従弟結婚

 従弟の結婚式に出席した。親族の披露宴では恒例となりつつある“おじさんバンド”に、なぜか従兄弟である私が参加することになり、本人の希望であったビートルズの『Love me do』を演奏した。まあ簡単な曲なので練習回数が少なかった割には、本番もそつなくこなすことができたのではないかと思う。
 
 彼は私より10歳若く、彼が学生の頃は一緒に自転車に乗ったり、彼のアルバイト先の焼鳥屋へ食べに行ったりして遊んでいた。ところがどういうわけか、急に大学を辞めてアルバイト先の焼鳥屋へ就職すると言い出した。
 
 彼の親(つまり私の叔父と叔母)は大反対、彼の兄も兄嫁もみんなに反対され、なんとか大学卒業まで頑張れと言われ続けていたようだが、結局自分の意思を尊重して大学を辞めて福井県にある某焼鳥屋本社へ入社したのである。
 
 私もその話を聞いた時には、「もったいない」「アホやの~」などと思ってしまったものだが、彼は福井の地で頑張り、そこそこの仕事を任されるようになり、そして福井では有名な某ブライダル会社の社長令嬢と知り合い、今日の結婚に至ったのであるから人生はわからないものである。
 
 「大学を中退する」という事態はなんとしてでも避けなければならない事柄のように思えるが、自分の手で人生の道を切り開いて行く素晴らしいきっかけになったのだと思えば、あながち悪いことばっかり、というわけではなさそうである。
 
 人生の先輩である親や兄姉や周りの人間からどんなにアドバイスを与えても、こういう例を見せつけられると我々の人生で得た経験や教訓なんて、バイタリティあふれる若者にとっては一銭の価値もないのではないかと思えてくる。
 
 そしてそのバイタリティは周囲の人間を惹きつけるのだろう。素晴らしい仲間に囲まれて祝福される彼を見ていると、改めて自分自身の人生はこれでいいのかと振り返ってしまったではないか。
 
 人生は分かれ道の連続である。どの道を選べばいいかなんてその時はわからない。でも、どの道を選んでも「選んで良かった」と思えるようにするために、日々の努力と感謝を忘れずに生きていきたいものである。

梅雨

 本格的に梅雨入りした。毎年毎年決まった時期にきっちり雨が続く。異常気象だの何だの言ってるが、結局は大まかには巡り巡って来るんだなあと関心しきりである。
 
 で、この時期になるときっちりモチベーションが下がり気味になるのもシロートならではである。春先に上がりまくったテンションがここへ来て下降気味。そんな上がったり下がったりの波を一年で平均すると、おそらく海抜の低~い凪状態になるのだろうが、ま、上がり下がりがあったほうが面白いじゃないか。
 
 今朝は520朝練の予定であったが、西やんDNSのメールが入ると同時に私のやる気スイッチも遠隔操作でOFFにされてしまい、NAMくんも道連れにしてキャプテン判断で中止とさせて頂いた。とはいえ外は久しぶりの晴れ間が出ているさわやかな朝だ。この日に乗らなかったらきっと後悔すると思って自転車通勤。それもTTバイクでだ。
 
 私は通勤さえしていればとりあえず練習にはなったと言うことのできる立地に自宅と会社があるので幸せモンである。しかも乗るバイクを変えることによって適当に練習負荷を変えることもできる。この素晴らしいコースを、高いガソリン代を使ってクルマで通勤するなど、なんて馬鹿げたことなのだろうか。
 
 そう、いつもそんなことを思うのである。自転車を漕いで爽やかな山頂の空気を吸うたびに。
 
 そして、今日はいいライドが出来たと一日の終わりについつい飲み過ぎ、翌朝無意識にクルマのキーを捻っている自分がいる。
 
 嗚呼、シロート万歳。

2

おはようおじさん

 TT朝練では、大体決まった時間に決まった場所を通るので、すれ違ったり出会ったりする面子が固定されてくる。我々だけの呼び名なのでわかりにくくて恐縮だが、「縦縞のアニキ」、「犬ダッコおじさん」、「セクシー姉貴」、「フルモガキランナー」などである。そして今年からの新キャラ「グイグイおじさん」も仲間入りした。
 
 当然通勤路にもいる。これは私だけの発見なので共有しにくいが、「電動おばさん」、「熊鈴ビアンキ」、「待ちぼうけおデブさん」などがいる。そして今朝、またまた新しいキャラクターが現れた。
 
 阪奈頂上付近で登場した「おはようおじさん」である。
 
 シクロクロスバイクのような自転車に乗っていて、ヘルメットは被っているが服装は普段着。年齢は60~70台といったところか。私の姿を見るや笑顔で右手を挙げ、
 
 「おはようございます!」
 
 と言った。その声はまるでテナー歌手かというぐらい“エエ声”でとても爽やかであった。挨拶をしただけで他人を爽やかな気分にさせる人は素晴らしいと思う。また出会いたい。
 
 

フライトデッキ引退

10291843_625758260840666_7548021296479482049_n
 
 ついにフライトデッキ先生が引退した。正確には戦力外通告である。
 
 取り付け当初から心拍を拾わない、スピードを表示しない、ペアリングが煩雑、電池がすぐ無くなる等イライラさせられっぱなしだったが、どうしてもシフトインジケーターだけが便利でガーミン先生との併用を続けていたのだった。
 
 しかしハンドル周りにサイコンが2つもあるブサイクな状況はなんとかしたかった。ちょうどバーテープも汚くなってきたところだったし、巻き替えるタイミングで配線周りを修正し、ガーミン先生のマウントも導入してようやくフライトデッキ先生に引退して頂いた次第。
 
 ハンドル周りがスッキリした上に新しいバーテープでテンションも上がり調子である。

1

スネ毛処理

 昨晩珍しく宗一郎(小3)が、「お父さん、スポーツ刈りにしてーや」と言うので数ヶ月ぶりにバリカンを使用した。
 
 バリカンは良い。伸びまくった息子のアタマを小気味よく刈っていくあの音と感触は何者にも代えがたい。勢いで自分のスネ毛まで刈り取ってしまった。まだ刈り取りシーズンには少し早いかなと思ったが、この勢いを大切にしないと、今シーズンはスネ毛処理をせずにロングレーパンなんかでお茶を濁すことになりかねない。それほどモチベーションが下がっている。仕事が忙しいということは恐ろしいことだ。
 
 自慢でも何でもないが私はスネ毛が濃いほうである。冬の間に伸ばしまくったスネ毛をシーズンインに処理するのはかなりの重労働であったが、バリカンでやると随分スピーディーであることに今更ながら気が付いた。アタッチメントを全て外し、“歯ァむき出し”のまんまで攻めるのである。膝周りの立体的な部分は手直しが必要だが、それは後日酔いが覚めた状態でやることにする(血だらけになるので)。
 
 そんなこんなで昨晩の我が家の浴室は毛だらけであった。
 

4

徒然・・・

 ★久しぶりの更新だ。ここのところ仕事が忙しく、自転車通勤する気にもなれない。これぐらいのことでクルマのキーを手に取ってしまうなんて弱いなあと思うけど、乗りたい時に乗ればいいやんというスタンスは変えたくないし変えるつもりもない。長く続けるコツは入れ込まないことだと思っている。
 
 
 ★新型FITのハイブリッドにリコールが出ている。ユーザーの皆さんにはご迷惑をお掛けしているところだけど、我々販売店も随分迷惑している。今回の改善は去年9月か10月に発表されたクルマだというのにすでに3回目である。しかもその最善箇所がほぼ同じ部分。つまり改善ではなくその場しのぎであったのだ。まあメーカーはそういうつもりは全く無いのだろうけど、ユーザーにしてみればそのように受け取られても仕方のないところである。全国的に注文キャンセルや車両交換のクレームが相次いでいるそうだ。今回で最後にしてもらいたいものである。
 
 
 ★読書や自転車やランニングなど、結構いろんな趣味を持っているほうだと自負しているが、やはり仕事が忙しくなって頭の中が仕事のことでいっぱいになってくると、どれもこれもやる気が出ないものなんだなと改めて思った。よく「仕事と趣味は別」と言って、仕事のストレスを趣味で発散したり、趣味のために仕事を詰め込んだりする人がいるけど、私にはそれはできない。仕事も趣味もちょうど調子の良いときが、仕事も趣味も伸びるときだと感じる。仕事がダメ(ダメというか自分のペースで進まない)なときは、やはり趣味も上手く行かず、やってもやってもイライラするばかりなのだ。だからそんなときはすっぱりやめる。仕事をやめるわけにはいかないので、趣味を中止する。そしたら仕事のほうもなんだか肩から力が抜けてうまく回り出したりするのだ。今現在はようやくその入口に立ったところへんかな。これから調子を上げていきたい。
 
 
 ★従兄弟がこの6月に結婚するということで、親戚有志によるバンドに私が入ることになった。以前から親近者の披露宴で演奏しているのをビデオを構えながらニヤニヤしていただけだったのだが、今回私が初めてメンバーに入ることになったので今から緊張している。曲目はビートルズの『Love Me Do』とのことだが、これって結婚式に合うのか?とりあえず実家のタンスの奥に眠っていたブルースハープを引っ張り出してきたが、リードが錆びているのか音がぜんぜん鳴らずこの際新調しようと思っている。楽器の持つ独特の雰囲気が好きで楽器店にはちょくちょく入るが、実際に楽器を買うのは20年以上ぶりになるだろうか。オトナになったのでちょっとエエやつを物色してみたい。今夜メンバーと初会合。楽しみだ。 
 
 
 ★宗一郎はこの4月で4年生。こころは2年生。さくらは保育園3年目(幼稚園で言うと年中)。子供の成長は早い。「ついこないだまで」という表現は子育てのステージではよく使うが、まさにである。宗一郎は少年野球チームに入った。毎週土日には朝早くから夕方までみっちり練習に行っている。よく頑張るなと思う。仕事の都合でいまだに一度も見学に行けていないが、4年生にもなったのだからあんまり親がしゃしゃり出ないでチームの方針に任せたいと思う。こころはスポーツの才能があると思う。こないだもスキーに連れて行ったが、私がボーゲンを30分ほど教えてやるとすぐにコツを掴んで勝手にリフトに乗ってゲレンデを往復していた。スイミングもぐんぐん上達しているし、2020年東京オリンピックにもしかしたら・・・・。ないか。さくらは吉本新喜劇が大好き。録画してあるのを何度も繰り返し観て、各出演者のギャグやセリフなど全て覚えてしまった。嬉しいような悲しいような気分である。
 
 
 ★まあ最近はこんなところである。あ、そういえばイノウエさんが大阪に帰ってくるとか言ってたな。楽しい日々がまたやって来そうである。
 
 

哀愁の旧道

 大阪と生駒を通るR163の清滝トンネルは数ヶ月前から大規模な工事が行われており、従来のトンネルの横にもう1本トンネルが掘られ、おそらく片側2車線のトンネルが2本開通することになっている。平日の朝晩など慢性化していた渋滞が解消されればいいなと思うが、私は通勤にはR163のトンネルを使うことはなく、その上をクネクネと通る清滝峠を走るので、その恩恵に与ることができるかどうかは不明である。
 
 ずいぶん昔、それこそ私がまだ運転免許など持っていなかったころは、R163と言えば清滝峠のことを指し、その後トンネルが掘られて現在のR163となった。それ以来清滝峠は「旧163」と呼ばれ、その旧163をメインの通勤ルートとして利用している私にとって、地面の下にどれほどの「新163」が完成しようがあまり関係のない話だが、ここのところトンネル工事が進むに連れて何故か旧163が渋滞するようになってきて辟易している。
 
 私は勝手に、「トンネルがもう1本掘られ、交通量が2倍になる」と思っていたのだが、先日ちょっと工事の途中経過を見たくなって遠回り通勤になることを承知でわざとトンネルをくぐってみた。すると単純な「トンネル増設」ではなくて、トンネルを抜けたところに新たな大きな道路が建設され、おそらく全ての工事が完了すると、ボーっと走ってると一気に枚方の方まで行っちゃって、なんやったら第2京阪にまで繋がるのではなかろうかというぐらいの大きな規模の工事であることがわかった。つまり現在のR163はすでに旧道化し、現在旧道である清滝峠は「旧旧道」になるわけだ。
 
 「新163」が工事中で中途半端なところまでしか開通していなく、今まで通りの「旧163」に合流するためには、「旧旧163」を通らなければいけないという、一時的に“変な”ことになっているわけである。それで旧旧163である清滝峠が渋滞するのだ。まあそれも新163が完成するまでの我慢である。これで国道163号線は3世代に渡って大阪と生駒を結ぶ立派な国道に生まれ変わる。積雪や大雨ですぐに通行止めになってしまうお隣の阪奈道路など走り屋ぐらいしか利用しないのではないだろうか。
 
 どんな道路工事もそうだが、新道が開通すると今まで利用していた旧道がやたらと過疎化し、一気に古びた印象になってしまう現象が起こる。しかし国道163号線に関しては、旧道も、旧旧道も、未だに現役で我々の通勤ルートとして頑張ってくれている。

木馬忘年会に学ぶ商売の基本

 気づけば忘年会のシーズンである。自転車イベントには参加しないのに、酒飲みイベントだけは欠かさず参加しているような気がしないでもないが、今年も回転木馬大忘年会に参加させて頂いた。総勢40~50人ほどの人数で、毎年毎年ご存じない方が増えつつあって寂しさのようなものも感じるが、私のように忘年会だけしか参加できない面々とも久しぶりにお会いできて楽しい会であった。
 
 正直言って自転車競技に対する“熱さ”みたいなものは少なくなってしまった。それでも自転車はこれからも続けていくと思うし、回転木馬の仲間たちとも離れずにやって行きたいと思っている。嬉しいのは、こうやって自分の熱さがなくなってしまった人間でも受け止めてくれる器の大きさである。レースに興味がなくなったら居辛くなるような雰囲気でもなく、機材にお金をかけられなくなったら愛想を尽かさせるようなこともなく、合同練習に出なければ話題についていけないというわけでもない(実際忘年会の席で話した内容は、文房具と本とノロウイルスの話であった)。
 
 いつだったか、自転車屋さんでありながら、「自転車販売は、目的ではなく手段である」と言い切った店長の赤ら顔は印象的だった。年がら年中イベントプランナーみたいな仕事ばっかりで大変ですねえと言った私にそう応えてくれた。むしろイベントがメインであると。
 
 私もクルマ屋で働いていて、当然の事ながら自動車を販売・修理して利益を上げるわけだが、そこに「自分さえ良ければ…!」の考えが過るとどうしてもお客さんとトラブルになってしまう。クサイことを言うようだが、やはりお客さんにとって何が一番メリットがあるのかを考えてあげることが、結局最終的に利益に繋がっていく。そんなこと頭ではわかっているつもりであったが、自分自身が回転木馬のそういう商売理念に触れていたことに気付かなかった。
 
 自転車競技と自分自身を照らし合わせ、「適当な落とし所」を探して自分を納得させる作業にしんどくなっていた時期もあったが、もうこれからは自然に任せて回転木馬の商売理念に身を任せたいと思う。

慌てて冬装備

 久しぶりに自転車通勤しようと先週まで着ていたウェアで表に出たら寒すぎる。慌てて冬衣装を引っ張り出して装着。ここまで季節が進んでいるとは思わなかった。やはりクルマばかりだと季節感がない。
 
 私が自宅を出発する時間はまだ日の出前である。冷たい空気が鋭利な刃物のように肌を刺してくる。もうすぐしたらフェイスマスクとかシューズカバーも必要だろうなと思う。
 
 山を登っている辺りで太陽が顔を出し、それと同時に少し空気の刃が丸くなったように感じられ、木々の匂いがしてくる。小川の流れる音や鳥のさえずりなども聞こえ始め、ここでようやく自転車との人馬一体感が出てくる。生命の目覚めと共に自分のカラダも目覚めたような感覚である。
 
 そのまましばらく自転車の気持ち良さを味わいながら進んでいると、血液が脳みその隅々まで行き渡るのか、仕事のことや家庭のことなどを考えだすようになる。今日の仕事の段取りや、家庭でのあれやこれや。ちょっとブルーな気分になったりするときもあるけど、ここまで内省的になれるのは自転車に乗っているときぐらいしかない。
 
 

葛藤の日々

 昨日は研修だったので速く帰宅出来た。夕方から呑んでもアレなのでランに出掛ける。閉鎖になった赤川鉄橋がどんな感じなのか見に行ったけど、鉄柵があって中に入れないようになっており、作業員が数人いて周りの草を刈ったりしていただけであった。まあ当たり前の光景である。個人的には赤川鉄橋の閉鎖を惜しむ地元住民がプラカードなどを持ち、
 
 「赤川鉄橋閉鎖はんた~い!」
 
 なんてやっていたら面白いなと妄想していたのだが。途中で「診察券を出しに行く」という任務を忘れていたことに気付きショートカットして帰宅。4kmちょっとしか走っていないがまあ今の私には十分である。こんな感じで距離を伸ばしていこう。
 
 で、今朝は自転車通勤。こちらのほうもまだまだリハビリ段階といったところだが、徐々に乗れてきている気はする。平坦での巡航速度が少し上がった。登りはダメだ。やはり体重が重いのか、体幹が弱ったのか、リズミカルな感じが全くない。ま、焦らずにいこうと思う。
 
 色づき始めた木々を眺めながらのんびり登っていると、シーポかな?赤と白の可愛らしいカラーリングのTTバイクに乗った女性がいた(R163でも時々見かける)。アウターしばりで登っておられるのかペースがゆっくりだったので序盤に追い抜いた。追いかけてくる様子がなかったので安心して(笑)自分のペースで登っていたら、終盤のつづら折れでズバッと抜かれてしまった。
 
 まあ朝からそんなことがあったのだ。
 
 そして今フト思ったことなのだが、私はこの記事を書く上で、「体調を崩していた」、「まだまだ本調子ではない」、「のんびりと」など、「オレが本気出したら女になんか負けへんねんどー」というしょぼいアピールが見え見えなのに気付いた次第である。
 
 私はまだこの期に及んで、「速くなりたい」とか「清滝では負けへん」などと意識の内側の場所で考えているのだ。それが男の子の本能であると言われればそれまでだが、もうええかげんええやろと言う自分もいる。年齢的なものや仕事や家庭事情なども含めて、自分が「速くなっていく」ことには諦めているフシは正直ある。そんな中で夏のチームTT挑戦や、未だ衰えることを知らないレース機材に対する物欲や、他人のレース結果の検索など、自分でもその矛盾に「どやねん!」と思うことが良くある。
 
 だから、「のんびり走る」ことを本気で楽しめていない部分もあるのだ。燃え尽きるまでレースに没頭すればある日突然、のんびりが楽しい時が来るのだろうか。いやいや自分はレース畑で頑張れる人間ではないだろう。C59などに乗らせてもらっていながら、そんな葛藤を繰り返す日々である。