第2回チームTT練習

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 毎週日曜はチームTT練習。今日は西やんも初参加で3人ローテ。
 
 西やんはTT練習どころか自転車自体が久しぶりなので流し気味にスタート。重いギヤをぐんぐん踏んでいるので調子がいいのかなと思っていたけど、やっぱり先頭に出ると消耗が激しいのか列車から遅れだす西やん。お構いなしに上げるNAMくん。そんなインターバルに挟まれる私も苦しくなってきた。
 
 今年の我がチームの足並みはバラバラである。チームの中に、“アスリート”、“自転車愛好家”、“一般人”が混在しているようなものだ(笑)。全員がアスリートになるには少々無理があるが、一般人が愛好家レベルぐらいにはならないと、このままではアスリートが激おこぷんぷん丸である。
 
 まあ今日の練習で西やんにもスイッチが入ったのではないだろうか。目指せ!脱・一般人!
 
 で、練習を終えて私はそのまま自走出勤。今流行りのエクストリーム出社である。稼ぎもエクストリーム級になりたいものである。

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第1回チームTT練習

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 2014年度のチームTT練習が始まった。
 
 「いつもの時間にいつもの場所で」
 
 これさえ変えなければ、そのものさしで自分を測ることができる。調子が良いのか悪いのか。モチベーションが高いのか低いのか。ま、社会人だし、家庭もあるし、自分が伸び縮みすることはあるだろうけど、ものさしさえ変えなければいつだって戻ってこれる。
 
 今年はやめようかなと思ったんやけどね、なーんかこういうことでもないと自分自身がどっか行きそうになる気がするのよね。またしばらくお付き合い下さい。
 
 で、練習レポートだけども。
 
 鈴ひろさんと西やんがDNS。初日の今日はNAMくんと2人でトロバラ状態。流し気味で走りだす。
 
 そういやスタート前にロードバイクを買ったばかりだという男性に声をかけられた。すごい自転車ですね→いくらぐらいするんですか→ちょっと持ってみていいですか→最近乗り始めたばかりなんですよ・・・・。
 
 一通りの“儀式”を終えたあと走り去って行った。
 
 早朝のグイグイ感に私もNAMくんも押され気味でそつない返事しか出来なかった。ロードバイク普及のためにはもっと愛想よくしないとな~と思うんだけども、初対面なんだからもうちょっとコミュニケーションの方法を勉強せいよとも言いたくなる。ま、こういうことはよくある。
 
 気を取り直してスタート。40前後で流し。とはいえそれでもしんどい。去年の終わり頃は45ぐらいに壁があったが、今はその壁が40ぐらいに降りてきた感じ。食べ過ぎた朝食もリバース気味で調子が出ない。なんとか着き切れせずに御幸橋までの往復約20kmを終了。
 
 20kmって長いな~と感じた2014年度チームTT練習初日でした(笑)。

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ワールドサイクル&ベックオンカップ2014

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 ワーサイ個人TTに出場してきた。
 
 435自宅出発、520桂川、635東近江ふれあい運動公園着。すでに到着していた大澤さんグループが駐車場所を確保しておいてくれた。ありがたい。こういうとこに気を遣えるおっさんになりたい。
 
 受付をして準備をして試走を35分ほど。スタートして第1コーナーが少しショートカットされていてテクニカルになっている。1周が短くコーナーがタイトなので、インターバルがかかりまくる一番苦手なコース設定である。
 
 木本さんが私を見るなりニヤニヤしておる(笑)。彼は先日の堺浜記録会で、私のより少し速いタイムを出したというだけでそこら中に「あいつは言い訳ばっかりや」だとか「何がキャプテンじゃい」だとか吹聴しておられたようだ。
 
 ・・・・・今日は絶対に負けん!!
 
 個人TTは参加人数が多いのか2ヒート制で行われ、私やNAMくんは第2ヒート。大澤さんや木本さんは第1ヒートだった。少し時間的余裕があったので第1ヒートのレースを見学していたが、大澤さんにしろ木本さんにしろ、機材やフォームや体型(笑)からしてもう立派なTTライダーである。走っている姿も様になっていて、木本さんなんかは後ろから見ていると腰をクネクネしながらペダリングし、ほんとにグランツールのプロ選手のようであった。
 
 こりゃ今日も負けるかな~なんて弱気になってきたが、周回を重ねるにつれて、明らかにコーナー立ち上がりで加速できずにへばっていく木本さんを見ていると自信が湧いてきた(笑)。
 
 サインシートにサインをしてスタートラインへ。今年のケツ持ち(ペダルに両脚を嵌めて待機できるようにサドルを支えてくれる係員)さんは上手だった。ばっちり水平を保ってくれて、まるで自分とケツ持ちさんの平衡感覚がリンクしたかのようだった(大袈裟?w)。
 
 いよいよスタート。やはりあの独特の緊張感は快感である。この環境に身を置けることに感謝したい。
 
 第1コーナーへ向けて加速していく。なかなかスピードのノリが良いと感じたがあんまり飛ばし過ぎるのも良くないので加減しながら。コーナーのクリッピングポイントには砂が浮いているように見えたのでワザと大回りして減速しすぎないようにする。風はほとんどないのでホームもバックもほぼ同じ速度。コース幅が狭く(淀川練習コースほど)で、直線のように見えて少しクネっておりブラインド気味になるのでちょっと怖い感じもある。
 
 2周目ぐらいまではまだまだ余裕。3周目ぐらいから少し強度を上げて漕ぐ。4周目は全開。コーナーの立ち上がりも特にへばることもなく、しっかりギヤをかけてペダリングできている感覚。酸欠になって周回を数え間違えるということもなかったし(笑)、自分的にはうまく出し切ることが出来たかなと思う。
 
 結果は木本さんに8秒勝った。僅差ではあるが勝ちは勝ちである。「坊主にせい!」と言い残して撤収(笑)。ともあれうかうかしていると本当に抜かれてしまう。気を引き締め直すいい機会になった。こうやってどんぐりの背比べであっても楽しく競い合える仲間がいることは本当に素晴らしいことだなと実感した日であった。どうもありがとうございます。
 
 1200に帰宅。午後からは地区の運動会やら少年野球やらで、長い1日でした。

ワーサイに行ってきます

 先々週、堺浜アタックに行こうとクルマにTTバイクを積んで出発。到着して始めて気が付いた。
 
 シューズを忘れたことに・・・・。すぐさま家に取りに帰った。
 
 
 そして先週。今度は忘れ物がないことを確認して再び堺浜へ。ヘルメットを被り、シューズを履いてさあアタック!と思ったところでDi2のバッテリーが付いていないことに気が付き、冗談ではなくその場にへたり込んだ。コルナゴに付けたまんまである。
 
 最近こんなミスが多い。今まではもっと意識がきめ細やかなところまで行き渡り、他人の忘れ物にまで気をつけることができたように思う。酒の飲み過ぎで脳が萎縮してきたのであろうか。そうなのであれば由々しき事態である。
 
 このブログも更新が滞りがちである。昔はもっと文章が沸いて出てきたように思うのだが、最近はなかなか筆が進まない。気が付けば以前と同じことを書いていたりする。
 
 私も今年で41だ。男の人生の中で最も脂の乗った充実した時期なのかなと思うけど、そういううっかりミスが、人生を揺るがす大きな失敗に繋がらないとは言い切れない。ヒヤリハットとはよく言うが、今一度気を引き締めなおしていきたい。
 
 
 そんな中、今週末に行われるワールドサイクル&ベックオンカップ2014に参加してくる。個人TTである。レースの結果云々よりも、シューズやバッテリーの確認や、NAMくんのピックアップを忘れないように気をつけたい(笑)。

TT本格始動

 久しぶりの更新すぎてログインパスワード忘れかけてた今日このごろ。先日の木曜日に堺浜アタックへ行ってきた。
 
 今年のチームTTは、AチームとBチームのメンバーを一度シャッフルして、シーズン初めの記録会で上位のタイムの者からチーム分けしていこうというふうになった。
 
 その記録会のコースに使われるのが堺浜。左回り一周のタイムを計測。計測にはStravaを利用して「堺浜周回」のセグメントを使用することに。
 
 休みの都合上みんなと一緒に記録会に参加できないので、まずは単独でタイムアタックしてきたというわけ。メンバーの戦意を喪失させるほどの暫定1位トップタイムを叩き出してゴキゲンを伺ってやろうと妄想していたのだが、なんだかまったく速度に乗らず、Aチームはおろか戦力外通告されてもおかしくない驚愕のタイムであった。
 
 サドルを先割れタイプのものに変更して以来あまり攻めて乗っていなかったので気が付かなかったがどうもポジションがおかしい。ハンドルが全体的に近くて窮屈である。このままではアカンと周回もそこそこにその足で回転木馬へGO。
 
 10mm長いステムをお借りして装着。すぐさま淀川TTコースへ試しに行ったらこれがピッタリ。「合わなかったら返品してくれていいよ」とのお言葉を頂いていたがこのままでいこう。お金払いに行かないと。
 
 次の休みにもう一度堺浜へリベンジである。今度こそ・・・!

単独アワイチ

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 毎週水曜日はスイミング引率であったり保育園送り迎えであったりと、休みでありながら何かと忙しいのでたまに水曜以外の休みがあると丸1日がパパの自由時間となって嬉しい。この日も木曜日が休みということで幾日も前から妄想に妄想を重ねてきた「単独アワイチ計画」を実行した。
 
 5時起床、5時半出発。6時半過ぎに淡路道の駅に到着。淡路ICすぐの有料駐車場へ入れようと思ったのだが開門が7時からだったのでやむなく道の駅にデポすることにした。「サイクリング目的の駐車禁止」との看板が出ているが、平日やし空いてるし1台だけやしええやろと。すいません。
 
 準備して7時出発。気温は3℃ぐらいだったかな。風は北風。木馬イベントとは逆の反時計周りに走りだすことにした。数年前のこの時期に京都のアニキたちとアワイチをした時初めて反時計周りに走ったが、強い北風にも関わらず上手く追い風に乗ることができた記憶があったので。
 
 やはりその選択は間違っていなかったようで、後半少し向かい風区間があったがおおむね風に悩まされることもなく、TTバイクにとっては嬉しいライドだった。ただ、反時計周りだと後半に交通量の多い区間が来るのですこし辟易する。ツーリング始まりのアップ区間で交通量が多く、後半かっ飛ばすことのできるという意味では時計周りのほうがいいかもしれない。
 
 TTバイクでの100km超えは初めてではないが、やはりポジションが前傾であるがゆえに股間へのダメージが半端ではない(笑)。上り下りもあるのでTTポジションで走行したのは全体の30%ぐらいではないだろうか。新しいレーパンでパッドがしっかりした状態だったのでなんとか耐えることができたが、履き古したレーパンだったら途中リタイヤしていたかもしれない。
 
 ともあれなんとかトラブルもなく単独アワイチに成功。146kmの距離を5時間50分ほど。自分にとってはなかなかのペースで走りきることができた。デポしたクルマにバイクを突っ込んですぐに松帆の湯へ移動。平日の昼間ということもあってガラガラ。冷えきったカラダをブクブクの湯で温めているとダシを取られる昆布の気分であった。
 
 

TT始動・・・にはまだ早い

 久しぶりに乗りたくなったのでTTバイクにエアを入れてライド。坂を登る気はさらさら無いので淀川河川敷をいつものTT朝練コースまで往復。当然ロードバイクよりは巡航速度は高いけど、それでも40巡航などは程遠く、45とかで列車を組んで走ってただなんて信じられないぐらいである。
 
 何よりも、ヒートテックタイツとレーパンの重ね着をしていると、TTポジションでは股間が痛すぎる。2~3漕ぎするうちにレーパンのパッドとヒートテックが絡み合って股間の“身”を絞り上げてくるのだ。別に巡航速度は上がらなくてもいいから、ゆっくりと長い距離を走りたいこの時期にとっては由々しき事態である。
 
 この時期のライドはじっくりとLSDレベルで長く走りながら、冷たい空気が脳みそ内をクリアにしていくあの感覚が好きなのに、脳内は常に股間のことで一杯であった。途中でトイレにでも駆け込みタイツを脱いでやろうかと何度も考えたが、太もも付近が冷えるのが嫌なので、なんだかんだと痛みに耐えながら休み休み帰宅。冬ライド用に股間部分を大きくカットしたヒートテックタイツをDIYしようとココロに堅く誓ったのである。
 

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SHIMANO SUZUKA 2013 TTT

 300起床330出発。今年は西やんとNAMくんをピックアップしないかわりにヨメコドモが付いてくることになったので荷物が倍増(汗)。ノンストップで540に鈴鹿到着。駐車場から荷物を運び込み、チームオフィスの鍵を借りて615の試走時間のなんとか間に合う。
 
 天候は曇り。名阪国道を走っている時にザーっと降ったけど、運良く鈴鹿入りしてからはまとまった雨は降らず大変助かった。試走は他のライダーが多くて思うように速度が出せなかったがそれでもサーキット感覚を思い出すには十分。2周目で遅れてきたNAMくんと西やんとコース上で合流し、合計3周で試走終了。相変わらず鈴鹿はしんどい印象。
 
 スタート収集時間まで5時間以上ある。クルマにローラー台を取りに行ったり仮眠したりブースを物色したりして過ごす。1130ごろからローラーでアップ開始。チームオフィス内で子供が走り回る中、黙々とローラーを回す。なかなかシュールであった。40分ほど上げたり下げたりしながら回して終了。いよいよスタート地点へ。
 
 スタッフが収集に手間取っていたようで少し予定より遅れたけど、なんとか無事にスタート。
 
 NAMくん→私→西やんの順。3人のエアロヘルメットのバイザー上部には、先日から紹介している「遅れたら押すスイッチLED」があらかじめ取り付けられており、NAMくんが押すと。私が押すと、西やんが押すとのLEDが光るようになっている。
 
 スタートしてすぐのホームストレートはNAMくんがペースを作ってくれた。ヘアピンを抜けて130R~バックストレート途中まで私。バックストレートからスプーンカーブまでは西やんという感じで回した。バックストレートでいきなり落車して倒れている人がいてビビった。仰向けになったまま動かなかったが大丈夫だったのだろうか。あの姿を見て無駄に安全スイッチが入ってしまった(笑)。
 
 ヘアピン手前で西やんが後ろに下がり、ヘアピンを曲がって一番速度に乗る立体交差の下をくぐる。いつもここで体重の軽い西やんが遅れ気味になるのだが・・・・。
 
 「ピカー」!が光った(笑)。
 
 脚を止めて西やんのドッキングを待つ。緑が消えたのでドッキング完了と判断して加速。念のため後ろを見るとちゃんと西やんがいる。うん、この装置は素晴らしい。
 
 S字カーブで速度に乗りすぎてブレーキをかける。勿体無い。メンバーの後ろに付けているとオカマを掘りそうになるぐらいに速度が出るので縦一列にはならずに横に並んだりラインを大きく外したりしてワザと風の抵抗を受けて速度を調整する。最終コーナーをクリアしてホームストレートで私が先頭に立った。
 
 私の心配しているセクションはこのホームストレートだけである。ここさえメンバーに付いて行くことができれば後はほぼ平坦と下りだけ。だからここは死んでも付いて行く!と誓って鈴鹿に挑んだのだが、タイミング的に私が先頭に立ってしまい、良くも悪くも私のペースとなってしまう。つまり遅い。。。メーターは30を割り、29とか28ぐらいになる。あーこれはすぐに先頭交代して登りの速い西やんにパスするべきだろうなーと思っていたらヘアピンがやって来て、パスするタイミングを失い結局バックストレート手前ぐらいまで私が引いてしまうこととなった。
 
 下り基調のバックストレートで西やんが前に出る。軽い西やん+向い風ということもあって速度が乗らない。お陰で後ろで脚を止めることができて随分回復したのだが、レース展開としてはあまり良いとは言えない。それぞれが不得意としているステージを先頭で引くことになってしまっている。
 
 バックストレートが終わってスプーンカーブ。思いっきり風を浴びながら下りで漕ぎ続けた西やんは消耗気味。先頭交代してくれても良かったのだが、他のチームがダンゴになっていてうまく交代できず、ここでも西やんが大きく消耗してしまった。スプーンをクリアしてNAMくんが先頭に出て加速しようと踏んだ時・・・・!
 
 「ピカー」!が光った。
 
 ヘアピンまでの平坦路から、ヘアピンをクリアするまでの下りは西やんの回復待ち。S字では私が先頭。しかしほとんど踏まず。なんでこんなに楽なのか。これはTTバイクのお陰に他ならない。
 
 今年は明らかに練習不足であった。脚の仕上がりとしては去年のほうが手応えがあり、今年は正直言ってヤバイかなと思ってた。さらに鈴ひろさんが不出場となった今、3人でゴールすることが最低限のノルマとなった。何が何でも列車から切れることは許されないという緊張が、スタート前の私を襲った。どうりでいつものスタート直前とは違う緊張感を感じたのだ。いや、不安感といっても過言ではない。
 
 それがどうだ。下りでは(あくまで下りのみw)NAMくんさえも置いて行きそうになるぐらいに走るではないか。このエアロボディ、このジオメトリ、このプラシーボ(笑)。全てが絡み合ってこのバイクは私を異次元の速度で移動させている!
 
 (下りのみw)!!
 
 お陰でS字のあとにNAMくんに先頭を譲っても、先程は30出せなかったホームストレートが35ぐらいで付いて行けるぐらいに回復している。もうこのバイクさえあれば鈴鹿など怖くない。ホームストレートさえやっつければ後は惰性でなんとかなる。このことを2周目終了時点で悟ると、今まで私を包んでいた緊張と不安はどこかに去って行き、代わりにこのメンバーをなんとかゴールまで連れて行ってやろうではないか!という意気が湧いてきたのである。
 
 NAMくんはヘアピンまで引いてくれた。後ろから見ているとさすがのNAMくんも立ち漕ぎして苦しそう(に見えた)。ヘアピンをクリアして私が先頭に。よっしゃここはイッパツ長めに引いてやろうではないかと、130R~バックストレート~スプーンカーブまで引いた。ヘアピン手前で下るので西やんに楽してもらおうと先頭に出てもらう。デグナーをクリアしてNAMくん先頭。後はS字と最終コーナー。
 
 よし!ラストや!これで俺達の夏は終わりだ!行くぞ!!
 
 「ピカー」。、光った。
 
 とは言え下り基調なのですぐに西やんドッキング。S字で速度に乗ってきたので前を走るチームを抜きたかったが上手く抜けず。ブレーキングしながらのS字となった。最終コーナーを抜けてゴールスプリントで抜いてやろうと加速!横にいた西やんに「アレを抜くぞ!」と声をかけてギヤをかける!
 
 あれ?西やんが横にいるのにが光る?
 
 んん?も光った?
 
 あれ?オレってそんなに速い?どんだけ今日のオレ調子ええの?
 
 後ろを振り返ると少し離れてNAMくんが見えた。スプリントは控えて少し待つ。あれ?西やんのが消えない。どこや!西やんドコやーーー!
 
 右横におった。
 
 ちょっとしたLEDトラブルだったようだ。危うく接触しそうになったけど、なんとかゴール。最後は機械に振り回された感も否めないが(笑)、まあそれも含めてとても楽しかった。ゴールしてすぐに雨がサーっと降ってきて、レース中でなくて良かったなあと思った。そういえばずっと曇りだったお陰で気温が随分低く、私の調子が良かったのもそのお陰だったのかもしれない。
 
 レース中は4回ほどボトルの水を飲んだ。ボトルとゼッケンプレートが干渉しており少々邪魔だったがなんとかなった。次回はその辺を考慮した位置にゼッケンを取り付けようと思う。
 
 応援してくれた皆さんありがとうございました。遠方からも友人が来てくれてたようでしたが挨拶できずに申し訳なかったです。順位は全然ダメでしたが、ここ数年の走りの中では最も充実していたのではないかなと思います。メンバーのみんなもお疲れ様。出走しないのに手伝いで来てくれた鈴ひろさんありがとう。また一緒に走ろう。
 
 
 
 

明日は鈴鹿

 いよいよ明日は鈴鹿でのチームTTである。結局チームTT練習は20回。そのうち4回ほどは欠席しているので16回ほどしかやっていない。さらにそのうち4人で揃えたのは10回程度かもしれない。近年稀に見る練習量の少なさである。
 
 今年はNAMくんに譲ってもらったTTバイクを導入し、日々の練習や通勤、6月の内灘などでは良いライドができてるように思う。やはりいくらロードバイクにTTハンドルを付けようとディスクホイールを履かそうと、そのために生まれてきたTTバイクには敵わない。明らかに平坦と下りが速い。ただでさえ鈴鹿の下りで体重の軽い西やんを置いていってしまうほどなのに、今年はぶっ千切ってしまう恐れもある(笑)。
 
 始めてのTTバイクでの挑戦となるのでベストの走りをしたいと思う。鈴ひろさんがいないのは残念だけども、3人なら3人でしかできない走りもあるし、それを理由に流して走ることなんかあり得ない。
 
 日米通算4000本安打を記録したイチローは、毎日毎日試合のある日は朝ごはんに同じものを食べ、同じ時間に球場入りし、同じストレッチを同じ順番でやり、バッターボックスに入る前には同じアクションをやる。結果はコントロールできないものだが、準備はコントロールすることができる。それらの行動は、常に同じ状態、ベストの状態を保ち続けるためテクニックなのだそうだ。
 
 たしかにレースが始まったら何が起こるかわからない。だけどスタートするまでにできることはたくさんあるし、それをやらずして結果を求めることは、宝くじに当たれーと言っているようなものだと思う。
 
 ということで早めに出勤して工場でTTバイクのメンテナンス。ここまで大きなトラブル無しで走ってくれた。明日は雨の可能性が高いけど、頑張って走って欲しいものである。

第20回チームTT練習

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 今回で20回目の練習。去年より10回ぐらい少ない(汗)。まあ去年はちょっとやりすぎた感もあって、常に疲れと共に過ごしてきたように思うのでこれぐらいがちょうどいいのかも。現に今年は寝坊でDNSというメンバーが今のところいない(笑)。
 
 鈴ひろさんはお休みなので3人で。当たり前だが3人はしんどい。しかしペースはなかなかいいペース。45ぐらいで巡航する。自分の中で「40の壁」というものがひとつの調子の目安みたいになっていたけど、これからは「45の壁」としてもいいかもしれない。40ぐらいの巡航でチマチマやっていても上位には入れないことはわかった。練習コースで常に45巡航を目指せば、そこそこのところまではいけるのではないかと思う。理想は「50」だけども、あの練習コースで50巡航は危険が危ない(笑)。
 
 第1区間を終え、西やん先頭、その次NAMくん。最後尾私。西やんが先頭をパスするときに苦しそうに首をかしげるのが見えた。調子悪いのかなと思ったけど、次のNAMくんが45を維持するので付いて行くのに集中。しばらく引いてもらって私が先頭に出た頃に後ろに下がったNAMくんから声が。
 
 「西やんいない・・・!」
 
 付き切れしていたようだ。今日はNAMくんの「切れそうになったら押すスイッチ」システムを装備していなかったので全く気が付かなかった。これがレースなら一発アウトである。ペースを落としても復帰する様子がないので仕方なく2人で回す。3人でしんどいのに2人がどれほどかは書くまでもない。8割がたNAMくんに引いてもらって練習終了。西やんはスタート地点で座り込んでおった(笑)。
 
 何やら「クレアチンローディング」なるものが流行っているようで、クレアチンの入ったクスリを飲み続けると爆発できるらしい。しかし飲んだ直後は少し吐き気みたいなのがあるらしく、練習直前に摂取してきた西やんのドーピングミスということだろう(笑)。私はあまりサプリやプロテインを好まないので飲まない。もともとマメではないのですぐに飲むのを忘れてしまうのだ。飲んだら速くなった気はするけどおそらくプラシーボ。サプリの本来の性能を実感したことがないからだと思う。
 
 ともあれ一応過ぎの水曜日の練習でチームTT朝練は終了。気が付けば本番が1週間先に迫っていた。今年は苦戦が予想されるが、今回もここまでやれたことに感謝しながら楽しんで走りたい。