ミッドナイトエンデューロレポート

 皆様お疲れ様でした。チーム4組ソロ2組中、3組が入賞するという快挙。しかもイノウエさんは「なんか目立ってたで賞」的特別賞をもらい、なんだかんだと面白かったイベントでした。

 細かいことはぼちぼち書いていきますが、今のところ書き留めておきたいことをいくつか。

・入場したら右手にあるトンネルをくぐるとパドック前に出て来て、荷物の積みおろしがカナリ楽。
・一番端のピットは車椅子専用なので、早くに行って陣取っても追い出される。
・S字フックを持って来てたら荷物を引っ掛けられるのでスペースが広く取れる。
・基本は3周交代で平均タイムは1周6〜7分だったが、4〜5周連続で6分半ぐらいのタイムを維持出来ないと3位以内には入れない。
・去年より出場者数が少なくて集団が形成されにくかった。来年はサポートに徹する人員を2人ほど10時間ソロにエントリーさせておいて、必要な時(ゲートが閉まるから早く帰って来ないといけない時や本気で順位を上げようとする時)に出動させるのもいいかも。
・UNIさんとこの差し入れが有り難かった。あれがなかったら完全にハンガーノック。来年もお願いします(笑)。

 まあとにかく、事故やケガもなく楽しいイベントになりました。また来年も楽しみましょう!

ぼくのおとうさん その2

 ぼくのおとうさんは、いまハヤリのブロガーです。

 ブログでいろんなことをかくのがたのしいみたいなのですが、8がつ14にちのぼくの2かいめのたんじょうびのことをかくのをわすれているようです。

 だからボクがかきます。

 おじいちゃんとおばあちゃんとおばさんに、おいわいのおかねをもらいました。おとうさんが「オレがあずかっとく」といったら、おかあさんに「あかん」といわれていました。おとうさんのざんねんそうなかおをみると、けっこうなきんがくをもらったようです。

 といざらすで、おとうさんのともだちのナカノくんに、カーズのおもちゃをかってもらいました。ナカノくんはかのじょがいません。なかなかおとこまえなのですが、かのじょができないりゆうをボクはしっています。それはボクとおなじカーズのおもちゃをじぶんようにもういちだいかったからです。「おたく」っていうしゅるいのひとです。

 ケーキをたべました。ろうそくはたったの2ほんですが、とてもうれしかったです。

 そういえば、ふつかまえの12にちは、おとうさんのたんじょうびでしたが、ゆかたをきてどこかにいきました。「きょうはオレのたんじょうびやから、きっとみんながサプライズでケーキかなんかをよういしてくれてるハズや」といいながらでていきましたが、それについてのハナシをまったくきかないので、さらっとながされたようです。

 なんかともだちみたいなおとうさんですが、そんなおとうさんがだいすきです。

モード切り替えスイッチ不良

 先日の六甲山アタックのおかげで、なんとか浴衣モードから抜け出しレースモードに切り替えることが出来た。盆休み中は酒びたりだったがレースまでは禁酒。今なにかとウワサのカーボローディングとやらで食事は炭水化物メイン。我ながらナカナカのモンである。

 ところがもう一つのモード切り替えをするのを忘れた。「仕事モード」。

 今日から通常通りで仕事が始まったのだが、ココロもカラダも切り替えが遅れた。しかも盆明けということでお客さんが多い。仕事が上手に捗らず、てんてこ舞いのきりきり舞いである。

 「浴衣モード→仕事モード→レースモード」が正しい社会人のモード切り替えであるにも関わらず、思いっきり仕事モードをトバしてしまった。「浴衣モード→?→レースモード」。タダのプータローである。

 今日から仕事の方、上手に切り替え出来ましたか〜?

免許は更新

 運転免許の更新に行って来た。

 クルマで行ったら駐車場が空いてなかったりするので自転車で。だけど試験場の中をクリート付きのシューズでウロウロするのもイヤなのでフツーのスニーカー、写真撮影があるのに木馬ジャージってのもアレなのでカッターシャツにジーンズ。髪がバラバラになってもナンなのでヘルメットも無し。まあその辺のノンサイクリストがしてるようなカッコでロードに乗り、清滝越えをした。

 案外フツーの靴でも登れるもんである。カッターにジーンズってのが動きを妨げるのと暑いのとで、タイム更新とはいかないが、ビンディングペダル(TIME製)をスニーカーで踏んでもあまり違和感は無かった。今思えば、むしろペダルを踏む足の位置を自由に変えれるので心なしかラクだったような気もする。

 言い替えれば、クリートの位置調整が完璧ではないということと、回すペダリングではなく踏むペダリングになっているということだろうか。これだけローディーを気取ってきたクセに、フラットペダルでもタイムはそんなに変わらないだなんてちょっとカッコ悪い。早急に修正するつもり。


 ハナシは変わるが、箕面モンキーズと清滝アタッカーズの定例バトル「清滝の乱」の日が仮決定。

 10月1日(日)!

 まあ我ら清滝アタッカーズのホームでもあるので、箕面サル軍団に負けることはないと思うが、トラはウサギを仕留めるにも全力を出すという。つまりは、アタッカーズメンバーは全員「自己ベストタイムを更新」しないといけないということ。まっさん、n原くん、kもっちゃん、私の4人は同時スタートし、お互いを意識し合う「相乗効果」でベストを狙うことにする。

 10月1日と2日は連休を取って引っ越しの予定なので嫁の機嫌が気になる所ではあるが、夢の9分台の為にヤル是ィヨロシク!!

六甲山アタックは鉄の意志で

 イノウエさんも自身のブログで語っている通り、いつまでも浴衣気分で萌えてる場合ではない。今度の土日は岡山国際サーキットでのミッドナイトエンデューロ10時間耐久レースである。清滝アタッカーズの隊長として、いち早くレースモードに切り替え、関西のクライマーなら一度は登らなければモグリとの噂で有名(?)な六甲山を、阪急逆瀬川駅から山頂下の一軒茶屋まで、ヒルクライムTTをして来た。

 初挑戦ということもあり、前日に高校時代の友人ナカノをムリヤリ誘い出し、クルマで下見に行くという念の入れよう。ところがウワサ以上に斜度がキツく、距離がめちゃくちゃ長い。ナカノは「お前これホンマに登るんか?」とか言い出すし、早くも鉄の意志が折り曲げられそうである。

 それでもなんとか朝の4時に起床し、4時40分に実家を出発。
 市内をチョコチョコと走り毛馬橋から淀川南岸を2号線まで。
 2号線を武庫大橋まで走り武庫川沿い左岸の自転車道を北上。
 仁川駅方面には行かず新明和工業の前を北上。
 宝塚市役所近辺のコンビニで赤飯のおにぎり補給。
 チョコチョコ走って逆瀬川駅スタート地点。6時10分。

 そこからの坂道はトンデモナイ坂道であった。10km/h以下に落ちる箇所が何箇所もあり、ヘタに漕いだらフロントタイヤが浮き上がりそうになる。「足付いたら死ぬ」の鉄の意志が何度も折れそうになる。しかしここは「アノ」六甲山である。ここを攻略すれば胸を張ってクライマーを名乗ることができる。もうタイムアタック中だということも忘れて完走目指して漕ぎ続けた。

 山頂に近付くにつれて明らかに涼しくなってくる。木々の間から見える下界の景色は自分がハンパではない標高にいることを教えてくれる。

 後半、トンネルをくぐって少し斜度が緩くなってきた。ひとつずつギヤを上げて速度を上げていく。なんやまだ余裕あるやん。最後の直線はスパートをかけた。ゴール地点には見知らぬローディーがいた。挨拶だけが精一杯だった。しかし頑張った!なんとかレースモードに切り替えられたかな?

 タイムは54分35秒。ショボッ!次は清滝アタッカーズ全員でリベンジじゃ!

 二度と来るかボケ〜〜!

浴衣萌え

 ファッションのことについては全くダメなので、他人の服装や髪型をどうこう言える立場でもなのだが、「なんちゃってエビちゃん」なんかを街で見かけると、「お前はアカンやろ〜」ぐらいのことは思う。ファッションなんてある意味自己満足だから、どんな格好をしようと個人の自由なのだけど、それが似合うか似合わないかぐらいは客観的に自分の姿を見て良く考えて頂きたい。ファッションのことに関して無知の私がそう言うのだから、ちょっと詳しい人から言わせれば「目ェも当てられへん」ぐらいに思われている人もたくさんいるだろう。


 さて、先日市内某所で行われた「浴衣パーティー」は大成功に終わった。

 浴衣見たさのスケベゴコロ満載のおっさんが主催した飲み会であるにも関わらず、集まってくれた女性のほとんどがマジメに浴衣を着て来てくれて、さらには「久しぶりに浴衣が着たかった」「こんなことが無い限り着る機会が無い」「とっても楽しかった」などという、主催者側としてはこれ以上無い嬉しい感想を多数頂いた。

 普段自転車メインで会う仲間だから、浴衣で一同に会することがとても新鮮で斬新であった。

 私は思う。

日本人は浴衣や!

 日本人は洋服なんぞ似合わないのである。それはもうずっと昔から決まっていて、浴衣や着物などの和服は日本人が似合うように作られているのである。ていうか日本人は和服が似合うように遺伝子レベルで設定されているのである。

 「ついつい誰にでも『かわいいやん!』とか『似合ってるやん!』って言うてしまう。普段はこんなこと言えへんのに」これはまっさん談。まさにその通りである。私も何度か「コンパ」と呼ばれる場にお邪魔したことがあるが、「お持ち帰り」してやろうとロックオンしてる女の子以外に「かわいいね」なんて言ったことが無い。しかしあの場は違った。気が付けばサエキまでにも言葉のラブシャワーを浴びせかけていた。

 それは男性でももちろん同じことが言える。

 今回は男性の浴衣率が非常に少なかったのが残念だが、私は家から浴衣で電車に乗って行った。電車に乗ることすら久しぶりなのに、ましてや浴衣を着て下駄をカランコロン言わせながら一人で電車に乗ることにどれだけ抵抗があったか!ところがしばらくすると、周りの注目が心地良くなってきて、背筋なんかもピーンと伸びるし、表情も心なしかキリっとするし、男気がアップした気分だった。

 似合わない洋服を流行ってるからという理由だけでムリに着ることなんてしなくていいと思う。エビちゃんファッションはエビちゃんだけにさせておけばいいのだ。チョイ悪オヤジなんてイタリア人かぶれのことを日本のおっさんがしてもダメなのである。

 今日のデートは何を着て行こうと悩んだ時は、その選択肢の中に和服を入れることを心よりオススメする。

反応を見て楽しむ

 会社には駐輪場なんて無いから(クルマ屋だから当然と言えば当然)、自転車通勤しても壁に立て掛けておくぐらいのもので、特に自分専用のスタンドなんかを設置しているわけでもない。私がいつも自転車を立て掛けておく壁はお客様駐車場のすぐ隣なので、お客さんがクルマから降りた時に目に付く所にある。

 当店に来るお客さんは、クルマを購入に来たり修理に来たりと、クルマに関する用事がほとんどなので、クルマから降りた際に私の自転車が目に止まっても特に何の反応も示さない。それでも昨今のスポーツ自転車ブームのお陰でサイクリストが増えたせいか、中には私の自転車を見て「おっ」と反応する人もいないことは無い。

 そんな反応を観察していると、その人の「自転車レベル」がわかるから面白い。

「あっ自転車や。うわっ、タイヤ細っ!」 こんな人は5段階で星1つ。初心者。
「持たせてもらっていいですか?軽っ!」 星2つ。自転車雑誌を買った経験有り。
「高そうやなあ。ココの部分カーボンやんか」 星3つ。MTBを所有している確率高し。
「月に何キロぐらい走るんですか?」 星4つ。ローディーの可能性有り。
「アルテですか。次はデュラですね」 星5つ。完全にロードマニア。ていうかそんな人に会ったことない。

 私もブログを書くようになってから自転車友達が物凄く増えたけど、初対面の人の自転車を見てどんな反応をしてるだろう。一応イッチョコマエのローディーを気取っているので、ヒトの自転車を持ち上げて重さを確認したり、フレームをコンコンと叩いて音を聞いたりはしていないつもりなんだけど・・・。「美しいパイプワークですね〜」ってのもオタクっぽくてイヤだな。

 どんな反応をすれば絶妙なんでしょう?

盆休み

 いよいよ明日から盆休みである。私の予定をここに書いておくから、追っかけの方は参考にして頂きたい(おらんちゅーの)。

12日(土)・・・午前中に実家に帰り浴衣最終調整。晩から浴衣パーティー。
13日(日)・・・未定。もしかしたら浴衣のまま見知らぬ女性と見知らぬ場所で目を覚ますかもしれない(妄)。
14日(月)・・・宗一郎2回目の誕生日。こころ御食い初め。
15日(火)・・・単独高野山攻略ツーリング。
16日(水)・・・運転免許更新。
17日(木)・・・通常に戻る。

 言うまでも無く、今年の盆休み最大のイベントは明日の浴衣パーティー。皆さんも楽しみにしておられるようだが、私の「楽しみにしてるっぷり」はハンパでは無い。きっと今夜はウキウキして眠れないだろう。遠足前夜の小学生並みである。

 明日だけ独身になります。ひと夏のアバンチュールです。ィヨロシク!

落車はやっぱり痛い

 今日、仕事が終わってから機嫌良く阪奈道路を自転車で走っていたら、突然右後ろから何かがぶつかった。「なんや!」と思ったその瞬間、原チャリが私の目の前でドンガラガッシャンとひっくり返って、若い男子がズザザザーっと滑って行った。

 一瞬何が起こったのか理解出来なかったが、とりあえず自分のカラダと自転車を確認。全く無傷でどこも痛い所は無い。びっくりしてフラフラっとはしたものの、私はコケてもいない。

 恐らく、ボケーっと走っていたら目の前に自転車がいて、避けようと思ったがギリギリで避けきれずバランスを崩して転倒、といったところだろうか。

 私「ドコ見て走っとんねん!」
 彼「すっ、すいません!」
 私「ていうかキミ、大丈夫か?」

全身傷だらけ&血だらけである。

 彼「だ・・・大丈夫ッス」
 私「救急車呼ぼか?」
 彼「イヤ、大丈夫ッス」

そう言って腕を曲げたり伸ばしたりしていた。折れては無さそうだけど・・・キミ、ヒジの擦りむいたとこ、ホネっぽいの見えてるよ・・・。

 私「キミ、サンダル片方ドコ行ったんや」
 彼「ドコに行ったんでしょう。もう・・・いらないです」
 私「イヤイヤ(笑)そう遠くへは行ってないやろ。ホラあったあった」
 彼「ありがとうございます・・・」

タンクトップに短パン、サンダル履きでバイクに乗ってはイケナイ。再認識。

 私「気ィ付けて走りやー」
 彼「ハイ。自転車大丈夫ッスか?」
 私「オウ、大丈夫や」
 彼「ホンマどうもすいませんでした!」

そう言い残し、彼はフラフラと走り去って行った。

 なんか数分の出来事だったが、つい先程「落車ネタ」を書いたところである。あまりの偶然にちょっと恐さを感じながら、落車の神様に取り憑かれないようにゆっくり帰宅した。

 イノウエさんが短い自由時間を利用して妙見まで走りに行ったそうですが、無事帰れたのでしょうか・・・。ちょっと気になります。

さらっと落車

 ギャンブルは全くやらないのでそれらのテレビ番組はもちろん観ないのだけど、テレビをつけたら競輪中継の放送をやっていたので「自転車つながり」ということもあって何気にそのレースを観ていた。

 しばらくレース展開を見守っていたら、ゴール手前で数人の選手が絡んで落車した。ペダルと足が離れずに自転車と一緒に何回転もする者、自転車ごとキレイに前転している者、上手くその場を切り抜けた者、担架で運ばれる者・・・。いつ見ても自転車レースの集団落車はヒサンである。私も以前けいはんなクリテに出場した際、目の前で集団落車が発生した。物凄い音と共に自転車や人間が宙を舞い、この世のものとは思えない映像だった(大袈裟?)。

 今回のレースもテレビ越しではあるがその時の状況を思い出させるには十分。だけどそれらを観ていて少し気になったのは、実況アナウンサーの「サラっと流しよう」である。

 まあ落車を実況しているわけではなく、レース結果をいち早く伝えないといけない立場なので仕方が無いかもしれないが、何度もスローで流れるゴールシーンの後ろでは結構な台数の自転車が散乱しているのに実況者どころか解説者(おそらく自転車競技経験者)も「落車が発生しましたね〜」ぐらいのさらさら感である。

 自転車の落車って、競輪の実況だけでなくいろんな場面において、結構「お間抜けアクシデント」みたいな感覚で扱われることが多いような気がする。

 名前は忘れたけど、どこかのメーカーのスポーツドリンクのCMで、スポーツ中のイタイ映像が流れるやつがある。それにも自転車レースの集団落車シーンがあるのだけど、あれも完全に「おもしろビデオ扱い」である。それに比べてクルマやオートバイのレースでのクラッシュ映像は「決定的瞬間扱い」。

 気に入らねー!めっさ痛いねんぞー!

 カラダも財布も・・・。