枚方大橋往復30kmにチャレンジした。大阪マラソン前にも同じコースを走ってみたが、前回は枚方大橋から折り返してだいたい20km地点で脚が止まり、残りのほとんどを歩いて帰ってきた。今回はなるべく走り続けると心に決めて出発。
あんまりゆっくり行き過ぎてもしんどいのでソコソコのペース(5.5分/km)ぐらいを維持する。最初の5kmぐらいは引き返そうがどうしようか悩みまくりながら。ヨメは家の用事して欲しそうだったし、コドモは遊んで欲しそうだったし…。いろいろと後ろ髪を引っ張られる要素は思いつくが、なかなか自分の歩を進める要素が出てこない。いつもこんなもん。マラソンの練習で一番楽しく無い時間である。
なんやかんやと考えてるうちに、もう引き返すには行き過ぎのところまで来てしまう。ここでようやく腹をくくる。行けるとこまで行こうと。今日はソコソコの現金を持ってきたので、いつでも電車でもタクシーでも乗ったるわいという心境。単調な淀川沿いは心が折れそうになるので、右目はつぶって左目は薄目。足元を流れるコンクリートだけを眺めながら無我の境地作戦で。
何本かの橋をくぐって次の向こうの橋が枚方大橋か~と思ったら、今自分がいる橋が枚方大橋だったときの喜びったらない。無我の境地作戦大成功である。しかしここから折り返さなければいけない。まだこの地点でたったの15kmである。右目をつぶって左目を薄目にして渋々走り続ける。
やはり20kmぐらいのところ、時間にして2時間過ぎたあたりで脚が止まった。しかしここからどれだけ走り続けられるかの練習をしにきたのである。痛い脚を引きずりながらとりあえず走る。この状態でだいたい7分/km。歩いてしまうと10分/km以上かかるので、やはり走り続けることは大切。
いよいよしんどくなってきてハンガー気味になってくる。水はちょくちょく補給していたが、食べ物は持っていなかったので急激に腹が減ってくる。こうなるとリカバリー不能。靴一個分ぐらいの歩幅になってしまう。これで8.5分/kmぐらい。まあ歩くよりマシな程度。やっぱり練習とはいえ20km以上走るときは補給食いるな。ハンガーノックになってしもたら練習にもなれへん。
耐えられなくなってついに歩く。ここまでヘロヘロになった状態で歩くと12分/kmぐらいかかる。5時間切りを目標とするならこのペースは致命的なペースである。この状態に陥るまでに何かしらの対策をしなければいけないことがわかった。距離で言うと20kmぐらい、時間で言うと2時間ぐらいのところ。補給食を摂るのと、立ち止まってストレッチするぐらいはしたほうがいいかも。
なんとか公共の乗物を使わずにw自宅まで帰ってきたが、前夜からの体調管理や補給食は大切。手ぶらでの限界は20kmぐらいだ。元気ならば次の週も30kmチャレンジしようかな。今度はしっかり準備してから。30kmまでのタイムが読めると展開が随分楽になると思うし。
“30km走” への2件のフィードバック
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私の場合15kmくらい(ちょっと腹が減りだす30分くらい前)で最初の補給食をとってます。
今度無我の境地作戦を試みて見ます。
●かっきーさん
15kmですか。早めなんですねー。15kmだったら枚方大橋に着いたころです。
私の場合、ちょっと脚の疲れが出てきてるとこらへんですが、お腹が減るという感じではないです。
でもこの時点での補給が大切なんでしょうね。試してみよ。
どのあたりで補給が必要かは人によって違うでしょうから、やっぱり30km以上の長距離練習は必須ですね。痛感しました。
「無我の境地作戦」はなかなかヨイですよ(笑)。ただ、ほとんど目をつぶってるので、他人とぶつからないように注意してください(笑)。