ミッドナイトエンデューロレポートその4

 今回のミッドナイトの行き帰りのクルマの運転手は私だった。木馬店長のボローバード、あっ、イヤ、ブルーバードをずっと運転した。

 このクルマ、見た目と年式の割には日頃のメンテナンスのおかげか、かなりしっかりしており、車内に人間、トランクに荷物、屋根に自転車を満載しているにもかかわらずとても元気良く走る。

 出発してから帰って来るまで(えーっと、土曜日の昼12時過ぎに出発して、その日の19時にレースがスタートし、夜通し走って日曜日朝5時ゴール、そしてその日の昼12時前に木馬に帰って来た)、約24時間まるまる起きていたわけで、かなりハードなイベントだったのだけど、ボロー、イヤ、ブルーバードの元気が私に乗り移ったのかどうなのか、運転中もウトウトすることも無く、結構シャキっとした状態を保ち続けれたと思う。

 我ながら「まだまだ若いやん」と思った。

 しかし。

 木馬で解散して実家に着き、缶ビールを1本飲んだらそのまま倒れ込んで寝てしまった。夕方6時まで熟睡し、目が覚めてからもどうもカラダがおかしい。飲んでも飲んでもノドが渇き、食べても食べてもハラが減り、寝ても寝ても眠たいのだ。そしてなぜかトイレがものすごく近い。

 自転車なんか乗りたくナイ。清滝なんか上りたくナイ。クルマなんか運転したくナイ。

 カラダが勝手に「3ナイ運動」をしているかのようだ。

 したがって自転車は実家に置いたまま。レース以来清滝朝練なんてもってのほか。通勤ももちろんクルマ。

 「休養も必要やろ」と自分で自分をゴマかしているのだが、「いくらなんでも休みすぎやろ」って自分もいる。今のところ前者が強い。

 しかしこのままではイケナイ。次は鈴鹿である。それまでには今回のレースの反省点(ハイスピードの維持、ライバルのアタックに反応できるだけの心肺機能の余力、レース後半までの安定した筋力、そしてマニュアルミッション車を運転できるドライバーの育成(笑))を克服し、最高の状態で次に挑みたいと思う。

 かなたにさん、まっさん、そしてもちろんn原くんやk本っさん、それから今の自分よりもっと速くなってレースというものを楽しみたいと思っているみなさん、お付き合いの程よろしくお願い致します。

 でも今週一杯は休ませてね(笑)。