ダート工業2往復

 昨日、水曜休み友達D上さんとダート工業行ってきた。Metaで来ると思ってたのにHTのVooDooで登場。Meta乗せてもらおと思ってたのにっ(笑)!とにかくダート工業目指して出発。ババ混みのR163にうんざりしながら到着、早速走り出す。1本目は私先行。毎週のようにここへ通って練習している成果を見せてやろうと結構トバすが、後ろにぴったり付いて来られて「目線を先に」とか「力を抜いて」とかスッカリ忘れてしまう。

 2本目はD上さん先行。コーナーリング中のペダル位置とかブレーキの使い方とか、後ろから見て盗んだろと思ってたが見えなくなってしまっては意味が無い・・・・。早く追い付かな〜と焦って、また「目線を先に」とか「力を抜いて」とか忘れてしまう。

 でも無収穫っちゅうわけでもない。

 ジブンみたいにウリャウリャとバイクをイジってない。非常にスムーズ。リーンウィズで進入したらそのまま。いらんことはせんでよいということである。同じHTとは思えないペースで下って行かれる。あとタイヤの空気圧も重要。やっぱチューブレスで低圧の方がええんかな。あとサスのトラベル量80mmやねんけど少ないんかな?D上さんのは130mmぐらいあるって言ってた。100mmぐらいに伸ばそかな。

 上りのコツはちょっと掴んだカンジ。激坂を発見したら軽いギヤに入れて足をブンブン回して「オリャ〜〜」っと行ってたけど、重いギヤでゆっくりバランスを取りながら落ち着いて漕いだ方が上れる。スタンディング結構重要。

 う〜ん、MTB難しい〜〜。

右カーブ攻略法

 右カーブが苦手だ。

 「オレも!」「アタシも!」というアニキアネキも多いとは思うが、私には及ばないだろう。なんせタイトな右カーブ時には自転車を降りてよっこらせっと向きを変えないと曲がれないぐらいであるうそ。

 右カーブが苦手な理由はいろいろあるらしい。「右コーナーが苦手」とでもググっていただければ、全国のアニキアネキが素晴らしい考察を述べておられるので参考にしてしただきたい。役に立つかは不明。

 その中でも一番有力なのが、KEWさんも言っておられた『左側通行説』。

 次いで『右利き説』、少数派ではあるが『右にアクセルがあるから説』というのもある。まあこれは自転車には関係ないか。

 他にも『日本は北半球にあるから説』『アレが左に曲がっているから説』等、様々な奇説珍説があるとのこと。何れにせよ右カーブに悩むアニキアネキは多いということである。

 私もそんな中のひとりなわけなので、自分なりにいろいろと考えるのだけど、結局は慣れの問題で、苦手ならそればっかり練習すればいいのである。元F1ドライバーの中嶋悟は「雨の中嶋」と言われるほど雨に強かったが、実は元々は雨のレースが苦手で、ウェットコースの練習ばっかりを続けていたら得意になった、というハナシは有名である。

 ダート工業のコース中に、どうしても気持ちよく曲がれない右カーブがある。明日の休みはそこばっかり往復するつもり。明日はあったかくなるそうです。うれしいです。

ロードに乗って気付くこと

 実に2ヶ月ぶりのケルビム号出動。良く考えたら2008年初である。特に何があったというわけではないが、なんだかフト乗りたくなっただけ。

 MTBのように重たい自転車をずっと乗っていたから、きっと久しぶりに乗るロードバイクでは、もう背中に羽根が生えたように走れると思っていたのに意外とそうでもなかった。

 確かに平地での速度維持の楽さとか、下から上までのタイムなどはロードの方が優れている。でもそれはただ自転車の走行抵抗が減ったことによる副産物であって、自分のカラダをA地点からB地点まで移動させるのに必要な仕事量はMTBもロードも同じである。時間が短い分、ロードの方が仕事量が多い気がする。

 MTBに用意された軽いギヤに甘えてたお陰で羽根が生えるどころか足枷を嵌められたように重い。期待していただけに尚更である。

 ただひたすらに自分と向き合うロードバイクと、自然を楽しみながら走るMTBと、これらは同じ自転車であって全く違うものではないのかと思う。「どちらが楽しいのか」なんてそんなの個人が決めればいいことだけど、ロードバイクとMTBの両方を所有していて、乗りたいときに乗りたい方を選ぶことができる環境にある人は、自転車乗りのなかでも幸せな部類だと思う。

 ロードも乗らないとMTBは速くなりませんね。

ローディーが考えるMTBテクニックその2



 セルフタイマーで。ケータイのセルフタイマー初めて使った。7時起床8時出発。newサスのインプレッションでダート工業アタック。

 雪に残る足跡とかタイヤ痕がそのままカチカチに凍っててツルツルすべる上にめっさ走りにくかったけど、下りは道に覆いかぶさっていた笹の葉とかが撤去されていて非常に快適だった。グッジョブ!ありがとうございます。

 今回は新しいサスなので、ちょっとぐらいのギャップなんかサスがスコスコ動いて何事も無かったようにクリアできるだろうと思って、わざとゆっくりギャップに突っ込んだりしたけど意外とそんなこともなかった。ゆっくりな入力では動かないのね。

 一度下りきって上り返し、カラダが慣れたのもあって2本目は結構すっ飛ばしたのだけど、そんな時のほうがサスがきちんと仕事をしていて、やっぱり早い入力をさせる方がいいみたい。そういえば店長がその辺の調整もできるよってことを言ってたから、遅い入力でも動くようには出来るのだとは思うけど、このままちょっと様子をみてみよう。調整の幅の広さに混乱するよりも、カラダを慣らせた方が手っ取り早い。要練習。

 そんなことを悟ると下りが一気に快適になった。今まではギャップに対してなるべく直角にタイヤの向きを合わせようといらんハンドル操作をしていたが、スピードが出ていれば結構無頓着に突っ込んでいける。逆にその方が安定してる。ライダーは怖いのをガマンするだけでよい。要練習。

 リヤが暴れてヒヤっとすることがあるけど、リヤの動きに意識を取られるより、そんなの無視してどんどん前を見ていかないと目が追い付かない。要練習。

 ハードパックな路面の右カーブが超苦手。ハラタツぐらい曲がらない。なんでやろ。要練習。



 下り途中にある倒木。前日に木馬メンバーがコース整備をしてくれたのだけど、これは撤去できなかったみたい。ていうか絶対ムリ!重すぎ!!ココから先の下りが個人的には好き。

天気悪いですね

 今日は雨。雪解けのドロドロの道をキレイに流してくれるとは思うけど、今晩から冷え込むとのこともあり、また通勤路は凍結する可能性大。雪が積もったり凍結したりすると、路面がウェットな時間がどうしても長くなるので自転車に乗るのが億劫になる。MTBに乗るようになって、ドロンコへの免疫もちょっとは出来たが、やっぱりカラダや自転車が汚れるのはあんまり好きじゃないみたい。その辺はまだまだローディーなのか。

 明日は9日ぶり(!)の休みなので、午前中だけでもダート工業に行ってNEWサスの具合を試したいのだけど、きっとまだ雪も残っててドロンコだろうなあ。まあゆっくりと“泥慣れ”していこうと思う。


 話は変わるけど、沖縄のレースの時、最後の10kmは力が入らなかった。きっと王滝でも最後の方はヘロヘロになっていると思われる。きっとハンガーノックみたいなもんだろうな。そんなかっこええもんでもないか。ガス欠やなガス欠。

 その対策を、昨日の帰り道にフト思いついた。コレはいける!めっさ名案!!ていうかなんでこんなこと気が付かなかったのだろうと思うほど。

 それは、「ちゃんと昼飯を食べる」こと。

 我々のようなシロートが、普段食べなれていないパワーバーとかジェルとかサプリメントで補給しようなんて、それはきっとプロの真似事なのだ。シロートにはシロートなりの補給の仕方があって、それはおにぎりであったりバナナだったりするのだとは思うのだけど、それも運動しながらちょこちょこ食べて、ゼーハー言いながらでは食べた気がしない。

 それならばいっそのこと、普段食べているヨメの弁当なんかをちょうどお昼の時間帯ぐらいに、しっかりと腰を据えて食べた方がいいんじゃないかと。

 長丁場のレースでは昼の12時を跨ぐことが多いのに、お菓子に毛が生えた程度のモノで腹がイッパイになるわけがない。ヨシ!オレは王滝で愛妻弁当を広げるぞ!そうやってゆっくりした方がかえって速く走れるに違いない!

 コンビニ弁当だったら笑ってください・・・・・。

冒険

 先日ホンダの研修センターへ行って2日間みっちりと研修を受けてきた。

 近畿のホンダディーラーからサービスマンが集まって研修するので、ホンダ学園時代の級友とばったり会うことが珍しくない。先日の研修でも10年ぶりぐらいにクラスメートに出会った。さらに今回の研修のトレーナーは偶然にも我々の担任をしてくれてた先生(本田技研は移動や転勤が多い)だったので、なんだか学生の頃に戻った気持ちで楽しく研修することが出来た。

 学校を卒業してからすぐにホンダのディーラーへ就職した。途中いろいろと色気が出てきて2年ほどブランク時期があったのだけど、まあそのお陰で自分にはクルマを触ることしか能が無いことが発見できたのでよかったと思っている。

 そんなことを級友や先生と話しているとやはり誰もがそういった色気の出る時期があるようで、専門の学校を卒業して、素直にその職種に就き、このままオレは終わっていくのか・・・・的な勘違いをするそうだ。

 今では嫁も子供もいるし、それを実行するにはリスクが大き過ぎるのでもうそんな冒険をすることもきっと無いのだろうと思うけど、こうやって級友や恩師と話し合える時間があるだけで、「あ〜いらん冒険せんでよかった」と思える。それは自分の人生における選択が間違っていなかったと確認できる時でもあるので、本当に心が穏やかになる。

 冒険できないジブンが冒険できるヒトを見て、羨ましく思うことはきっと恥ずかしいことではないのだ。冒険しないことも冒険なんだ。うんきっとそうだ。

明日と明後日の予定

 明日から2日間、研修により朝9時半に家を出ればいい。だから、

 5時半起床→6時家出→7時阪奈TOP→ダート工業→頑張って2往復→9時自宅に一時帰宅→さっぱり着替えて再出発→程よく研修→夕方木馬でサス交換→真面目に20時ごろ帰宅して良いパパキャンペーン実施→腹筋して23時就寝→5時半起床→6時家出→7時阪奈TOP→ダート工業でサスの違いにウハウハする→頑張って2往復→9時自宅に一時帰宅→さっぱり着替えて再出発→程よく研修→居酒屋木馬でサス談義→真面目に帰宅→良いパパキャンペーン→腹筋して就寝・・・・。

 ってな具合にイケばいいかなと妄想中。今晩はブロックタイヤに履き替えるぜ!

空を飛びたい

 気持ちよく下ってる最中なので写真を撮るのを忘れたが、ダート工業コースの途中に、倒木を利用した明らかに人工のものと思われるジャンプ台がある。以前に行ったときはなかったと思うから最近誰かが作ったんやろなあ。

 そのジャンプ台、MTBシロートな私から見るに結構な落差で、本気で飛んだらドエライとこまで飛んで行きそうである。飛んだ先にはすぐに右カーブが待っているのであんまりピョーンとは行けないと思う。

 他にも大きな岩が数個、コースのど真ん中に鎮座していてかなりのドロップオフになっているところがあって、今のところそれをバイクに乗ったままクリアしたことはない。某チョモ氏ならスカッと飛んで行くんやろなあ。

 トレイルに時々現れる乗車困難と思われる障害物も、技と度胸でクリアできたらどれほど楽だろうかと思う。そういう障害物ほど降りて押すのも困難なのだ。

 こう、なんちゅうか・・・・、カラダに絡まってる安全弁みたいなん、外れへんかなあ。

傷だらけ

 もう5年以上乗ってるし、メッセンジャー業務にも使ってたことがあるから傷だらけ。昨日もちょっと木馬でメンテしてもらったら気になるところがいっぱい出てきた。店長はそんなぼろぼろパーツを黙って組み直してくれてたけど、その指先からは「これは交換せなあかんやろ」的躊躇がビンビンに伝わってきた。

 「これで十分やん」ってみんな言ってくれる。もちろん私もこの自転車はとても気に入っている。これで王滝に出ないと意味が無いとさえ思っている。

 だけどふと思う。

 自分はこれからMTBerになっていくのか? それとも王滝で“終わり”なのか?

 どちらになるかでこのバイクへのお金のかけ方が変わってくる。それは決して愛情が無いとかではなく、お金を湯水のように使えない庶民の至極一般的な思想である。

 新しいフロントフォークはすでに買い置きしてある。でもまだ交換作業はしていない。それを交換してしまったとき、「それが新しいならここも」みたいに他のパーツまで欲しくなって、自分で自分を止めれるかが非常に心配なのだ。いや、実際にはお金がないから踏みとどまるしか選択肢はもう無いのだけど、それはそれで悶々とした日々を過ごすことになる。

 王滝で自分のMTBマイブームが終わってくれるならどれだけラクだろうか。それがわかっているならサスも買わないし、キャメルバッグも買わないし、なんにも買わない。「あ〜アレ欲しいコレ欲しい」も言わないで済むのだ。

 今日の嫁操縦もできない男に、半年後の自分の心境がわかるはずもない。

泥はね対策

 聞くところによると、王滝の土は砂の粒子がとても細かく、リヤタイヤが跳ね上げた土砂がレーパンの目地から入り込んできてオケツの皮をずりずりと摩擦してくれるらしい。その対策のためにマッドガードを装備したりするのだが、100kmもの長丁場ではあんまり意味がないそうだ。

 オケツの皮をずりずりやられるのは非常に辛い。レースの途中でレーパンを脱ぐわけにもいかず、たとえ湧き水等でザブザブ洗ったとしても、レースを続ける限り泥はね攻撃からは逃れられない。もうずりずりずりずりとヤラれるがままである。我がアタッカーズMTB部長も、オケツの皮がめくれてしまって真っ赤っかだったそうだ。

 ところが木馬店長は「そんなことなかったで」と言う。おそらくオケツの皮が厚いというわけでもなさそうだ。

 これは以前から思っていたことなのだが、背が高い人っていうのはサドルの高さが高く、シートポストが大きく伸びているから、リヤタイヤが跳ね上げる土砂のほとんどはサドルの裏部分でストップされ、ライダーに直接かかることが少ないからなのではないだろうか。

 実は私も泥はねによるジャージの背中の汚れが少ない方で、レーパンから背中の上の方まで一直線に泥汚れがつくということがあんまりない。それはやっぱりサドルが高いからなのかなあと思ったりする。

 上の画像は私のMTBだが、ものさしでも当ててもらえればわかるとおり、リヤタイヤが跳ね上げる泥のほとんどはサドルでストップされる。もしこれより10cmほどサドルが低い場合だと、ライダーに直接かかる泥は格段に増える。これを応用して考えると、GARYFISHERなどの29erは泥がかかりやすく、24インチなどの小径車は泥がかかりにくいということになる。あと、タイヤのパターンによっても違うだろうな。

 まあどうでもいいハナシだけど、そんなことをニヤニヤと考えるのは楽しい。