一番身近にいた仲間の一人が落車して怪我をした。会社も休まないといけないししばらく自転車にも乗れない。そしてその引き金になったのは私であることは間違いない。「誰のせいでもないよ」とみんな言ってくれるが、「だよね~」とは言える気分なんかに全然なれない。この夏は本当に一生懸命練習してきたので、悔しくて悔しくて夜も眠れない程だ。レースが終わって日が経つにつれてその思いは強くなってくる。自分自身今までこんなパターンがなかったので、どうすれば一番良いかがよくわからない。例えば自分も同じように鎖骨骨折したら罪滅ぼしになるのだろうかと考えることもある。自転車通勤中にクルマでもなんでもいいから突っ込んで来てくれないかなと思うこともある。酒で紛らわせるのも違うだろうし、自転車を辞めることも違うだろう。「それは違うやろ」というのはわかるけど「それや!」というのがない。「直接の原因でもないのに他人が怪我したぐらいでそこまで思い込まなくても・・・」ってみんな思うだろう。だけど本当に一生懸命練習してきた者にとってはそうなのだ。「こんな文章書いてお涙頂戴かよ」、「わざと行間詰めて演出かよ」、「他人からどう思われてるかが気になるだけやろ」、、、自分で自分に突っ込みどころ満載だ。ま、笑い話にするにはまだまだ時間がかかりそうです。
“まだまだ時間が必要” への4件のフィードバック
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Mあにきのお気持ち痛いほど分かりますが、あまりに自分のせいやぁ~とか思わはったら、逆に怪我された方がしんどなるかもしれませんよ。
普通に「ごめんなぁー」って感じのほうが怪我された方もそのようが気が楽なように思うんですが。。。
すんません、余計なことですが、ちょっとだけ気になったもんで。
でもTTで並んではる後姿はかっこよかったです(笑)
●さかじいあにき、お心遣い大変ありがとうございます。
怪我した者が必要としてるのは、私の反省とかましてや報復とかではないことはよーくわかってるんです。
「こけたのは自分のミスや」って言うてるし、必要以上に責任感じることもないと思うのですが、やっぱり気持ちの整理がつかないんですよね。レースやってる以上ある程度のリスクは仕方が無いし、それを本人も周りも理解してるからこそなので、怪我だって事故だって受け入れないといけないと思うのです。まだまだぼくがレース慣れしてないだけなんでしょうね。精進します。やっぱりレース好きですから。
スタート前ニアミスだったんですね。ご挨拶もせんと失礼しました。
コメントどうもありがとうございました!
Mさん、さっき出てきました。おそらく40km/h以上は出ていてこの程度の怪我ならラッキーだったのかもしれませんね。上手いこと避けてくれた鈴ひろさんに、後続がすぐ近くにいなかったことの運に感謝です。以下、ちょっと長くなります。
今回の一件はホンマに痛かったです。あれだけ練習してきてすぐそこにあった入賞を逃したこともその一つですが、仕事をストップせざるを得なかったこと、仲間をブルーにさせたこと、そして何より家族を心配させ負担を強いたこと等々言い尽くせません。この約4日間、ベッドの上でずっと考えていました。あの時の5秒前に戻れたらって。もしあれがなかったら、それなりの結果を得て、みんなでビール飲んで、月曜から普通に仕事して。これからもたぶんそんなことを考え続けるでしょう。
でもね、いろんなもんを全部ひっくるめて”自転車”なんやと思っています。プロでもなんでもないですけど。Mさんのなんだか分からないもやもやとしたネガティブなもの(だと思います)も”自転車に乗ること”の一部なんだと思います。楽しいだけじゃない。こんなこともあるんやと、こんな思いをせなあかんこともあるんやと、肝に銘じて乗り続けたいと自分は思います。なんだか抽象的すぎてすいません。
最後に、何度も言いますが、最高に楽しい夏でした。いろんな想いを重ねつつ楽しく走って、また来年も頑張りましょう!
●にしやんありがとう。
しんどい練習も、楽しい決起集会も、みんな4人で分け合ってきたのに、怪我だけは分け合えないことだけ残念やわ。
今やから言うけど(笑)、ゴール地点で待ってるとき、「誰かもう1人ちぎれて失格なれへんかな~、おれだけゴールできへんなんて恥ずかしいやん~」ってちょっと思っててん。まさかこんなことになるとは思わなかったからほんまにDNSなったときは足震えたわ。
怪我も自転車のうち、、、まあどんなスポーツもそうやと思うけど、そういうリスクから逃げてたらなんもできへんからね。にしやんが理解ある人間でよかったよ。おれがメンバーに選んだだけのことはある(笑)!