テレビを観ながら

 普段テレビなんてあまり観ないのに、昨晩は珍しくゆっくりとテレビを観ていた。

 「プリーツのスカートでプリッツのCM♪」と歌い踊る松浦亜弥を見て「キングオブアイドルだな」と再認識。両サイドの外人のクオリティ低すぎ。やはり妹はあややに限る。浅田真央でもいいかな、と考えた時期もあったが歳の差にムリがある。あややが妹だったら・・・。

 おっとイカン。口が開いていた。嫁がトイレから戻ってくるまでに閉じておかなければ。

 トイレから戻ってきた嫁は私に断りも無くチャンネルを変えた。まあよい。特に観たい番組など無い。

 荒川静香がビストロスマップに出ていた。女王の貫禄がある。それでも香取信吾が作った大好物のアイスクリームを食べるその表情は「普通の女の子」である。「忙しいところごめんね」と言う中居くんの言葉に「いえいえ、皆さんに祝福してもらってホントに光栄です」と答える彼女を見て惚れ直す。やはり金メダリストはこうでないと。しかし薬指に光る指輪が気になる。彼氏いるんだろうな。あれだけ体が柔らかかったらスゴイことができるんだろうな・・・。

 「アンタ、口開いてるで。」

 ・・・しまった。

メガネメガネメガネ・・・。

 うっかり使い捨てコンタクトレンズの買い置きを切らしてしまったので、ここしばらくメガネ生活をしている。

 早くコンタクトを買いに行かなければいけない。自転車に乗る時や仕事の時など非常に邪魔である。少し前にデザインが気に行って購入したメガネなのに、特に仕事で使っているとすぐにレンズが汚れる。今日なんかラジエター液がはねてメガネについてしまった。目を守ってくれたという言い方もできなくはないが、それでも身に付けている物が汚れたり傷付いたりすることが気持ちいい人なんていない。

 寒い外から暖かい室内(特にラーメン屋等)に入った時、一瞬で曇る。あれってものすごく恥ずかしい気がするのは私だけだろうか。

 デザインにもよるだろうが、私のメガネは自転車に乗っていて35km/h以上出すと目の下、頬骨の辺りに小さな左右それぞれ2つの竜巻を作る。こそばい。

 子供が「貸せ」と奪いに来る。よだれでネトネトになる。

 モミアゲに型が残る。

 着替えの時引っかかる。

 私にとって良いことなんて何も無いように思えるメガネも、人から「なんか賢くなったように見えるやん」と言われただけで、「タマにはメガネもいいかな」と思ってしまうのである。

 「普段アホみたいやんか」というツッコミも忘れて。

タマにはこんなことも思う

 木馬イベントの淡路島一周が雨天順延になってしまい、せっかく取った休日がまるまる1日空いてしまった。まだ降らないと予想されていた午前中の内にどこか適当に走ろうかなと思って窓の外を見たら、もうすでに雨がしとしと降っていた。

 嫁は私だけが遊びに行くのが気に入らないようで、子供を実家に預けて地元の友達と遊ぶ約束を取り付けている。それは雨が降っても中止されることはないので、私だけが自宅でヒマな一日を過ごすこととなった。

 しかし、イザ全くの自由時間を急に与えられても上手に使うことができない。普段はあれだけ欲しがっていた時間なのに。久しぶりにグランツーリスモの電源を入れ、耐久レースなどを始めてみるが途中で飽きてしまった。それならとパソコンを立ち上げブログでも更新しようかなと思っても、ヒマな時ほど文章ってのは出て来ない。仕事している時や自転車に乗っている時の方がアタマは回転するようである。

 もうどうしようもなくなったので、嫁の実家に行き子供の面倒を見ることにした。ちょうど昼ご飯時に子供が昼寝をしてしまったので、義父と2人で外食することとなった。

 私は正直言って義父が苦手である。それは決して嫌いというわけではなく、ただ「父親」という存在がいない私にとって、それがたとえ義理であろうと「父」と名のつく人と2人になる、ということに免疫が無いからである。


 昔、とある有名な占い師にみてもらったことがある。その占い師は私のフルネームと生年月日を見ただけで、開口一番「この人は父親との縁が薄い人ですね」と言った。確かに薄い。「占いなんてええかげんなモン」とエラソーに言っていた私でもそのハナシを聞いた時には流石に少しトリハダが立った。


 嫁のお父さんに結婚の申し込みを承諾して頂いた時、「息子がもう一人増えたな」と言ってもらった。単純に嬉しかった。「縁なんか薄いことないやん。もう一人お父さんできたやん」と思った。

 まだまだお互いの間には「他人」の壁が立ちはだかっているが、焦らずゆっくりと壊していきたい。せっかくできた父親である。もう少し大事にこのビミョーな関係を楽しみたいと思う。


 リリーフランキーの『東京タワー』を読んだらこんな文章を書いてしまった。ノンちゃん、良い本を貸してくれてありがとう。

alcoholicな夜

 alcoholicメンバーのみなさんと「呑み練」という名の「交流会」に行って来ました。

 さすがに自身を「alcoholic(アルコール中毒)」と称するだけあって呑む呑む!熱燗何本いったんでしょうか?

 おかげさまで二日酔いであります。おそらく午前中は仕事にならないと思います(笑)。

 しかしまあ楽しい夜でした。「クリテリウム攻略法」も聞けたことだし。今度のけいはんなで実践してみたいと思います。とは言っても集団についていけなければ全く意味を成さないので真面目に練習に取り組まないといけませんが。

 自転車を通じて、こうやって友人知人が増えることは非常に楽しいです。自転車に乗ってる時以上に楽しいものがあります。

 これからもこの調子でいきたいと思います。その為にはやはり、永く自転車に乗り続けるのに必要な体力や環境を維持していかなければならないなと。

 周りの人みんなに感謝の気持ちを持って走りたいです。

分かり合いたい

 とあるお客さんの家にクルマを引き取りに行った。70歳近いと思われるおじいちゃん。1年に500kmも乗らない置きっぱなしのクルマなのに、点検や車検やオイル交換をキチンと依頼してくれる。「悪いところは全部交換しといてや」って悪いところ無いよ。

 納車の際、おじいちゃんは「まあ上がってお茶でも」と言って私を家に招き入れた。早く帰社したかったのだが、話し相手もいないのだろうと思ってよばれることにした。

 聞くところによると、奥様を病気で数年前に亡くされてから息子さんと2人暮らしなのだそうだ。その息子さんも出張が多くてあまり帰って来ないらしい。「男所帯やから・・・」と言いながら不器用な手付きで入れてくれたコーヒーはマズかった。

 私も、もし嫁に先立たれたらどうしようか。そんなことを考えてしまった。家事育児なんて何も出来ない私が、歳をとってコーヒーを入れたらこんな味になるのではないだろうか。

 その日帰宅したら、嫁が餃子を作って私の帰りを待っていた。中身も皮も全部手作りだそうで、昼ぐらいからせっせと作ったらしい。少々誇らしげな顔で言っていた。

 仕事でそんなことがあったところである。何か感謝の気持ちを言葉にしようかなと思ったが、普段言い慣れていないものだから、

 「ヒマやったんか」

 と言ってしまった。

 途端に嫁は不機嫌になった。愛情表現のつもりだったんだけど。

 まあもともと他人だった2人である。言葉が無くても分かり合えるようになるまでにはもっと時間が必要なのかもしれない。

エロ本より恥ずかしい

 エビちゃんがcancamのモデルだということを最近知った私。

 自転車の補給ついでにコンビニでcancam立ち読み。

 レーパンはいてクリートをカタカタ言わせながら立ち読みする姿はかなり恥ずかしい。

 いっそのこと買ってやろうかとも思うがそれはさらに恥ずかしい。

 嫁にバレたらなんて言えばいいんだ?

足首は壊れやすいと思う。

 昨日仕事中に、高いところに置いてあるダンボールがズリ落ちそうになっていたので、ぴょんと跳んでダンボールを押し込んだ。

 着地の時に見事に足をグネた。左。

 夜になって腫れてきた。シップ張って寝たら今朝はマシになった。ペダルとシューズを外す時のヒネリが少し痛いが、漕ぐ分には問題無い。

 手術と入院は必要なさそうなので安心した。

脈アリ

 ポラールの心拍計を持ってはいるのだが、最近はほとんど使用していない。買ってからしばらくは自転車に乗るとき以外(寝るとき風呂入るとき仕事してるとき)もつけて「おっ今85か〜」なんて喜んでいたのだが、トランスミッターの調子がイマイチになってからは部屋の隅っこでホコリをかぶりながらネズミかゴキブリの心拍でも測っているのではないだろうか。

 「自分の心拍数を把握しておけばトレーニングにおいて有効である」という理論に反対するわけでもないし、もちろんそれが正しいと思ってはいるが、なんせめんどくさがりの私である。あのブラジャーの出来損ないみたいなトランスミッターをさぶいさぶい冬の朝に地肌に取り付けることは至難のワザである。何枚も服を着てからトランスミッターをつけるのを忘れていても、いまさら服をまくり上げて取り付けようとも思わない。なんせめんどくさがりなのである。

 だけどトランスミッターの調子が悪くても、レシーバーは普通に使うことができる。トランスミッターからの信号を受信状態にしておけば、近くを走るライバルの心拍数を盗み見ることができる。「コイツかなり余裕残しとんな」とか「コイツ一杯一杯やんけ。いっちょアタックかけたろかい」などがわかってナカナカ楽しいのではないだろうか。自分の心拍数を知るよりも、相手の心拍数を知った方が自分に有利にコトを運べるのではないかと私は妄想する。

 「合コンのとき、お目当ての女の子にトランスミッターをつけて心拍数を常にチェックしておけば、自分に脈があるかないかわかっていいんじゃないですか!?」

 先日こう言ったのは何を隠そうn原くんである。最近アカ抜けて男前になったと思ったら、言うことまで冴えてきた。なかなかウデを上げたようである。しかし百戦錬磨の私に言わせればツッコミどころも無くは無い。

 初対面の女の子に「コレつけてくれへん?」とブラジャーの出来損ないトランスミッターを手渡した時点で「脈ナシ」である。

身分相応

 どれだけ妄想しても山田優が私の部屋にやって来ることが無いのと同じで、どれだけコルナゴが私のバイクタワーにかかっている所を妄想しても、ただただ虚しいだけなのでヤメておくことにする。

 それよりも今の愛車である「ケルビム号」の良い所を再確認、再認識し、さらに愛着を持って接してあげることの方がいいに決まっている。それが「正しい妄想」であって、身分不相応の物を欲しがって現実を忘れてしまうようでは本当の妄想では無い。あわよくばそれを手に入れたとしても、使いこなせなければ全く意味が無い。コルナゴを手に入れても自分が遅ければ恥の上塗りだし、山田優が私のベッドにいないことよりも、本当にベッドインして「モノも時間も短い!」と言われることの方がツライ。

 だから私は「ケルビム号」の良い所をここに書き出す。これはケルビムをみなさんにオススメする営業でもなければケルビム乗りを集めたいわけでもない。今後私が身分不相応の自転車を欲した時にここを読み返し、原点に戻る手助けになれば良いと思って書くだけのことである。

 「しなやかさ」・・・フレームが上手にしなってくれるので、重いギヤを踏み込んだ時、反対の足がスムーズに上死点に上がって来る感じがする。立ち漕ぎがスゴイ楽で、特に下りの勢いで短い坂を駆け上がる時のスタンディングが気持ちイイ。

 「コーナーの安定性」・・・下りのカーブで恐い思いをしたことが無い。思ったラインを本当にキレイにトレースしてくれて、例えば清滝の下りみたいに減速帯がある道路でも何も恐くない。タイヤのグリップ力が上がったみたいな感じで、ひらりひらりと切り返すことができる。

 「美しい」・・・特にバックステーの細さと曲げが非常に繊細かつ微妙で、それでいて力強さを感じる。サラブレッドの脚のよう。ななめ後ろから眺めていると飽きない。

 こんなにイイ自転車を所有しておきながら90万円もする自転車が欲しいとは我ながらバカげていた。もう浮気はしません。許して下さい。

 でも宝くじ当たったら・・・、ねっ!

コルナゴ欲しい

 オーバースペックだということは良くわかっている。コレに乗ったからといってタイムが大幅に短縮されるとも思っていない。なにより完成車で90万もするような自転車を買えるワケがない。

 だけど欲しい。めちゃくちゃ欲しい。コルナゴEXtreme-Cが。

 60回払いで月々15000円・・・。5年間まるまる小遣いナシ・・・。多分30年ローン組んだときより緊張するだろうな。