのワタクシもDi2のサテライトスイッチをポチってしまった。これで夢のDHポジション変速が可能である。メンバー全員が揃いのエロヘルを被る日もそう遠くはないと睨んでいる。
チームTTはおもろい。レースはもちろんのこと、練習もおもろい。そして、普段のロードバイクをTT用にカスタムしていく過程もおもろい。かつてプラモやラジコンにハマった男子にはうってつけの競技だ。
夢は揃いのTTバイクとスキンスーツである。そこまでイッたらピットレーンを歩いてるだけで満足である。
C59 de 13
今日は久しぶりに十三峠経由の遠回り自転車通勤をしてみた。C59で十三峠を登るのは初めてだったので、なるべく荷物を少なくするように考慮してみたら、なんとジャージのポケットにすべて収まるようにできた。夢のリュックなし手ぶら通勤となった。
こりゃエエ時計出るで~と意気込んで登ったが、まあ結局ジャージのポケットになんやかんやと入ってるわけだから、言うてもそんなに軽くない。ファスナーを上まで閉めたら、荷物の重みで後ろから引っ張られて首が締まりそうである。
良く考えてみたら、「完全な決戦用」で近辺の峠を攻めたことがない。清滝は比較的自宅から近くて、コース自体の距離も短いので、スタート地点に道具などを置いてアタックしたことはあるが、十三峠ほどにもなるとそうもいかない。「完成車で6.8kgやで!」としても、正味6.8kgの状態で登ったことのある人は、実はそんなにいないのではないだろうか。その峠まで行って帰ってくるときのいろんなリスクを考えると不可能に近い。
レースでは可能だ。荷物を運んでくれるトラックも出るしメカニックもいる。というよりもレースでトラブったらその時点で“終わり”だ。でも、スタート前の、「純粋に決戦用」となった自分のバイクはとてもカッコイイと思いませんか?そのカッコ良さに惚れ惚れしてしまう人は多いと思う。
数年前の乗鞍で、NAMくんが一発ヒルクライム専用のチューブラータイヤを装着し、好タイムを記録したことがある。案の定、下山の時にパンクして難儀したが(笑)、私は彼の心意気には敬服する。なんでもそうだが、「ただそれだけのために」作られたもの、用意されたものというのに萌えてしまう。あの日の彼のバイクは美しかった。たとえパンクして走れなくなってもだ。
『決戦用の乱』とでも称し、「純粋に決戦用」で、用意されたレースのコースではなく、いつも走り慣れてる近所の峠を攻めてみたいと思った。それにはサポートカーが必要だし、協力者が必要だ。しかしなんとかなるだろう。私にはニートの弟がいる(笑)。
とまあ、そんなことを妄想しながら2時間ほど通勤ライド。朝から十三峠を登ったら「やったった感」がある。
コルナゴの乱 レポート
いやはや、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。「また乱企画やってください!」とか「こういうことでも無い限り走ることないですからね!」なんて言われて嬉しかったです。家庭の事情とか仕事の事情とか、皆さんいろいろと思うところはあるだろうけれど、自分から離れなければそこに必ず仲間がいて、いつでも迎えてくれるのだ。自分から離れない限り。
太子橋今市でシマウ魔さん、mijiさん、はっせ、たらこちゃんと集合。西田橋まで小1時間移動。西田橋でkondouさん、岩田2号さん、たつおさんと合流。勝尾寺に向けて登り始める。なんせ屈強なクライマーばかりなのでビビリ気味。しかしこれはコルナゴの乱である。コルナゴが主役なのである。先行する岩田2号さんとたつおさんを早速撃墜しておく。しかしあっという間に抜き返される。
高山公民館に着くとシルベストの面々が。100人ぐらいおるんちゃうかというぐらいいてはる。隅っこのほうにコルナゴを停め(笑)休憩。mijiさんとたらこちゃんはここで離脱。しばらくしてリスタート。野間峠を登り、野間中を右折してR477へ。ここからは少し向かい風だったがキレイなローテーションに入れてもらい快走する。
あれよあれよという間に園部市街地。木馬春合宿チームに電話を入れお互いの位置を確認。気付いたら可愛らしい女性ローディーが合流してくれていた。初めまして。そこから新光悦村まではすぐ。木馬メンバーと合流してほっと一息。ここでシマウ魔さん離脱。お疲れさまでした。
しばらく談笑して、我々は日吉ダムに向けて出発。スプリングス日吉で夢のダムカレーを食す。
これがダムカレーだ!見た目のインパクトだけで味はイマイチやろなと思ってたけど、なかなかウマイではないか。店のおばちゃんが、「決壊させて食べてくださいね~」と言ってた(笑)。
しばらく日吉ダムを見学。ダムの中に入れたりしてちょっとした社会科見学ができるようになっている。日吉ダムを下から見上げる。私と同じくダムマニアのはっせが、意外と芝生で寝転がってハシャぐ我々を静観しておる。はっせ曰く「ダムカレーには睡眠薬が入っている」とのこと。10分ほど昼寝をたしなんでおられた。
日吉ダムからは50号線で南東に走る。走りやすくて気持ちイイ道。廻り田池を右折してR477とR9で亀岡市街地へ。ガリレア亀岡で小休止していよいよ最後の山岳地帯へ。6号線、46号線、43号線を繋いで忍頂寺まで。忍頂寺から心臓破りの激坂を堪能し、勝尾寺と西田橋の分岐。ここで岩田2号さんとたつおさんとお別れ。お疲れさまでした。
西田橋まで下って市街地を走り、上新庄ではっせとお別れ。お疲れさまでした。ここでようやく単独になり、緊張の糸が途切れたのか、急にノロノロ走行になる。ファミマでファミチキとコーラをイッたりしてのんびり帰る。帰宅したら17時前。途中で何故かメーターがリセットされてたのでわからんけど、多分走行距離160kmぐらいかな。ひさしぶりに長距離走ったけど、意外と疲れなかった。いや疲れてることは疲れてるけど、どこも痛くないしどこも辛くなかった。コルナゴ効果か?
ともかく楽しかった。来てくれた方には物足りない内容だったかも知れないけど、それでもお付き合い頂いて感謝しております。脚は違えど気持ちは一緒やなと再認識しました。どうもありがとうございました。
話は少し変わりますが、新光悦村付近でこの地図を落とした方いらっしゃいませんか?木馬店長が発見して「もしかしたらコルナゴの乱の参加者のもの?」と渡してくれました。我々はベテランの集まりなので地図なんか持たないと言っておいたのですが、後半この地図に頼りっきりでした。大変助かりました(笑)。地図をカラーコピーしてビニールに入れ、走行ルートをマジックでなぞってあります。北摂地域メインです。大変わかり易くて微笑ましい地図です。感謝の意を表明したいのでお返しします。どなたの物でしょう?
コルナゴの乱 下見
昨日は自由な(笑)休日だったので、コルナゴの乱の下見に行ってきました。自転車で行こうと思ったけど、天気が悪いのと、ルートを模索するのにウロウロするだろうと思ったのと、家庭の諸事情で出発が遅れ、残念ながら(?)クルマで行きました。
基本的には前回示したルート通りに走りました。勝尾寺~高山~R423。
R423を北上して「妙見口」を左折して野間峠の基本ルートですが、いっぺん行ってみよう!ということで、妙見山を突っ切って野間峠まで走ってみました。こちらもなかなかクライマーが喜びそうなコースですが、軟弱クライマーなので当日はやっぱり妙見口から登りたいと思います(笑)。
野間峠を一気に下ります。ここは道が狭い上に急な下り坂なのでゆっくりと。「野間中」を右折してR477を北上します。途中R372と合流するように右折し、しばらく行ってR372と分岐する感じでさらにR477を北上。何年か前に走った時に比べたら、道が新しくなってて走りやすかったです。ここの辺りは平地で見通しが良く高速巡航できそうですが、風をさえぎるものがないので、風が強ければただただ耐え抜く区間です(笑)。
園部市街地に入り、京都縦貫道園部IC付近の「道の駅光悦村」で休憩。ここで回転木馬春合宿チームと合流できたらいいなあと思っています。そこからリスタートして日吉ダムまで。昨日は水曜日だったので、日吉ダムに併設されてるスプリングス日吉は休みでしたが、恐らく当日は開館しているでしょう。ここでダムカレーを食べて、日吉ダムを少し見学します。ここはダムにエレベーターが設置されてて、日吉ダムを間近で見学できます。時間に余裕があれば行ってみたいと思います。
日吉ダムを出発して天若トンネルをくぐり、廻り田池を右折、R477でR9まで下り左折。R9をしばらく南下し、「加塚」を越えてマクドを越えて、ビジネスホテルがある交差点を右折。山道に入って行きます。6号枚方亀岡線、46号茨木亀岡線、43号豊中亀岡線で忍頂寺まで。忍頂寺を右折して再び43号豊中亀岡線で西田橋まで帰ってきます。
昨日はクルマでこのルート(プラスα)を走りましたが、結構距離があって疲れました(笑)。屈強なローディーの皆さんは屁ェでもないでしょうけど、軟弱ローディーにとっては極悪コースだと思います。我ながらハードなコース設定やなあと思いました。参加してくださる皆さんは、それぞれ補給やら工具やらの準備をきちんとしておいてください。サポートカーがつくわけじゃないので、何かあっても迅速に対処できるとは限りません。久しぶりに皆さんのローディー魂を発動させてください。よろしくお願いします。
コルナゴの乱 お知らせ
たくさんの参加表明を頂いていりまして本当にありがとうございます。日吉ダムからの帰りは以下のようなルートで行きたいと思います。
いい道をご存知ならそちらを通ってもいいかなと思いますが、途中合流される方とニアミスしてもアレなんで、基本的にはこのルートに沿って走ろうと思います。西田橋でひとまず解散ということにしましょう。
たくさんの方から、「こういうルートもええで」とか「この店がオススメですよ」とか教えてもらっています。しかしこれはあくまで『乱』ですので、スイーツとかパンとかをちりばめることは予定しておりません。ていうかあんまり知りません。ご理解下さい。やっぱりソコソコのペースで走って、ソコソコしんどい思いをするからこそ見えてくる楽しさもあります。『乱』ではそれを目指したいと思っています(笑)。別にのんびりツーリングがあかんと言うてるわけではないんですけどね。
でも、日吉ダムでダムカレーは食べます!食べましょう!みんなでゴハンをチビチビと崩して「うわ~ダムが決壊した~」とか言うて遊びましょう。これだけは必ずやります。前日前々日にカレーは食べないようにしてください。
以上のルートとダムカレーは、NAMくんmijiさんからの情報を元にして考えました。どうもありがとう。いろいろと情報をくださった皆さんもどうもありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。
ツールド八ヶ岳2011レースレポート
楽しかった旅の道中や宿のお話しなどはmixiのほうでも思いついた頃に書いていこうと思う。ここではレースやイベントのことを中心に。
天候は晴れ。風も殆ど無く気温も暖かめ。とはいえ信州の山奥なので風が吹くと冷たい。荷物を預け、スタートまでの時間は透明のゴミ袋をかぶって身体を保温した。マラソンで得たワザだが、周りのローディーにそんなことをしている人はいなかった。なんでやろ。みんなやったらええのに。ほんまにあったかいよ。
9時ちょうどにチャンピオンクラスからスタート。我々の男子Dクラスは9時06分。集団の真ん中ぐらいからスタートした。25kmと距離が長いので序盤は抑える作戦。以前みたいに「心臓と脚をびっくりさす作戦」は封印。これが功を奏す。にしやんはびっくりさす作戦に出たらしいが後半タレたそうだウケケ。
速い人は無視して淡々と自分のペースを作る。以前の私ならテンションが上がってしまいギンギンにいってしまっただろうが、こいうやってオトナになれたのもマラソンのお陰だと思う。落ち着いて身体をほぐすようなイメージでペダリング。
25分ぐらい経つとようやく脚が回りだし、心拍も安定してきて余裕が出てきた。やっぱりアップは30分ぐらいやりたいなあ。ここで10km地点ぐらいだったかな。周りにいるメンバーも固定されてきた。中でもリクイガスジャージの人と、サクソバンクジャージの人とは抜きつ抜かれつでいいペースメーカーになってくれた。スコットの軽いバイクをフロントシングルにしてヒルクライム専用にして挑んでいる人も近くにいたが、八ヶ岳には平坦や下りもあって、時には40km/h近く出ることもあり、そんな場面でゴボウ抜かれしていた(笑)。八ヶ岳にはアウターも必要ですよ。
私はラボバンクのジャージを着ていたので、その2人にはなんだかライバル心みたいなのが燃えてきて、「絶対この2人には負けへん!」という意地が湧いてきた。リクイガスは典型的なクライマー体型。斜度がきつくなったらダンシング、その他はシッティングで非常にリズミカル。ただし平地と下りの反応が悪く、いつもそんな場面で遅れていた。逆にサクソバンクは典型的なスプリンター体型。斜度がきつくなると下がるが、平坦になるとズバッと前に出てくる。ダンシングを多用し、おそらく3人の中では体重が一番重いと思われる。
そんな2人の得意なステージをうまく利用しながら高度を稼いでいた。20kmを過ぎた辺りで少し苦しくなってくる。脚が重くなり心肺もしんどい。ダンシングするとふくらはぎが攣る気配。だんだんと斜度もきつくなってきた。ヤバイなーと思っていたらリクイガスがアタック!それに続いてサクソバンクも行く!ヤバイ!ヤバすぎる!!
最大で5車身ぐらい開いただろうか。クッソーここで終わりかー、と諦めモードになった頃、待ってました平坦ステージ。C59は登りから平坦に移行するときの反応がものすごく良い。重いギヤがスッと進行方向に回される感じがする。何が違うのかよくわからんが、そんなに労せずともスーーーーっと先行した2人に追いついた。
そして若干の下り。ここでDi2の本領発揮。ライバルがインナーのまま1段づつシフトアップしているのを尻目に、スパッとアウターに切り替えダンシング。ぐぐぐ~~っとスピードを上げ、サクソバンクを追い抜いた。続いてリクイガスを射程圏内へ。しかしそこはリクイガス。C59戦闘機は確実にロックオンしているが、リクイガスのその軽快な走りはなかなか撃墜とまではいかない!
むむむ、苦しいぞ~。
ゴール手前1kmを過ぎ、いよいよラスト。そこでドラマが!
ゴール手前500m地点に、荷物受け渡しの広い駐車場があり、先にゴールした多くの参加者がたむろしていて、我々の走りを眺めている。私は去年の出場者のブログを読んでいて、「そこをゴールと勘違いすると残り500mも残っている」ということを予習していたので大丈夫だったが、リクイガスのペースが明らかにそこで落ちた(笑)。
「ポッキリ」と聞こえたのは私のココロの折れる音ではなく、リクイガスの折れる音だったのだ!よっしゃ今やとミサイル発射!見事命中。最後はフルモガキでゴール。1時間24分48秒でした。遅いなりにも楽しめました。ゴール後リクイガスさんに「良い目標になりました」とお礼。文中の脚質や展開などは100%私の妄想ですので、もしこれを読まれても怒らんといてくださいね(笑)。
ともかく楽しかった。天気が最高で風も無く、信州方面のイベントでこんなに天気がよかった経験はなかったと思う。大会自体も乗鞍に比べると非常にアットホームで好感が持てる。乗鞍はやめてこっちを毎年の体力測定にしてもいいかなと思う。イベント関係者の皆様、ご同行の皆様、リクイガスさんサクソバンクさんをはじめ参加者の皆様、沿道で応援してくださった皆様、シェーシェー。
八ヶ岳参加証
知らん間に八ヶ岳ヒルクライムの参加証が届いていた。何故気付かなかったというと、地味すぎるから。
薄い水色の封筒に、参加証と連絡事項、たった2枚しか入っていないペラペラのものだった。なんかの公共料金のお知らせかかなと思って、認識はしていたけど確認はしていなかった。あびないところである。
いやしかし、噂には聞いていたがこのアットホームさ加減はなんだ。普通このテの封筒といえば、ここぞとばかりに観光案内や他のレースのチラシやらでパンパンである。こんなんでええのかと逆にこっちが心配してしまうほどの薄さ。
参加者は関東の方が多いだろう。震災の影響で参加者のキャンセルが結構あると思う。さらに寂しい大会になってしまうんじゃないかと今から心配してしまう。でもそのお陰でさっさと事が進みそうですこし期待もしている。
まあ出るからには頑張ろう。参加費はチャリティーとなるそうである。自転車に乗ってヘラヘラできるこの現状に感謝します。
コルナゴの乱
私の記憶が確かならば、1週間後はツールド八ヶ岳である。去年の夏の鈴鹿以来の本格的なレースだと言うのに、このテンションの低さはなんやと自分に問いたい。仕事や家庭の事情で行けなくなった諸兄たちに申し訳ないので、行くからには頑張る所存ではあるが、それにしても、である。
今週は伊吹山ヒルクライムの予定だったが震災の影響で中止となってしまった。申し込んではいたが抽選に外れていたので関係ないと言えば関係ないが、私の中で伊吹山ヒルクライムがあると、いよいよレースシーズンが始まったなという感じだったのでやはり寂しい。
5月の連休には回転木馬で日本海往復ツーリングイベントがある。小浜で1泊するという楽しいイベントなのでなんとしても参加したかったのだが、なかなか宿泊イベントには参加できず、この八ヶ岳でとりあえずは最後となりそうだ。でもまあそんな状況に憂いている場合ではないな。5月4日~5日の予定だそうだから、4日だけ日吉ダムぐらいまで同行しようかな。もちろんダムカードのおまけ付きで。
それから、そろそろ『コルナゴの乱』を企画したいと考えています。仕事も家庭も擲って(なげうって)手に入れた夢のコルナゴのお披露目ランみたいな感じにしたいです。もちろんコルナゴでなくても結構ですよ。もし良かったら5月4日の日吉ダム往復と重ねてはどうかな。
最近自転車のアニキアネキと“自転車で”ご一緒することが少なかったので(笑)、こういう機会にでもお会いできたらと思っています。皆さん日程の調整をよろしくおねがいします。ここ最近スパムが多かったのでコメント欄を閉鎖していましたが、今しばらく再開しますので、ここに書き込んで頂くか、mixiや直メールでも結構です。
改めて予定は5月4日水曜日ということにしておきます。集合時間や場所は、木馬イベントの邪魔にならないように考えますので後日案内します。よろしくお願いします。
コルナゴが納車されました
いざ目の前にあると、なんだかあっけない感じである。妄想に妄想を重ねている頃は、納車の時は泣くんじゃないかとか、恐れ多くて家から出れないのではないかとか思っていたが。
翌朝、まだ暗い時間に家を出て初ライドをしてみた。行き先はもちろん清滝峠。所要もあったので会社まで片道26kmほど。コレぐらいの距離ではまだまだ何もわからないけど、第一印象は「よく進む」ということ。
軽いギヤでクルクルと平地をのんびり走っていても普通のロードバイクとおんなじだが、少し重いギヤにかけてグイッと踏み込むと、ググ~~っとスピードが上がる。特にヘッド周りがガッチリしていて、ペダリングの力とハンドルを引く力が上手く合成されているよう。重いギヤに跳ね返されるような固さじゃなくて、吸い込まれる感じ?
今日も含めてまだ2回しか清滝登ってないけど、たぶん重いギヤをグングン踏んでいくほうが合ってるのかもしれない。下り性能はまだよくわからん。ケルビムと比べ物にならないぐらいフレームがビシッとしてるので、わざと変な挙動を入れても全くビクともしない。もうちょっと走り込んでから性格がわかるかな。
それから、Di2は素晴らしい。ワイヤー式には戻れない。
サドルを少し上げた。ステムは90mmを選んだが100mmでも良かったかな?まあもうちょっと乗り込まないと。とにかく乗り込み乗り込み。数回乗っただけで語れるようなバイクではないことは確か。konaさんも書いてたけどほんと官能的。また乗りたいと思わせてくれる。お座敷バイクなんてとんでもない。こういうバイクで本当に良かった。
画像は通勤仕様にされてしまったC59。BOMAホイールはスポークが折れてたのでとりあえずコリマ。