追分バイリンガール


 
 タイトルに深い意味は無い。今朝の自転車通勤は1時間早く出発して、十三峠~追分梅林経由で。アシストににしやんが来てくれた。どういうわけか今朝は非常にカラダが重く、十三峠では近年一番のヘタリようだった。見知らぬクロモリベテランローディーに抜かれる際、「頑張ってください」と声をかけられてしまった。
 
 坂で抜かれ際に声をかけられることはよくあるが、「おはようございます」とか「右から抜きます」とかであったのに、ついに「頑張ってください」と声をかけられるようになってしまった。抜き際に「頑張ってください」と声をかけたことはあるが、声をかけられるほうになってみて初めてわかった。なかなか悔しいもんである。
 
 なんとか足を付かずに登頂し、広域農道でなんちゃってインターバルの真似事をし、未だに登り切ったことのない激坂を押して登り、追分梅林の記念碑で写真。散り始めで満開ではなかったな。個人的には桜の豪快さよりも梅のプチプチ感が好きなので、ここにはもっと早い時期に来たかったのだが、アノ激坂をクリアするのに先立つモノがなかったのだ。今回はにしやんが来てくれるということだったのでようやくやって来れた次第である。
 
 気が付けば八ヶ岳ヒルクライムが間近に迫っている。泊まりがけで出掛けることを妻に話すのを忘れていたようで(自分の中では話した上で了解を得たものだと思い込んでいた。嫌なことを先送りにし続けていると記憶までもが書き換えられてしまうようだ)、機嫌が悪い。正直ヒルクライムに対してモチベーションが下がっている今、断固として拒否されたらそれを押し切ってまで行かんでもええか~みたいな心境になっている。
 
 で、こういう心境になってしまった時の悪い癖で、自分の家庭環境や仕事などに不満を抱いてしまう。妻の説得、仕事の段取り、子供のなだめすかし等々、レースやイベントに出るためにクリアしないといけない項目が多すぎて、もうええか~と心が折れてしまうのだ。本当はクリアすべき項目なんて実は少なくて、結局は自分のモチベーションひとつでどうにでもなったりする。モチベーションが高すぎて仕事や家族を顧みずに自分の予定をゴリ押ししてしまうのもどうかと思うけどね。
 
 自分のパフォーマンスが上がり、本番に向けてきっちりと調整されていけば全てうまくいくはず。やっぱり自分の調子が悪いままだと、練習不足や不摂生を棚にあげて他に原因を探してしまう。まあこんな綺麗事言っても実行しないと意味ないけど。テンション上がったり下がったり、そんなんの繰り返しですわ。
 
 
 4月1日(日)曇り。十三峠経由通勤往復66km。3月の月間走行距離は895kmでした。休日に100kmほど走れたらよかったんだがなあ…。あ、また他のせいにしようとしてる(笑)。
 

追分バイリンガール” への5件のフィードバック

  1. 栄枯盛衰、家庭調和、2つの琴線に触れるテーマのエントリーで、
    花見酒のバイアスがあるとはいえ、思わず涙ぐんでしまいました。
    人生、山あり谷あり。正直に受け入れられるようになりたいですね。

  2. お疲れ様でした。大竹セブンまでは好調に見えましたが。。
    趣味やしぼちぼち行きましょう。
    ちなみにいろいろあって八ヶ岳DNSが濃厚に。。。

  3. ●kondouさん、花見いいですね。今年はなんだかとても春が待ち遠しかったので花見もたくさんやりたいです。
    自分に嘘をつかないように心がけていますが、自分への嘘が一番気が楽だったりします。「君、今自分に嘘ついたよね」と指摘してくれるのはやっぱり家族だったり仲間だったりします。これからもご指導ご鞭撻よろぴく~~(不真面目w)。
     
    ●やんやん、DNS・・・。理由を聞いてみたい(笑)。

  4. 4月1日ネタとしてはあまりに地味でおっちゃん悲しい~ぞ~ウメウメ。

  5. ●ロラあにき、エイプリルフールということはスッカリ忘れてました。
    月間走行距離3万キロとでも書いといたらよかったですかね(笑)。

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