今日は風がものすごい強い。雨も降ったりやんだりややこしいので無理せずクルマ通勤。清滝ではかなり強い追い風だったのでアタックしてみたいと思った。でもまあそんないいタイムは出なかったやろうな。今朝はカラダが重い。
明日は休み。なんとか午前中に乗りたいが午後から用事があるので近場しか行けないやろな。今は淡々と長距離乗りたい気分なんだがまあ仕方ない。かっこええおじいちゃんローディーになるための準備活動だと思って頑張る。まだまだ人生は長い。焦って乗らんでもな。
憧れ
先日の回転木馬淡路島一周にはなんと最高齢75歳の方がいらっしゃった。4人グループで参加されており、その他のお三方も60歳オーバーというご高齢。にもかかわらずしっかりと完走されていたし、ヘルメットとウェアをキレイに着こなし、フォームだってその辺のパチモンローディーなんかよりずっと美しい。
イベントの最後に松帆の郷でお風呂に入るのだが、申し訳ないけどやはり裸姿はどこの銭湯にでもいる弱々しいおじいちゃんである。しかしそのおじいちゃんが一度ウェアをキメてロードバイクに跨ると、どこからどうみても若々しいローディーに変身するのだ。
これを「かっこええ~~」と思わずして男をやってられるかと言いたい。まさに私が憧れる男の最終到達地点がそこである。ああいう男になれるのなら、めんどくさい家事、やかましい育児、しんどい仕事、そして先の見えない住宅ローンにも耐えてやろうではないかと気持ちが発奮するのだ。きっとあの人達もそれらのしんどさに耐えてきたのだろうし、耐えたからこそ「かっこええ~~」と感じるのである。
もう一つ特筆したいのは、乗っておられるバイクがランドナーとかWレバーとか所謂“旧車”とかいう部類のものではなく、パリッパリの決戦仕様フルカーボンなのだ。これがまたかっこええではないか。若者が旧車に乗る例など、使う“者”と使う“物”の年代のギャップをお洒落と捉える種類のかっこよさというものではなく、本当にそれが似合っているというかっこよさがあった。
持ち前の人見知りな性格がフル稼働してしまってロクにお話しもできなかったが、また機会があればロードバイクと人生についてご教授頂きたいと思う。
電気走った
正直言ってコルナゴのTTバイクは、TREKやBMCなどのバイクに比べていつまでもデザインがもっさいなあと思ってた。それがコルナゴの古き良きを大切にする“お得意の”思想と言ってしまえばそれまでだが、かっこ良さを一番で選ぶホビーレーサーなコルナゴ信者としては残念であると同時に、そのお陰でTTバイクへの食指が動かなかったのも事実。
ところが発表された新型TTバイクがこれだ。TREKやBMCに負けず劣らずカッチョエエではないか。Fフォーク一体のブレーキとかトップチューブからステムまで一直線なところとか、詳しくはわからんけどDi2のバッテリが内蔵されてしまいそうなところとか。いっぺんに欲しくなってしまったのは言うまでもない。で、欲しくなったらどうするか。コルナゴ貯金の再開である。
C59を買う金額に達するまでに5年を要したので、おそらくまた5年ほどかかるだろう。むう、長い…。宝くじ当たれ!
3月22日(木)…晴れ。通勤往復。阪奈頂上7℃。春物で出発したが寒かった。
淡路島一周
回転木馬イベントの淡路島一周に参加してきた。少々気温は低かったが、概ね晴れて風もほとんど無かった。淡路島イベントでは雨が降ったり風が吹いたりどうも良い印象がなかったのだが、近年で走った淡路島のイベントでは一番良いコンディションだったのではないだろうか。
回転木馬では初心者や女性のお客さんが多いので、どうしてものんびりペースになってしまうのだが、2通り用意されたコース設定や、店長の段取りと進行の素晴らしさのお陰で、懸念していた「準備遅すぎ」や「休憩長すぎ」などが適度に短縮され、ストレスを感じること無く楽しむことが出来た。本当にどうもありがとうございました。
走りの方もなかなか好調だった。特に120kmを超えた辺りから急に調子が良くなり、平坦からの短い登りであるとか、グイッと曲がった先に突如現れる上り坂にも心折れる事無く対応できた。心拍計を付けていなかったので数値の詳細はわからないけど、感覚的に180bpm以上ぐらいまで上げてもがいた後の、脚に全く力が入らない筋肉無酸素状態の時間が短くなったように思う。とにかくインターバルに弱く、回復時間の短縮が命題だったので嬉しい。通勤だけでもインターバルトレーニングは可能なので続けていきたい。
ロングコースに入ってからの山岳地帯はほとんどにしやんとハッセと3人で走っていた。にしやんもハッセも私と脚が揃っているので楽しめた。登りに入ってにしやんとハッセがその軽さを利用してスイスイ登っていくのを離れすぎないように見送り、ピーク直前でもがいて抜き返すというKYなアタックが何度か決まり、クライマーを諦めた私としては久しぶりの「頂上ガッツポーズ」でハッセを悔しがらせることが出来たのは、今後の晩酌の良いアテとなるだろう。まあ女子相手にレベルの低い男子が何やっとんねんではあるが。
参加者全員特に大きなトラブルや事故もなく、ゆっくり温泉に浸かってSAで夕食を摂って大した渋滞もなく帰って来れた。私が想像していたよりも1時間も早く帰宅できたことはとても嬉しい。店長をはじめFUNさん、参加者の皆さん、どうもありがとうございました。楽しかったです。
3月20日(火・祝)…淡路島一周。163km。相変わらず写真がない(苦笑)。
シャワーライド
昨夜は帰宅途中に激しい雨に見舞われた。シャワーライドと言うとなかなか気持ちよさそうに聞こえるが、通勤途中の突然の雨はそんな爽やかなライダーズハイを連想させるものではない。靴濡れるわケツ濡れるわ荷物濡れるわでワヤである。命より大切なiPhoneを空の弁当箱の中に非難させ、効かないブレーキに注意しながら帰ってきた。
打って変わって本日は爽やかな空。泥んこになってしまったフレームを磨き、チェーンもピカピカにして気持ち良い。いよいよ明日20日(火・祝)は回転木馬イベントの淡路島一周である。久しぶりの木馬イベントで緊張している。なんせ去年の木馬イベントには忘年会しか参加していないという貢献の無さっぷり。知らん人が増えた中で人見知りの私が楽しく走れるのか心配だが、にしやんも来てくれるということなのでヨカッタヨカッタ。
3月18日(日)・・・通勤往復。阪奈頂上11℃。暑い!
TT熱上昇中
ちょっと早い気がしないでもないが、メンバーのTT熱が上昇している。マラソンもシクロクロスも終わり、気温もゆっくりと暖かくなってきた。本格的なシーズンインを前にして、テンションが上がるのも無理はない。金がある者は機材を、時間のある者は練習を、特に何も無い私はブログをアップするのだ。
春になるといろいろと環境が変わる。そのせいで自転車に乗れなくなったりする人もいる。そんな中、今年も何も変わらずに自転車に取り組むことが出来る幸せを感じながら、後悔のないようにやっていきたい。
3月16日(金)…通勤往復。阪奈頂上1℃。今日は寒かった。夜からは雨予報。なんとか降りだすまでに帰宅したい。
ひつじのショーン弁当
幼稚園の給食がない日なので弁当作り。前夜におねだりされて久しぶりのキャラ弁。急だったので時間と材料があんまりなくて60点の出来。
顔と耳はおにぎりに海苔を巻く。簡単。髪の毛(?)もごはん。超簡単。白目にスライスチーズを使いたかったが痛恨の材料切れ。今から白身だけの薄焼き玉子を焼くのもあほらしいので生の大根を薄くスライスして成形。ていうか食べれるんか?まあええか。黒目は海苔をハサミで。
キティちゃんやらウサハナちゃんよりも簡単である。しかし、本来ひつじのショーンの顔は“つや消しブラック”であり、それを海苔で巻いてしまうとギラギラとテカった顔になってしまう。そこがどうも納得いかんなあ。いっぺんピータンで作ったろか。よけいテカるか。
3月15日(木)…通勤往復。
『風の歌を聴け』 村上春樹 講談社
村上春樹初心者の私が手にとった2作目はデビュー作。村上春樹を無理に好きになろうとはしていないが、前に読んだ『ノルウェイの森』ではきちんと理解できなかったという惨敗感が残ってしまったのは事実。デビュー作なら入口にはちょうどいいかなという理由と、薄っぺらくてすぐに読めてしまいそうという理由と、古本屋で安かったからと理由で選んだ。
大学生である主人公のひと夏の経験を語り綴ったもので、なんだか『ノルウェイの森』に似ている。特にきっちりとしたストーリーはなくて、主人公が鼠という友達とジェイズ・バーで飲んでいるかと思ったら急にラジオのDJが喋りだし、そしてまた急にデレク・ハートフィールドの話題になったりする。自由である。まるで酔っているときに思いつくままに書いたような感じ。
こんな読者のことを無視して自分のやりたいよいうにやっている作品のどこがいいのかわからないが、ついつい引き込まれてしまうこの魅力はなんだろうか。
私はミステリーが好きで色々と読んだ。ミステリーはきちんとしたストーリーがあって、謎が隠されてて、登場人物たちが絡みあって、そして最後に全ての謎が解かれる。まるで最終的に解答がきちんと用意されている数学みたいなもんだ。問題に取り組んでいるときは必死だし引き込まれるし時間が経つのを忘れる。
村上春樹をそんな心構えで読むと必ず失敗する。明確な解答がないのに必死で問題を解いたって解きようがない。裏切られる。それこそ酒を飲みながら、何も考えずにただ文章に目を通すような読み方でいいのだろう。必死に紐解いてみてもそこには答えはないし、そんなことをするのはそもそもダサいことなのかもしれない。
「読書」と言うと、当然のことながら「文字を読んで物語を理解する」ということになろうが、もっと自由でええねんなと思う。ミステリーは一度読了するとストーリーもオチもわかってしまっているから再読する気にはなかなかなれないけど、こういった作品は、いろんな気分の時にいろんな場所で何度も読むのがいいかもしれない。コートのポケットに入れておいて、5分でも時間が空いたらペラペラと頁をめくる。ミステリーではまとまった自由時間とシラフな頭脳を用意してからでないと楽しめない。
この本は、私に新しい読書のやり方を教えてくれた気がする。本のオススメ度なんかを★の数で評価するのはダサいんだなということも。
震災1年さくら2年
3月12日はさくら2回目の誕生日である。めばえに登場してからもう2年。早いもんだ。これからも元気で明るく育って欲しい。
ところで話はガラリと変わるけど、コルナゴC59にもディスクブレーキ仕様が発表されたようだ。これからはロードバイクでもディスクブレーキが主流になっていくのだろう。リムやスポークの強度の問題、重量の問題、フレームのねじれの問題など、いろいろと課題は多いかと思うがきっとそれらを克服して、今のブレーキよりもさらに優れるものになっていくのだろうと思う。開発者たちの苦労は計り知れないが、新しい技術に取り組むということは素晴らしい。集団落車したときにディスクで余計な怪我をしないような工夫も必要だろうな。
思い出す
3月9日(金)…雨。
3月10日(土)…にしやんとチームTT練習コース往復50kmほど。仕事は休みだがシンデレラタイムが10時だったので、ゆっくりと起きてローラーでお茶を濁そうと妄想していたのだが、前夜ににしやんからお誘いがあって良かった。2時間みっちり外乗り。
DHバーも付けてないしポジションもロードバイクそのまんまなので全盛期のようにビンビンにはイケなかったが、それでも後ろに付けたときのエアポケットを感じることはできたし、何でもない段差を上手にクリアできなくなるほどオールアウト寸前になったりして、去年の夏の熱さを思い出した。
同時に悔しさも思い出す。氷点下の朝に自転車通勤したり、自由時間が2時間しかなくても乗るようにしたり、パンクしてもほったらかしにしなかったり、全ての原動力は去年の悔しさである。缶ビールのフタを開ける手が止まるのもそれだし、大好きなファミチキを買わなくなったのもそれだ。あの悔しい思い出が、私の意識と行動の全てを掌握していると言っても過言ではない。おそらくメンバーも同じ気持ちだろうと思う。
そんなメンバーがまた集まる。ああ、去年以上に苦しい練習になるだろうな~(笑)。
3月11日(日)晴れ。通勤往復56km。