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次の目標

 ようやく(と言ったほうがピッタリする)イノウエさんが転勤となった。何度も何度も送別会や最後の練習やと言って会っていたのでありがたみもクソもなかったけど、これで本当にお別れである。各方面からは「M君寂しいやろね」的お心遣いがビンビンに伝わってきますが、実は転勤発表があったずっと前から、「いつかは東京にもどらなきゃならないだろうな」ってハナシを本人から聞いていたので、ある意味心の準備はできていたかもしれませんね。とにかく関東でも頑張ってください。

 

 「今度会ったときはコテンパンにしてやる」と彼は申しておりましたが、「安全ピンの刺すとこちゃんと勉強しとけ」と言い返したいです。見当違いのところに刺して無駄な血を流すぐらいなら、せめて白のレーパンはやめて、オーソドックスに黒レーパンでお願いしたい。白は血が目立つからこっちがビビる。

 

 ココ最近は彼の転勤ムードに押されていたけど、いよいよ本格的に練習に取り組まないと、いつまでも背中しか見えないナカハラくんとか、知らん間にメキメキと頭角を現してきているカワマタさんとか、その他隊長の座を奪ってついでにモテ期に突入したろと考えているモテないローディーにオイシイとこを持っていかれる。

 

 回転木馬女子部も発足し、さらに盛り上がりを予感させる今シーズン。頑張らなくては。

  

6

伊吹山ヒルクライム 反省

 リザルトが出ている。

 

 こっぱずかしいタイムなのでここでは発表しないけど、パッとせん成績である。自分なりには満足のいく走りができたのでそれはそれで良かったのだけど、まあ所詮自分の満足する走りといってもこの程度のレベルなのだ。

 

 せっかくなのでもう少しは速くなりたい。せめてナカハラくんと接戦するぐらいにはならないと隊長のメンツも立たない。だらだらと自転車通勤しているだけでは“ここまで”ということだ。

 

 今シーズンは飛躍したい。

3

伊吹山ヒルクライム 続き

 伊吹山ドライブウェイは道路の幅も広くて路面も良くて走りやすかった。いつも走ってるような山道よりもスケールが大きく、木々もなぜか背の低いものが多かったので、ずっとずっと先の道路まで見渡せ、時折その距離に愕然となるが、とにかく「みんなしんどいんや」とガマンした。

 

 外人とか速い人にズバッ!と抜かれても焦らない焦らない。ひたすらケイデンスを一定にするべく、マイペースを維持。ヒルクライムレースのレポートはおもしろないね(笑)。

 

 先発でスタートした山ちゃんの背中が見えたのでそれを目標にじわりじわりと追いかけた。山ちゃんと自転車が並びそうになったところで、ちょうど斜度が緩み、若干下り基調になったところで今までのガマンが爆発!立ち漕ぎですっ飛ばしてやった。45km/hぐらい出た。こんなとこで最高速アタックせんでも・・・・と自問自答したところですぐに斜度が増してきたが、なんとかそのイキオイを利用してゴール。先にゴールしていたナカハラくんと会う。オキナワでも同じような感じだった。次回は是非先にゴールしたい。

 

 荷物の受け渡しやゴール地点の混雑は、思っていたよりもなくて、大会車両から荷物を降ろすのを手伝っている人がいたり、自転車置き場をきれいに整頓して私の自転車を置きやすいようにしてくれたり、なかなかみんなマナーが良かった。大会が用意してくれた豚汁(インスタントw)は非常においしかった。気温も日差しがある分そんなに低くなく、用意していた上着などは着る必要もなく下山できた。

 

 ただ残念だったことは、クラスや年齢によってスタート時間が大幅に違ったので、お会いできなかったアニキがいたこと。下山途中に上ってこられる姿を確認したので安心したが、例えば私とローラーアニキなんかは1時間ぐらいスタートの時間がずれていたのではないだろうか。レースというよりも記録会みたいな感じだったが、人気のヒルクライムレースだったので仕方ないのかも。残念でしたが会えなかったアニキとはまたの機会を楽しみにしております。

  

 15時半ごろ回転木馬帰着。大会運営に携わった全ての人々、声をかけてくれたアニキたち、クルマを貸してくれた店長、どうもありがとうございました!

伊吹山ヒルクライム

 伊吹山ヒルクライムレースに参加してきた。当初の予想を反し、道路渋滞は皆無、天気は快晴、大会運営は順調で、何の不満も無くイベントを満喫することができた。スタッフの皆さんの良いイベントにしようという意気込みや、参加者の皆さんのマナーの良さが、スムーズな運営に繋がったと思う。

 

 レース前に会場をうろうろしていると、いろんな方々から「マエさん!」と声をかけられ、とても嬉しかった。それでもスタート時間が異なったり、駐車場がやたら広かったりしたので会えずじまいだったアニキがたくさんいた。会えなかったけどアニキたちのコスモは確かに感じていました。またの機会にお会いできることを楽しみにしています!

 

 肝心のレースの方だが、10人パック30秒毎のスタートだったので、混雑せずに走り出すことができ、落車の心配など全くナシ。レーススタートの殺伐とした雰囲気が好きなホビーレーサーには少々物足りなかったかもしれないけど、初心者が参加しやすいスタート方式だと思う。

 

 アップなんて何もしていなかったから、走り出してすぐに心拍が跳ね上がって苦しかったが、とにかくマイペースをアタマに置いて、心肺が落ち着くまでの3分間は追い抜かれてもひたすらガマン。カメラを構えている人の前では絶対アウターで立ち漕ぎすると言っていたが早くも公約無視。微妙な斜度の変化にギヤの選択を一瞬悩んだり、ペースが変わったりしたが、とにかくガマンした。こんなにガマンしたのは久しぶりだ。

 

 続く。

久しぶりの連休

 墓参りやら入園式やらで、平日のど真ん中、水木と連休。正月以来の連休である。かといって別にゆっくりしたわけでもなく、何かとバタバタした2日間で、正に貧乏ヒマ無しである。

 

 当然のことながらゆっくりパソコンに向かう時間もなかった。昨今のネット社会において、2日もパソコンを開いていないと、あっという間に時代に乗り遅れてしまう。伊吹山がコース短縮になったことさえ知らなかった。

 

 「伊吹山はどうもモチベーションが・・・・」なんてハナシをチラホラと聞く。今回も距離が短くなったり荷物の受け渡しがうまいこといくかどうかわからなかったり・・・・。私もその一員であることは否定しようがないのだけど、申し込むときは「よっしゃヤルで!」と思って申し込むのに、いよいよ本番が近付くにつれてテンションが下がるのは何故だろうか?

 

 そういう気持ちになるとついついあーだこーだと主催者側に文句を言ったり書いたりしがちだけど、やっぱり我々が随分と贅沢になってきているのだろうと思う。結局は上り坂でレースをすることができないんじゃないかという自信の無さからそんな気持ちになるんだろうなと思う。

 

 道路を封鎖してくれたり駐車場を確保してくれたり補給食を用意してくれたりして、みんな頑張ってる。そういう人たちに対してダメ出しをすることが最良なのではなくて、黙って全力でペダルを踏むことの方が最良なんだと思う。「金払ってるんや」という気持ちではなく、普段の頑張りの成果を他人と競い合ったり公式の記録として残してもらう為に、という気持ちを忘れないでいたい。

 

 と、キレイ事を書いてムリヤリ自分のモチベーションをあげる作戦・・・・。

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若者たち

 先日の淡路島一周ツーリングに、木馬イベント初登場の方が数名がいらっしゃった。

 

 その中にバリバリ現役の大学生がいて(なんで「バリバリ」をつけたのかは不明)、アルバイトで貯めたお金で購入したロードバイクでの参加であった。

 

 なんちゅう素晴らしい選択であろうか。大学生といえば周りのみんなはそろそろバイクやクルマの免許を取得し、ソッチのほうにお金をかけるパターンが多いはずなのに、あえて自転車に「アホちゃうんか」というぐらいのお金をかけるというその勇気というか若さというか、もうなんちゅうか、おっさんは軽く感動してしまったぞ。

 

 聞けば実家は六甲逆瀬川コースのスタート地点に程近く、下宿先は琵琶湖のすぐ近く。さらに大学はリッツクリテでご存知のあのリッツである。六甲上り放題、琵琶湖周り放題、リッツクリテ出放題というその恵まれた環境は、彼を自転車乗りにするべくして神がお導きになったと言っても過言ではないような気がする。

 

 クライマーでもスプリンターでもなんでもなりたいようになれる若い無限の可能性に、おっさんはやっぱり軽く感動したぞ。

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復活しました!

 (よ)さんのご協力により、我が『M君の日記(仮名)』はご覧の通り華々しく再開することになりました!(よ)さんありがとうございます!!

 以前と同様、レースやツーリング、内容の濃い練習のレポート、それから自転車に乗りながら思いついた妄想なんかを書き連ねていきたいと思っていますので、皆様これからもヨロシクお願い致します!!

更新が滞っております

 ここ最近更新が滞っておりますことをまずはお詫び申し上げます。

 新しいブログのシステムを(よ)さんに作って頂いておるのですが、なかなかゆっくりパソコンに向かう時間がなく、しかもこういうことに疎いのでうまいこと行ってないというのが現在の状況です。

 4月ぐらいをメドに新システムを立ち上げたいと思っております。自転車レースやツーリングレポートを中心に、後は何の生産性も無い妄想なんかを書き連ねて行こうと思っております(まあ今までと一緒ですわ)のでもうしばらくお待ち下さいませ。

 尚、mixiの方ではフツーに日記を書いたりアタッカーズ報告したりしております。こちらをお読みの方で、mixiにもいらっしゃる方は、ID=2583214にお気軽にお越し下さい。

自転車と人生

 先日、と言ってももう1年前。イトコの大学生にムリヤリ山岳賞コスプレをさせ、ケルビム号に乗せて墓参りに行った。

 何も目標がなくダラダラ過ごしているごくごくフツーの大学生が、何かに目覚めてくれるきっかけになればと思ってやったことが、1年の歳月を経て実を結んだようだ。

 知らん間にヤフオクでロードバイク買いよった。

 1万5千円だと。

 クロモリで、Wレバーで、8速で、サドルぼろぼろで、前後チューブラーで、空気入ってなくて、フレームサビサビ・・・・。

 正直なんで買う前に一言声かけてくれへんかってんと言いたくなるシロモノである。

 しかし、しかしだ。

 ロードバイクのことを何も知らないニンゲンが一生懸命ネットで探しまくって見つけた一品である。あの時のケルビム号の感動的な乗り味を忘れられず(多分)に探しまくって見つけた一品である。就職も決まらず、卒業も出来ず、周りからはヤイヤイ言われてヘコんでた日々の中で見つけた自転車である。

 「おまえエエ自転車見つけたやんけ!」

 ぐらいは言ってやりたい!

 今度の休みはその自転車をメンテしてあげようと思う。別に自転車乗りにならなくたっていい。その自転車がきっかけで、人生の歯車が上手に回り始めたら素晴らしいなあと思うだけ。

 人生の節目に、自転車があるって、イイ。