走破性

 700Cのシクロクロス車でダートを走っていると、26インチのMTBよりも走破性がいいのでは?と思うことがある。私がロードにばっかり乗っている間に、MTBの世界は29インチが主流になりつつあるようで、フレームとタイヤの大きさのアンバランスさに「なんだかな~」と思っていたけど、やはり大きなホイールは悪路には大変有利なんだなと感じる。
 
 MTBのときにやっていた「フロントの抜重」を、少々サボっても軽々と走り抜けてくれることがある。まだ不慣れなシクロクロス車のドロップハンドルではタイミング良くハンドルを引き上げられなくて、仕方なしに「ええ~い、いってまえ~」みたいな感じで大きめの石や段差に突入しても、意外と車体の挙動を大きく乱すこともなくクリアできる。
 
 あと、今朝初めて数段の階段を乗車したまま降りてみた。サスペンションがないから確かに衝撃はあるけど、変にスコスコとフロントフォークにストロークされないからコントロールしやすいなと思った。
 
 色々と考えながら乗れるからオフロードは面白いね。