オトコ同士

 今日は嫁がタカラヅカに行ったので、私と息子と2人で留守番していた。長時間息子と2人きりになったことがなかったので、我が子ながら大丈夫かと心配していたが、実家のオカンが手伝ってくれたり、おっぱいレンタルの申し込みをしてくれる女性が約1名いらっしゃったので(念の為匿名にしますw)、なんとか乗り切ることができた。

 そんな中、私の叔父と叔母が趣味でやっている陶芸の展覧会があるというので、息子を連れて天満まで見に行った。

 私は陶芸や絵画などの展覧会なんて行ったことが無く、特に興味があるわけでもないんだけれども、まあ親戚の作品が展覧しているという義理みたいなものもあるし、無料ということだったし、断る理由も無く行って来た。

 会場に着いたら署名をする所があって、私の名前と息子の名前を書いた。するとそこにいた受付のおばちゃんが、
 「えっ!?宗一郎くん!?いや〜、アンタ有名人やで〜!」と言う。

 「何を言うとるんやこのオバハン」と思いながら、展示場に入り叔父と叔母の作品を見ると、何と息子の名前がデカデカと描かれたお茶碗がエラソーにど真ん中に飾られているではないか!

 実は私、このお茶碗の存在は知っていた。子供が生まれたお祝いにと叔父が作ってくれたものだ。初節句の時にそのお茶碗でゴハンも食べさせた。しかしその後お茶碗の行方がわからなくなり、実家でオカンが大切にしまっているのかなと思っていたが、まさかこんなトコロに飾られているとは!「個人の名前が描いてあるような作品は展覧に向いていない」って言ってたやんけ!

 そのおかげで私の息子は会場のおばちゃん達の人気者となり、ダッコのタライ回しをされることになってしまった。

 息子の機嫌はすこぶる良く、私は陶芸作品を見ている間、息子を一度もダッコせずに済んだ。

 やはり子守りはオンナの方が上手だなあと思った。

我が子ながら

 明日の日曜日は仕事が休みだ。そして嫁がお母さんと2人でタカラヅカを観に行く日でもある。タカラヅカ大劇場に9ヶ月の子供を連れて入るには当然いかないので、息子と私は2人でお留守番ということになる。昼過ぎに出発し、歌劇を観て食事までしてくる。帰ってくるのは夜の8時過ぎという予定である。約8時間もの長時間、私は息子と仲良く留守番することが出来るだろうか。

 実はあまり自信が無い。

 思い返してみると、今まで睡眠時間を除いて息子と2人きりでそれだけの長時間一緒に過ごしたことが無い(どこのお父さんでもそうではないだろうか)。平日は仕事に出掛け、休日は嫁と3人で過ごす。子供と一緒にいる時間はあるにはあっても、母親抜きで2人っきりというのはあまり無い。

 オムツを換えたりミルクを作ったりぐらいは一人でも出来そうなものだが、料理の出来ない私が離乳食を作ることなんて出来るはずもなく、風呂に入れるにしても一人ではどうも上手な段取りが思い浮かばない。それよりも何よりも、泣き止まなかったらどうしようかと思ってしまう。これが母親ならおっぱいでもあげればすぐに泣き止むのだろうけれども、父親ではどうしようもない。

 あ〜我が子ながら心配だ。これを読んでいる女性のみなさん、もし私からおっぱいレンタルの連絡が入った時には、快く引き受けていただけますよう、よろしくお願い致します。

ガレージライフ

 ここ2〜3日、(よ)さんのロゴに付きっきりだった。まあ最近はずっとヒマな日が続いていたので、チョロチョロと入る他の仕事は人に任せて、じっくりやることが出来たので楽しかった。

 エンジンオーバーホールなんていう作業は滅多に入庫しない。タマに入庫しても忙しい時に入ってきたり、オイル交換をしていないクルマのオーバーホールだったりするので、気分良く作業を進めることが出来ない。ハッキリ言って、エンジンを分解したり、ボディをレストアしたりっていう仕事は時間が掛かるばっかりで利益率などいいものではない。

 しかし今回は友人のクルマ。私もちょくちょく乗る機会があるクルマ。メンテナンスもきっちりとやっている。しかもヒマな時にタイミング良く入庫。本来オーバーホールやレストアなんていう作業は、時間とココロに余裕があるときに行うべきなんだと改めて痛感した。

 そうなると、愛着のある自分のクルマやバイクをじっくりとイジれるガレージが欲しいなあと思うのである。もう、住むスペースなんて2DKぐらいでいいから、ガレージだけは立派なガレージが欲しい。好きなクルマや愛着のあるバイクや大切な自転車、そして整然と並べられたたくさんの工具が置いてあるガレージなら、私はそこで寝起きしても良い。

 あ〜本気で欲しくなって来た。

 よしっ、目標はそれだ!私は大きなガレージ付きの家に住むぞ!そしてクルマやバイクや自転車や工具に囲まれたハーレムを作るぞ〜!

 これなら法に触れませんよね?

遠くへ行きたい

 夜中にBSのハイビジョン放送で、世界中の美しい景色をただ流しているだけの番組がある。ハイビジョンの高解像度の映像と相まって非常に美しく、思わず見入ってしまう。ああいうのを見ると、単純に「ああ、行きたいなあ・・・」と思う。

 私は地球上で行ったことの無い所だらけである。日本の中でも行ったことが無い都道府県は多い。せっかく地球に生まれたのだから、自分の足で、自分の目で、自分の力でこの地球上の全てを行き尽くしてみたい。

 その為には、時間も必要だし、お金も必要だし、行動力も必要だ。現在の私に用意できるものは何一つ無い。世界中のいろんな景色や気候や文化などに憧れを抱き、現実という川の流れの中で、逆らいもせず、溺れもせず、ただ悶々と流されて行くだけである。

 だけど、きっといつかその川の流れから脱し、自由に翼を広げて遠い所へ行ってみたい。

 あ〜、遠くへ行きたい!


 5月病か?!

オーバーホール写真館

 いよいよロゴのシリンダーヘッドをオーバーホールして行きます。(よ)さんのロゴは非常にメンテナンスが行き届いていて、現在走行距離10万キロ近くに達しているわりには、エンジン内部は結構キレイでした。しかし日頃のメンテナンスだけではどうしようもないヨゴレが溜まります。その辺りをこの後の画像で確認していただければ、私も写真を撮りながら作業をした甲斐があるというものです。



 オーバーホール前のエンジンルームです。これから手を付けていきます。



 ヘッドカバーを外した所。オイルメンテ良好の為、非常にキレイです。オイル交換をしていないクルマはスラッジ(黒いドロドロの物質)が溜まっています。オイルメンテが良くても、長くアイドリングを続ける環境にあるクルマは全体的に飴色(べっこう飴みたいな色)になります。



 タイミングベルトを外す前に、エンジン下部からのワンショット。一番上からカムシャフトプーリー、ウォーターポンププーリー、ベルトテンショナー、そしてクランクシャフトプーリーです。ちなみにクランクは写真で見て、反時計回りで回転します。



 触媒一体型エキゾーストマニホールド。触媒の暖気時間が早く、エンジン冷間時から排気ガスの浄化を開始できるという特長があります。



 いよいよヘッドが取り外されます。後はヘッドボルトを外すだけです。



 シリンダーヘッドが外れました。ピストンが4つ見えます。右(タイミングベルト側)から順に1番、2番、3番、4番シリンダーです。シリンダーの周りの溝はウォータージャケットで、冷却水が通ります。シリンダーのちょうど真ん中上部にある茶色い小さな穴はエンジンオイルの通路です。オイルポンプで汲み上げられたオイルはここを通ってシリンダーヘッドを潤滑します。長方形や楕円型の茶色い穴はヘッドの潤滑を終えたオイルがオイルパンに落ちて行く通路です。



 シリンダーヘッドアッセンブリーです。これをバラバラにしていきます。



 燃焼室です。大きい方が吸気バルブ、小さい方が排気バルブ。排気バルブの方が高温にさらされる為、白く焼けているのがわかります。奥にあるのはヘッドガスケットです。分解時は新品に交換します。



 カムシャフト。SOHCエンジンなので当然1本のみです。



 おむすび型のカムの頂上付近が摩擦の為にピカピカに光っているのがわかります。しかし交換が必要なほど磨耗しているわけではありません。カムプロフィールは一般的にバルブを早く開け、ゆっくり閉じるように作られます。ちなみに高回転用は尖ったカタチ、トルク型は丸いカタチをしています。ロゴはどちらかというと円形です。



 シリンダーヘッドのカムジャーナル(カムシャフトの軸受け)部です。カム同様、光っている所は摩擦を受けている部分です。良く見るとうっすらと線キズがあります。交換が必要なレベルでは全くありませんが、これだけオイルメンテがしっかりしているクルマでも油膜切れが起こりやすい部分なのです。「エンジン焼き付き」とは主にこの部分にオイルが回らなくなり、カムシャフトがジャーナル部と固着することです。ひどい時にはカムシャフトがネジ折れることがあります。



 外したバルブはこのように整理して保管します。アタリが付いている為、同じ部品が複数であっても、元あった所にまた組み付けるのが基本です。



 排気バルブのアップ。バルブステムの光っている部分がストロークしていた所です。排気ガスのススが溜まり、ステムがひとまわり太くなっているのがわかります。



 こちらは吸気バルブ。傘部分に黒くこびりついているのはカーボンです。カーボンが溜まるとバルブの重量が増え、バルブサージングの原因になります。自転車の世界ではカーボンは軽くて丈夫で重宝されますが、エンジンの中では邪魔者です(笑)。



 燃焼室。ススやカーボンが溜まっています。しかしハイオクガソリン使用車だった為、吸気ポートはとてもキレイです。レギュラーガスを使用していると赤茶色いヨゴレが付いているはずです。スパークプラグ(スプリットファイヤー製)がまだ取り付けられたままなのがわかります。



 ちょっと休憩・・・。



 ワイヤーブラシやサンドペーパー等を駆使して磨きます。



 バルブはこのようにエアドリルに装着します。このまま回転させ磨いていきます。もし曲がりがあればバルブが振れるので良くわかります。16本全てのバルブにおいて、曲がりはありませんでした。ていうか、普通に乗っていれば曲がることなんてまずありません。



 右2本が磨いたものです。さらに磨けばもっとピカピカになりますが、バルブ表面にはモリブデンコーティングが施されているので、それを全部剥ぎ取るのは良いやり方ではありません。



 バルブ全てを磨いたら、次はバルブシートの摺り合わせをやっていきます。このバルブコンパウンドを使います。滅多に使うものではないので、缶のデザインに昭和の香りを感じますが、中身には問題ありませんのでご心配なく。



 右のバルブシートが摺り合わせ後のものです。シルバーのツヤ消し状態になっている部分が研摩された部分です。



 同じく右のバルブが摺り合わせ後のもの。バルブとバルブシートの密着を良くするだけでなく、バルブの熱をスムーズにヘッドに逃がす効果があります。



 全てのバルブの摺り合わせ作業が終わりました。次はバルブをヘッドに組み付けていきます。



 バルブスプリングコンプレッサーという特殊工具を使います。丸い缶の中にたくさんある小さなものはバルブコッタです。



 スプリングコンプレッサーでバルブスプリングを圧縮し、バルブステム先端の溝にコッタを2つずつ入れます。この時小さなマイナスドライバーを使用しますが、すぐに磁気を帯び、コッタがくっついて作業がしにくいので、私は電気配線用のものを使います。手先の器用さが要求される作業です。



 バルブが取り付けられた状態。プラスチックハンマーで数回叩きコッタをなじませます。



 全てのバルブが取り付けられました。4気筒でも疲れるのにV型12気筒なんてどうなるのでしょうか・・・。



 次はバラバラにして灯油で洗浄しておいたロッカーアームを組み立てます。



 ロッカーアームのアップ。ロッカーアームシャフトが通る穴の内側に溝が掘られています。油膜を保持する為の工夫です。



 ロッカーアームが組み立てられました。それぞれのロッカーアームはスプリングにより外へ押し付けられているので、写真にある黒いボルトを抜くとバネの力でビヨ〜ンとバラバラになります。組み立てるにはコツが必要です。



 ロッカーアームアッセンブリーをヘッドに取り付け、このシックネスゲージでバルブクリアランスを調整します。



 このような感じで調整、測定します。地味な作業の割にはエンジンの調子に大きく関わってくるので重要な作業です。実は私はこの作業が苦手です(笑)。これが済んだらとりあえずヘッドオーバーホールは終了です。



 次はピストンの方の作業をします。



 その前にちょっと休憩・・・。



 シリンダー内壁に目立ったキズはありません。



 ピストンも燃焼室同様、ワイヤーブラシ等を使用して磨きます。矢印の刻印はその方向をタイミングベルトに向けて取り付けろというサインです。今回はピストンを分解することは無いので関係ありませんが。



 磨いたピストンに落書きをしておきました。私はエンジンオーバーホールをする度に、このようにピストンヘッドに自分にしかわからないサインをします。性能的に全く問題ありませんが、清滝は遅くなるかもしれません(笑)。



 新品のヘッドガスケット。3枚の金属のプレートが端にある銅のリベットで重ねられている構造です。



 新旧スパークプラグ。左のスプリットファイヤーから右のNGKイリジウムプラグに交換します。どちらもとても高価なプラグです。



 シリンダーブロックにシリンダーヘッドを乗せた状態。ここからは基本的に分解時と逆の手順で組み立てていきます。



 プラグコードも交換して、ハイ完成です。ラジエター液を補充しエンジンオイルを交換してイザ始動!何回やってもこの瞬間は緊張します。

 丸2日かけての作業を長々と紹介しました。ツーリングやレースなどのイベントで(よ)さんのロゴに乗る機会があったら、これらの小さな部品の寄せ集まりが全て正常に機能し、アナタを乗せて走っているということに想いを馳せてみて下さい。

闘え!ニモ!

 嫁が『ファインディングニモ』のDVDを買ってきた。普段セコビッチのくせに「子供の為に」などというカンムリをつけると結構ホイホイとお金を使う。私が「子供の為に」と言ってクルマを買おうとした時は却下したくせに。

 私は実はこの映画があまり好きではない。いや、映画そのものが嫌いなわけではない。フルCGの技術や映像の美しさ、子供にもわかりやすいストーリー等、ヒットすべくしてヒットした作品と言える。しかし、公開後の「カクレクマノミ飼育ブーム」にハラが立ったのだ。

 この映画を観たことのある方はご存知かと思うが、人間に捕まえられたニモ(カクレクマノミ)を父親のマーリンが探しに行くという親子の愛情ストーリー。物語の中には、水槽の中に閉じ込められた魚たちが力を合わせて脱走を計画するシーンもある。

 普通の感覚を持つ人が『ファインディングニモ』を観ると、多分「水槽に飼われている魚ってかわいそう・・・」となるはずである。感受性の強い子供の中には、自分の家で飼っている金魚や熱帯魚を逃がしてしまった子もいるんじゃないだろうか。だから私はあの映画がヒットした時、町の熱帯魚屋さんは商売上がったりになるのではないかと思っていたぐらいである。

 ところが!物語の意に反してカクレクマノミブームが巻き起こる。水族館ではカクレクマノミの水槽の前に行列ができ、海水魚を淡水魚にするワザ(詳しいことは知らない)がテレビで放送され、経営が心配されていた熱帯魚屋は繁盛し、店のショーウインドーには『ファインディングニモ』のポスターが貼られるという、矛盾だらけのワケがわからない状態になってしまった。

 沖縄の美ら海水族館に行った時、カクレクマノミの水槽の前で子供を連れた母親が、
 「ホラ!ニモだよ!かわいいね〜」と子供に話し掛けていた。
 「うわ〜、かわいい!ニモ欲しい〜!」と子供が言うと、
 「そうだね〜。パパに相談してみようか〜」とそのバカ親は言ったのである。

 お前らホンマに『ニモ』観たんか!?

 私の子供には、水槽にいるカクレクマノミを見て、「かわいそう」と言える子供に育ってもらいたい。


 そんなことを思いながら子供と3人で観ていたら、嫁が言った。
 「何コレ?ニモって全然闘ってないやん」と言う。なんと、『ファイティングニモ』だと思っていたそうである。

 ここにもひとり、バカ親がいました。

ジャングルジムの記憶

 久しぶりに回転木馬に顔を出した。モールトンの取り扱いを始めたということだったので、早く現物を見たいと思っていたのだが、なかなか行く機会が無くて今日になってしまった。

 やっぱりいいですね。モールトン。なんかあのトラスフレームを眺めているだけで結構楽しめてしまうというか、「自転車」という枠組みを越えて、「モールトン」という種類の乗り物という気がします(ん?どっかのコラムにも同じこと書いてたような・・・)。

 これはもしかしたら私だけかも知れないが、ああいう複雑に入り組んで溶接された鉄パイプに何かそそられるものがある。

 以前乗っていたオートバイ、ヤマハのSDR(ホントにいいバイクだった)もトラス構造のメッキフレームでしょっちゅうピカピカに磨いていた。

 天保山の観覧車も実は乗るよりも下から眺めている方が好きだ(高所恐怖症やないで〜)。

 赤川鉄橋を自転車で走るといつも何だかワクワクする。

 子供の頃、公園のジャングルジムの中心、つまり周りがすべて鉄パイプに囲まれた場所が大好きで、一日中そこに居座っていたことがある。現在のトラス構造好きはそれが原点なのかもしれない。

オーバーホール

 近々、(よ)さんのクルマのエンジンをオーバーホールする。オーバーホールと言ってもエンジンを下ろして完全分解するわけではなく、ヘッドのみのオーバーホールの予定。それでもカムシャフト、バルブ、シリンダーヘッド、ピストンヘッド部の点検清掃ができるので、エンジンパワーはかなり復活すると思われる。

 前回、ATの修理の際には一枚も写真を撮っていなかったので、今回は作業風景をデジカメに収めて行こうと思っている。普段の仕事では、作業を写真に撮りながらするっていうことは滅多に無い。しかし、お客さんに付きっきりで作業の一部始終を見てもらうわけにはいかないので、本当は写真に収めて後で見てもらうということが必要かもしれない。お客さんの中には自分のクルマのエンジンがどうなっているか見てみたい人もいるだろう。お客様満足度アップの為には少々の手間はかけなければいけない。

 写真を撮ったらここにアップする予定です。作業前と作業後の違いを写真で表現できたらいいなと思っています。ツーリングやレースなどで、人と自転車を(そしてたくさんの思い出を)運んでくれるLOGOちゃんの心臓部をオーバーホールするということは、ある意味みんなの自転車ライフが私のウデにかかっているということです。・・・そう考えると緊張するのでテキトーにやろうと思っています(笑)。

事実は小説よりも奇なり

 会社にある新聞の番組欄を見ながら、「今日はおもろいテレビなさそうやな〜。『笑いの金メダル』でも見ようかな〜」と考えていた。ところが自宅に帰ると、嫁が勝手に『冬の輪舞』というドラマの視聴予約をしていた。まあ別に『笑金』がどうしても見たかったワケでもないので、ただなんとなしにそのドラマを見ていた。

 昼間に放送されている連続ドラマの特別版で、いままで連載されたドラマのその後・・・、というストーリー展開のようだが、実はほとんどがこれまでのあらすじを2時間にまとめているだけという、『白い巨塔特別版』や『救命病棟24時特別版』でも散々使われた手法である。

 しかし昼のドラマを見ていなかった私にはかえってそれが良かったのかもしれない。「ドロドロやで」とか「ツッコミ所満載やで」とか言う前評判は聞いていたが、まさかこれほどまでとは!ドラマが終わったら寝ようと思っていたが、あまりの感動(?)にいてもたってもいられず、このようにキーボードを叩くに至っている。

 これ以後は『冬の輪舞』を見た方だけにしかわからない文章となる。私はこのような「関係無い人は仲間はずれ」的な文の書き方は本来好きではないが、そうせずにはいられないほどオモシロドラマだったのである。ご了承いただきたい。

 コラー!百合ー!神父に愛を誓うかどうか訊ねられ「私、誓いません!」って!新郎の立場はどないすんねーん!

 コラー!しのぶと千鶴子ー!教会で式挙げてる時に急に土下座すんなー!みんな引いてるやないかー!

 コラー!千鶴子の親父ー!「百合に・・・」って渡した千円札、クシャクシャすぎるやろー!サイズ小さめのジーパンのポケットに入れて100回スクワットしてもそこまでクシャクシャにはなれへんぞー!

 こらー!神父ー!お前2時間も土下座してしゃべりまくってるしのぶと千鶴子をボケーっと見すぎじゃー!滞りなく式を進めんかーい!

 コラー!しのぶと千鶴子ー!お前ら最後キスしてたんちゃうかー!?「したらオモロイなー」とは思ってたけどホンマにするかー!大体お前らオトコ運なさすぎなんじゃー!下半身でモノ考えすぎやぞー!

 コラー!『笑金』よりオモロかったぞー!

策士、策に溺れた

 昨日の水曜日はオフだったので、少し遅い母の日のお祝いをしようと、私の母と嫁のお母さんを連れて寿司屋でご馳走してあげた。

 しかし私にとって、母の日だろうと寿司屋だろうとどうでも良く、とりあえず5人以上を1台のクルマに乗せるチャンスを作りたかっただけだ。

 そう、オデッセイ購入計画第二段階の決行である。

 前々日から社長に頼み込んで借りたデモカーのオデッセイを乗って帰り、私と嫁と子供と母2人の5人を一度に寿司屋へ運び、私は早々に酒を飲んで酔っ払い、嫁に運転させて「意外と運転しやすいな〜」とか「リヤカメラついてて後ろ見やすいやん」とか「上り坂が速いな〜」とか「やっぱり広いクルマっていいな〜」とか「オデッセイ買おか」とか言わせるという壮大な計画。

 この計画を成功させないと、寿司代にかかる初期投資がムダになるだけでなく、これ以降に続く第三段階、つまり見積もり段階まで進むことは不可能になってしまう。何としてでも成功させなければ!


 しかし、計画は思い通りに進展しない。

 ・・・どのように思い通りにコトが進まなかったのかを書いていたのだけど、だんだんハラが立ってきて書くのをやめました。

 とにかくわかっていることは、策士が策に溺れたということだけです。