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今年も一年ありがとうございました

 今日でいよいよ仕事納めです。バタバタしましたがなんとか最終日を迎えることができました。これもひとえに皆様のお陰です。ありがとうございました。

 

 不景気・不況・失業などと暗いニュースが多い2008年(特に後半)でした。来年になったらすぐに明るくなるかというとそうでもないと思いますが、それでも上向きにしていきたいと思うのは私だけではないはず。きっとやってくる好景気の波に、上手に乗れるように、乗りこなせるように、今こんなときだからこそ自分自身の波乗りテクニックを磨く大きなチャンスだと思います。

 

 2009年は丑年。ワタクシ年男でございます。いろんな分野において、より一層のレベルアップを目指して頑張ります。月並みではありますが、2009年は皆様にとって良い年になりますように、心からお祈り申し上げます。

こんなご時世

 最近フト気付いたことだが、「こんなご時世」という言葉をよく聞く。もちろん自分もよく使う。例えばお客さんに無理な値引きを要求されたときに、
 
 「こんなご時世だからカンベンしてくださいよ~」
 
 なんて言う。値引き交渉にかかる時間のめんどくさいのがイヤだったり、本当にそれ以上まけたら損する可能性もあったり、とにかくコッチはできるだけ定価で売りたいから、それをご時世のせいにして乗り切ろうという作戦である。個人的な感想ではあるが、「ご時世」という言葉を出すと諦めてくれるお客さんが多い気がする。
 
 この言葉は少々反則のような気がしないでもない。しかし昨今の不景気についてはここで述べるまでもなく、特に自動車関連の暗いニュースが多い。天下のトヨタさんまでもがラインストップさせるなど、ニッポンのお家芸だった自動車産業がここまでアカンとなると、お客さんも「そやな。そらしゃーないな」と思ってくれるのかもしれない。これからも大いに利用していこうと思う(笑)。

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我慢の先にあるもの

 仕事の都合(甘えてただけとも言う)でしばらくクルマ通勤だった。今日は久しぶりに自転車通勤した。やはり朝から自転車に乗るとスガスガしい。滞留していた体中の血液がぐるんぐるんと巡り、滞っていたブログも久しぶりに更新しよかなという気持ちにもなる。
 
 某アネキのブログで、マラソン大会でリタイヤしたろかと思った頃に、「我慢」と書いた紙を掲げている人を見て完走できた、というのがあった。エエハナシです。やっぱり人間は我慢が全てやと思うのです。
 
 久しぶりに“我慢”して自転車で坂を上ったけど、我慢の先には達成感であったり到達感(そんな言葉あるんかな?)があったりする。それが気持ち良いからまた坂を上りたくなるんだろうなあ、と今さらながらに再確認した。我慢がイヤだから逃げてばっかりいると何も得られないし、心を満たされることはずっとない。
 
 先日の日曜もシクロクロスのレースがあったようですが、それに出てギンギンに走った人は、レース中、み~んな我慢してたと思う。我慢して漕いでたやろし、我慢して担いでたやろし、寒いの我慢してたのだろう。そんな我慢があったからこそ、レースの翌日にはとても楽しそうなレースレポートがあちこちで書かれ、キラキラした表情の写真がアップされる。我慢した後に得られるキラキラしたものを誰かと共有したいし、「オレこんだけ我慢したんやで!見て見て!」と表現したいからこそだろう。
 
 我慢が辛ければ辛いほどキラキラは長続きするし、テキトーな我慢(それを我慢と言っていいかは別として)であればあるほど後悔が大きい。今年は王滝での超絶な我慢が一番だった。そのお陰で今でもあの時の我慢を思い出してホクホクできる。そのかわり沖縄での我慢は甘かった。タイムスリップできるなら源河をヘロヘロと上っている自分のケツを安全靴で蹴り上げたいぐらいである。
 
 もっとキラキラするために、もっともっと我慢しよう。某アネキ、エエハナシをありがとう。
 
 

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つまらん悩み

 今日は研修により遅出。通常通りにさえ起きれば朝練する時間があるので、昨日の晩からウェアやら自転車やらの準備をしてから寝た。というわけで今朝は6時起床。さっさと準備して出発しようと思ったけど、なんかどうも気分が乗ってこない・・・・。
 
 うだうだしてるうちに時間は過ぎていく。ダート工業往復できる時間は見る間に清滝往復しか出来ない時間になり、そのうち近所の公園をうろうろするぐらいの時間になってしまう。それでもせっかく昨晩から準備してたし、最近カラダを動かしてないのでムリヤリ家を出る。
 
 ゆるゆると走りながら色々と考える。
 
 例えばカワマタさんと話していると、レースでいい成績を残すために練習頑張ろう!という気持ちになるし。
 タイヤが落ち葉や小枝を踏む音を聞いていると、ああオレはこのへんでもいいかなあという気持ちになる。
 
 だいたい何の為に自転車に乗っているのか。それは自転車仲間と一緒に遊んだり呑んだりしたいからである。それが目的なら、適当に自転車に乗り、適当に木馬へビールを差し入れ、適当にブログを更新していれば自転車方面の友達関係は継続される。別に速く走ったりする必要などない。でもローラーでW数を計測しながら毎日頑張ってる方々の話を聞いていると、このままではアカンなあとも思う。なんでそう思うのだろうか。速さを求めないなら別に「アカンなあ」と思うことなど無いのに。
 
 そんなつまらんとこを考えながらブラブラしてると、だいぶ気分も晴れてきた。最近忙しかったから病んでたのかな?
 
  大阪市内。さて帰るか。
 
 
 帰ってからこの文章を書いていると、子供達が起きだしてギャーギャーと騒ぎ始めた。ヨメもなんだかんだとしょうもないことを話しかけてくる。独り静かに悩みに没頭する時間は私にはもう無い。日常のせわしさに悩み事などかき消されてしまう。それはそれでいいことなのかもしれない。

忘れないうちに

 書いとこう。
 
1・・・・ダート工業逆走は45分だった。写真撮影とかちょとだけ道を間違えたりしたので今度行くときは40分切りたい。
 
2・・・・背の高い石や轍の中を通るとき、靴が障害物に当たるとクリートが外れることがあった。ペダルをシーソーのように漕いでタイミングを見計らううが、ラチェット幅が大きい(もしくはパウルの一発目の引っ掛かりが遅い?)のでうまいこといかなかった。要OH。要練習。
 
3・・・・タイヤの空気圧調整は相変わらず難しい。トレイルまでのアプローチがどうしても舗装路なので高めに入れて行って現場でテキトーに抜くようにしてるが、ゆっくり抜くこと←当たり前。抜きすぎて貴重なCO2ボンベ使ってしもた。
 
4・・・・ロード練習よりも補給食は少し多めに持っていったほうがいいかも。ドロンコになったウェアでお店に入るのは少々気が引ける。

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機材スポーツ


 久しぶりに特に予定のない休日。上の子は幼稚園、ヨメと下の子はUSJ、そしてワタシはお山へGO!郷!郷!(パクリ)
 
 昨晩のうちにブロックタイヤへ履き替えた。このタイヤは去年の王滝でなかなかの走破性を見せてくれたお気に入りタイヤ。よく見ると山が随分減っているので来年の王滝はおんなじタイヤを新調するかな。でもチビてるとはいえぐいぐいトラクションがかかる。落ち葉でふかふかになったトレイルを走るのはサイコーに気持ちが良い。前日は雨だったのでドロンコ覚悟だったが、深く敷き詰められた落ち葉のお陰でそれほどでもない。落ち葉サンキュー。
 
 会社への通勤ルートをショートカットできるようなオフロードコースを探しに行ったけど結局見つからず。遊歩道ということもあり階段だらけ。シクロの練習にはもってこいかも。清滝登ってすぐやから近いし。
 
 自転車を降りて押しまくってて気付いたけど、そろそろMTB用のシューズを新調しないと滑り止めのギザギザがツルツルになっててグリップしない。何度もガケから落ちそうになった。サドルも穴が開いてきたし、相変わらずハンドルのグリップはくるくる回ってうっとおしい。サイズの少し大きいレーパンだとサドルにひっかかって乗り降りするのに危ないし、グローブも穴が開いてきたし、いろいろと買い揃えないといけないものが増えてきた。
 
 先日木馬の試乗会でフルサスのMTBに乗せてもらった。HTに慣れている身としてはアノ乗車感はいつも感動的だ。階段なんかサドルにどっかり座りっぱなしでもことんことんと降りていく!でもやっぱりね・・・・。登りのふわふわ感はしゃーないね。ワタシは上り坂での立ち漕ぎ時、体重でペダルを踏んだときに「ぐいん!」と進むアノ感覚が好きなので、今回のったフルサスはそれが残念ながらなかったなあ。ロックアウトもできるみたいやけど、それやったら始めっからフルサスなんていらんし。そのかわり下りは安定するやろうなあ。今よりもっとスピード出ると思うからちょっと怖いかも。HTでええかも。
 
 散々山の中をうろうろして、最後はダート工業で下山。帰り道をへろへろ走ってたら軽トラにのったMツ川さんに出会った。根っからのMTBerのMツ川さんに「ロードもええっすよ!ロード乗りましょうよ!」と言ってたのにMTBに乗ってるとこ見られた。ちょっと恥ずかしい(笑)。


 ↑かもめのジョナサン整列!

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やっぱりクルマ好き


 先日(よ)さんがFITに乗り換えられました。ありがとうございます。
 
 毎度のことながら、男子はクルマとかバイクに感情を移入しやすい動物なので、大切にしてきたクルマを乗り換えるときはなんだかちょっと寂しかったりする。私もホンダの人間なので、ロゴには何度も乗る機会があるけれど、(よ)さんのロゴはホンマに大切にされてるなあと感じる。どう説明したらいいかわからないけど、乗った瞬間、アクセル踏んだ瞬間、ハンドル切った瞬間、ブレーキかけた瞬間など、わかるんです。熱い男さんが、「真剣な人は握手をすればわかる」とおっしゃってましたけど、私はクルマに乗るとわかります。
 
 ロゴについてたナビやオーディオ関係を全部FITに移植しました。ずっと以前にエンジン(ヘッド部分)をバラしてオーバーホールもさせてもらいました。ミッションもバラしたこともあるし、いろいろやらせてもらいました。正直大変な仕事です。時間もかかるし、他の仕事もあるからかかりっきりにもなれないし、かといって長く時間をかけたからっていい仕事になるかというとそうでもないし。
 
 普通のお客さん相手だとこういう仕事は敬遠しがち。やっぱり会社の一員でもあるわけだから、効率や利益なんかを優先しないといけない。毎日決まった仕事をしてさえすればある程度は儲かるようになっているわけで、それ以上のことはやる必要なんてないのだ。
 
 だけどメカニックでもある。効率や利益優先の仕事ばっかりではメカニック筋肉が落ちる。時々、(よ)さんみたいな人がレベルの高い注文をしてくれるからこそ、我々のレベルも維持、もしくは上がっていくわけです。そしてそんなクルマを試運転したときに、「ああエエ仕事したなあ」と思える気持ちがクルマに乗り移って、そしてユーザーに伝わって、大切にされていくのだろうなと思います。しょぼいメカニックが触ったクルマ(もしくは誰が触ったかわからんクルマ)って、大切にしようと思います?
 
 ロゴは私のメカニック経験値をおもくそ上げてくれたクルマです。FITもきっと私の経験値を上げてくれるでしょう。「これぐらいでええか」と思えばそれぐらいだし、「イヤ納得いかん。もっとやる」と思えばそれ以上に到達できる。仕事もスポーツもおんなじですね。
 
 やっぱりクルマ好きですね。

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大変な仕事

 職種なんていろいろあって、どれが一番大変かなんて決めれるもんでもないけど、最近身近になった職種の内、「そりゃ大変やろなあ」と思うのが、幼稚園の先生である。
 
 先日宗一郎が幼稚園にいる間に熱を出して、先生から電話がかかってきたそうだ。早退させるべく慌てて迎えに行ったら、宗一郎は先生(20代中盤の新任の女性の先生)のヒザの上に毛布でくるまってウトウトしていたらしい。先生はその状態のまま授業を続けていたそうだ。
  
 ちょっとバッチイ話だけど、宗一郎はトイレでウンチをしたあとに、まだ自分でオシリを拭くことが出来ない。「幼稚園でウンチしたときどないしてんの?」と聞くと、「せんせいにふいてもらってる」と言っていた。クラスの中にはオムツが外れていない子だっているそうで、親が子供にオムツを数枚持たせている人もいるから、宗一郎はトイレで用を足すだけまだマシか。
 
 朝早くに出勤してバスの運ちゃんと一緒に幼稚園バスに乗り込み、幼稚園に着いたらギャーギャー騒ぐ子供達を統率し、トイレに行ったらケツを拭き、ウンチをしたことを鼻で嗅ぎ分けオムツを替え、熱を出したら介抱し、怪我をしたら親に謝りに行く・・・・・。運動会の日は一日中運動場を走りまわり、発表会の何ヶ月も前からタンバリンだのカスタネットだのを練習させ、バザーの日はカレーやタコ焼きまで作る・・・・・。
 
 これほどしんどい職業が他にあるだろうか。イヤそりゃあるだろうけど、身近に感じるという意味ではサイコーにしんどいだろう。ウチなんか2人でブチギレそうになるのに、ひとクラス20人近くの園児を束ねるのは相当の仕事である。ホンマのハナシ、宗一郎の担任の先生は、4月に見たときよりも確実に痩せてるし。
 
 小学校か中学校ぐらいのとき、卒業アルバムで将来の夢を書いたけど、女子はほとんどが「幼稚園の先生」だった記憶がある。果たして何%の女子が夢を叶えたのだろうか。夢を叶え、今も現役で幼稚園の先生やってる人はいるのだろうか。そういえば幼稚園の先生って、めっさ若いかオバハンかのどっちかしかいないような気がする。みんな辞めていくのかしら。
 
 宗一郎は口に出さないけど、先生のことが好きみたい。ずっと宗一郎の面倒を見てもらいたいと思う。ホンマにホンマにお疲れ様です。

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タンス

 子供服やら自転車衣装やら収集が付かなくなってきたので新しいタンス購入計画が立った。昨日は休みだったので方々へタンスを物色しに。
 
 タンスって高いのね・・・・。恥ずかしながら1万円ぐらいであるんかなあと思ってましたが、ソコソコのヤツを選ぶと5~6万とかします。エエヤツは20万ぐらいします。まあそんなエエヤツはいらんけども、どうせ買うなら引き出しとかシャキっとしてるヤツが欲しい。クリアケースに毛ェ生えた程度のものなら数千円で売ってるが、重たいもんを入れるとボディがよじれて引き出しが開かない予感。
 
 数件見て回ったけど結局買わずに退散。安くなる頃合を見計らおう・・・という作戦に出ることになった。
 
 
 そんなこんなで部屋の整理をする時間が余った。余るんやったら早よ言うてくれよ。夕方の時間がイキナリ余ってもなんもすることないやんけ~~。とりあえず近所の公園までMTB。落ち葉がサクサクで気持ちいい。新しいMTB用の靴と、クルクル回れへんグリップと、ゴロゴロしてないヘッドベアリング欲しい。ていうかフルサス欲しい。

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50メートルなんびょう??

 今はどうか知らんが、我々が小学生の頃はとにかく足の速いヤツがエライとされ、足が速いだけでモテたりクラスの人気者になったりしたもんである。「50m何秒?」と言うのが挨拶代わりで、クラス替えや転校生が来るたびにそんな質問が(男子の間では)飛び交っていたような気がする。
 
 とはいっても私自身の50mのタイムが何秒だったか良く覚えていない。そんなに足は速い方ではなかったから、記憶に残るようなものではなかったのだろうか。記憶の中にかすかに残っている50m計測タイムは、高校の頃に出した7.4秒が最後だったと思う。当時それほど速いタイムでもなく、かといって現在計ったら更新できるかというときっと8秒以上かかると思うし。パッとせんタイムである。
 
 限られた範囲なのかもしれないけど、男の子の中には少なからず、自分の能力と他人の能力を比べて喜んだりガッカリしたりする回路が生まれながらに組み込まれているものだと思う。大人になってからはあんまりそれを表に出してキャッキャ言うことは無いけど、やっぱり子供のころはその話題だけで当分もつ。そんな子供心を思い出してもらおうと、清滝アタッカーズなどという架空の(架空やったんかい)チームを作り上げ、自転車仲間の間で「清滝何分??」という会話を流行らせようと思ったが、やはり自転車乗りの大人はカシコが多く、私が想像していたものより遥かに下火に終わり、そんな会話が出来るのは今パッと思いつくだけでたった3人である。
 
 最近の幼稚園や小学校では、運動会のかけっこで順位をつけない。足の遅い子を持つ親が学校側にクレームをつけたとかつけないとかの都市伝説が流れているが、私個人としてはしっかり順位をつけて欲しいと思う。息子の幼稚園の運動会でもかけっこがあったが、やっぱり順位はついていなかった。その代わり、1位でゴールした園児はウサギの旗を持った先生のところに並び、最下位だった子はブタさんマークの旗のところに並ばされていた(それはそれでアカンやろとも思ったがまあそこんところはとりあえず置いとく)。残念ながら生まれながらに足が遅い子は、違う分野で足の速い子を見返せばいいだけのことで、程度はあれ、競争心というものは人間からなくしてはいけないと思う。
 
 とにかくそんな教育が幼少の頃から続けられていると、自分と他人とを比べて一喜一憂するきっかけとなる第一声、「50m何秒?」という会話はなくなっていくのではないだろうか。あれはココロの壁を一気に崩す便利な言葉だったのだ。
 
 
 健康診断の結果が「特に異常なし」と帰ってきて、どうせなら健康診断だけでなく“大人の体力測定”みたいなんもやって欲しいなあと考えてたら長文書いてしまいました。だからこそ「清滝何分?」とか「ノリクラ何分?」とか「セントラ何秒?」とかそんなオトナゲナイ会話も時には必要なんじゃないかなあ、と・・・・。夜の体力測定はヨメが密かに計ってたりして。
 
 「前回より1分早いな・・・・」