めんどくさ美学

 やっすいチューブラーにしてから数日が経って一番喜んでいることは、毎朝エアを補充しなくてもいいこと。前に使ってたやつはチューブが薄いのか一晩でエアが抜けてしまうから、毎朝子供たちが寝てるのに「パシュッ!」と大きな音を立ててエア調整しないといけない。
 
 しかも朝と晩でも当然空気圧が変わるから、帰宅時は少々頼りないタイヤで清滝を下ることになる。まあ低圧は低圧で乗り心地が良かったり安心感があったり良い部分も一杯あるのだが。
 
 しかしよく考えたらフツーの自転車って毎朝タイヤに空気を入れる必要なんてなく、私は毎朝当然のことのようにやっていたけど、今こういう状態になって「ああこれがフツーやんな・・・・」と思う。
 
 「使いにくいもの」とか「めんどくさいもの」をガマンして普段使いすることにはちょっとカッコ良さなんかが含まれていて、クルマなんかでもATの方が断然使いやすいし速いし燃費もいいのに、わざわざMTを使い続ける人がいる。その気持ちはワカランでもないので別にいいのだが、そんなコダワリを持ってる人でもタマにATに乗ったら、口には出さずとも「やっぱATはラクやなあ」と思うハズである。
 
 ロードバイクばっかり乗ってる我々なんか良い例で、タマにママチャリに乗ったりするとその使い勝手の良さにカルク感動したりする。安定してるし荷物乗るしスタンド付いてるし!
 
 そう考えると、普段「思い通りにいかんの~」とブツブツ言いながらもヨメとして認めて共同生活を続けていくということは、それはそれで「めんどくさ美学」の中に含まれるのであろうか。ママチャリみたいな便利なヨメはツマランのか。コルナゴみたいにトンがってるヨメもカナワンけど。

健康診断

 会社の健康診断があった。バリウムが大嫌いなので(まあ好きってヒトもあんまりおらんが)毎年この時期になると憂鬱になる。今年はゲップがガマンできずに発泡剤を2発も飲まされるハメに。タマラン。ていうかバリウム入ってる紙コップってなんであんなに重いねん。持った瞬間飲める気がしない。
 
 とにかくなんとか健診を終え、バリウム排出の方も滞り無く行われたのだが、排出された白い物体を見ていると、やっぱり人間の体は上の穴から下の穴まで確実に繋がっているんだなあと感じる。バリウムが腸の中を巡り巡ってすっきりキレイに掃除してくれたかのようで、にっくきバリウムもこの時ばかりはちょっとエライと思ってしまう。
 
 昔の胃の検診バリウムはもっと飲みにくかったそうな。今でこそ少しストロベリーフレーバーではあるが、当時は味なんて何も無く、もっと大量に飲まされたそうである。未来の健康診断はバリウムなんて飲まずに胃カメラになるのかな。それもイヤやな。
 
 別にオチもなんもないけど、健康がイチバンですなあ、というハナシです。

4

これで頑張る

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 オキナワ組のレポートを読んでいたら、なんで去年「もうオキナワはええかな」なんてカッコつけたこと言うて今年のオキナワに向けて仕事や家庭や練習を頑張らなかったのだろうかと思う。オキナワに行こうと思ったら確かにしんどいこと満載である。しかしそれを乗り越えるためにいろいろ努力するからこそ素晴らしいのだ。行けるか行けないかはそら来年のことなのでわからん。だけど行けること前提に頑張ることはアホらしいことではない。来年は行くことを前提に努力していきたい。
 
 で、ここ最近自転車通勤を頑張っているワケだが、決戦もせんのにいつまでも決戦用チューブラーを貼っていてもアレなので、安価な練習用チューブラーの10本セットを購入し、昨夜貼り替えた。
 
 高価なタイヤに比べたら細かい振動がコツコツとあるけど、まあそんな細かいことはどうでもヨイ。乗って乗って乗りまくるためにはまずは安さ。少しでもランニングコストを下げなければ。残高が減ってくるとモチベーションまで下がってくる。
 
 今まではサイドまでブラックだったので精悍なイメージだったが、今度はベージュになったのでレトロな雰囲気である。ディープリムにはちょっと似合わんかな?とにかくコレで頑張るわ。

7

ランナーズハイ

 先日の肉練で、ハーフサブ90分を目指しているバイクもランも速いカワマタさんに胸の内を明かしてみた。
 
 「走っててもなんもオモロない」と。
 
 正直、ランニングしてても、「わ~~キモチイイ~」なんて思ったことがない。いつも「ああしんどいの~」と思いながら走っているので全然おもしろくない。走り始めの2~3kmなんか、いつ引き返そうかとUターンするタイミングを探しているぐらいである。
 
 10kmなら10km、20kmなら20km、走り終えた後の達成感はある。だけど走ってる最中の所謂ランナーズハイみたいな状態にはなったことがない。自転車はある。なんだか叫びたくなるぐらい気持ちが高揚するときがある。でもランではない。そのうちそんなこともあるのだろうか。
 
 「もっとゆっくり走ったらええねん」と教えてくれたので、昨日はちょっとペースを落として走ってみた。だけどこのペースだと大阪ハーフ完走ギリギリである。少しでもそのペースから遅れると足切り。なんか怖い。
 
 「とっとと速くなりたい」というジブンもいてるし、
 「何を焦ってるねん」というジブンもいてる。
 
 本番までには意識を変えることができるだろうか。楽しく走りたい。

プロフェッショナル

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 マイケルジャクソンの『THIS IS IT』を観てきた。前日に下の子も熱を出したので結局独りで。でも独りで大正解。集中して観ることができた。
 
 

 で、感想なんですが。。。。

 

 いろいろと書いてはボツにして、感情の赴くままに書き出したのを組み合わせて・・・という作業をしてたけど、なんかうまいこといかないので、やめました(笑)。やっぱり感想文って書くの苦手。

 

 近年観た映画の中で一番感動しました。冒頭からイキナリ泣かせてくれます。

 

 私も人を感動させることができるぐらいのプロフェッショナルになろうと思いました。

月間走行距離

 最近いろんなトコで「月間走行距離○○km走りました」というのを見かけるので、ジブンもちょっと計算してみた。
 
 10月・・・・RUN:66km、BIKE:579km 
 少な!月間2000km走る屈強なアニキもいてるのに。
 
 ちなみに9月・・・・RUN:なし、BIKE:826km
 富士山1周とヤビツの乱含む。通勤13日しかしてへんし。これでは遅なるわな。
 
 11月はRUNとBIKE合わせて1000kmぐらいはイクつもり。相変わらず目標低い。

THIS IS IT

 上の子がインフルエンザになってしまい、下の子は実家に避難中。非難とはいえ実家にいつまでも閉じこもりっきりもアカンので、明日の休みは一日中遊んでやるつもり。
 
 下の子はマイケルジャクソンが好きで、最近は「フィーラー!フィーラー!(スリラー)」と叫びながら踊り出すようになってきたので、今話題の『マイケルジャクソン THIS IS IT』に連れて行ってやろうと思っている。
 
 しかしウチの子は落ち着きがない。以前にシンケンジャーを観に行ったときは最後までじっとしてなくて、ウロウロと動き回ってた。シンケンジャーでコレやから、明日のMJはどうなるねん。しかも字幕・・・・。
 
 寝てくれへんかな・・・・。

2

これでよかった

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 ツールドフランスで日本人が活躍してからというもの、街でロードバイクを見かける機会が増えた気がする。いや絶対増えてる。プロのレースっていろいろあるけど、やっぱツールドフランスは別格やなあと感心する今日この頃。
 
 それに伴って(かどうかわからんけど)、会社にケルビム号を立てかけてたら、「ほほう・・・・」と興味深く眺めるお客さんが多くなった。もちろん悪い気はしない。むしろちょっと嬉しい。よさゲなお客さんならばこっちから「自転車にご興味が?」と話しかけたりする。
 
 皆さんそれぞれ自転車の知識とか経験とかバラバラやけど、やっぱケルビム号が醸し出す独特の佇まいというかオーラというかを感じ取ってくれるのだろう。俺はそう思ってる(←亀田三兄弟のオトンのブログからパクリ)。
 
 最近増えた街を行くロードバイクって、ハデな色使いでオシャレなシングルギヤのヤツとか、強烈なインパクトの外車とかいろいろ走ってて、どれもこれもカッコエエ。でも、古いロードに乗ってるおじいさんとかもやっぱりカッコ良くて、「流行る前からコレ一台で走ってます」って雰囲気が素晴らしい。
 
 ランエボとかGTRとかフェラーリが走ってきたら「おおっ!」と思って振り返ってしまうけど、ブルーバードとかサニーとかマルニとか走ってきても「おおっ!」と思う。ただ古臭いだけじゃなくて、何か一品だけ最新のモノやコダワリのモノが付いてたりするとさらに「おおおっ!」である。ハヤシレーシングのホイールとか。
 
 ケルビム号を眺めてくれてるヒトも、どれがなにで、これがあれで・・・・とか、そういうパーツのアレコレがわからんでも、なんかそういう雰囲気を感じてくれてるとしたら物凄い嬉しいなあ。 
 
 クロモリフレームやけど、デダのステムとハンドルはごっつい気に入ってます。

4

肉練レポート

 いろんな意味でしんどかった“肉練”。「もう若くない」ということをハッキリと悟った練習であった。
 
 とりあえず時系列に。
 
 朝は5時20分起床。5時40分家出。記念すべき第1回目の肉練ということで、まずは関目の吉野家で並と卵をイッとく。
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 しかしこの時点ですでに“しんどい”。あれ?吉牛の並ぐらい屁ェのハズやのに・・・・。とにかく思わぬ時間を要しながら完食し、ダッシュで十三峠へ。7時ちょっと過ぎに大竹7に到着。すでにカワマタさんが待っておられた。
 
 しっかし、1日1万PV(ウソ)の我がブログで参加者を募ったワリには誰も来ていない。肉食系男子はもはや絶滅危惧種なのか。
 
 気を取り直して十三峠を登り始める。しばらくブリのカワマタさんは顔が心なしか丸くなっておられ、十三峠もワタクシと一緒のペースで登っておる。談笑しながらとはいえ、ヒトが堕ちるのは早い・・・・。
 
 23分という脅威のタイムで登頂!
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↑ギヤをよく見よ!アウタートップだぜ!さすが肉練。
 
 十三峠を天理方面へ下り、市街地をクネクネと抜け天理ダムへ。へろへろと登り、1年越しの夢が今日叶った。
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↑ダムカードGET!
 
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↑天理ダムを下から。
 
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↑天理ダム上から。天理ダムはダム上の道路が国道であるという全国的にも珍しいダムです。ダムはィイ。ついつい巨大建造物に萌えてしまうジブンがいる。
 
 天理ダムを過ぎたら登り。結構長くてキツイ登りが続く。しかしそこは肉食系男子。談笑しながらのんびり登る。
 
 登りきったら、福住~針~柳生~笠置と快調に飛ばして距離を稼ぐ。途中、蜂が顔に飛んできて右のチャリ毛の辺りを刺されるが、大した症状でもないのでここではスルーする。森の中を抜け、郡山市街地を抜け、いよいよ肉練本番である。ココまで100kmを走ってきてこのメニューはキツイ!!
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↑チキンカツ定食大。昼時だったのでお客さんが多く、カナリ恥ずかしかった。とにかくデカイ!並でエエと言ったのに、ここまで来てそれは恥やでとカワマタさんに言われ大に。
 
 当然の事ながら完食はムリ。無料で頂けるパックに食べ残しのカツをガンガンに詰めるが入りきらない。「もう一つパックもらえますか?」と聞くと「パックはお一人様一つまでです」と言われ愕然となる。サコッシュ持って来て良かった。
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↑惨敗。
 
 そこからは腹が苦しすぎてヘロヘロの最短距離で帰路へ。ハンガーノックの逆なんて初体験である。
 
 14時半に帰宅。140kmぐらい。
 
 肉練、しんど楽しかった!休みを取ってくれたカワマタさんに感謝!
 
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6

肉食系練習

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 チマタではパン練とかいう草食系練習が流行っているようだが、明日はカワマタさんとチキンカツを食べに行くという、肉食系男子の肉練である。
 
 ガツガツ食いまくって走りまくっているところをレポートし、既に自転車を梱包してしまって練習したいけど出来ないオキナワ組の面々をムラムラさせてみたい。
 
 オキナワ不参加で、水曜休みの肉食系のアナタ!
 
 大竹セブンに朝7時集合だ!