龍神村のおばあちゃんが亡くなった。享年97歳で老衰。昨日は仕事を休んで和歌山まで葬儀に出かけた。嫁さん側のおばあちゃんなので、私としては結婚してからしか接点がなく、正直悲しいと悔しいとかいう気持ちはあんまりなかったが、親族一同の列に並ばせてもらっていると、私はおばあちゃんの人生に引き寄せられた人間なんだなあと思った。
施設のベッドで横たわっているおばあちゃんは、弱々しくて小さくて、ただの老人という感じだったが、この人がいなかったら誰も存在しなかったわけだ。まあ私自身は存在したかもしれないけど、私の子供たちは存在しなかったわけだから、つまりは私の現在の人生は存在しなかったと言える。改めて人の人生が他人に与える影響の大きさに気付く。そういう意味でおばあちゃんありがとうである。
時間の関係で納骨までお付き合いできなかったが、また龍神村に遊びに行った時は、子供を連れてお墓参りをしようと思う。
5月30日(水)C59で通勤往復。