ゲリラライド

 昨日は曇り空ではあったけれども奈良市内は全く降らず、濡れずに帰れるかな~と思いながら自転車で退社。しばらく阪奈道路を登っていると奈良と大阪の県境付近で急に大粒の雨が落ちてきた。命より大切なiPhoneに防水対策(タオルでくるむだけなんだが)するために、閉店したガソリンスタンドに緊急ピットイン。ピットインした直後に近くに落雷・・・・!
 
 何度か書いたことがあるかもしれないけど、私は雷がかなり苦手である。自分に落ちて感電死することに恐怖を感じているわけではないのだけど、ビカーーー!!っと光ってからガガガーーーーン!!と音がするまでのあのタイムラグが怖すぎる。大きい音は怖い。雷、打ち上げ花火、航空ショーでの戦闘機など、迫力のある音は恐怖も併せ持っている。
 
 しばらく雨宿りして雨脚が弱まったころにリスタート。雷は相変わらず鳴り響いているし、路面はウェットを通り越して。清滝下りでは水深3cmほどの水が流れているので、峠を下っているのか川を下っているのかわからんぐらい。いつもより3倍ぐらい神経を遣いながらのライドであった。
 
 夜の水たまりは怖い。多くのサイクリストは何事も無いように水たまりに突っ込んでいくけど、私はあの黒い水たまりの底はアスファルトが陥没していて大クラッシュになるのではないかと考えてしまう。一度そんなことに想像力を奪われてしまうと、大きく車道に出て水たまりを避けるか、歩くぐらいの速度に落として底を確認しながらでないと走行できない。まあ一言でいえばビビりなんだが、無事是名馬という言葉もあるぐらいだ。かもしれない運転のエキスパートであると自称しておく。
 
 まあそんなこんなでヘトヘトのずぶ濡れで帰宅。ヨメの「雨男か」の一言に心の雷が落ちそうになった。