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ペニースケートボード


 
 数日前、家族でイオンに行ったときにムラサキスポーツで偶然見つけたスケボー。POPなカラーリングと小さめのサイズがとても可愛くて一目惚れ。普通のスケボーよりもタイヤが少し大きめで柔らかく、静かに走るらしい。そういえば最近街でスケボーに乗ってる若者をよく見かける。飛んだり跳ねたり技を決めたりしてるわけではないけど、スイ~っと進むクルージング感がイイな~と以前から思っていた。
 
 家に帰ってからも我慢ができず、「子供と一緒に遊べたら」という正しいのか間違ってるのか良くわからない言い訳を自分に与え、デッキが水色、タイヤが赤のドラえもんみたいなカラーのスケボーをネットで購入(^^;; 
 
 早速翌日から練習開始。実はわたくし、スケボーには全く乗れません。片足をボードに乗せ、もう片足で地面を蹴って前に進むことすらできない(笑)。私が想像していたような街中のクルージングなんて夢のまた夢。特にこのペニースケートボードはホイールベースが短いので結構フラフラする。その反面、体重の軽い子供は安定しているので今のところ一緒に練習してる宗一郎の方が上手である。
 
 というわけで我が家にはスケボーブームが到来中。早起きが苦手だった息子も「スケボーの練習行くぞ」と言うと5時に飛び起きるぐらいハマっている。ペニーは息子にやって、自分専用のもう少しホイールベースの長いやつ買おうかな。

触発

 この3連休は各地で大きなレースやイベントがあったようだ。そのどれにも参加できなかった私は、どうしても仲間はずれになったような感じがある。その気持ちに支配される自分を守るために、「けっ、遊んでばっかりしやがって…」というような上から目線になることもあるが、これが果たして上からなのか、下からなのか、そんなちっぽけなことを考えながら悶々と過ごす連休であった。
 
 その中でもやはり最大のイベントはツールド沖縄で、各氏のレースレポートを読んで勝手に熱くなっている今日この頃。ツールド沖縄にはかれこれ3年も4年も行ってないが、ああいう“熱さ”の中に身を投じることのできる環境は、私の人生の中においてとても貴重な時間だったのだなと思う。
 
 毎年毎年その時期が近付くと、「行きたいなあ、でも今年も無理やなあ」と気持ちに蓋をし続けてきたが、来年はなんとかその蓋をふっ飛ばしたいと個人的に考えている。聞くところによると、回転木馬からのツールド沖縄ツアーというものは一旦今年で終わりとなり、来年からは行きたい者は自分で段取りすることになるという。
 
 今まではなんだかんだと回転木馬の名前とイベントプランニング力に甘えてきたところがあって、変な言い方かもしれないけど、「自立したローディー」とは言えない部分があって、以前から漠然と「それではあかんなあ」と思っていたのだ。そんな折、飛行機やホテルやレンタカーの段取りが一番大変なツールド沖縄からの木馬の撤退(これも変な言い方かw)である。これはローディーの本当の真価が問われる良いチャンスなのではないかと思うのだ。
 
 「鈴鹿」と「沖縄」。ローディー冥利に尽きるこの2大レースを、来年はなんとか実現したい。

乗って良かった

 乗って良かったと感じる朝は嬉しい。自分に負けなかったという満足感と、思いの外天候が良くて気持ちが良かったお得感などが相まって、パパは非常に機嫌が良い(笑)。
 
 以前から通勤片道(26km)程度でお尻が痛くなっていたポジションをちょっとだけイジる。サドルを5mmほど前に。そして5mmほど上に。良い感じになった。お尻が痛くならないどころか、重い荷物を背負っていても腰が痛くならなくなった。まあこの辺の微妙なところは体重や柔軟性や調子や季節などで変わるから(変わりすぎやろ)ちょっと様子を見る。
 
 ポジションの様子を見るということは、部屋に置いたままじっと見ててはいけないので、ちょっと真面目に乗ろうと思う。

雨のスペイン

 幼稚園関係のなんやかんやで1000円の格安チケットを嫁が手に入れてきたので家族でスペイン村へ。ついこの間伊勢志摩に行ってきたし、先日も名古屋へ出張ということで、最近伊勢方面がキテいる。しかしあの辺りは何故か雨が多いように思う。特に伊勢自動車道は単調なくせにアップダウンが激しく、ゲリラ豪雨も多いのであんまり好きくない道路のひとつ。
 
 雨のテーマパークも若いカップルなら笑い飛ばせるだろうが、子供3人連れてのそれは拷問に近い。アトラクションやトイレに入るたびに、カッパ脱がす→着さす→カッパ脱がす→カッパ着さす→しかもX3・・・・・。
 
 ポップコーン買えというのでこんな時ぐらいはと1500万円もするキャラクターバケツ入りのを買ってやったらものの3分でバケツひっくり返すし・・・・。これらの状況を逐一FBかtwitterで実況中継したろかと思ったがそんな余裕もない。そういうイクメンっぷりを拡散しても誰も手伝ってくれないし何の解決にもならん。
 
 まあ子どもたちが喜んでくれたのでヨシとする。「おもろなかった」なんて言う日が来たらしばく。
 
 
 
 ところで例の「ローディー営業マン」がやってくるようだ。わざわざアポまで取ってきた。そういう営業活動を許してくれるその会社はアホなのかカシコなのか、もうわからん。こうなったら真正面から立ち向かうべく、自慢のC59をピカピカに磨いて待つ。ぼくもアホか。

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SEVのこと その2

 鈴鹿チームTTで、藁にもすがる気持ちで借りた謎のアイテム『SEV』。アンケートに真面目に住所を書いたので、その後定期的にSEVから手書きのダイレクトメールが届く。
 
 すでに5~6通ほどのDMが私の手元に届いたが、つい先日のDMに掲載された驚きの新商品に目を奪われた。『SEVランズS』というこの商品、なんとクルマのフロント部分に貼り付けるだけでパワーアップするのだと言う。29400円である。
 
 「SEV電子シャワー」なるものが、クルマのエンジンだけでなく、サスペンションや空気抵抗までをもコントロールするのだとか。そんなすんばらしい技術がたったの29400円。ピストンのスカート部をほんのちょっと加工して摺動抵抗を軽減したり、ブレーキランプをLED化して電力を下げたり、少しでも粘度の低いオイルを開発して燃費を良くしたり、日々寝ないでクルマを開発している人々を( ゚д゚)ポカーンとさせてしまうような驚きの新商品である。それがたったの29400円!税込!
 
 この商品をここで紹介するにあたって、SEVの自動車用製品を色々と調べてみたら、もっとDQNな強力な(効果的にも値段的にも)商品が多数ラインナップされていて更に驚く。そしてそのほとんどが“置くだけ”とか“貼るだけ”である。 
 
 たったこれだけでパワーアップしたり性能が良くなったりするんだったら、もういっそのこと総理大臣に貼ったったらどうや。
 

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新しい自転車と洗濯機


 
 じいじに新しい自転車を買ってもらってからというもの、毎晩私が帰宅すると「自転車乗りに行こう!」と連れ出される。ずっとお兄ちゃんからのお下がりだったので嬉しくてたまらないのだろう。いくつになっても新しい自転車というものは嬉しいものである。
 
 新しいと言えば先日買った洗濯機が届いた。8年間で3回ほどしか使わなかった乾燥機機能を省略したモデルなので、容量は1kg分増えたがボディは一回り小さくなり、重量も随分と軽い。今朝から早速初仕事をしてもらい、出来上がった洗濯物を干しながら初仕事の出来栄えを確認。
 
 以前使用していたサンヨーのビートウォッシュはかなり節水能力が高く、風呂の水を吸い上げるホースを湯船に突っ込んでおいても、洗濯終了後の湯船の水位が少ししか減っていないことに驚く。しかし風呂の水の再利用がほとんどの我が家では、別に節水しなくてもいいから大量の水でどんどん洗って頂きたいのである。現に子供の服に付いたご飯粒が取れていないことがよくあった。
 
 今回導入したパナソニックのモデルはサンヨーに比べると節水能力は劣るようだ。風呂の水をほとんど使い切っていた。しかし我が家はそんなことはどうでもよい。やはり大量の水を使ってザブザブと洗ってくれたほうが「洗濯してます~!」という感じで気持ちが良い。ご飯粒もきれいに除去できていてなかなか洗浄能力は高いとみた。しかしイイ香りのする柔軟剤を入れても大量の水でザブザブしてしまうので、“残り香”までも洗い流しているように感じた。まあ柔軟剤の量を調節すればいいだけのレベルである。
 
 ただし気を付けなければいけないのは「ポケットに入れたままのティッシュ」。節水型のものは意外と被害が少なく済んで胸をなで下ろすことが良くあったが、今回のものはタダじゃ済まないだろう。大量の水によりグチャグチャになったティッシュが全ての洗濯物を台無しにする可能性が大である。もしかしたら洗濯機そのものにもダメージを与えることになりかねない。家族には十分留意させておきたい。
 
 と、いうわけで洗濯機にお金を使ってしまった我が家。私が密かに暖めていたiPad導入計画は先延ばしにされた。iPhoneだって早く5にしたいのだけど、カーナビが5に対応しないことには先走ってもしょうがない。世の中のインフラの整備って、結局は最有力企業の先走りに世の中が、「も~また新しくしやがって~めんどくさいの~」と言いながらイヤイヤ着いて行ってるかのように思える。いや絶対そうだろう。ちょっと開発はしばらくストップして、環境が整うのを待ったらどやねん、と思う今日この頃である。
 

コスモスはもう終わりか?

 先日100km走ってなんだか良いペダリングのイメージが残っていたので今朝は少し早起きして、淀川沿い~朝練集合場所~枚方市街地~磐船街道~富雄川のコースで通勤。淀川沿いにコスモスがキレイに咲いているところがあったので見たかったのだがまだそこを通る時点で真っ暗(^^;; 枚方大橋付近でようやく明るくなってきて(600過ぎ)、磐船街道を登る。
 
 富雄川沿いにも地元の方々がコスモスを植えてきれいに整備してくれているので楽しみに走っていたら、どこにもコスモスが見当たらない。今年は植えなかったのかそれとももう終わったのか?川沿いにず~っとコスモスが咲いててとても気に入ってる場所だったのでちょっと残念。近いうちにまた淀川にでも行くか。
 
 肝心のペダリングは70点ほど。「スッスッ、ハッハーッ、スッスッ、ハッハーッ」という呼吸のリズムに合わせてギヤを選択していると気持よくそこそこの速度で登ることができる。それは良いのだけど、どうもサドルとお尻の位置が決まらず、そして結構早い段階から痛くなってくる。
 
 ちょっと座る位置をずらして痛くないところへ移動させたら、ちょっとハンドルが遠くなる。それはステムの高さ調整なんかの程度で可能だけど、いやいやちょっと待て、それをやってしまうとそもそもからおかしくなる。今更ながらこのC59のフレームサイズは本当に自分に合っているのか、そんなことまで心配になってくる。サドルが合わないのか、冬用レーパンにしてパッドの厚みが変わったからなのか…。ドツボにハマりそうな予感である。
 
 体の柔軟性や体重も関係してくるだろうから、しばらく様子を見ることにする。
 

行く季節


 
 FBでアップ済みの使い回し画像で申し訳ないけど、先日の木馬朝練の時の集合場所。朝の6時20分ごろ。気温はおそらく10℃を少し下回るぐらい。秋が行ってしまって冬がやってくる。久しぶりに冬の朝の雰囲気を思い出させるような空気だった。
 
 今朝のラジオで言っていたことだけど、四季の中で、「行ってしまう」と憂いを感じる季節は秋なのだそうで、昔から俳句などでも秋が「行ってしまう」ことを詠った句が多いとのことである。確かに春や夏、冬に関しては「来た」というイメージがある。しかし「秋が来た!」という感じはしない。「行ってしまう」と感じる部分は夏にもあるけれど、「行ってしまう」というよりも、どちらかと言うと「終わってしまう」と言うほうがピッタリする。なにか一つの大きなイベントが終わってしまうかのような喪失感が夏にはある。
 
 その点、秋の「行ってしまう」感はもっと上品で、和服の檀れいみたいな美人が、置き土産に冬を残していくようである。そこには汗臭さも湿気も余韻も無く、ただ静かに去りゆく秋は非常に上品だ。
 
 小学生の頃に必死で覚えた超有名短歌。
 
 『秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ』(天智天皇)

 今フト思い出したので書いてみたけど、意味を調べてみたら晩秋の夜の話なんですね。
http://www.ogurasansou.co.jp/site/hyakunin/001.html
 
 ま、短歌のひとつでも調べてみようと、そんな上品な気持ちにさせてくれる季節は秋。

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にしやんと

 今日の通勤アタックには久しぶりに西やんが来てくれた。独りだと心が折れがちであるが、誰かが来てくれるとサボれないので助かる。どうもありがとう。ここんとこ仕事も忙しく、奥様も出産間近ということで乗れない日々が続いているとのことだが、「そんだけ乗れたら十分やろ」というぐらいの速さで清滝を登っていった。いま大切なことは家庭と仕事。自転車なんか3番目か4番目ぐらいでいいでしょう。
 
 さて、明日はシクロクロス日吉ステージ。出場はしないが応援は行きたいなあと思っている。できれば自走でと考えているけど、子供たちも連れて行って欲しいみたいなのでクルマで行くかな。
 
 なんか最近、パパの趣味に家族を巻き込んでしまおうという気持ちが芽生えている。そんな自分の魂胆に自分で気付いてしまって我ながら嫌気が差すことがある。今がそう。行きたいなら独りで行けばいいんだし、子供を連れて行って「家族のこともないがしろにしてないよ」的アピールはもうええやろと自分に言いたい。
 
 家族が気になるんだったら乗らない!
 
 乗るんだったら集中して乗る!
 
 こんな分かりきったことが分からんようになるんだから情けない。で、こういうことに気付かせてくれるのはよく似た家族環境の仲間たち。西やんとか鈴ひろさんとかが身近にいてくれて良かった。自分はまだまだパパになりきれてないのかな。
 
 

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新しい営業方法

 2週間ほど前だったか、レンタカー会社の営業マンが来た。彼は私のコルナゴを見ると「自転車やってるんですか?」と聞いてきた。なんでも同じ営業所にロードバイクにハマってる奴がいて、大阪を拠点にしているチームに所属していると言うからもしかしたらどこかで会ってるかも知れませんね今度連れてきます、とのことであった。
 
 で、昨日。
 
 ほんまに連れて来た(笑)。残念ながら存じ上げはしなかったが、大阪の某有名チームで練習している若いローディーさんだった。昨日は路面ウェットと寒さに心が折れてクルマ通勤だったから自慢のC59をお見せできなかったのだが、ひとしきり自転車の話題で盛り上がった。
 
 「Mさんの脚質は?」と訊いてきたのには笑った。横で聞いていた担当営業マンは( ゚д゚)ポカーンである。ローディー営業マンの彼は見るからにクライマー体型で、清滝なら10分台で登りそうな感じだ。「私もクライマーです」と言うと十三峠とかのタイムを聞かれそうだったので躊躇せずに「スプリンターです」と応えておいた(笑)。
 
 接客中などに「私もロードバイク乗ってますねん」と話しかけてくる人と会話していると、どうやら私は自分でも意識していなかったのだがベテランの域に入るぐらいの経験者のようで、出たことのあるレース、行ったことのある場所、所有している自転車の種類など、ほとんどの人を驚かせてしまう。まあ長くやってればいいというものでもないし、長くやってる奴がエライというわけでもない。
 
 バリバリのローディーなんて基本的に自転車ショップにしか出没しなかったけど、ここ最近は自転車人口が増えたことにより一般のステージでも見かけるようになった。もしかしたら人ごみに石を投げればローディーに当たるのではないだろうか。その辺のスラリとした若者を捕まえると、ズボンの裾をまくればスネ毛は無く、腕まくりすればキズパワーパッドが貼ってあり、「脚質は?」と訊くと間髪入れずに応える。そんな人間は意外と多いのかもしれない。
 
 そんな昨今の自転車ブームを活動方法に取り入れた担当営業マンは、アホなのかカシコなのか。それは私が注文するかしないかにかかっているのだろう。カシコにしてやりたい気持ちはあるが、それはそれ、これはこれである。なかなか難しい。
 
 「今度レーパンで自転車に乗って営業しに来ます!」と言ったローディー営業マンのほうはアホである(笑)。