乱決定!

 6月24日(日)に予定しておりました“乱”ですが、モンキーズ隊長との長時間による協議の結果(メールたった2往復)、

『再・勝尾寺の乱』

 に決定!!

 ここは初心に戻って女子率を上げる・・・イヤ、乱の在り方をもう一度見直すということで、ちょうど1年前の第1回の乱に今一度戻ります。前回参加されたアニキアネキ達には是非前回のタイムを上回って頂きたい。初参加されるアニキアネキ達には是非自分の壁を越えて頂きたい。

 集合場所は西田橋。集合時間は8時30分!

 女子のみクルマでの送り迎えがオプション設定されるということなので、猿隊長の女子率アップにかける思いがビンビンに伝わって来ます。


 ・・・とまあ、女子率女子率と言っておりますが、そんなことを言ってるからかえって女子率が下がるわけであります。「ガツガツした男子ばっかりちゃうん」とか「結局浴衣着て欲しいだけちゃうの」とか思われても仕方ありません。

 今後の活動存続の為に、アタックは坂道だけにして頂きますようィヨロシクお願い致します。

通天閣



 ↑「ヒト」という檻の中に入って喜ぶ宗一郎とさっちゃん。

 店長家族、まっさん家族と一緒に、「天王寺動物園〜新世界〜通天閣頂上〜串カツ屋」という、ある意味非常に体力を必要とするアタッカーズ練習を行って来た。

 店長と私は、天王寺動物園で早くもハンガーノックに陥り、ヨメコドモをほったらかしてベンチで昼寝をしてしまうという失態を犯してしまった。だけど10時半から16時過ぎまで動物園を子供を連れてウロウロしてたら、誰でも死にかけると思うのだが、まっさんはピンピンしてたところを見ると、やはり山岳部長は彼しかいないなと確信を得た今日この頃である。



 ↑動物園を出て新世界に入った頃には何とか回復。通天閣頂上におられるビリケンさんにお参りをし、その脇にある絵馬に目を通していたらおもしろいものを見付けた。



 ↑『息の長い芸人になれますように!そして全国区で売れますように!!鈴木良樹』

 とりあえず名前は覚えといたろ。だけど売れない方に1万円賭ける。

 その後串カツ屋で生中と串カツをガッツリ補給し、イルミネーションでキレイな通天閣を見上げながら地下鉄で帰って来た。自宅最寄りの駅を下りると雨が降っていたが、傘なんて持っていなかったので最後のゴールスプリントで家路を急いだ。



 イヤ別に大阪人やから言うわけではないけど、通天閣ってなんかエエね。今日は酔うてるからうまいこと表現できへんけど、ロケット広場のロケットが撤去されるっちゅうハナシは何とも思わへんけど、通天閣が撤去されるとなったらマジで抗議するやろな。そんな感じ(?)。

 まあとにかく、店長家族、まっさん家族、大変お疲れ様でした!!

勝山反省

 リザルト出てます。リンク貼る程の成績でもありませんが。私なんか半分より下ですわ。

 通勤で清滝を毎日上ってるんだからイケるだろうとナメてかかってた部分があった。「他人のココロを折る」とか「アタックをかけまくる」とか言ってイチビって走っていたら、ただのひとりインターバルになってた。

 ヒルクライムレースなんだから、上りの部分を速く走らないといけないのに、時折現れる数少ない平地や下り区間でトバしまくってしまった。確かにその区間ではゴボウ抜きだったが、実は上り区間ではゴボウ抜かれ。激坂区間でおじいちゃんみたいな人に抜かれた時には恥ずかしかったなー。「うわ。この人さっきの平地で抜かした人やん」みたいな。

 清滝ばっかり上ってたから、さっちゃんにも言われた通り3kmしかもたないカラダになってしまってた。激坂筋肉ガタ落ち。やっぱ10km以上続く六甲逆瀬川コースみたいなところで練習しないといけなかったな。

 今回初めて出たヒルクライムレース。エンデューロやクリテリウムとは全く異なる。ただただ自分との闘い。集団でローテするとかアタックが決まるとかそんなん関係無し。ある意味全然オモロクない。でもある意味めっさオモロイ。

 来年はリベンジする是!私は周りに揺さぶられやすい性質だから、次は目隠しして出てみるか・・・。

勝山ヒルクライム参戦



 スタート前。・・・アニキ、来年は一緒に走ろう是!


 勝山ヒルクライムレースに行って来た。まっさん、かなもっちゃん、ペケドン、そして私のアタッカーズ4人で。クライマーを語っておきながらヒルクライムレースは初めてだったりするので、今日は様子見みたいな気分で参加。決してイイワケではない。

 スタート準備中に、決戦用アイテムである“ブリーズライト”を装着。鼻孔を広げてくれるので鼻の通りが良くなり気持ちイイ。あまりにスカっとするのでみんなにも勧める。みんなの分も持って来ていたのだ。ところが意外にもみんなコレを装着するのは初めてのよう。「ホンマにええんか?」みたいな顔をしている。エエっちゅうねん!

 スタートしたらイキナリまっさんが「おりゃ〜!!」と行ってダッシュした。しばらくは平地区間が続くのに、苦手な平地でそんなにトバすなんて、これもきっとブリーズライトのお陰だろう。鼻から入った酸素が身体中を駆け巡っているんだろうな。親心で見守ってやろう。さすがアタッカーズ隊長。

 そんなまっさんに付いて行ってたら、かなもっちゃんとペケドンがはるか後方に。だけどそのうち追い付いて来るだろう。なんせ私があげたブリーズライトを鼻に貼っているのだから。

 しばらく走ると斜度が増して来た。と言っても清滝後半ぐらいの斜度。もう既にヘロヘロになっているライバル達に、アタッカーズ隊長のダンシングを見せ付け、心を折る作戦。これが功を奏し、まっさんのアタックが決まった。私を置いてぐんぐんスピードを上げて行く。私は「役目は果たした是!」と満足感に浸る。

 そんな斜度の続く区間を抜けると、さらに斜度が緩くなり、ほとんど平地みたいな区間が現れる。最近めっきり平地が得意になった私は、ここぞとばかりにギヤをアウターにかけアタック!私を風除けに使っていたどこぞのクライマーはさぞかし驚いたことだろう。

「なんでそんな脚が残っているんだ!?」と。

 下ハンを握ったままガンガン走っていると前方にまっさん発見!4人程の集団の中で牽制し合っていて、ペースを上げられないでいるようだ。そこに私が割って入り集団をバラしてやった。これがまた功を奏し、まっさんは足の引っ張り合い集団から抜け出すことが出来たのだ。その後の激坂区間でまっさんの姿が見えなくなるが、悔しいことなど何も無い。隊長自ら、隊員が活躍する場をお膳立てしてやったのだ。隊長冥利に尽きる是!

 まっさんをアシストしたことにより、残りの脚を失ってしまった私はゆっくりと上った。当初雨だと思われていた天気は、曇ってはいるがなんとかもちそう。すこし霞がかった山々を見ていると、久しぶりにヒルクライムの爽快感というか達成感というか、そういった忘れかけていたものを思い出した気がする。

 そんな気分に浸っていると、なんとかなもっちゃんが追い付いて来た!きっとブリーズライトのお陰!リズム良くペダリングするかなもっちゃんを見届け、次はペケドンを待つことにする。

 ペケドンを待っていたのだが、なかなか追い付いて来ない。多分後方でアツいバトルに興じているのだろう。順位が後方だからって落ち込むことはないさ。アタッカーズの一員として、いつ何時でもアタックをかけれるようになって頂きたい。クライマーでもない。スプリンターでもない。我々は“アタッカー”なのだ!

 私も最後の平地区間で最後のチカラを振り絞り、みなぎりアタック!前を走るライバルをごぼう抜き!やっぱロードバイクはスピードだ是!!

 そしてゴール!先にゴールしていたまっさんと、かなもっちゃんが待っていてくれた。程なくしてペケドンもゴール。最後の振り絞りアタックで随分モガいた様子である。結構結構。そうやって速くなっていくのだよ!

 爽快な下山をし、早々に撤収。コナあにきに教えてもらった「グリル山田」へ。





 すんごいボリュームのソースカツ丼。ていうか玉子とじ以外のカツ丼って初めて食べた気がする。うんまい是!コナあにき、ナイス情報ありがとう!

重整備


FITのエンジンを下ろすのは意外と簡単。


 エンジンミッションAssy。こっからが大変。こういう作業は体力がいる是!

 ピストンリングとかクランクメタルまでイクから乞うご期待!

 ていうか今晩の居酒屋行けるんか!?



 ・・・た、頼む・・・。オイル交換したらドレンボルト締めてくれー。

あさって

 勝山HCまで。昨日は雨で濡れたままになってたケルビム号のメンテナンスをした。宗一郎が手伝ってくれたが案の定チェーンを手で触って真っ黒になってた。


 勝山が終わったらフレーム再塗装に出そうと思っていて、どんな色にしようか非常に悩んでいる所。自転車雑誌を見ながらなんか参考になるものがないかとペラペラとページをめくっていたら、やっぱりコルナゴの所で手が止まり「再塗装するぐらいやったら乗り換えようかな・・・」なんて考えもよぎる。でもまあケルビム号を傷付けた事故で得たお金を、他のことに使うなんてケルビム号に悪いからそんなことはしないのだけど。

 そんなことを思いながら眠ったら夢を見た。

 「うん、コルナゴ。もちろんエクストリームCで。コンポはフルデュラエース。ホイールはシマノのカーボンリムのやつ。そうそうヒルクライム用のリム高が低いやつ。ステム一体型のチネリのハンドルで。サイコン?そんなんいらんいらん。クライマーは頂上しか見ないんや。」

 なんて木馬のカウンターで店長に注文している夢。


 「でさ、それを勝山までに仕上げて。」


 と、鬼のような注文までつけていた。


 地道に続けているコルナゴ貯金。このペースだと子供たちが成人するまでエクストリームCなんて買えない。頼むからそれまでエクストリームCをラインナップから外すなよ!コルナゴ!それからラスムッセン!それまで山岳賞獲り続けろよー!

あと5日

 勝山ヒルクライムレースまで。言うても初めてのヒルクライムレース。クリテリウムはドキドキするけど、ヒルクライムはワクワクって感じ。


 先日の日本海往復ランでは、特に大きな山岳が無いコース設定だったので、平地を得意とするイノウエ兄弟やn原君に付きっ切りで走っていた。正直イッパイイッパイで、長く先頭を引いたりペースをコントロールしたりなんてことは全く出来なかった。緩やかな上りが終わって「さあやっと下りだ」と気を抜いた瞬間ズバッ!と離される。上りでジワジワ離されるのとはまたちょっと違う感覚。

 誰かに抜かされたり離されたりする場合、上り坂でジワジワ差を付けられるのと、下りや平地でズバーっといかれるのと、どっちが精神的に苦痛だろうか。まあそんなもん人によって違うだろうし、どちらにせよ速い人に追い付かない時っていうのは悔しい。


 日本海ラン初日の序盤、1人で逃げを打ったイノウエ兄を追いかけていた時、平地や下りで離されるのはまあいいかと思って、それ以上差が広がらないようになんとか頑張って漕いでいたのだけど、その勢いを使って短い上りを一気に駆け上がられ、またさらに下りで離される・・・というのパターンの繰り返しで、差が縮まらないばかりか、レースだったら致命的な距離にまで差が広がってしまった。

 そんでさ、あいつコーナー毎に後ろを振り返って私との距離を確認するんだよ。サングラスしてるから、ニヤニヤしてるのかホッとしてるのかはわからないけど、とにかく自分が頑張ってモガいた成果を自分の目で確認してから、まるで私に見せ付けるかのようにまた立ち漕ぎしやがるんだ。

 それがなんとも精神的苦痛で、いつの間にそんな脚を付けたんだ!という驚きと、コースの下見してたやろ!というセコさと、どうせもうすぐダメになるだろう!という予想を裏切られたのとが三位一体となり、「前向いて走れアホー」と思わず独り言を言ってしまったぐらいである。


 それから掘越峠を(大阪側から)上ってる時も、n原君とイノウエ弟の先頭交代に付いて行ってる時にハンガー気味になってしまい結局大きく離されてしまった。山岳部長のまっさんは売り切れてるし、ペケドンアシストは女子のアシストばっかりやってるし。くっそーと思いながらヘロヘロになって孤独なヒルクライムを余儀無く・・・。で、トンネルを抜けた所で待っていてくれたn原君に「落車したのかと思いましたよ!」って言われて、これがカナリ精神的苦痛だった。

 速い人に引き離される時って、悔しいのは悔しいのだけど、心のどこかに「まああの人は元々速いしねー」とか「練習出来る環境にある人はいいよね」っていう諦めに近いものがある。だから精神的苦痛というものはあまりなかったりする。

 だけど離された後に前述のような言動を受けたり、すぐ後ろでフリーのラチェットをカリカリ鳴らされたり、目の前でシフトアップされたりする方が、精神的苦痛はデカイのではないだろうか。


 だから今度の勝山ヒルクライムは順位云々よりも、他人に精神的苦痛を与える走りをしてみたい。これが完璧に身に付けば、きっとオキナワで役に立つと思う(?)。

 まずは一緒に出場する予定のまっさんとペケドン!掘越峠の屈辱を味わわせてあげる是!