再び十三峠


 
 攻めてきた。中3日開けての十三峠である。足しげく通えば少しは分かり合えるかなと思ったが、やはりあいつは無機物の代表選手みたいなヤツだ。斜度が緩くなってもいなければ距離が短くなっているわけでもない。先日と1秒も変わらぬ全くおんなじタイムで登頂。
 
 先日と同じような画像だが、C59ファンの方にはブレーキが変わっていることに気付くのにそう時間はかからないだろう。オーソドックスにデュラエースのブレーキに交換した。前に使ってたゼログラは左のシューだけ極端に摩耗するので…。サードパーティがあかんというわけじゃないけど、日々の細かなメンテが必要なパーツは自分の性には合ってないかなと思って。
 
 握り始めにぐぐ~~っと効き、あとは握り込みの量に合わせてコントローラブルに調整できるという感じかな。まだ雨の日に使ってないからなんとも言えないけど、制動力そのものは上がったと思う。諭吉を3人も整列させて購入したので十三峠も20分切れるかなと思ったがそうはいかんかった。「登りにブレーキ関係ないやろ」という意見も頂いたが、この手のプラシーボ効果は人よりも強めに表れるタイプだと思っていたので残念だ。
 
 でもまあ当然ながら下山は過去最速かというぐらいスムーズに下ってきた。速く走るにはやっぱブレーキやなと再確認すると同時に、私にヒルクライムはムリやなとも再確認した。下りが速くてもなんもえらいことない。いつか吹っ飛んで崖の下でポニョである。(意味不明)。
 
【追記】
 ブレーキの自分なりのインプレッションを追記。参考にしたい人もおると思うのでもう少し詳しく書きます。
 ググってみてわかったのだが、7900系になってからレバー比が変更になったそうだ。つまりST-7900にはBR-7900がセットになってはじめて本領発揮できるようになっているとのこと。そら効くわ。
 十三峠の急な下り坂ではほとんどブレーキを引き摺っているような状態で下ることになるが、それでも初期タッチから良く効くので今までのように手が疲れるということはなかった。
 素晴らしいなと思ったのは、それよりさらに握り込んでいったときに、ちゃんと握り込んだ分だけ制動力が立ち上がるところ。今までのブレーキは握り込んでいくとある一点から急に効きだすところがあって慌ててレバーを戻してブレーキを抜く、ってことが良くあったけどBR-7900ではそれがない。さっきも書いたけど非常にコントローラブル。ハードブレーキングでも安心して握ることが出来る。
 ST-7900使ってる人は絶対BT-7900をセットで!と叫びたい(笑)。
 
 
 
 帰宅してからなんかしんどなって1時間ほど居眠り。昼過ぎに起きてニトリへ。以前から自分の部屋をきれいに片付けていつでも引き篭もれるように改造しようと目論んでるので。
 
 タンスやらベッドやらデスクやら、いっぺんに買い揃えて一気に大改造したる!と意気込み財布にそこそこの諭吉を整列させてニトリへ挑んだ。ベッドで横になったりデスクに座ってボーっとしたりしてるうち、選択肢が多すぎて、いったい自分はどんな部屋にしたいのか、いったい自分の部屋でナニをしたいのか、そういう当初の目的がわけわからんようになり結局何も買わずに帰ってきた。
 
 その前に乗りもせん自転車をなんとかしないとな。MTBにピストにケルビム号、そしてコルナゴ。体ひとつやのに自転車4台…。回転木馬が転居して広くなったら預かってもらおかな(笑)。
 
 
 1月18日(水)晴れ。十三峠往復。頂上たぶん-2℃ぐらい。