阪奈道路アタック

 仕事が終わってから、けいはんなのコースに寄り道して帰宅しようと思っていたが、なんだか気分が乗らなくなってしまったのでヤメた。かなたにさん情報によると、良い天気だったということもあって、けいはんなコースはローディー達がたくさんいたそうである。私の秘密練習がバレてもアレなので(どんな練習やねん)、阪奈道路をできるだけトバして帰ることにした。ついでにタイムを計ってみた。大体22分ぐらいだった。結構調子良く走れたと思う。

 タマに見かけるんだけど(特に朝)、阪奈道路を3〜4人ぐらいの集団で走っているローディーがいて、その集団の最後尾にはサポートと思われるスクーターがハザードを点けながら付いて来ている。非常にプロっぽい集団(もしかしてホントにプロ?)で、通勤の途中にすれ違うだけなので詳しいことはわからないが、あのペダリングスピードからして相当な速さで上っていると思われる。そんな人達には到底かなわないタイムだと思うけど、まあとりあえずこのタイムを基準にして練習に励みたい。

 グランツーリスモで単独タイムアタックをすると、2周目から自分の前周回のゴーストカーが現れてそれを目標に頑張ったり、自分の走りを後ろから確認することができる。自転車でもそんなことができるといいのになって思う。ゴーストを追い抜けば追い抜くほど、タイムは確実に速くなっていくのである。「今日の敵は昨日の自分」ってな感じで走ることができたなら、単調な通勤も楽しいトレーニングになるだろうと思う。

 そんなことを妄想しながら走っていると、ポケットに入れておいたサングラスを落としてしまった。取りに戻っている間、ストップウォッチを止めるのを忘れていた。明日の私が今日の私をオーバーテイクするポイントはここだろうか。

 だとしたら、あまり練習の役に立たないゴーストである。