意思の疎通

 息子の言葉や身振り手振りが豊富かつ複雑になってきた。

 今までなら、
 「あーー」(訳:「眠たいやんけ」)
 「うーー」(訳:「ハラ減ったやんけ」)
 「きーー」(訳:「おもろいやんけ」)
 だった。

 それが最近は、
 「あーーうーーい!」(訳:「眠たいねんけどもうちょっと遊ばせろや」)
 「やいやいやいやいー!」(訳:「ニンジンはいらんねん。今テーブルの向こうに隠したバナナ食わせろや!」)
 「うう〜〜ん!だっだっだっ!」(訳:「クルマ運転させろー!コラ、エンジン切るな。キーここに挿さんかい!そうそうそれでええねや」)
 となってきた。

 私も嫁に言ってみようか。
 「びぃ〜〜るるる〜」(訳:「もう1本飲ませんかい」)
 「でゅら〜〜え〜〜す〜」(訳:「アルテでは勝てないからデュラエース買うてくれや〜」)
 「いちま〜〜んえ〜ん」(訳:「小遣い1万円にせんかい。きょうび5000円なんか中学生でももらってんぞ〜。まさかオレをナメてんちゃうやろな〜」)

 アホらしいからやめる。