本格的に梅雨入りした。毎年毎年決まった時期にきっちり雨が続く。異常気象だの何だの言ってるが、結局は大まかには巡り巡って来るんだなあと関心しきりである。
で、この時期になるときっちりモチベーションが下がり気味になるのもシロートならではである。春先に上がりまくったテンションがここへ来て下降気味。そんな上がったり下がったりの波を一年で平均すると、おそらく海抜の低~い凪状態になるのだろうが、ま、上がり下がりがあったほうが面白いじゃないか。
今朝は520朝練の予定であったが、西やんDNSのメールが入ると同時に私のやる気スイッチも遠隔操作でOFFにされてしまい、NAMくんも道連れにしてキャプテン判断で中止とさせて頂いた。とはいえ外は久しぶりの晴れ間が出ているさわやかな朝だ。この日に乗らなかったらきっと後悔すると思って自転車通勤。それもTTバイクでだ。
私は通勤さえしていればとりあえず練習にはなったと言うことのできる立地に自宅と会社があるので幸せモンである。しかも乗るバイクを変えることによって適当に練習負荷を変えることもできる。この素晴らしいコースを、高いガソリン代を使ってクルマで通勤するなど、なんて馬鹿げたことなのだろうか。
そう、いつもそんなことを思うのである。自転車を漕いで爽やかな山頂の空気を吸うたびに。
そして、今日はいいライドが出来たと一日の終わりについつい飲み過ぎ、翌朝無意識にクルマのキーを捻っている自分がいる。
嗚呼、シロート万歳。
おはようおじさん
TT朝練では、大体決まった時間に決まった場所を通るので、すれ違ったり出会ったりする面子が固定されてくる。我々だけの呼び名なのでわかりにくくて恐縮だが、「縦縞のアニキ」、「犬ダッコおじさん」、「セクシー姉貴」、「フルモガキランナー」などである。そして今年からの新キャラ「グイグイおじさん」も仲間入りした。
当然通勤路にもいる。これは私だけの発見なので共有しにくいが、「電動おばさん」、「熊鈴ビアンキ」、「待ちぼうけおデブさん」などがいる。そして今朝、またまた新しいキャラクターが現れた。
阪奈頂上付近で登場した「おはようおじさん」である。
シクロクロスバイクのような自転車に乗っていて、ヘルメットは被っているが服装は普段着。年齢は60~70台といったところか。私の姿を見るや笑顔で右手を挙げ、
「おはようございます!」
と言った。その声はまるでテナー歌手かというぐらい“エエ声”でとても爽やかであった。挨拶をしただけで他人を爽やかな気分にさせる人は素晴らしいと思う。また出会いたい。
第5回チームTT練習
今日も元気に520。木本さんがゲストでやって来てくれた。木本さんは前日にアワイチをしたところだと言うのにスゴイ。このモチベーションを少し分けて頂きたいものだ。
というわけで今日は4人トレイン。やはり4人は楽々である。41ぐらいなら鼻呼吸できる。今朝はなんだか調子が良い。昨日は休養に充てたからだろうか。うまく体力が回復した実感がある。
往路はそんな感じで4人トレインで終了。復路は西やんの提案で、NAMくんを残して3人が逃げ。1分半後にNAMくんがスタートして追いかけてくるルール。追いつかれたらアウトである。
復路は若干の追い風か。3人でも42ぐらいで走り続けられる。私の調子がすこぶる良かったので一区間まるまる全部引いてみたりしながらNAMくんの追っ手から逃げまくる。
結局追いつかれずにゴールすることができた。その差20~30秒ほどだったろうか。2人ならヤバかったであろう。3人だからなんとか逃げ切れたようなものだ。木本さんありがとう。
ところで、エアロヘルメットの“ガワ”と”中身”が外れてしまった。長くクルマに入れたままにしていたのがいけなかったのか接着剤が変質してしまってパリっと外れた。とりあえず今日の練習では使うことができたが、横を向いたりすると風に煽られて“ガワ”だけが飛んでいきそうになる。要修理である。
第4回チームTT練習
珍しく西やんが「金曜日もやりましょ」と言うのでいつもの520集合。いつものグイグイおじさんの奇襲にも負けず走りだす。
調子は普通。少し悪いかなと思ったぐらい。やっぱりちょっとポジションがなんか変な感じである。
サドル高さ?
アームレストの高さ?
DHバーの位置?
よくわからん。TTバイクはロードと違って、その日の調子やシーズンの始めと終わりで出力の高いポジションが変わるように思う。ま、そんなこと言ってる時点でシロートなんだが、シロートなんで良いことにする。
練習ではNAMくんが随分抑えてくれているようだ。西やんが切れかけると40ぐらいで引っ張って休息時間を与えてくれるし、そろそろ回復したかな?まだかな?という絶妙なタイミングで42ぐらいに上げてくれたりする。
私のような“足かせ”が無ければもっと速いスピードでぶっ飛んで行けるのに。なんだか申し訳なく感じて、最後の最後に48ぐらいまでNAMくんを引っ張ってゴキゲンを伺っておいた。ゴキゲンを取れたかどうかは不明である。
練習後はそのままエクストリーム出社。仕事に支障が出ない程度に頑張る。
第3回チームTT練習
いつもの520集合。西やんは昨日の通勤アシストに引き続き2日連続のライドである。
無理をしている(笑)。
今日は曇り空で気温も高くなく、風も穏やかで走りやすかった。NAMくん先頭時44、私先頭時42、西やん先頭時40ぐらい。中盤から西やんが付き切れしだしたのでNAMくんが42ぐらいに調整してくれた。私も後半疲れてきて先頭40ぐらいに落ちてきた。せめて42で1分ぐらい引けるようにならないとな。
ところで、練習後にまた別の“グイグイおじさん”が現れた。
今度のグイグイおじさんは我々の機材に関することには一切触れず、なぜかそれぞれの居住地を聞いてきた。3人の居住地をおじさんの脳内地図にピンドロップし、そして現在地(練習集合場所)がその3つのピンを結んだ三角形のほぼ真ん中であることを確認すると(真ん中でもないんだが)、にっこりと微笑んでから、
「これからも仲良くね」
と、意味不明のことを言った。そしてさらに我々が走り去る姿を見て、
「3人だから三銃士みたいだね!」
と叫んだ後、満足したように手を振った。どうやらそれだけが言いたかったようである。
次回のグイグイおじさんにも期待したい。
通勤アシストが来てくれました
昨晩、西やんからメール。
「通勤アシストいりませんか?」
自分から売り込んでくるとはどういう風の吹き回しだろうか。かれこれ約1年ぶりである。
しかし過去ログを見て改めて驚いた。西やんはこの時すでにフライトデッキ様を引退させていたのである。私のような一般ユーザーが大切に大切に使い続けたフライトデッキ様を、あろうことか“中の人”である西やんが早々に見切りをつけていたこの驚愕の事実。愛社精神は無いのか!と声高に叫びたい。
ともあれ7時にケンタッキー前集合。35ぐらいのペースで清滝入口まで引っ張ってくれた。
そう、入口まで。
登り始めるや否や「帰りたい」と発言。そこから私が先頭で引っ張り、つづら折れでは気配すら消え去ってしまった。どっちがアシストやねん!と声高に叫びたい。
まあシーズンはこれからである。梅雨入りすれば私のモチベーションだってどうなるかわからない。とにかく怪我や事故の無いように楽しんで乗れればそれでいいと思う。西やん今朝はありがとう。また来てね。
フライトデッキ引退
ついにフライトデッキ先生が引退した。正確には戦力外通告である。
取り付け当初から心拍を拾わない、スピードを表示しない、ペアリングが煩雑、電池がすぐ無くなる等イライラさせられっぱなしだったが、どうしてもシフトインジケーターだけが便利でガーミン先生との併用を続けていたのだった。
しかしハンドル周りにサイコンが2つもあるブサイクな状況はなんとかしたかった。ちょうどバーテープも汚くなってきたところだったし、巻き替えるタイミングで配線周りを修正し、ガーミン先生のマウントも導入してようやくフライトデッキ先生に引退して頂いた次第。
ハンドル周りがスッキリした上に新しいバーテープでテンションも上がり調子である。
第2回チームTT練習
毎週日曜はチームTT練習。今日は西やんも初参加で3人ローテ。
西やんはTT練習どころか自転車自体が久しぶりなので流し気味にスタート。重いギヤをぐんぐん踏んでいるので調子がいいのかなと思っていたけど、やっぱり先頭に出ると消耗が激しいのか列車から遅れだす西やん。お構いなしに上げるNAMくん。そんなインターバルに挟まれる私も苦しくなってきた。
今年の我がチームの足並みはバラバラである。チームの中に、“アスリート”、“自転車愛好家”、“一般人”が混在しているようなものだ(笑)。全員がアスリートになるには少々無理があるが、一般人が愛好家レベルぐらいにはならないと、このままではアスリートが激おこぷんぷん丸である。
まあ今日の練習で西やんにもスイッチが入ったのではないだろうか。目指せ!脱・一般人!
で、練習を終えて私はそのまま自走出勤。今流行りのエクストリーム出社である。稼ぎもエクストリーム級になりたいものである。
第1回チームTT練習
2014年度のチームTT練習が始まった。
「いつもの時間にいつもの場所で」
これさえ変えなければ、そのものさしで自分を測ることができる。調子が良いのか悪いのか。モチベーションが高いのか低いのか。ま、社会人だし、家庭もあるし、自分が伸び縮みすることはあるだろうけど、ものさしさえ変えなければいつだって戻ってこれる。
今年はやめようかなと思ったんやけどね、なーんかこういうことでもないと自分自身がどっか行きそうになる気がするのよね。またしばらくお付き合い下さい。
で、練習レポートだけども。
鈴ひろさんと西やんがDNS。初日の今日はNAMくんと2人でトロバラ状態。流し気味で走りだす。
そういやスタート前にロードバイクを買ったばかりだという男性に声をかけられた。すごい自転車ですね→いくらぐらいするんですか→ちょっと持ってみていいですか→最近乗り始めたばかりなんですよ・・・・。
一通りの“儀式”を終えたあと走り去って行った。
早朝のグイグイ感に私もNAMくんも押され気味でそつない返事しか出来なかった。ロードバイク普及のためにはもっと愛想よくしないとな~と思うんだけども、初対面なんだからもうちょっとコミュニケーションの方法を勉強せいよとも言いたくなる。ま、こういうことはよくある。
気を取り直してスタート。40前後で流し。とはいえそれでもしんどい。去年の終わり頃は45ぐらいに壁があったが、今はその壁が40ぐらいに降りてきた感じ。食べ過ぎた朝食もリバース気味で調子が出ない。なんとか着き切れせずに御幸橋までの往復約20kmを終了。
20kmって長いな~と感じた2014年度チームTT練習初日でした(笑)。
ワールドサイクル&ベックオンカップ2014
ワーサイ個人TTに出場してきた。
435自宅出発、520桂川、635東近江ふれあい運動公園着。すでに到着していた大澤さんグループが駐車場所を確保しておいてくれた。ありがたい。こういうとこに気を遣えるおっさんになりたい。
受付をして準備をして試走を35分ほど。スタートして第1コーナーが少しショートカットされていてテクニカルになっている。1周が短くコーナーがタイトなので、インターバルがかかりまくる一番苦手なコース設定である。
木本さんが私を見るなりニヤニヤしておる(笑)。彼は先日の堺浜記録会で、私のより少し速いタイムを出したというだけでそこら中に「あいつは言い訳ばっかりや」だとか「何がキャプテンじゃい」だとか吹聴しておられたようだ。
・・・・・今日は絶対に負けん!!
個人TTは参加人数が多いのか2ヒート制で行われ、私やNAMくんは第2ヒート。大澤さんや木本さんは第1ヒートだった。少し時間的余裕があったので第1ヒートのレースを見学していたが、大澤さんにしろ木本さんにしろ、機材やフォームや体型(笑)からしてもう立派なTTライダーである。走っている姿も様になっていて、木本さんなんかは後ろから見ていると腰をクネクネしながらペダリングし、ほんとにグランツールのプロ選手のようであった。
こりゃ今日も負けるかな~なんて弱気になってきたが、周回を重ねるにつれて、明らかにコーナー立ち上がりで加速できずにへばっていく木本さんを見ていると自信が湧いてきた(笑)。
サインシートにサインをしてスタートラインへ。今年のケツ持ち(ペダルに両脚を嵌めて待機できるようにサドルを支えてくれる係員)さんは上手だった。ばっちり水平を保ってくれて、まるで自分とケツ持ちさんの平衡感覚がリンクしたかのようだった(大袈裟?w)。
いよいよスタート。やはりあの独特の緊張感は快感である。この環境に身を置けることに感謝したい。
第1コーナーへ向けて加速していく。なかなかスピードのノリが良いと感じたがあんまり飛ばし過ぎるのも良くないので加減しながら。コーナーのクリッピングポイントには砂が浮いているように見えたのでワザと大回りして減速しすぎないようにする。風はほとんどないのでホームもバックもほぼ同じ速度。コース幅が狭く(淀川練習コースほど)で、直線のように見えて少しクネっておりブラインド気味になるのでちょっと怖い感じもある。
2周目ぐらいまではまだまだ余裕。3周目ぐらいから少し強度を上げて漕ぐ。4周目は全開。コーナーの立ち上がりも特にへばることもなく、しっかりギヤをかけてペダリングできている感覚。酸欠になって周回を数え間違えるということもなかったし(笑)、自分的にはうまく出し切ることが出来たかなと思う。
結果は木本さんに8秒勝った。僅差ではあるが勝ちは勝ちである。「坊主にせい!」と言い残して撤収(笑)。ともあれうかうかしていると本当に抜かれてしまう。気を引き締め直すいい機会になった。こうやってどんぐりの背比べであっても楽しく競い合える仲間がいることは本当に素晴らしいことだなと実感した日であった。どうもありがとうございます。
1200に帰宅。午後からは地区の運動会やら少年野球やらで、長い1日でした。