趣味

ワケあって丁寧な文体使ってましたが違和感バリバリなので戻します(笑)。これからもよろしくお付き合いくださいませ。
 
 
 
 
 ちょっと前に木馬で呑んでるときに店長が、「サーフィンでもやってみたいな~」と言った。サーファーというと私にとってチャラけたイメージが強いのだが、茅ヶ崎や湘南方面に住んでいたこともある店長にとって、私よりももっと柔軟にサーファーを「純粋に趣味を楽しむ人」として捉えることができるようである。
 
 私がどうしてサーファーを嫌いになったかをここで書くと書ききれない恐れがあるので省略するけど、簡単に言うと「サーファーに彼女を盗られた」からである。←短いやん!
 
 まあそれは置いといて、「サーファーって朝早くに起きて仕事前に波に乗ってそれから仕事に行って、夏でも冬でも関係ない。それはもう趣味の域を超えて生活の一部になってる」とおっしゃる。なるほど。つまり我々にとって自転車もそんな感じなのだろうか。私も一応趣味は自転車ということになってるけど、通勤は自転車だし、遠いところまで自転車で行くし、交通手段の中に自転車はリッパに選択肢に入っている。趣味という域を超えて生活の一部になっている。
 
 店長に至っては商売だから、私の領域よりもさらに上を行く。生活の一部どころか生活そのものである。もっと言うたらこうやって私と呑んでるこの時間も仕事の一環なのである。“居酒屋木馬”も営業活動の一つであり、逆に言うと“残業”である。閉店間際にワラワラと集まるアルカホリック達の片手にぶら下げられている酒は、店長にとっては残業手当なわけだ。
 
 またハナシが横道にそれたけど、とにかく何かもう一つぐらい趣味があってもええかなあと。出来る出来ないに関係無く(多分サーフィンなんて絶対ムリ。ネットサーフィンがいいところ)やるならサーフィンかなあ、とのことである。
 
 私は前述の理由からサーフィンなど全くしようとも思わない。でも年配のジジイサーファーはかっこええなあとは思う。海岸線の家の塗装が剥げた壁に古いボードを立てかけ、ポーチに佇み波を見つめ、外国のタバコを吹かしているオッサン。見た目はベタだけどマイク真木みたいな。隣にゴールデンレトリバーでもいればサイコーだ。そういうジジイは、ジジイそのものだけでなく、ボードも家も海も全てセットでかっこいい。趣味が生活の一部になるということは、かっこいいことなんだきっと。
 
 私も今さら趣味を増やそうとは思わないが、自転車はこのまま続けるだろう。ジジイになっても色あせたケルビム号で清滝峠を軽やかに登りたい。私自身と、ケルビム号と、清滝峠がセットになってかっこええジジイになりたい。犬は追いかけてくるからいりません。
 

趣味” への7件のフィードバック

  1. 4年程前の大台ケ原ヒルクライムでオイラをかる~く千切った71歳の爺さん、名前は忘れたけどオイラの中ではヒーローです。

  2. ●金剛アニキ
    大台ケ原とか吉野とか、特に奈良の山奥には屈強なジジイが多いような気がします(笑)。
     
    ●manアニキ
    それこそきっと普段の生活の一部なんでしょうね。
    我々もそろそろ老後のことを見据えて鍛えないといけません(笑)。

  3. 先週、極寒豪雪氷点下の日本海でサーフィンしてる人がいました。
    極寒で自転車乗る我々と同じアホ臭がしました。
    せめてアホかっこいいということにしましょう。

  4. ●mijiアネキ
    サーファーに言わすと冬の方が波がエエらしいよ。
    日本海にはアホがたくさんいます(笑)。
    自転車乗りと波乗りはアホクサさが似てる気がしますね
    両方やろうとしてる店長って・・・・。

  5. 今現在、自転車にぞっこんで以前は
    サーフィンとかウィンド(サーフィン)に
    熱中してた、、、いう人、けっこう多いですよ。
    ゲレンデまでの往復の労力と時間がネック
    なんでしょうかね->大阪在住。

  6. ●ロラあにき
    そうですよね。ボクもスキーにハマってた時期があります。
    今から思えばなんであんなめんどくさいことが好きやったんでしょうか。大阪人はヒトに影響されやすいのでしょうかね(笑)。

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