念ずれば叶う

 近所の市民ホールみたいなところで毎週行われている「こどもふれあい教室」に行って来た。市の保育士が出張してきてくれて、おもちゃで遊んだり、ピアノでお遊戯したり、他の子供や親同士のふれあいの場だったりする。

 平日ということもあって、父親が連れ添って参加しているのは私だけで、あとはみんな若奥様ばかりだった。

 約20組ぐらいのコドモとママの中には、私のストライクゾーンにばっちりハマる若奥様がいらっしゃって、そんな奥様のコドモの方に向けてワザとボールを転がしてみたりする。するとそのコドモはボールをこっちまで持って来てくれる。それを何度か繰り返しているうちにストライクゾーンママがこちらに気付き、「あらあら一緒に遊んでもらってすいませんね〜」ってな感じでお近付きになれるのだ。

 ・・・こっ、こどもふれあい教室万歳!

 ウチの子は最近、「おっぱい!」と言うと、嫁のTシャツの首のところをグイ〜っと引っぱって中をのぞき込み、ニヤ〜っとする芸を覚えた。時にはその中に手を突っ込んだり、モロ見えになるまで引っぱったりすることがある。

 ウチの子がそのストライクゾーンママにダッコされている間、私は心の中で「おっぱい!おっぱい!」と何度も叫んだ。息子よ!今は何をやっても許される年頃なんだ!今がチャンスだ!

 しかし私の送信機は確実に電波を発信しているのだが、受信機の方の性能が今ひとつだったみたいでうまくはいかなかった。

 次回に期待したい。