500円玉貯金

 500円玉貯金に対しての諸アニキ達の熱い想いがビンビンに伝わってきます。

 私も「30万円貯まる貯金箱」を100円ショップで購入しましたが、今のところ2〜3万ってトコでしょうか。これもいつ使い込みしてしまうかわかりません。缶切りでブチ開けてしまえば終わりですから。

 そこで考えたんですけど、貯金箱自体が“100円”っていうのがアカンのではないでしょうかねー。「30万円貯まる貯金箱」じゃなくて、「30万円する30万円貯まる貯金箱」っちゅうのがあれば、そう簡単には開けられません。

 貯金箱が満パイになったとき、貯金箱代とチャラになるっちゅうわけです。

 ・・・・・ムナしいっすね。

冬も終わりか

 今日は久しぶりに寒い。今日で冬らしい気温は終わりらしい。これからはだんだんと暖かくなってきて、晴れの日とか暖かい日とか条件の良い日を選んで走ることの出来る幸せなホビーレーサーの季節である。

 で、いよいよ本格始動といきたい。イヤ。いくべし。これから春にかけての自転車予定を書いておくから、アタッカーズメンバーは参考にすべし。

●3月4日(日)・・・猿隊長と練習。箕面市役所付近を8時に出発する特急列車に乗り込むつもりらしい。振り落とされるの覚悟で。雛人形片付けなアカンから早めに帰るつもり。

●3月21日(水・祝)・・・行けたら淡路島一周(木馬イベント)。嫁は「行っていいよ」と言っている。しかも快く。この言葉の裏に何があるのか若輩者の私にはわからない。コワイから慎重にいきたい。

●4月1日(日)・・・ママチャリの乱。淀川沿いを一周(枚方大橋〜赤川鉄橋)の予定。集合時間・場所は後日連絡します。ママチャリ歓迎、子連れ大歓迎!ヨメカノジョ連れ大々歓迎!

●4月7日(土)or8日(日)・・・PEANA2さん企画の琵琶湖一周。諸般の事情により参加はビミョー。でも是非行きたい。

●4月14日(土)〜4月15日(日)・・・鈴鹿サーキットへ家族親戚旅行。私だけ現地まで自転車で行くつもり。片道約100kmちょっとの道のりをなるべくノンストップで。クルマとどちらが早いか密かに競争心を燃やしている。


 今のところこんな感じですわ。

 あ、それから自転車通勤率をおもくそ増やしたい。自転車通勤1回につき500円貯金してるから(ガソリン代と見立てて)、それでオキナワ代を払う予定。旅行代理店のカウンターで貯金箱割るつもり。

空気圧

 自分で言うのもナンですが、息子とトミカ(ミニカーね)で遊ぶ私は良いパパだ。部屋の端から端まで何台ものトミカを走らせて2人で盛り上がる。気が付くと部屋中トミカだらけである。

 そんなときフト気付く。

 車種によって同じ力で走らせても、長く走るやつとそんなに長く走らないやつがいる。長く走るやつは「シャーーーッ!」っと小気味良い走行音を発しながら部屋の端までラクショーで進む。そうでないやつは「ガ〜〜ッ」っと少々重たい感じのロードノイズを発しながら走行し、部屋の端まで届かずに途中でストップする。

 トミカって、車種によってサスペンションが付いてるのと付いてないのとがあるのね。パトカーとかセダンとか乗用車タイプにはサスが付いてて、消防車とかトラックとかのタイプには付いてないのよ。で、サスが付いてるやつは「シャーーーッ!」っと走るんだけど、付いてないやつは「ガ〜〜ッ」なのだ。

 恐らくフローリングの継ぎ目とか、真円ではないであろうプラスチックのタイヤの振動を、サスが吸収しているからあのスムーズな走行が可能なのだろう。トミー(現タカラトミー)の開発陣がそんなことをエラソーに語ってたテレビを見たことがある。じゃあトラックとかバスとかにも付けたれよー。サス。

 「サスがある方が良く走る」。これはわかる。クルマやバイクにもサスが付いてる。タマにサスをガチガチに固めたクルマや、リヤリジット(サス無し)にしたアメリカンバイクを見かけるが、どう見たって「ガ〜〜〜」の方である。スムーズな走りとは言い難い。

 じゃあサスが無いロードバイクはどうするか。フレームの材質や太さや形などがサスになってるのだと思うが、もっと簡単に言うとタイヤである。タイヤが路面の細かなデコボコを吸収してくれているからこそ、ロードバイクはあんなにスムーズに走るのである。

 今更こんなことを言うのもアレだけど、だからこそ空気圧ってめっさ大切だと思う。出先でパンク修理して、ハンドポンプで少ない目にしかエアを入れられなくても、走り出すと結構スムーズに走ってくれて逆に調子良かったりした経験はありません?

 私が使ってるチューブラーには「MAX 14BAR」と書かれている。そう書かれているとついつい「そこまで入れなアカン」気がするが、もちろん入れ過ぎ。私の体重の場合なら7キロぐらいが丁度良いのではないだろうか。

 「10は入れ過ぎやろうから9ぐらいにしとこか」っていう人、多いと思う(たぶん)。きっと9でも多いぞ!いっぺん6ぐらいで走ってみてみてみ。なかなか良かったりするから。

 ああこれでオレも最速や〜。空気圧の秘密をトミカで発見するとは思わなかった〜。

 こうしてホビーレーサーは妄想の中でのみ速くなっていくのだ。

幸せである

 なかなか寝付かない時はダッコして近所を散歩するんだ。ジャンパーにくるんで鼻歌を歌いながらゆっくりと歩いていたら、いつの間にかぐっすり眠っているんだ。

 ジャンパーの中で、小さな手が私の両脇をしっかりと掴んでいる。私がいなければ死んでしまう。ここに置き去りにしたら死んでしまう。私を頼り切っているんだ。そんな小さくて儚い命が私の腕の中にあるんだ。

 こんな幸せが他にあるだろうか。

 こんな時間がいつまでも続くことを祈るったら祈る。

赤い水玉パワー

 家→バイト→家→バイト→家→学校→バイト→家→バイト・・・・・なんていう日常を過ごしているグータラ大学生の従弟をムリヤリ自転車に乗せ、御幸橋近くにある祖父母のお墓まで墓参りに行って来た。

 決戦用ケルビム号をフラットペダルに交換し、山岳賞ヘルメット・山岳賞ジャージ・レーパンまで貸してやった。こんな水玉セットなかなか着られへんねんぞー(いろんな意味で)。

 往復約60km。アベ20km/h。そんなのんびりペースで走っていても、すれ違うローディーは従弟をチラチラと見ている。やはりこのコスチュームは目立つ。山岳賞とかそんなことを知らない人でも振り返る(ていうか何も知らない人の方が振り返る)。猫も杓子も振り返る。とにかくめっさ目立つ。

 従弟はあの有名な自転車漫画『シャカリキ!』を読んだことがあるそうで、赤い水玉の説明は不要だった。そういった予備知識があったからかも知れないが、始めはイヤイヤだったクセに、「自分が目立っている」ことに気付き始めると、なんだかフォームがサマになってきて、彼なりに頑張っているのがこちらにまで伝わって来るようになる。

 やはり赤い水玉には不思議なチカラがあるんだと思う。山岳賞浴衣作ろうかな。

新型車発表ですわ

 『クロスロード』

 実物はまあまあええよ。コレ。久しぶりに欲しいと思うクルマが出た。一応7人乗りだし。3列目シートは狭いけど子供用と割り切れば使える(笑)。ステップワゴンより安いし。意外と広いし。

 このデザイナーはきっとハマーを意識したな。マフラー左右2本出しのカンジなんかハマーそのもの。多分ハマー乗ってるんちゃう?この人。

 ちょっとネックは「スペースを確保する為にスペアタイヤが無い」こと。応急パンク修理キットが積まれてる。だからバーストしたら終わり。取り扱いビデオを見たけどコレ、おばちゃんには絶対ムリ。ていうか私でもイヤ。JAF呼ぶわ(笑)。スペアタイヤの有る無しで、クルマ購入を決める決めないっていうのは極端な話だけど、足を引っ張るのは間違い無い。メーカーの考えることってなんかカユイ所に手が届かんていうかなんていうか・・・。

 これに限らず、新型車発表っていうのは我々販売店にとって嬉しいことである。なのに実車を見て「なんじゃこれは〜!」ってなることが正直多かった。けどクロスロードは違う。売れるんちゃうかとみんなが言ってる。こんな盛り上がりは久しぶりである。ZESTの時はひどかった(笑)。

 展示車あります。見に来てください。ウチ駐車場狭いから自転車で(笑)。

弁当箱の秘密

 我々自動車整備業界だけではないような気もするが、年配のベテラン整備士は、ECUやコントロールユニット等、非分解の四角い箱の部品のことを総称して「弁当箱」と言う。

 先日ウチの工場長(50代後半)が電話で取引先のベテラン整備士(これもまた50代後半)に技術説明をしていた。それを私は横で別の作業をしながら聞いていた。

 「おう、おう。助手席の足元に弁当箱(おそらくECU)あるやろ。それの横にもひとつ弁当箱(おそらくパワステECU)あるやろ。ちゃうちゃう。小さいヤツや。そうそう、はすかい(斜め)についてるヤツや。そうそう。それの中に弁当箱(おそらくリレー)が入ってるねんけどな、それが悪さしてるんや。そやけどそれだけで部品出てないからアッセン(アッセンブリー交換)で10万近くすんぞー」

 もうクルマの中は弁当箱だらけである。年輩整備士はこれで全てがわかりあえるのだからスゴイ。彼らにとって「弁当箱」がどれだけの大きさのことを言うのかは定かではないが、一般的に弁当箱というと辞書を横にしたぐらいの大きさだと思う。若いOLさんのかわいいランチボックスと某自転車屋店長の大型タッパとを同じ弁当箱のくくりに入れてよいかどうかはさて置くが、どうやら彼らベテラン整備士にとっては弁当箱の大きさはかなりアバウトのようだ。だって実際のリレーの大きさはマッチ箱クラスだもん。

 実は私はこういった独特な業界用語というものが嫌いで、ましてや自動車整備界の一線で活躍するディーラーのメカニックが、ECUやコントロールユニットのことを「弁当箱」だなんて、正直バカにしている自分がいる。

 なのにどうして「弁当箱」と言うのか。妄想してみた。

 きっと彼らが小学生のころは日の丸弁当だったのだろう。裕福な家庭も少なかった時代である。玉子焼きすら入っていない弁当箱を見られるのがイヤで、弁当箱のフタや教科書をついたてにして隠して食べていたのだと思う。昼休みにはそんな子供たちで教室は一杯だったのではないだろうか。

 「自分の弁当を隠す」ということは「他人の弁当を見てはいけない」ということに繋がる。古き良き時代に生まれた子供たちである。「自分がされてイヤなことは他人にもしない」という教育が身に染み付いている。きっとオカンからも「他人の弁当覗いたらアカンで!日の丸弁当なんがバレるからな!」と厳しく言われていたに違いない。

 きっとそういう潜在的な記憶が大人になった今、無意識のうちに呼び起こされ、「中身を見てはいけない箱」イコール「弁当箱」となったのではないだろうか。

 と、ここまで妄想して、自分も昼食にしようと愛妻弁当を開いたら、なんとも見事な日の丸だった。

 この瞬間、私はこの「日の丸弁当説」が正しいことを確信した。私もこれからは「弁当箱」を乱発しそうだ。

女の涙には弱い

 病気のことを書いてばっかりのような気がするが、こころが数日前からまた風邪をひいて熱を出している。昨晩は40度の高熱を出し、カタカタと震えながら目から涙をポロポロと流していた。

 一生の内に流す涙の量を100としたら、こころはもう20ぐらいは流しているのではないだろうか。これから大きくなって、恋をして、その涙で男を困惑・翻弄・躊躇させないといけないのに、こんな風邪ごときでその貴重な涙の在庫を無駄遣いさせるわけにはいかない。男を泣かせるよりも、泣かされている方がモテるんだ。

 こころのモテ期が少しでも長く続くよう、家族の健康管理にはこれからも十分注意したい。