21日のけいはんなロードレースは私にとって初めてのクリテリウム形式の個人ロードレースだったとはいえ、アノ結果に満足するようではホビーレーサーとして失格である。
応援に来てくださった皆様には本当に感謝している。レースが終わってどんどん更新される彼らのブログには、私が「ショボかった」部分には一切触れず、「興奮した」「楽しかった」「俺も頑張る」等の遠まわしコメントがアップされ、皆様の優しさをひしひしと感じている次第である。逆にそれがツラかったりするのだが。
あまりのヘタレさと恥ずかしさに、ブログの更新をしばらくお休みしようと思ったぐらいだが、今後の私のさらなるレベルアップの為に、今回のレースの反省と対策を言い訳を交えながら記していきたいと思う。私の情けない姿をレース会場で目にされた方々は、「フッ」と鼻で笑って読み過ごして頂きたい。
まずスタート位置。きっちりと把握していなかった為、「ここでええやろ」と落ち着いた場所は気が付いたら一番後ろだった。おかげでギリギリまで着ていようと思っていたジャンパーを脱ぐタイミングがおかしくなってしまいアタフタしてしまった。「アイツ緊張しとるな」と思われたに違いない。
1周目。集団の中にいて走っていたら、とんでもない数値をスピードメーターが示していた。なんと60km/h!下りでしかこんなスピード出したことがない。おかげで少しビビってしまった。次のレースはメーターを外しておくことにする。
2周目。「この辺なら安全やしなんかあってもすぐに対処できるやろ」と陣取った位置は集団後方の端っこ辺り。実はここが一番しんどかった。コーナーではインベタでしか曲がれないから必要以上に減速しないといけなかったし、そこからの加速はツライものがあった。
2周目か3周目。落車発生!私のすぐ右前方でものすごい音と共に、数台の自転車が宙を舞っていた。皆さん高価な軽量自転車だから飛ぶ飛ぶ。良く確認は出来ないが、コーナーの立ち上がりでふらついたのが原因かもしれない。完全にキン○マが縮み上がってしまい、集団の中に入れないようになってしまった。
4〜6周目。射程距離だと思っていた集団はなぜかジリジリと離れて行き、一人旅となってしまった。第一コーナーでまた落車があったようだ。「痛そうやなー」と思いつつ「しれ〜」っと通り過ぎる。単独であのコースを周回するのはかなりツライ。ムリしてでも集団の中にいるべきである。前方からパラパラとこぼれてくる電池切れの方々を風除けに使い、そして追い越すというバトルっぽいことをしてみるが・・・、虚しい。あまりにも静かなゴール地点を、とりあえず最後のあがきをして通過。・・・寂しい。
今になって思う定番、「あの時もっとイケとった」。ホントにそう思う。「もうアカン」と思ったところから根性出してれば集団に付いて行けてた。「苦しい!死ぬ!」と思ったところからもっとモガいていても多分死ぬことなんて無い。
実力とか才能とか、とりあえずそんなものは考えないことにして、「あと一発の根性」が有るか無いか、そこだと思う。勝つか負けるかは。