てとて

 親の言う事を聞かなかったからか元々そういう体質なのか、サカムケとかヒビワレとかになりやすいタイプで、さらに仕事柄工業用石鹸をよく使うから、この季節になるといつも私の手はガサガサのボロボロだ。

 そうなってしまうと痛くて指先に力を入れられなくなり仕事に支障をきたすので、いつもハンドクリームをたっぷり塗り、運転中や就寝時には手袋をしたりしてお手てのケアには結構気を遣っている。まるで手タレ並み。

 私は昔っから、少女漫画に出てくる白魚のような指(ベタな表現だけど)に憧れていて、自分もそうなりたいと常日頃から思っていたのだけど、こればっかりはどうしようもなく、気が付けばいつの間にか紛れも無くオッサンの手になってしまった。

 仕事で工具を握っている時や、パソコンのキーボードを打つ時など、日常生活の中で視界に入る自分の手については何とも思わないのだけど、タマ〜〜に鍵盤の上に手を置いたりなんかすると「うわー、これオトンの手ェやん」なんて思ってしまう。所謂世の中の「オトン」と呼ばれる人種がおよそ触らないであろう物を触る時にいつもそう思う。針とか糸とかボビンとか。あっ、雛人形とかもね。

 「オトンの手」に対しては人それぞれいろんな感情とか思い出なんかがあると思う。私は早くにオトンを亡くしたので、オトンに関する記憶は薄れつつあるが、それでも撫でられたり叩かれたりしたオトンの手の感触は憶えている。タバコの匂いがして、やっぱりガサガサでボロボロだった。デカくてゴツゴツしてるクセに細かい作業が得意だった。

 先日皮膚科でアトピーだと診断された息子の柔らかな手にクリームを塗っていると、いつの間にか自分の手が「オトンの手」になりつつあることにフト気付くのだった。

濃霧アタック注意報

 昨日の雨が続いておりクルマ出勤。今朝の清滝は濃霧。ていうか雲の中って感じ。数メートル先の視界ゼロ。

 清滝を上る前にR163でローディーを見た。雨降ってるのに誰や・・・と思ってみると、あれはきっと十三峠マニアさん。面と向かってお会いしたことは無いが、いつかはアタッカーズにスカウトしようと思っているマジクライマー。なんせハンドルネームが“十三峠マニア”。

 この濃霧の清滝を上って来られるのだろうか。事故にならなければよいが・・・。

本気で嬉しい

 ノンちゃんからとってもステキなプレゼントを頂いた。手作りのランプ。ちゃんと電球とソケットも用意してくれてるところがイイ。

 ありがとうノンちゃん!めっさ嬉しいです!ヨメコドモには絶対触らせない是!


 どこかに「好きです」とか書いてるかなと思ってくまなく探したけど無かった・・・。

重いと速いのか

 先日Hさんと話していてそんな話題になったのだけど、やっぱり体重が重いと下りは速いのでしょうか?

 私は速いと思う。だって某店長とか某アル中アニキとかメチャメチャ速い。漕いでも漕いでも追いつかない。レースでは下りの速さ(もちろんコーナーリング技術も要るけど)も重要だから、体重ばっかり気にするより少々重くなっても筋肉(もちろんゼイニクはあかんけど)つけるほうが有利なのではないかと。

 ところがHさん反論。「落ちるスピードは重さ関係ないって理科の実験で習ったやん」とのこと。確かに習った気もする。「重く(デカく)なったら空気抵抗増えるしブレーキ効かへんし遠心力増えるから絶対遅い」らしい。でも実際重い人速いし。メモに図解したりして熱く議論するが結論出ず。

 これを私のような理科苦手人間にわかりやすく説いてくださる方はいらっしゃいませんでしょうか?ひろアニキに超難しい計算式書いて欲しい気もしますが(笑)。

善人納めの日

 正直言って、悪人になりきれていなかった自分がいる。こんなことではオキナワ完走など有り得ない。今日は“善人納めの日”と制定し、明日からは悪人になれるよう精進したい。

 朝っぱらからヨメコドモを連れて自転車で大阪城公園まで。実はPEANA2アニキのブログに書かれていた“ローラー滑り台”がやりたくて仕方無かったのだ。ローラー初体験の宗一郎は大喜び!祝日というのもあってものすごく込んでいたが、順番抜かしをしつつ一人で20往復ぐらいしてた。次回は滑り台大好きだという猿隊長のご子息ケンタも連れて来てあげたい。



 ↑はしゃぐ嫁と宗一郎。固まるこころ。

 その滑り台におもろい落書きがあった。イヤおもろいかどうかはわからんが、私のツボにばっちりハマった。



 ↑『アップルスター(ひろめろ)』
 私のブログで広めといてやるから感謝しやがれ!

 公園のベンチでコンビニ弁当を広げて食べ、帰路に。案の定宗一郎は眠りについた。



 ↑つくづく思うが子供はカラダがやらかい。

 で、帰宅して最終ミッション!「雛人形片付け」。ヨメコドモを嫁実家に放り出し、一人で黙々と作業。うるさいのがいないからハカドルハカドル。



 ↑ついにやった是!さっぱりした!
 ・・・ていうかこの箱どーすんの?8箱もあんねんけど。

 ぐへへ〜〜。もう思い残すことは無い是!明日から悪人三昧じゃい!

思わぬ強度

 家でまったりと過ごしていたら、まっさんが宗一郎の診察券を預かりに来てくれた。まあこれは当事者にしかわからないことなんで詳しくは書かないが、とにかくちょっとした用事で大阪城夜練へ行く途中に寄ってくれた。

 私もなんだか触発されて、缶ビール2本も呑んでたのにも関わらず慌てて準備して家を飛び出した。まっさんは明日淡路島ツーリングで朝早いから今晩はゆっくり流すという。賛成賛成。

 大阪城周回コースに着いて走り始めてまもなく“深夜特急”発見。調子こいて付いて行ったらエライスピードで引っ張られた。そのペースで数周回。リバースはギリギリ避けれた。

 少し談笑しながら流す。深夜特急アニキは清滝を9分とか8分とかで上るマジクライマー。私のブログも読んでくれているという。「ブログ読んでる限りではそんなに走れない人やと思ってました(笑)」だって。嬉しいやら悲しいやら。

 おケツの型を取って作るという自分専用スペシャルカーボンサドルを使用しておられる。そんなサドル初めて拝見させて頂いたが、明らかに普通のサドルと形が違う。市販のサドルに人間がどれだけ“ガマンさせられている”のかがよくわかる。私はラッキーなことに今のサドルがぴったりフィットしているのでいいけど、なかなかサドルが合わなくて苦労している方にはイイかも。

 そんなこんなで思わぬ特急練習となってしまったが、とても楽しかった。まっさん明日は事故しないようにみんなをサポートィヨロシク!

 1時間ちょっとで距離35km。(通勤と合わせて85km。今日はまあまあ走ったなあ)

筋肉つけよう

 ついこの前から飲み始めたプロテイン。レースではやっぱ平地も下りも速くないとダメだ。自転車と自分を速く山の頂上へ到着させるよりも、速くゴールへ到着させる方が大切。その為にちょっと体重が増えても筋肉をつけようかなと。

 そしたらウチのコロッケドロボーがまたやってくれた。

 勝手にパパのプロテインを食べていたのである!

 確かにバニラ味でウマイ。匂いもなんともそそる匂いである。しかし粉のままいくか。むせたやろ。

 ていうか子供が食べても大丈夫かな?

ブレーキ恐かった

 最近フロントがブレーキ鳴きするようになったので、会社で帰宅前にキャリパーを外してちょこっとパッドを磨いてみたりした。

 全ての油圧式ディスクブレーキがそうなのかどうなのか、他のを使い比べたことがないので詳しいことは良くわからないけど、私のMTBに限って言えば、一度キャリパーとパッドを外してローターとの当たりを変えてしまうと、ブレーキのフィーリングががらっと変わってしまう。レバー握り始めから「カツン!」と効く感じだったのが、分解後はブレーキの握り具合に合わせて制動力が上がって来る感じになるのだ。文字で書くと後者の方がコントローラブルで使いやすいイメージだけど、「カツン!」に慣れてしまっている私としてはかなり違和感があって、ヒヤリとするぐらいである。

 でもまあそんなことは以前にも経験済みだし、今回もそういうことになるだろうなとわかっていたので、会社の駐車場で少し試運転して「ほうほうこんな感じか。よしよしわかった」とブレーキタッチを十分に確認して帰路についた。

 ところが、ウチの店に来て頂いたことのある方は御存じかと思うが、会社を出発して大阪方面へ阪奈道路を走ると、ずーーっと見通しの良い直線で、さらにほとんどが上り坂である為に、ブレーキを握ることが無いのである。でもそう言われるとそうだと思いません?市街地とかならしょっちゅうブレーキを使うけど、山の中に入ったりサイクリングロードを走っている時って意外とブレーキを使っていない。

 しかも今日はなんだか“乗れて”いたので、阪奈道路から清滝峠までの道や、さらに清滝の下りも全てノーブレーキでクリア出来た。つまり私は会社から約15kmもの間、一度もブレーキを握らなかったのだ。

 そら忘れるわな。ブレーキタッチ変わってるの。

 清滝を猛スピードで下って来て、下り切ったところの信号が赤だったので停まろうと強めにブレーキを握ったらブレーキが効かん(イヤ実際は効いている)!一瞬でパニってしまった!

 「ぬおおおっ!ロックさせたらコントロールを失う!くそう!ポンピングブレーキだ!!」などと『よろしくメカドック』に出てきたセリフを叫ぶヒマも無く、全身の毛穴は開き切り、そこから冷や汗が吹き出すかのようであった。

 そこで一句。

 『浴衣の乱 心のブレーキ 忘れるな』